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昨日、3連休の初日は地元青砥で行われた表記のコンサートへ行ってきた。このコンサートは、昨年に引き続き日本の気鋭の作曲家5人に有名なクリスマスソングのアレンジを委嘱し演奏するというもの、その作曲家は、森田花央里、上田真樹、松永ちづる、狭間美帆、加藤昌則・・・昨年は、最初 ということでこの5名が各2曲づつアレンジした全10曲をメインに据えたコンサートで、とても素晴らしいアレンジと演奏でとても感動させていただいた。とくに個人的趣味から言うと、クラシカル担当(本人談)の上田真樹さんの「きよしこの夜」には、完全に心を奪われてしまった。 ということで、とても期待して会場に向かった。で、アレンジと演奏の方は期待通り・・・今回は、前回演奏した10曲を含めた計20曲の演奏・・・すべて知っている曲にたいしての新しいアレンジ、しかしかなり難易度が高い、でもそれをさらっと聴かせてしまうハルモニアの実力は素晴らしいものだった。 今回アレンジの楽譜も購入したのだが、やはり難易度は高いので、私自身が歌っている環境ではかなり自分で歌うのは難しいか?どうしてもソプラノの高音維持と表現力がかなり要求されているのが一番の問題・・・ ところで、今回のコンサート、1点だけ苦言をいれるとすると、それは演奏環境・・・ホールの音響が少し今回のレパには合っていなかったように感じた。いつもの渋谷、府中、川口の各ホールと比較すると若干空間が広い、その影響か声の残響が分散する感じ・・・ハーモニーの透明度が抜群のハルモニアだけにこれは少し残念、前回の川口での演奏会の音の方が私には良かった。このホールで演奏するのであれば、もう少し楽器などを入れたようなレパの方が良いように感じた。 最後に、後半の曲紹介のとき、壇上に上がってお話をし席に戻ってきたとき森田さんが、ぼそっと「笑いが足りなかったかなー」とつぶやいてたのが可愛かった。
2016.12.24
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昨晩は、表記を聴きに池袋の東京芸術劇場に行ってきた。この大学グリーの定期演奏会は、私が名古屋の学生時代に、現在はすでにない、愛知文化講堂で行われた第105回定演以来だった。当時のワグネルは100人を優に超える大規模で、指揮者も木下保、畑中良輔というこれも今は亡き大先生が振られていた。で、35年ぶりに聴いた演奏は、もう素晴らしいの一言・・・当時と比較して人数的には若干減っている・・・とは言っても60人以上・・・が発声や表現、ハーモニー全てにおいて当時とまったく遜色ない・・・というか、雨森先生に客演依頼し、しかも演奏した曲が今年の5月のCAが初演した松本望作曲の「二つの祈りの音楽~男声合唱とピアノ連弾のための〜」(編曲版初演)を行うなど、外部の新しい合唱音楽も積極的に取り入れて、さらに進化していた。でも、特に思ったのは、この合唱団の歴史なのだろうが、本当に聴きに来ている人を楽しませようとする姿勢が見事という他ない。プログラム的にも、ドボルザークに始まって、千原作品、松本作品、で最後にグノーのオペラ「真珠取り」から・・・で、アンコールは、雨森先生指揮の三善晃編曲「夕焼け小焼け」に始まり、多田作品の「柳河」「雨後」・・・で慶応の応援歌などで締める。もう私のような男声合唱マニアにはたまらない演奏会だった。
2016.12.19
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昨日は、先日入会した男声合唱団の今年最後の練習で音楽監督の先生によるご指導だった。練習したのは、多田作品の「雪明かりの路」から2曲・・・ ところで、大学グリーの男声合唱というと多少誤解があるので書いておくのだが、胸声にこだわり迫力重視、ハーモニーの精度にはあまりこだわらない・・・というのは認識が若干ずれている。私が学生時代、大学グリーで男声合唱を歌っていたのだが、当時聴いた一流の指導者による一流大学グリーの演奏は、ハーモニーにこだわらないなどどいう低レベルの演奏ではなかった。まあ100人を超えるような大規模合唱であるので、少人数アンサンブルのような透明感を持ったハーモニーには、なりようがないのは当然なのだが、その中でも整然としけっして迫力だけに特化した演奏ではない。 では何故そのような誤解が生じるのか・・・それはそのような上質な演奏をする団体や一流の指導者が単に少なかっただけ。指導者がいなければ、たかが大学生レベルの練習では発声や合唱音楽に対する理解が深まらなかったと言えるのではないだろうか?現在は指導者の数も増え、上質な男声合唱を演奏する団体も増えてきてはいるが、男声合唱フェスなんかで多くの演奏を聴くと、そのような胸声にこだわったような旧態然とした演奏もまだまだ多いのも事実ではある。 10年~20年前くらいの間、大学グリーで男声合唱を歌う人数がかなり衰退していた。実際、私の出身大学においても、男声合唱団から混声合唱団になったり、廃部になったりしている。まあ、これは男声合唱だけでなく、大学全体の合唱活動が停滞していることも事実ではあるのだが・・・ ただ、ここ最近は多少大学グリーも復活傾向にあるのではないだろうか?一流の指導者による指導は、本当の合唱音楽の楽しさをゆっくりではあるが浸透してきている感じはしている。また、大人数のハーモニーではなく、少人数の透明感のあるハーモニーも追求する若い人も増えてきている。これもまた合唱の楽しさのひとつであり、形態の多様性で自分にあった合唱を追求していけば良いと思う。 「合唱」という音楽様式は、楽器や独唱とは違い、「歌詞とハーモニーの融合」という聴いている人の心を動かしやすい要素があるのではないだろうか? ということで、今日は芸術劇場へ名門の「慶応ワグネル・ソサィエティー男声合唱団」の定演に35年ぶりに聴きに行く。最初に書いた学生時代に聴いた一流大学グリーの演奏というのは、記念定期演奏会で名古屋に来て演奏した、まさにこの合唱団・・・
2016.12.18
