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2013年01月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回のMAKERS読後感の続きです。

(人は自分が手を加えたものに非常に価値を感じるので)自分が参画したプロジェクトに対して同様の製品以上の値を付ける傾向があり、独自色を出すことができる。独自色が出せれば、高い利益率を保つことができる。

ものづくりは今後小ロット生産による個人MAKERの時代がやってくる。それは大企業の時代の終わりを意味するものではなく、大企業による「独占」の終了を示す。ニッチな分野に個人MAKERが入り込むことで、多様化する顧客のニーズ(多様化してきたのではなく、元々潜在的に多様化のニーズがあったのに、供給面がそれに応えることができなかった)に対応できる。

それは丁度ビンの中に入れたビー玉が大企業として、その隙間(ニッチ)に砂を詰めるのに例えることができる。その砂の一粒一粒が個人MAKERであり、それで社会の需要を満たすことができる。

それはアトム社会におけるロングテールである。ロングテールとは無限の陳列とほぼ同義語で、今やネットで探せば自分の欲するものが必ず見つかるが、今後は自分で簡単に低コストで作れるようにすらなる時代の到来である。

最終的には大部分を占めている中国での製造(=人件費の小さい国に生産を委託するというものづくり)は優位性を失うものの、中国は今は各部品のサプライチェーンが調っているため、まだ優位性が続く。小ロット生産のニッチなものは移動コストのかからない国内で、大規模な生産はコストの安い海外で、というような場面場面に応じた棲み分けが行われるだろう。

そもそも模倣品を作る「山寨」の技術は(倫理的なものは別として)究極的なオープンシェアの形だと受け入れられれば、ものすごいイノベーションの可能性を持っている。ネットによる共有と、3Dプリンタを始めとする環境が整ったことで、手先が不器用な初心者でもものづくりを始められる。誰でもアイデアさえあれば大企業と同じ土俵で戦える素地ができた。

・・・他にも色々と自身の実体験を交えた内容で書いてくれていましたが、私の中で印象で残ったのは大体こんな感じです。正直同じような内容が繰り返し書いてありますし、全ての製造業に同じことがあてはまるとは思えませんが、ものづくりの流れが変化する下地が調っているということを彼は教えてくれます。

毎回氏の著作を読むたびに「今のこの世の中が何故このように動いているのか」「今まで非常識であり得ないと思っていたことが常識になっている」という新しい発見があり、知的好奇心を非常にくすぐります。






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Last updated  2013年01月18日 08時10分32秒
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