格物致知~ゆとり世代男子の思い想い~

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さいとうじゅん

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悪女6814 @ Re:死体の後片付けをする仕事=特殊清掃員(10/06) おはようございます☆彡 寒くなってクリス…
narcisse7 @ Re:黒田日銀総裁のバズーカ砲について(09/25) コメントありがとうございます。おもしろ…

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2016.10.01
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カテゴリ: 経済
今週、日本銀行の黒田東彦総裁は各所で挨拶を行い、金融政策についてアピールを欠かしていません。

9月26日、大阪経済4団体共催懇談会で挨拶
9月27日、記者会見
9月29日、全国証券大会で挨拶
9月30日、カナダ銀行・日本銀行共催ワークショップで挨拶
(日銀H.P.の更新情報一覧 http://www.boj.or.jp/whatsnew/index.htm/ )

こうした内容が、私たちのような国民一般にインターネットを通じて公開されるのは素晴らしい事だと思います。
しかしそれだけに、政策に対して各自が意見を持たなければならない理由にもなり、漫然とテレビを見ていてはいけない、と気を引き締められる思いもあります。

臨時国会が9月26日に開会し、政府からは2016年度第2次補正予算案が提出されました。
新しい金融政策が動き始め、政治も財政も徐々に方向性を見据えて動き始めていく様子です。

そこで、読売新聞とメルマガに掲載された識者の意見を集めてみました。

伊藤元重(学習院大学教授)
…
量的・質的金融緩和が限界を迎えていると指摘されていた中で、大規模な金融緩和の継続を明確に示したことは重要である、と語る。日本経済が早期にデフレ脱却を果たすために、超低金利政策の継続は欠かせない、と主張する。
また、デフレ脱却のためには、金融政策だけではなく、財政政策や成長戦略を効果的に組み合わせて大きな効果を上げていくことが重要である、と

河野龍太郎(BNPパリバ証券チーフエコノミスト)
…
日銀の措置は、国債の大量購入による金融緩和政策が限界に来ていることを示す、と語ります。
一時しのぎの金融緩和ではなく、根本的には構造改革に取り組み、成長戦略で経済の実力を高めるべき、という主張です。

嶋中雄二(三菱UFJモルガン・スタンレー証券景気循環研究所所長)
…
マイナス金利を始めたときから円高・株安となってしまったものの、今回の金融政策で長期金利が上がり、金融機関の収益は確保され、物価目標に関して強く踏み込んだ姿勢には一定の評価を見せますが、長期金利の操作まで行うことには反対のご意見です。

小宮一慶(株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役)
…
日本銀行の国債買い入れ金額の拡大という「異次元緩和」は所詮カンフル剤であり、結局、物価は上昇しておりません。
その上でのマイナス金利は、「劇薬」と述べられています。
本物の成長戦略を打ち出せない中で、黒田総裁を「持久戦を強いられる、最前線に取り残された司令官」のように見える、と手厳しく表します。

ミシェル・アグリエッタ(パリ第10大学名誉教授)
…
物価上昇率が2%超になるまで金融緩和を続ける方針を、他の中央銀行に先駆けた取り組みになるかもしれない、と期待しており、他の中央銀行も物価目標を見直す動きが出るかもしれない、と予想しています。

ロバート・アラン・フェルドマン(モルガン・スタンレーMUFG証券チーフエコノミスト)
…
金融政策の検証を行い、政策の枠組みを変更したことを評価しています。

デイビッド・ウェッセル(米ブルッキングス研究所シニアフェロー)
…
日本銀行が金融政策の枠組みを変更し、金利の操作に軸足を移したことは壮大な実験であり、大胆で凄い、と評価しています。

参考文献:読売新聞(2016年9月22日,12面、2016年9月30日,13面)、小宮コンサルタンツメルマガ(2016年9月27日)

このように識者によって異なる意見が出る、というのが、経済学の難しい所なのでしょう。
各自の意見が、どういう立場から、どれくらいの市場規模や期間を考慮しており、誰にとって何なのか、が分からないため、意見が異なっていること自体に対して、異論を唱えることも難しいです。

ただ、国内のニュースから聞こえる反論に対して、海外の識者が一様に高評価であることが興味深い点です。
実験的な試みに対しての、部外者としての意見だからでしょうか。

しかし、いずれも部外者の批判であり、当の実行者の立場に立って考える視点と、社会の誰の視点に立って考えるかの視点の両方が必要であるように思えます。





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Last updated  2016.10.01 16:39:31
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