かつてすでに気が付いていた一番大きな部分は 「Here the ship sailed out into the blue and sunny moon」が 「Here the ship sailed out into the blue and misty moon」 この部分だけでも、希望を抱いて出発したはずの船は、その後の未来を暗示する霧深い夜に(混沌とした中での出発に)置き換えられているわけです。
そして良く聞いてみると、前置詞や副詞が微妙に替えられています。 「in from the blue.(希望を打ち砕かれながら)航海の果てに帰ってきた船」は 「came from the blue.(そもそも混沌とした出発だったので)単に航海から帰ってきた船」になり、 持ち帰った新天地の発見は 「News of a world.全地球に関わる(重大な)ニュース」ではなく 「News for the world.全地球のための素晴らしいニュース」になるわけです。
つまり ブライアンの作り出したSFは -希望を持って出航し -皆のために孤独な日々に耐え(For many a lonely day.) -生還したものの、失ったものへの郷愁に打ち砕かれ、新天地の未来は必ずしも希望的では無いかもしれない・・・と暗示される歌が フレディによって -混沌と不安を抱きつつ出航し -沢山の孤独な日々を経て(For so many a lonely day.) -生還し、開拓者たちの犠牲の下に、素晴らしい新天地への展望がある・・・となっています。