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以前も同じようなテーマで日記を書いた記憶があるのだが、この1年、混声内声テナーを経験し、このテーマについてもう一度書いてみたくなった。 ということで、今日のタダタケを歌う会の練習は、35年前に歌った「雪明かりの路」から「春を待つ」と「白い障子」の第一回練習・・・35年前に歌っているとは言え、やはり最初はなかなか上手く歌えなかったのだが、歌っているうちに記憶がよみがえってきて、最後はほぼ暗譜状態で歌うことができた。今日は音楽監督の先生ではなく、アンサンブルリーダーの指揮での練習だったのだが、ここのアンサンブルリーダーの音楽性や指導力は高い・・・まあ、慶応ワグネルという名門の学生指揮者経験者でもあるので当然といえば当然・・・ 初見の方もいる練習ではあったのだが、トップに対する指導は、最初とはいえ何も考えずに歌わないように、表現重視、何のためのトップですか?という厳しい指摘・・・これは、内声を経験して当然のように理解できる。最高音パートが表現も何もせず歌うぐらいイラつくことは、内声パートを歌って痛烈に経験している。これは実は発声、表現、すべてできなければ満足しない。とても厳しいことではあるのだが、これができなければ最高音パートの責任は果たせない。 以前、藤井先生からは、「男声合唱を聴きに来る人の8割はトップを聴きに来る」とか、中館先生からは、「トップはその団の顔です」とか、かなり厳しいことを言われてきたのだが、トップしか歌ったことがなかった私には実はピンと来てなかった。が、今はその部分で変わった・・・やはり内声パートは経験しておくことは重要なのだろう・・・ で、練習後は東京混声合唱団のクリスマスコンサートを聴きに行く。まあここはプロ合唱団であるので当然なのだが、しっかりソプラノが聴こえてきて良い、楽しいコンサートだった。やはりこれが混声合唱・・・
2016.12.10
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相澤先生が主宰の、AZsingersが12/30に以下の企画を行うということなので、さっそく参加申し込みしました。楽しそう・・・【猛者求ム】AZsingersと男声合唱歌い納め&忘年会AZsingersが、埼玉の某合唱指揮者宅にて、道中で買ったビールをお預け状態にされて〈バトンタッチのうた〉の稽古を始めたのは、忘れもしない2015年12月30日でした。あれから早一年?まだ一年?経ってしまいましたが、せっかくとってしまったオリセン小ホールを活かすため・・・いやいや、AZsingersが1年間目指してきたものを、男声合唱の今のプレイヤーたちと共有し、メッセージを発信していくため、こんな企画を立てました。 「AZsingersと男声合唱歌い納め&忘年会~古今の名曲難曲、1日でチャレンジ!(作曲家も来るよ)」これまでAZsingersが取り組んできたレパートリーや今後レパートリーとしていきたい作品に加え、KAWAIさんからこのほど出版された「ムズコー」シリーズにも無謀にもチャレンジしていこうというお祭り的な要素も盛り込んだ企画です。12/30、参宮橋に集まって、一緒に歌い収めをしませんか?挑戦に乗ってくださったみなさんとAZsingersで、あんな歌やこんな曲を一日で仕上げルことを目指します。もちろん、音楽的に妥協する気はありません。もしも歯が立たなかったら・・・そのあとの打ち上げで管を巻きましょう!!!◆日時◆ 12/30(金) 歌い納めの部/13:30開演(13:00開場) 忘年会の部/19:00開宴◆場所◆国立オリンピック記念青少年総合センター・小ホール◆参加要件◆男声合唱を歌える方であれば、性別は問いません。◆内容◆以下に挙げるレパートリーを、一日で練習し、録音することを目指す。なお、「この曲は歌わないで聞いていよう」という参加の仕方もOK。歌って良し、聴いて良しの会にしたいです。◆レパートリー◆《いつからか野に立って》より〈虹〉(木下牧子) 《三世代のための二部合唱曲集 白いうた 青いうた》より〈壁きえた〉(新実徳英) 《雨》より《雨》(多田武彦) 〈アカシアの径〉(多田武彦) 《遊星ひとつ》より〈バトンタッチのうた〉(三善晃) 難しいコーラス〈リパブリック讃歌〉(土田豊貴) 難しいコーラス〈スカボローフェア〉(田中達也) 《この星の上で》より〈今年〉(松下耕) 〈斎太郎節〉(竹花秀昭) 〈酒頌〉(上田真樹)いやいや、マジで歌いたい曲ばっかり・・・とくに三善作品のバトンタッチの歌は、私が男声合唱を復活させた初めての演奏会で歌った曲・・・何がなんだかわからないうちに終わってしまって、その後、しなのさんやおえこらさんが歌うのを聴いてもう一回歌ってみたいと思ってた曲・・・楽しみ~
2016.12.10
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今年も残すところ一か月弱・・・12月はけっこう合唱の演奏会があるので、忘備録も兼ねて書き出すと・・・12/4 明大グリー12/10 東混クリコン12/16 室内合唱団 日唱 指揮 中館先生12/18 慶応ワグネル男声12/23 ハルモニア・アンサンブル クリコン12/25 早混12/30 ??? 今年もこれで終わり・・・トータル36回(一か月に3回平均) 来年早々も1/7から、なにわコラリアーズのジョイントがある。また出来るだけ聴きに行くことにしよう。
2016.12.08
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先週の土曜日、新しく入団した男声合唱団の練習は、音楽監督のご指導だったのだが、なんと通常は30人くらい参加しているメンバーが、いろいろ事情でとても少ない練習参加人口だった。特にセカンドは0人でトップの技術系の方がセカンドを一人で歌っていた。 このような少ない人数ということもあり、先生の指導は、発声から歌い方までほぼ個人レッスンに近いような熱の入った練習となった。 基本的な発声は、特に兼団している混声合唱と変わらないが、実際の曲に対するアプローチは、昔の一流大学グリー・・・北村協一先生の伝統を受け継いだものだった。この団は、多田作品しか歌わないのでこのアプローチで全く問題はないと感じた。言ってしまえば一種の伝統芸能・・・ 以前の男声合唱団を辞めてから一年弱、男声合唱を歌うのはTCMCでのアンコール春秋2曲だけだったのが、ここで男声合唱への回帰を行い一気に歌う曲が増えてきた。この団は一か月ほど前に演奏会が終わり、次回(1年後)の演奏会に向けて選曲中だったのだが、その曲が先日ほぼ決まったようで、次回の練習から取り組むことになっている。 その曲は「雪明りの路」・・・伊藤整のテキストによる作品で、多田作品としては初期の名曲・・・これは私が大学4年のとき、チーフとしてメインステージで選曲した曲・・・実際は曲のスケールからグノーのミサ曲がメインとなったのだが・・・ということで、35年前に歌った曲・・・35年前と今でどのような表現の違いが演奏できるかとても楽しみになってきた。 それにしても、混声を経験し視野が広くなったところで、男声合唱の良さや魅力を(もちろん、悪い面もあるが・・・)感じることができるのは、うれしいことだと思う。
