みちたさん。遅くなってすみません。

まず、「どうして、そんなに難しいことができるのか」ということですが、あきらめずに子どもも教師も最後まで「もがく」こと。さらには、そのことを教師が楽しむことができれば、子どもも変わると思います。

次に、「どうして、子どもたちはよく話し合うのか」ということについては、いろいろ心がけることはあるのですが、やはり、教師が「まかせること」「待つこと」が大切だと思います。もちろん、教師との「距離」なども含めて学習形態など、物理的な面も大きいと実感しています。

まだまだ不十分ですが、とりあえず今回はここまでということで。 (2012.07.04 16:41:32)

授業研究のあしあと

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2012.06.21
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今振り返ると、秋田喜代美先生(東京大学)との出会いは、この6年間の研究だけでなく、私の教師人生を大きく変えるものであった。この研究室訪問のとき、慶應義塾大学の鹿毛雅治先生を紹介していただいたり毎年夏に熱海で行われていたアクションリサーチ研究会に誘っていただいたりした。また、佐藤学先生(学習院大学、当時は東京大学)の研究に関心をもつきっかけになった本「新しい時代の教職入門(秋田喜代美・佐藤学編)」もいただいた。

しかし問題なのは、なぜ「わたし」は秋田先生を訪ねようと思ったのか。当時のblogを読み返してみると、当時研究部長だった宮脇先生から「『未来の学び』をデザインする(美馬みのり・山内祐平著)」という1冊の本を紹介され、何となく「授業デザイン」という響きに「新しさ」を感じていることが分かる。そして、「授業デザイン」に関する本を探すなかで、秋田先生の「子どもをはぐくむ授業づくりー知の創造へ」にたどり着いたのである。しかし、そのときの「わたし」は「授業デザイン」そのものよりも「新しさ」に飛びついていることが分かる。

当時のblogに「わたし」は次のように書いている。

 **********



「授業デザイン」とは何か。研究会の中でも一番の議論になった。美馬のゆり氏・山内祐平氏は「『未来の学び』をデザインする」のなかで、次のように述べている。

 ・・・・・

 私たちが「デザイン」という言葉を使うのには理由があります。教科書にきちんと記述できること、すなわち、構造化された知識や目標が明確に決まったことを教えることについては、教育工学の領域を中心にここ数十年間研究されてきました。教育という営みに、工学的な設計方法を適用するというものです。学習目標を細かく分析し、やさしいものから難しいものへと段階を追って教育する方法です。一方、本書で取り上げたような、複雑で創発的な学びについては、長い間、職人的、芸術的なものとしてとらえられてきました。このような学びを成立させることができる人は、一種の達人として扱われてきたのです。
 「デザインする」という活動には、必ずそこに目的があり、対象となる人がいます。デザインは人が媒介する活動であり、誰がやっても同じようにできる解の算出をめざす工学とは異質な要因を持っています。しかし、同時に芸術ほど属人的でもなく、一定の方法論は共有できる活動でもあります。
 私たちは、デザインという営みが持っているこのような特徴に注目し、新しい学習環境を構築するときの中心になる概念として、デザインという言葉を使っています。そこでは目的、対象、要因、そこへ至るまでのプロセスなどを意識した活動という意味が込められています。

 ・・・・・

もちろん、この文だけでは「デザインとはなにか」ということに答えることはできない。しかしながら、私たちが昨年まで「協同的な学び」をめざすなかで、具体的にできなかった部分を明らかにするための「切り口」になるのではないかと考える。2月の研究発表会の中で、「どうして、そんな難しいことができるのか」「どうして、子どもたちはよく話し合うのか」という質問に対し、私は明確に答えることができなかった。

また、「なぜデザインなのか」「これまでの授業設計と何が違うのか」という疑問に対して、いま答えられるのは「複雑で創発的な学び」、つまり、「協同的な学び」の実現をめざしているということである。

 **********

やはり、「わたし」にとって「授業デザイン」は、まだまだ「切り口」「方法」なのである。





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最終更新日  2012.06.21 18:11:16
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興味深く読んでいます  
みちた さん
興味深く読んでいます。

今は,「どうして、そんな難しいことができるのか」「どうして、子どもたちはよく話し合うのか」という質問に対し、明確に答えることはできるのでしょうか。

たぶんできると思うのですが,どういう答えになるんでしょうね。 (2012.06.22 09:22:01)

Re:興味深く読んでいます(06/21)  
ハラグチ  さん
みちたさん、ありがとうございます。


>今は,「どうして、そんな難しいことができるのか」「どうして、子どもたちはよく話し合うのか」という質問に対し、明確に答えることはできるのでしょうか。

少し考えて、来週にでも「答え」を書いてみたいと思います。
Facebookも始めましたので、そちらもご覧ください。
(2012.06.22 15:14:27)

Re:興味深く読んでいます(06/21)  
ハラグチ  さん

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