博報堂は1月23日、2009年1月の「 消費意欲指数 」を発表しました。
1月としては調査以来、過去最低の水準で、2008年12月に続き2カ月連続で
過去最低値を記録したとのことです。
この消費意欲指数とは、月別の消費の先行指標をまとめたもので、
1993年より実施されています。
「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を
100点として、あなたの2009年1月の消費意欲は何点ぐらいでしょうか?」と質問した
結果を「1月の消費意欲指数」として集計しているそうです。
家づくり、家族の合意形成が必要な高額消費にあたって注意すべき切り口で観たときに
特筆すべき点は、男女別の消費意欲指数が男性が先月比4.2ポイント減少、
前年同月比3.5ポイント減少の46.1点で1月としては過去最低値。
女性はそれぞれ3.4ポイント減少、1.6ポイント減少の57.1点で2005年以来の低さ。
また、男女差が11.0ポイントと大きく開いたのも目立ちます。
同時調査の生活力点の「モノ消費」項目をみると、男女ともにダウン傾向にありますが、
特に男性では「日常的な小さな」「中くらいな」「大きな値の張る」買い物の3項目とも
先月に比べ大幅にダウン。また他の項目で目立つ点は、女性で「趣味・遊び」に
力を入れたいという人の割合が生活力点調査を開始した2000年5月以降
最低になっているそうです。
また「余暇・レジャー」も過去2番目の低さ。
女性は家計防衛に追われ、日々の暮らしに余裕がなくなっているから
このような結果になったのかもしれません。
要約すれば、原油価格や原材料、穀物価格の低下で物価上昇は鈍化しているものの、
企業業績の悪化による雇用不安や所得減など 「暮らしに対する懸念」 が
増大して生活防衛意識がますます高まり、今後は消費面でも選択と集中が一段と進むと
予測されるわけです。
家を建てるにあたって、家族の合意形成が必要なことは云うまでもないことですが、
ここまで消費意欲が冷え込んでいるなかで、我々の立ち位置がいっそう重要になることは
この指標をみても間違いないようですね。
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