2016.12.07
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明大グリー定演を聴きに、杉並公会堂へ行ってきた。明大は、父の母校であるため、最初のエールはなんか懐かしい感じがした。 第一ステージは、学生指揮者による多田作品「在りし日の歌」この曲は、私が学生時代何回か演奏を聴き、多田作品の中でも大好きな曲・・・で、今回の演奏は、なかなか良かったと思った。 第二ステージは、槇原敬之氏のポピュラーソングを、常任指揮者でもあるken-pの編曲・・・さすがにNコン課題曲の編曲も手がけたken-p・・・オリジナルの良さを保ち、学生グリーのノリの良い演奏・・・とても楽しめたステージだった。 第三ステージは、終曲、大地讃頌で有名な「土の歌」これも名曲であるので、なかなか良いステージだったが、少しトップの発声が気になる場面もあった。メインステージは、当間先生による客演指揮での「どちりなきりしたん」これは全5曲、30分にも及ぶ大曲・・・しかし第一声から今までのステージでも一番良い響きがホールを包んだ・・・この会場の音響の良さ(私が今まで歌ったホールの中でも、最も響きが良く歌いやすい)がメンバーの大きな味方になり、当間先生の指揮に食らいついた好演奏だったと思った。そして当間先生のアンコール・・・歌いだした瞬間・・・千原作品の「もう一度」とわかる。この曲は、私自身も伴奏付きではあったが男声合唱で歌っている。アンコールとは言え簡単な曲ではないが、よく表現されていたように感じた。続いて、常任指揮者ken-pのアンコールは、多田作品の中でも最も有名な八木重吉のテキストによる「雨」・・・これを聴いたとき、私の涙腺は崩壊・・・聴きに行って良かった演奏会だった。
2016.12.04
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合唱の練習において通常の練習以外に時間をとり、パート練習などを行う場合がよくある。これで上達すれば何も問題はないのだが、大して上達もしないのに集まって長い時間練習したことに満足してしまっては逆効果なのではないだろうか?そのような時間外のパート練習に意味があるのか?例えば1パート20人くらいの大規模合唱団であれば、パート内のコンセンサスなどをとる必要はあるので、ある程度の意味はあると思う。しかし全体が30人以下の合唱団であれば、「パートのピッチを合わせる」という感覚がもともと違うのではないかと思う。ピッチの正解は、アカペラの場合、アンサンブルのハーモニーの中にしか存在しない。いくらパートでピッチを合わせる練習をしたところで、たぶん何の役にも立たない。逆に、ピッチだけでなく「パートで合わせる」という意識は、自分を抑えて誰かについて歌えば良い・・・という「コバンザメ唱法」につながってしまう。こうなると例えば演奏会場でのリハなどで、客席から聴いている感じの音響の関係で「並び」の変更指示に対して拒否反応を示す。だっていつもとなりで歌っている人が離れてしまうと心もとなくなるから・・・周りで見ていてこれは非常にみっともない・・・NHKのテレビ番組で、ホグセット氏も言われていたように、「合唱は、一人一人が責任を持って歌わなければならない」ということで、責任を持って歌えていれば、並びなどあまり関係はないと思われる。まあ、アンサンブルなので他パートが聴こえにくい場所は少し問題あるかもしれないが・・・とすれば、各個人が責任を持って本番までに自立して歌えるようになれれば、パート練習は不必要だと思う。ただ、弱者を助ける(個人練習だけでは自立して歌えない)場合には、まあ有効なのかもしれない・・・
2016.12.02
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先日の月曜日、藤井先生の団体である樹の会が演奏する表記の演奏会へ、第一生命ホールへ仕事を定時ダッシュで行ってきた。この演奏会は、表題のとおり新実作品個展の3ステージ・・・ 第一ステージは、混声合唱曲「やさしい魚」 このステージは、樹の会メンバー総出演で150人くらいがステージに上がっていた。さすがに普通に作曲された合唱曲で150人は、コントロールするのが難しい感じは拭えなかった。 第二ステージは、混声合唱曲「三つの愛の歌」 これは、逆に人数を30人程度、おそらく樹の会精鋭メンバーのPVDでの演奏だった。この曲、私との相性が単に悪かったのか、仕事の疲れなのか、睡魔に負けてしまった・・・汗・・・ 休憩を挟んで第三ステージは、合唱とピアノのための「黙礼スル」第1番、第2番 この曲は、3.11の震災をテーマに和合亮一氏が書いた詩をテキストに作曲された。この内、第2番の初演は、2015年のトウキョウ・カンタートで演奏したのは今回と同じ樹の会だった。そして私はカンタートでこの初演を聴いている。その時から凄い曲だなあとは思っていたのだが、今回は、第1と続けて演奏されたこともあって強烈に私の心を動かした。 演奏したのは、約100人程度・・・これは、第一ステージとは違って、おそらく作曲の段階から100人程度の大規模合唱を想定し設計された曲だと感じた。これはカンタートで聴いたときもそう感じたのだが・・・通常の合唱曲とは違い、人間の声という楽器の可能性をとことん追求し、和合氏のテキストを表現していたと思った。そして、これを歌いきった樹の会メンバーの底力も素晴らしい・・・このような今までの合唱という枠を超えたような作品を感じる(聴くというより、ホール一体となって感じると言った方が近いか・・・)ことも大切なことだと思う。 自分の好みも大切なのだが、そこだけに執着するのでなく、いろいろな音楽と接することも、自分が歌う側になったとき貴重な体験なのではないだろうか・・・
2016.11.30
