ガリバー修行記

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2006.09.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類


ものすごく大きな事になった。


北極料理道入門


斎庭(ゆにわ)ができれば、私も厨房に立つことになる。


料理はもともと好きだったから
昔先生に「僕も料理がしたい。」と紙に書いて渡したことがあった。
そのときの返事は
「今は人数が多くて僕もキッチンに入れないからねぇ笑」





今日からキッチンに立つのは自分と、助手の2人だけ。

直子師範の作ったメニューをそのままもう一度作るというスタイル。
初めての料理教室のメニューは斎庭の基本

土鍋で炊いた白飯
鰺の一夜干し
ひじき煮
インゲンの胡麻和え
キュウリの浅漬け
吸い物


直子師範がやっていた手順を思い出すのに一生懸命で
“料理をつくる”というような感覚まで
至っていなかったような気がする。

結果・・




吸い物に入れる卵豆腐には“す”が入り
途中まで作り忘れていたキュウリの浅漬けはほとんど塩味が無く
早く食卓に並びすぎた鰺の一夜干しは冷めてしまっていた

ご飯を炊くっていう一番基本的な事も
実はものすごく奥が深く、難しい。

H180926-1.jpg

次は絶対に美味しくつくる。





直子師範の作った料理を食べ終わったとき
こんな話をしていた。


先生
「僕も包丁新しいのに替えようかなと思ってね。
   今の包丁が全然きれへんのよ。

   前も何か切ってるときに、ズバッッ!
   って自分の指切ったかと思ったら全然切れてなかったからね。」

美味しい料理を食べながらの和やかな談笑。

でも、先生の談笑の中にはいつも想像を絶するような
教えや意味が込められている。


先生は京都の包丁・調理道具の老舗『有次(ありつぐ)』の袋から
包装紙に包まれた長細い箱を取り出した。


これが先生の新しい包丁か・・。

先生が使うものには興味津々だった。







次の瞬間・・

先生はふとその包丁の箱を両手で高く掲げると













パチン






先生
「はい。」


と、横に座る私にその包丁をスッと差し出してくれた。

「開けてもいいですか?」と聞くと笑顔の先生。


その箱の中には『北極流 政輝』という文字の彫られた綺麗な包丁があった。
ステンレスと鋼、両方の特徴を活かした『平常一品』という包丁。


先生
「包丁にはその人の気・魂が込もるからね。
いつもの思いや気持ちが全部入るんよ。

魂、込めていってな。」



ありがとうございます。
新しい相棒です。

H180926-2.jpg

H180926-3.jpg

これからよろしくお願いします。

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Last updated  2006.09.28 11:25:53


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