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2006.04.26
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「授業デザインとは何か」を考えるとき、「反省的実践」ということばによく行き当たる。「反省的実践」とは何か。佐藤学氏は、「授業研究入門」の中で次のように述べている。

 ・・・・・

 わが国の授業は、今、大きな転換点を迎えている。その転換はさまざまなことばで語られているが、これまで受動的な位置におかれてきた子どもの学びを能動的な位置づけを与え、伝達と習得という閉じたシステムにおいて構成されてきた授業と学びを、対象(教育内容)の意味を構成し人と人との関わりを構成する多元的で重層的で力動的な実践として再構成する転換として見ることができるだろう。この授業におけるパラダイムの転換は、わが国だけの現象ではなく、欧米の授業にも共通する現象であり、「技術的実践(technical practice)」から「反省的実践(reflective practice)」への転換という概念で表現されてきた。

 ・・・ (中略) ・・・

 これまでの事例でも明瞭なように、「技術的実践」としての授業がプログラムや発問や指示の技術という「見える実践」として展開されるのに対して、「反省的実践」としての授業は、状況に対する「省察」や方略の「選択」や「判断」として、教育内容の意味と人と人との関わりを「デザイン」する「見えない実践」としていとなまれている。そして、「技術的実践」が、プログラムや授業技術という「科学的原理」に基礎をおいているのに対して、「反省的実践」は、教師の経験と認識に培われた「実践的見識」を基礎としている。

 ・・・・・

「見える実践」から「見えない実践」へ。「プログラムや技術」から「『省察』『選択』『判断』としてのデザイン」へ。「原理」から「見識」へ。私たちが授業観を転換する方向性であろう。





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最終更新日  2006.04.26 17:51:42
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共通点と相違点  
濱本 さん
 いわゆる「授業がうまい先生」が行っている授業(机間指導の中で、子どもの考えを把握し、それを指名によってつなげていくこと)と前日のブログにある「シナリオづくり」とは、その授業で得た学びを共有する過程に重きをおくという点について違うのでしょう。これまでと何が同じで何が違うのか、自分自身でも整理してみたいと思います。

Re:共通点と相違点(04/26)  
秋田先生も、「これまでの授業の中にある」と話されました。やはり、授業デザインとは、これまで授業に対する「切り口」や「とらえ方」の違いだと考えています。 (2006.05.02 14:50:25)

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