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先日、harmonia ensemble第1回国際合唱フェスティバルとして行われた表記の演奏会を聴きに川口リリアホールへ行ってきた。このフェスは、アメリカの合唱指揮者で先日の合唱コンクール全国大会で審査員も努めた、ブレイディ・オールレッド氏を講師に迎えて指揮者マスタークラスをメインに様々なセミナーが行われていた。で、表記はそれを締めくくるコンサートだった。 第一ステージは、合唱指揮マスタークラス選抜受講生による成果披露演奏で、タリス、メンデルスゾーンなどの宗教曲がモデル合唱団でもあるharmonia ensembleにより演奏された。 マスタークラス選抜受講生と言っても、すでに各地で合唱指揮者として活躍されている方々で、その中に昨年広島メンネルコールの演奏会で私が歌ったとき、指揮をされていた寺沢先生も入っていた。 演奏は、すべて素晴らしい演奏でharmonia ensembleの実力を見せ付けるような感じ・・・当然ではあるが、しっかりハモった上でメンバー一人一人の「歌」がしっかり表現される。この表現の方向が完全に一致しているので、音楽としての説得力がすごい・・・ただ単にパートの声を合わせてハモるだけの合唱・・・(これは、個人的には合唱とは言えないと思う)とはもう雲泥の差だと感じだ。 休憩時間に寺沢先生にご挨拶でき、その後FBでharmonia ensembleを指揮した感想をお聞きしたところ、「合唱団のアンサンブル能力が高いので、こちらの音楽性が問われる、という恐ろしさと向き合う・・・という楽しさを感じました」というご返事でした。 第2ステージは、アメリカの民族音楽、フォスターや民謡が歌われた。その中でもアンコールでも歌われた「シェナンドー」は名曲で本当に素晴らしかった。 第3ステージは、ウィティカーをはじめとした現代音楽、これもかなり難しい曲、クラスターがいっぱいという感じなのだが、なかなか良かった。 第4ステージは、ジャズやブルース、スピリチュアル・・・これはもう、本当に素晴らしかった。各メンバーが自由に表現し、それを指揮者のオールレッド氏が操る・・・特にガーシュインの「サマータイム」は最高・・・ソプラノのソリストも雰囲気たっぷりでのノリノリの演奏だった。 プログラム的にも、とても楽しめる演奏会だった。このような素晴らしい合唱を、本当にもっと多くの人に聴いて欲しい気持ちでいっぱいになった。
2016.11.25
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昨晩は、赤坂ACTシアターに久しぶり(10年以上)に「夜会」へ行ってきた。今回で19回目となる、みゆきさんの「夜会」は、すべてみゆきさんの作詞作曲による「音楽劇」・・・私は今回で3回目となるのだが、以前はチケット入手困難な会、なので3回しか行けていない。 「音楽劇」なので、セリフはほとんどない、すべて歌によってストーリーが展開されていく独特なステージ、登場人物はみゆきさんを含めて3人でそれぞれ歌っていく・・・まだまだ公演中なので詳しい内容にはこれ以上触れない・・・ それにしても、トータル2時間にも及ぶステージを、もう物凄い表現力で歌い演じる・・・失礼ながらみゆきさんは、私より年上ですでに還暦を超えている。この人はいったい何だ?という思いにとらわれてしまう。 私もアマチュアながらステージに上がる・・・合唱というカテゴリーではあるのだが、チケット料金をもらって聴いて頂いている。このように人前で何かを演じる以上は、聴いている人の心に何か残さなければダメだと思う。特に「合唱」という形態では、ソロで歌う場所以外は、メンバーと一緒に歌っていく。ここで、パートで声を揃えるのは大切なのだが、そこばかり気にしていると観客に向けてのパフォーマンスには決してならない。ステージ上だけ気にしたような演奏は、特に合唱祭やコンクールなど多くの団体が演奏するステージを聴いていると如実にわかる。 いくら、ピッチが揃っていてハモっていようが、その音はステージと客席の間の見えない壁に阻まれて客席には何も届かない。結局、自己満足な演奏はダメだということなのだろう。 「合唱」・・・合わせるのは一人一人の歌であり、けっして声やピッチではない、このことを認識できなければいつまでたっても上達は望めない。・・・少し脱線しました・・・最近、個人的にとても感じていることだったので・・・・ それにしても、みゆきさんの「表現力」はとてつもない・・・同じようにステージで観客に向かって歌う以上このような「表現」を少しでも身につけたいと思っている。
2016.11.23
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ちょうど10年前の2006年11/11、大学卒業以来活動してこなかった男声合唱を復活させるため、メンネルコール広友会へ入団した。そして1年前にそこを辞めて、混声合唱であるTCMCへ・・・で、2回の演奏会を経て、やはり私のアイデンティティでもある男声合唱トップテナーを復活させることにした。もちろん、TCMCの主宰である当間先生の発声を含めた音楽作りには、とても魅力を感じ惹かれているのでこちらの活動は続けながら兼団という形・・・で、今日、練習に参加させて頂き、入団を決めた団体は・・・男声合唱団 「タダタケを歌う会」ここは、もちろん団名のとおり、多田作品しか歌わない団体・・・私が大学に入って男声合唱を始めたとき最初に歌ったのも、この多田作品だった。なので当然私自身も多田作品は大好きな訳だか、他の男声合唱曲も嫌いな訳ではない。ではなぜこのようなマニアックな団体にしたのかというと、世界の古典やロマン派、あるいは日本現代作曲家の曲は、TCMCの混声合唱の方で幅広く歌っていくので、兼団する男声合唱団もこのような幅広い選曲よりは、ある一つのテーマに絞った方が面白いかなと思った次第。ちょうどこの団体は、一ヶ月前に演奏会が終わり、現在、再来年の1月の演奏会に向けて選曲中とのことで、今、練習している曲は、男声合唱組曲「草野心平の詩から」より終曲の「さくら散る」・・・この曲は、多田作品のなかでもけっこう有名な曲で演奏もよく聴くのだが、私自身は初めて歌う。練習で歌ってみて、なかなか難しそうではなるが良い曲・・・やはり男声合唱の練習はとっても楽しい・・・もちろん、混声合唱の練習が楽しくないわけではなく、当間先生の練習はとっても楽しいのだが・・・ここの団長さんは、以前、広友会トップで一緒に歌っていた方でもあり、練習後の食事では多田ワールドの話で大盛り上がり・・・さて、ここでは最高音パートの責任と誇りを持って活動していこうと考えている。
2016.11.19
