これから家を建てる、リフォームする方々にとっても目が離せないものになります。
その理由とは、日本が実用化で一歩世界の先を行く電気自動車(EV)/プラグイン
ハイブリッド車(PHV)の存在です。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、最新のEVを前に「自動車メーカーが
車づくりだけに集中する時代は終わった」と宣言しています。
日産自動車は昨年12月にリーフを発売し、全世界で2万台を販売。
EV販売台数を見ると、日産自動車が世界市場の先頭に立っています。
あわせて、日産はEVを電源にした住宅も展示。
屋根には太陽光パネルもあり、「効率的なエネルギー管理ができる」(ゴーン氏)。
EVを家庭の電源にするシステムを年度内に実用化する予定です。
三菱自動車も軽のEV・アイミーブの電池から電気を取り出して、家で使う生活の
イメージを展示。益子修社長は「今後活用が増える自然エネルギーは出力の変動が
大きい。(変動を抑えるため)EVにためた電気を活用できる」と語っています。
また、三菱自動車が参考出品している『Concept PX-MiEV 2』で掲げている
基本性能目標は、モーターのみのEV走行で50km以上の走行可能距離。
PHVとしての複合燃費については60km/リットル以上を目指し、航続距離は
800kmを目標としています。
また、ご存じの方も多数と思われますが、トヨタ自動車は11月29日、
来年1月30日に発売予定の「プリウスPHV」を公開。
電池容量を従来プリウスの約3倍に増やし、満タンに充電すれば電気だけで
26km走行可能なので、日常の買い物程度なら家庭で充電した分で十分まかなえます。
ガソリン1リットルあたりの燃費は61kmと、ハイブリッド車(HV) の2倍。
一度満タンにして、自宅駐車中は充電するようにしておくと、しばらくの間給油の必要
はなさそうです。
スズキでも、『スイフト』ベースのシリーズ式PHVを『スイフトEVハイブリッド』
として参考出品。
技術担当の本田治副社長は、「フル充電からのEV走行距離は30kmが可能」と公表。
『スイフトEVハイブリッド』は、家庭などでの外部充電は200ボルトだと1時間半、
100ボルトでは4時間で充電するので、近郊の移動であればEVで十分まかなえる
走行距離になります。
これらのEV/PHVで必須となるのが、家庭用充電設備。家庭用充電設備は、
すでに各社から発表されていたり、すでに新築物件の標準仕様となっておりますが、
市場に出回っている(つまりあちこちで走行している)EV/PHVの絶対数が多くなかった
ことから、今まではどちらかというと“必要なのか、必要ではないのかよくわからない設備”
のひとつでした。
ただ、11月30日にトヨタホームとミサワホームイングの各支店でプリウスプラグイン
ハイブリッドの家庭用充電設備の販売から設置工事、アフターサービスまで提供すると
発表。
あわせてポールタイプと壁掛けタイプの充電器も発表しています。
要は、プリウスプラグインハイブリッドを注文すると、ほぼすべての方がトヨタディーラー
各社を通して家庭用充電設備を導入するものと想定されるのです。
なお、充電用コンセントはEV充電用コンセントとして差込プラグとともに2010年9月に
日本配線器具工業会で規格化されていますので、これから家庭用充電設備を導入する
にあたり、コンセントの形状違いで悩むことはなさそうです。
いままでは新築、大規模なリフォーム工事や外構工事の際、EV/PHV家庭用充電
設備を積極的に導入する方はいらっしゃいませんでしたが、これからは、どの会社で
新築大規模なリフォーム工事や外構工事を行うにせよ、EV/PHV家庭用充電設備
の工事は必須になりそうです。
EV・PHV充電設備を、非常時に自宅に給電するためには必要となるシステム。
現在乗っているクルマの大半が、将来間違いなくEV/PHVになることを予想すると
特に新築の場合は、HEMSの導入を視野において検討を進めていくほうが良い
のかもしれませんね。
新車の買い換えサイクルが8年以上(2009年調べ)になっているので、あわてて
充電設備工事をする必要はないのかもしれませんが、クルマを買い換えるときに
慌てずに済むよう、いっしょに充電設備工事も予算化しておく配慮をしておいたほうが
良いかもしれません。
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