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2006.08.04
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カテゴリ: その他
「日本初等理科教育研究会中央夏期講座」の2日目である。今日は、筑波大附属小の露木先生の公開授業と、文部科学省調査官の日置先生の講話である。

露木先生の授業は、「つわり」を取り上げ、その時期の胎児の重さを予想するというものである。もちろん、その「矛盾」に着目していくものだが、授業に一場面にくぎづけになる。その場面とは、新生児の模型(ねんどで、おおよその大きさ、重さにつくったもの)を、子どもたちに「抱かせる」場面である。この授業を、私は一人一人の「受け止め方の違い」に着目して見ようと考えていたのだが、そのときの子どもたちの姿に、そんなことなどふっとんでしまう。大事そうに本物の赤ちゃんのように抱きかかえる子どもたち。1体しかなかったのだが、隣の子どもからていねいに渡されて、おそるおそるその模型に触れる子どもの姿がである。なにか、そこには「実感」を越えたものがあるように感じた。「映像」と「本物」の関係について研究を進めてきた私にとっては、もう一つの「本物」を見つけたようなショックであった。

日置先生の話では、「OECDのキーコピテンシー」と「言葉の重視」が心に残る。キーコピテンシーとは、読解力などのリテラシー上位概念、つまり学力観である。
この「OECDのキーコピテンシー」は次の3つである。

(1)社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力(個人と社会)
(2)多様な社会グループにおける人間関係の形成能力(自己と他者)
(3)自律的に行動する能力(個人の自律性と主体性)

本校のめざす子どもの姿にも一致する部分が多いと感じた。また、「言葉の重視」の中で、「読んで書く」「聞いて書く」「読んで話す」「聞いて話す」の4パターンを使い分けていくことを話された。あまり、考えたことのない「分野」だったので、新鮮に話を聞くことができた。8月の終わりに、もう一度日置先生の話を聞く機会がある。それまでに「整理」し、理解を深めたい。

2日間の研究会であったが、一年一年「有意義さ」と「楽しさ」が増す。来年は、もっと楽しむことができるよう、研修に励みたい。





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最終更新日  2006.08.23 15:34:17
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