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なかなか上達しない人って、たぶん自分たちの何が悪くて批判されているのかちゃんと理解してないような気がする。こんなに時間をとって集まって練習しているのに・・・とか。自分のレベルを認識することはとても大切なことなのだけれど、比較するもの、ものさしみたいなものを自分でちゃんと持ってないと認識できないんだろうなと感じる。これは、やはりいろいろな演奏を聴くしかない。できればライブの方が理想だけれども・・・そして、さらに合唱祭やコンクールなど、いろんな団体を聴いてみるのも有効。とくにコンクールは課題曲があり、いろんな団体が同じ曲を演奏する。これはとても分かりやすく特徴がつかみやすい。 ただ、そこで聴いているだけでなく、いろいろどうしてこの響きになるのだろうかとか考えることが一番大切なのだと思う。 改善したいと思わない人はいない・・・しかし改善できるかどうかは別問題。思うだけでは絶対に改善されないし、行動を起こしたとしても改善されるとは限らない。ここでどうして改善されないのかを考えてみることが重要。 いくら時間をたくさん使って練習しても、それが結果につながらなければ、その練習はしなかったと同じ。努力は結果があってこその努力なのだと思う。
2016.11.18
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今度の土曜日、都内のとある男声合唱団へ練習見学に行くことにした。ここ1年弱、混声合唱団で演奏会を2回経験し多少慣れてきたこともあり、兼団して男声合唱を復活させたいという思いが強くなってきたため・・・ やはり、私のアイデンティティは、男声合唱のトップテナーで表現を重視で歌うことだと認識しているのだが、そこばかり歌っているとどうしても合唱全体の調性感が養われない。というのが大きな理由で混声合唱へ転向したのだが、それはそれでいろいろ勉強にもなり楽しいのだが、やはり男声合唱も歌いたい・・・ というのが本音・・・合唱団に新たに入るということは、また新しい音楽との出会いにつながって行けば嬉しい。
2016.11.15
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今日は、10年ぶりに東京男声合唱フェスティバルに聴くだけで行ってきた。朝一番から最後まで聴くつもりだったのだが、35団体目で挫折・・・やはり残念な演奏(基本的にまったくハモらない)があまりにも多く、耳が疲弊して心が折れてしまった。ハモらない原因は、やはり発声・・・高齢者の団体は胸声押し・・・逆に若い人でハモらないのは、キンキン声・・・頭声?両方に言えるのは、バランスの良い倍音が少ないということだろうか・・・まあ、そんな中でも、おえこらさんは流石の演奏・・・なんか最近、風格が出てきた感じもする。その前の、会津高校OBのシューベルトも素晴らしかった。金曜日の夜に、先週のTCMCの演奏会録音がアップされたのを聴いて、やはり男声合唱もやりたい感じが強くなってきたが、今回聴いた中では、いろんな意味(入れてもらえるかどうかも含んで)で触手が動く団体は、残念ながらなかった。 追伸 情報によると、シューベルトを歌った会津高校OBは、人気投票2位・・・一位は、私は帰ってしまったのだが、なんと4人の団体でしかも歌った曲の一つが・・・「彼は年がら年中、鼻をかんでいる~」・・・あれ?どっかで聴いたことあるぞ~
2016.11.13
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前もっていだいている固定的な観念。それによって自由な思考が妨げられる場合にいう。さて、合唱演奏する場合にこの「先入観」は意味があるのか?これはどういうことかというと、ある曲を演奏する場合に、その曲の演奏例を聴くことはこの「先入観に囚われる」という考えがある。ということは、その考えの人は、全く演奏例を聴くことなく自分の音楽作りをするということなのだろう。私の場合は、とにかく演奏例は聴きまくる。もし自分が歌う曲をライブで演奏する機会があるのであれば、自分が歌う練習を差し置いてでも聴きに行く。それはなぜかというと、まあいろいろな意味があるのだが、一番大きいのは、その演奏者や団体がその曲の楽譜に書かれていることをどのように表現しているかを感じること。表現の中に含まれるかもだが、歌詞のディクションもある。とくに外国語の場合、本来その言語を元から勉強することが望ましいのではあるが、なかなか時間的に難しい部分もあり、それを補うのにネイティブの方が歌っているのを聴き込むことは有効だと思う。そしてその技術や表現を「盗む」・・・すなはち言い方は悪いが「ものまね」から入り、いままで積み上げてきた自分の持っている音楽感や技術との融合をはかっていく・・・一見、先入観という考えからそのような演奏例を聴かないことは、なんか自分自身やその団体の感性を大切にしているようなふうに見えるし、そう言っている人は、そのつもりなのだろうが、モーツアルトのような超天才でもない限り、ある意味で「勉強不足」なのではないかと思う。音楽という芸術は、ライブ演奏での演奏者と聴衆がつくるその空間での瞬間芸術なのだと思っている。決して演奏者だけの自己満足を聴衆に押し付けるものではないのだと思う。
2016.11.10
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先日の日曜日、私の暮らしている青砥のかつしかシンフォニーヒルズで行われた表記の演奏会にオンステした。今年から男声合唱から混声合唱に変わって2回目の演奏会、この合唱団は春の教会コンサート、秋の定期演奏会と年2回の演奏会を行う。これは昨年までの2倍以上のペース、年間8ステージ、約40曲を歌うことになる。今回の選曲で私にとってチャレンジだったのは、初めて歌ったバッハの曲、バロック時代の音楽ということで、この様式は初体験、しかも歌ったモテットは8声部になるダブルコーラス・・・ダブルコーラスは、いままでほとんど経験はないが、ただ1曲、間宮作品の「田植え歌」以来となる。このバッハのモテット、最初は、今までにない音の跳躍、旋律の流れに戸惑い、4月からスタートしたにも関わらず8月の夏合宿でもほとんどまともに歌えない状態だった。ここから11月の本番に向けて、細かく音取りを行い、演奏例も500回以上聴き込み、歌のイメージと音の動きを徹底して頭に叩き込み本番1ヶ月前に、やっと安定して歌えるようになった。本番では、ほぼ暗譜状態で先生の指揮に集中していたら、なんと間違えて少しファースト部分を歌ってしまった・・・汗・・・全体的に言えば、今回は混声2回目ということもあり、春に比較して曲の表現を主体に歌うことができたと思う。先生のご指導も、かなり曲表現、歌詞のディクションなど前回よりかなりこの部分に重点を置いていたように感じていた。そして、その成果としては前回の教会コンサートで回収されたアンケートより枚数がかなり増え、曲の内容に対するコメント(良い、悪いは別にして)も多くいただいた。これは、曲表現が十分でなければ、ただ単にハーモニーは美しく安定はしているが、聴いている人の心に残るものが少なく、その結果アンケートに書くことがあまりないということになると考えられるので、この点は前進しているのではないかと感じた。当然であるが、このアンケートのご意見を参考にまだまだ練習を積み重ねていく必要があり、また、先生からも大きな課題点が示されているので今後も頑張っていきたいと思う。
2016.11.09
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9月からジムトレーニングをはじめて2か月弱、10年前の反省を生かし今回は、時間は短くても良いからできるだけ回数を行くようにしている。 内容的には、マシンでストレッチ後、マシンによる筋トレを4種類程度行い、その後、有酸素運動としてバイクを30分行う。特に筋肉痛にもならない程度の軽い運動でトレーナーの方から設定してもらったメニューをこなしてきた。回数的には、ほぼ週5回のペースで、サウナや風呂もあるのでガス料金が半分以下に減っていた。 体重自体には、まだ変動はないのだが、最初からダイエットが主目的ではなく、健康維持の目的で始めているので特に焦りはない。 で、成果としては・・・ ・少し筋肉がついてきた感じ、とくにお尻付近が固くなってきた、おそらく原因はそのあたりを強化する筋トレが多い関係だと思われる。 ・カラオケを歌って感じるのだが、息の流れがスムーズになって以前よりさらにレガートに歌えるようになってきた。合唱だとテナーは内声となるため、合わせる意識が大きいのでこのあたりにあまり意識が行かないのだが、カラオケで歌うとよく実感できる。カラオケの録音を聴いても以前録音したものより安定感がある気がする。 ・現在、糖尿病で治療中なのだが、9月末に行った血液検査の数値がかなり改善されてきている。前回より1ポイント近く下がってきて、標準値まであと0.7ポイント・・・ ということで、かなり良い結果が多いので、今後もこのペースで続けていく予定・・・筋肉量が増加すれば代謝も上がり、体重の方もだんだん落ちてくるのだろう・・・頑張ろう。
2016.10.27
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ついに今月から私の大好きなアニメの2期が放送されている。それは高校吹奏楽部の話・・・このアニメで1期の最後で、コンクール京都府大会をクリアし、2期で関西から全国を目指すというストーリーになるのだが、そこでいろいろな登場人物のコンクールに対する思いが語られている。 まず、2年オーボエ娘、この子、中学時代金常連校で3年のとき銀という結果を受け高校へ・・・ 「私、コンクールは嫌い、だって審査員の主観で決まって、その結果悲しい思いをする人がたくさん出る・・・」 次は、オーボエ娘と同じ中学の2年トランペット娘 「夏休みを潰して、真面目に一生懸命練習した結果に納得できない理不尽なことも多い。だけどのんびり楽しく演奏しましょうという雰囲気は何か違う・・・結局、コンクールは結果によりその思いは変わる。だから金を取るように頑張るしかない・・・」 最後は、1年ソロ担当トランペット娘 「音楽で順位をつけるのはおかしいという人はいる、だけどそれを言って良いのは勝者だけ・・・人に演奏を聴いてもらう機会ってそうは無いから、私は好き、ポジティブにとらえたいと思ってる」 と、3者3様の思いを語っているが、それはすべて現実なのだろう・・・高校生にとってコンクールは、そのメンバーでできる最大の演奏機会で、それが終わればもう同じメンバーで演奏はできない・・・まさに一期一会、それだけに思いも大きいのだと思われる。 私も音楽に順位というのは、どうかとは思うのだが、演奏を上達させ音楽に真剣に向き合う時間を作れるのは良い面だと思う。
2016.10.22
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先日の火曜日、11/6TCMC定演の情宣に明治大学グリークラブの練習会場へお伺いした。実は、明大グリーは12/4の定演で客演指揮者として当間先生を招聘しメインステージで「どちりなきりしたん」を演奏することになっている。ということで、8月の合唱講座にも来ていただいてたりする縁もあり情宣させていただいた。明大グリーの演奏会詳細は以下のHPから・・・これは、常任指揮者のKenーP、客演で当間先生と聴きに行くしかない演奏会だと思っている。プログラムもとてもそそられる・・・...http://meiji-glee.net/…/%e6%bc%94%e5%a5%8f%e4%bc%9a%e6%83%…/情宣に行ったのは、私と普段の練習を担当しているN君の二人。明大前駅から案内されて校内へ・・・時間は平日であるので夜8時くらい、練習している教室へ行くと、ちょうど11月に行われる校内イベントの曲を練習していた。夜の大学の教室、そして男声合唱・・・私自身、思いっきり40年弱前にタイムスリップして、とても懐かしい感じ・・・さらに練習状況も、いかにもグリーという感じの元気溢れる楽しい雰囲気でとても良かった。この光景は、あまり40年前と相違なく違和感がない・・・いいなあ・・・チケットも合わせて6枚売れたし・・・これは定演の演奏、頑張らないと・・・
2016.10.15
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日時:2016年11月06日(日) 開場:15:30 / 開演:16:00 会場:かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール ... (京成線青砥駅下車 徒歩5分/京成立石駅下車 徒歩7分) 指揮:当間修一 ピアノ:小枝佳世<演奏曲目> ◆I Would Be True The Gift Of Charity Jesus Child Distant Land 永遠の花 A flower remembered (John Rutter) ◆Komm, Jesu, komm BWV 229 (J.S.Bach) ◆無伴奏混声合唱のための ざんざんと降りしきる雨の空に (寺嶋陸也) ◆五つの混声合唱曲 飛行機よ (萩京子)<入場料> 一般:2500円 / 学生2000円 / 高校生以下1500円 (当日券は各+300円)HP http://tokyo.collegium.or.jp/document/concert.htmlあと一か月を切りましたので再度ご案内させていただきます。上記HPからもご購入できますが、私にコメントいただければご用意いたします。今回は、私の地元、青砥での演奏会になります。集客には苦戦しておりますので、ぜひよろしくお願いします。
2016.10.12
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土曜日は、午後からTCMCの練習だった。青砥での定演までちょうど一ヶ月を切ったところで私自身も曲の精度を上げていくところで、まだまだ不安定な箇所を攻略していくところ・・・ただ、だんだんその部分は減ってきて本番までには、納得できるところまで持っていけるだろう。前回の経験で工程計画は体感できている感じはしている。 そして練習後、帰宅しジムへトレーニング・・・こちらは9月に入会し、ほぼ週5日のペースで通っており、一回のトレーニング量を無理のない程度にして、回数を増やし習慣化していくことが良いと思っている。トレーニングは、日曜日も行ったので、これで連休最終日も行けば、今週は皆勤賞となる。やはり平日の仕事帰りに行くようにしていることが大きい。9年前のときは、仕事中心で平日に行くことは考えられず、休日会員であまり回数行けなかったことの教訓が生きてきていると思う。 で、入会して一ヶ月経過したところで、体重はそんなに変化はないが、身体のキレというか動きは少し軽くなってきた感じがしている。このまま続けていこう・・・ 日曜日は、午後、合唱団ゆうかのミニコンサートを聴きに西新宿へ・・・藤井先生の指揮ではなく、団員だけでのコンサートだったのだが、さすがに一流合唱団の演奏、ハーモニーも表現もきっちり歌われてたと感じた。ただ、最初のポリフォニー曲2曲は、少しハーモニーの精度が?と滝廉太郎の「花」は、明るくアップテンポの曲で少し表現が平板になった感じはした。あとで団長のM氏によると、演奏中にいろいろなことが起こっていた(笑)ということだったらしい。それにしてもビーブルのアベ・マリアは良い曲・・・TCMCでも歌ってみたい。 そして最終日の予定としては、一人カラオケとトレーニング・・・それにしても、なかなか100点は出ないものだ・・・最近は、1曲集中で歌うのは飽きるので、みゆきさんの曲を中心に多くの曲を歌うようにしている。ただ、みゆきさんの曲は、難しいは1曲が長い(通常平均6分以上で、長い曲など8分を優に超えてくる)は、なかなか難易度が高い。やはりマイクを使わない合唱発声であるため、どうしても抑揚がつけ難く苦戦している。
2016.10.10
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先日の日曜日、南浦和のさいたま市文化センターへ表記を聴きに行ってきた。9月の東京都大会に引き続き今年2回目のコンクール支部大会・・・朝10時から夜7時すぎまで、大学ユース、室内、同声、混声の4部門、合計37団体の演奏を満喫してきた。 合唱コンクールに関しては、音楽に順位をつけるのはどうなのかとか、参加する意義とか、いろいろな議論もあると思うが、聴きに行く方としては、いろんな演奏形態、曲に対する考え方、演奏方法などいろいろ勉強になる部分も多いし、私のような合唱マニア(歌う方も聴く方も)にしてみれば、10時間近くも合唱を聴いていられるというある意味、至福の時間とも言える。 ところで、今回の感想としては、いろいろな団体の特徴などを感じることができた。その中でも印象に残ったのが、同声部門の1位と2位の団体の演奏だった。1位になった、La Pura Fuenteは、神奈川県代表で某女子大のOG団体で若く可愛いお嬢さんたちの団体。2位は同じ神奈川県代表の湘南はまゆう・・・いわゆるベテラン女声合唱団だった。 この2団体、課題曲は同じF4・・・星野富弘 詩 なかにしあかね 曲の「木のように」・・・どちらも素晴らしい演奏だったのだが、歌い手の年齢層でこうも曲の歌詞の意味が変わるものか・・・という感じを強く受けた。この歌詞は「木のように歳をとれたらいいな」という言葉から入っていく。最初に歌ったFuenteの演奏は、本当に素直にまっすぐこの言葉を捉えた歌い方。この合唱団にしては珍しくとても柔らかな歌唱で私の心に真っ直ぐに入ってきた。 続く湘南はまゆうの演奏は、すでにある程度年齢を重ねてきたときに、このように生きてきたのだろうか?歌い手の人生の重みをとても強く感じさせる演奏で若い人とは、同じ歌詞なのに、まったく違った感じで心に入ってきた。 このように、通常の1団体での演奏会とはまったく違った音楽が楽しめるコンクールは、聴く方にとっては意味があるのではないだろうかと感じている。
2016.10.04
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2006年10/4、この「影オヤジのつぶやき」は、通常の日常を書きとめることを目的として「日記」の形で書き始めた。そして、今日、2016年10/4でちょうど10年目を迎えた。記事の総数は、今回を加えると1310回・・・もちろん長いものもあれば短いものもある。何回かの途中長期中断もあったが、よくここまで書き続けられてきたものだと自分でも感心してしまう。ブログの内容については、当初は本当に日記という感じだったのだが、ちょうど2006年の11月から合唱活動を復活させ、それにのめり込むことにより、最近は、ほぼ合唱関係の記事となっている。それにしても10年かあ・・・47歳から57歳・・・まあ、この間はいろんなことがあったのだが、幸いにもまだ書き続けられる環境にあることは、ある意味、幸せな事なのかもしれない。実際、このブログで知り合い、合唱の演奏会にお誘い頂いた方が亡くなられていたりもする。現在は、フェイスブックやツイッターなどのSNSもやっていたりするのだが、やはり個人的な記事の蓄積となるとブログの方が便利ではある。何か最近、アクセス数が急に増えてびっくりしていたりするのだが、このような自分勝手な文章を読んでいただけることも嬉しいことだったりする。まだまだ、これからも書き続けて行くので、のぞいて頂ければ嬉しいです。今後もよろしくお願いします。
2016.10.04
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昨晩、京都府立府民ホール アルティへこの演奏会を聴きに行ってきた。身内贔屓ではなく、公平な感想としてとっても素晴らしい演奏会だった。各ステージごとに感想を書くと・・・ 最初のステージは、木下牧子作曲 混声合唱とピアノのための「ギタンジャリ~歌のささげもの」 最初、歌いだした感じは、少しホールの影響もあってか、若干、各パートが分離して聴こえたのだが、すぐにハーモニーも整い当間先生の団体らしく統一された発声で曲の表現がされていた。 曲自体は、楽譜を見て聴いていたわけではないのだが、木下作品特有の難しさは感じたのだが、とてもスケールの大きな素敵な曲で、演奏もそれを見事に表現していた。 2ステージは、寺嶋陸也作曲 2台のピアノと三線のための「沖縄のスケッチ」 私自身は、この民謡採譜シリーズの内、男声合唱の「オホーツク・スケッチ」を、樹の会演奏会で初演している。この沖縄のスケッチも、北と南の違いはあるものの、ご当地の民謡の雰囲気を上手く表現した作品なのだが、リズムが複雑に組み合わされており、オホーツクの場合は、リズムで事故も起こっていたのだが、そこをシュッツは、「踊り」を加えることで、その複雑に絡み合うリズムをうまく処理しているような感じを受けた。 3ステージは、柴田南雄「優しき歌・第二」 この曲は、3日前にハルモニアの演奏を聴いていたのだが、実は強烈だった他の曲の印象が強くあまり印象に残っていなかったのだが、シュッツの演奏を聴いて、ああ、このような曲だったのか・・・というのが理解できた。それにしても、これもかなりな難曲・・・あとでメンバーの話を聴いたところ、譜面上は、そんなに難しい感じはしなかったのだが、歌ってみると想像以上に難しかったという話だった。 4ステージは、千原秀喜作曲「永訣の朝」・・・そう、あの有名な宮沢賢治のテキストにより作られた曲で、曲自体もとっても素晴らしい曲なのだが、それをものすごいテンションで歌い切られたとき、私自身もその世界観に引き込まれ、涙してしまった。技術的にもソプラノのハイCオブリガードがあったりするかなり難しい曲なのだが、それをきっちり歌いきる技術もすごかった。 全体的な感想として、ここのソプラノは軽い・・・しかし、その表現は重厚で素晴らしいの一言、このように軽く歌えるのは、他パートも発声が統一され合唱としてのバランスが確立されているからこそできるのだと思った。そして、その統一された発声の上に、個人個人の熟成した表現があり、それを当間先生がすべて引き出しまとめているという感じ・・・わざわざ京都まで聴きに行った甲斐があり、とても良かった。
2016.09.26
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表記を聴きに、昨日、府中の森芸術劇場 ウィーンホールへ行ってきた。私自身、柴田南雄作品は、琴と共演していた女声合唱をかなり前に聴いただけで、今回ほとんど初めての経験だった。 全体的な感想では、こんな以前から形式にとらわれない合唱音楽があったとは・・・というのが正直な感じで、それを相変わらずの精度が高い合唱で表現していたharmoniaの演奏は、心を奪われたという感じ・・・実際に歌うとかなり難しい作品だとは思うのだが、それをさらっと演奏し聴いている方を引き込む手法は参考にすべき点が多い。 このプログラムの中で一番印象に残ったのは、シアターピース形式の萬歳流し・・・やはり特に素晴らしかったのは、特別出演されていた森さんの「才蔵」・・・ちょうど私は通路側に座っていたので、直接、目を合わせてニコニコしながらあの難しい語り(歌唱?)を聴かせていただけたのには感動した。やはり合唱とはいえ、聴く方を楽しませるのも重要な要素であると感じた。 そして、最終ステージの合唱曲「無限曠野」・・・とくにその中でも終曲の草野心平の詩による大白道は、メッセージ性が強くとても心に残る演奏だったと感じた。 1点だけ、少し残念だったのは横笛の演奏・・・私は特に日本の横笛の演奏に詳しいわけではないのだが、自分が自己流でやっていたフルートの感覚からすると、もう少し息が音になっても良かったのではないかと感じた・・・これは、もし日本の横笛は、あのようになるのが通常であるのなら、無視してください。
2016.09.23
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前半に引き続き後半に入ります。 同声部門は、今回おえこらさんが昨年全国で部門1位受賞によりシード団体ということもあり、出場団体が分かる前は、前回出場し全国へ行った、しなのにぴゅあはーとがどこまで迫れるかという感じで思っていたら、新たに松下先生のインカレ男声voveと相澤先生のゆめの缶詰等、新たな団体が出場し一気に混戦もようとなった。 出場順でまず、ぴゅあはーと・・・課題曲はコダーイのヴォカリーズ曲、この曲、全て「A」のヴォカリーズとなっており、この難しさが高音で出てしまった。歌詞があれば、子音を入れることにより高音は仕切り直しができ、歌いやすいのだが、ヴォカリーズでしかも「A」だとここの部分が難しく、少し美しさが損なわれたのが残念、自由曲が良かった分、もったいない感じもした。 しなのは、昨年、コンクール前に情宣にお邪魔して練習を見学させてもらったとき、目の前で歌われた「音速平和」に感動し知人が歌っていることもあり応援していた。演奏自体は昨年に引き続きとても良い演奏だったのだが、私の耳には課題曲で一か所ほころびがあった感じがした。 そして引き続き同じ男声合唱団のvoveの演奏は、技術的には私の聴いた限りほぼ完ぺき、ハーモニーも表現もとても良かったのだが、どうしても今の若い人の男声ということで、私には若干薄く感じられた。 ということで、私の1位はしなのだったのだが、結果速報を見るとvoveだった。たしかにここは1位になってもおかしくない演奏だとは思ったのだが、審査結果表を見ると7人中しなの1位が3人、voveが2人、しかし審査方式の「新増沢方式」により、どちらも1位にしなかった2人ともvoveの方を上位に・・・ということで、直接対決3勝4敗でしなのは全国には行けなかった・・・残念・・・ 最後に、シード合唱団のおえこらさんの自由曲「クレド」(とてもアルファベットで書く気がしない、できれば漢字で書きたいような曲)は、凄い曲・・・ただ、まだ縦や表現が揃いきっていないような感じはした。全国大会での完成系の演奏を非常に聴いてみたい思いにとらわれるのだが、いかんせん鳥取はいろんな意味で遠い・・・ さて、来年の全国大会は10年に一回の東京開催・・・私が全国大会を聴いたのはこのときがはじめて、今でも、なにわコラリアーズが歌ったトルミスの「鉄の呪い」は脳裏に焼き付いている。来年はぜひ東京芸術劇場に全国大会を聴きに行きたい。
2016.09.21
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昨日は、表記を聴きに文京シビックホールへ行ってきた。朝10時半から夜7時半までの約9時間、35団体の演奏を全て聴いた。その中で、印象に残った団体について少し感想を書いてみたいと思う。まずは室内部門、18団体が出場していた。その中では、まず1位で全国行きを決めた杉並・菊華・・・ここの特徴は、高校OG団体の特徴でもある発声の統一と学生時代からの長時間練習で培ってきた連携。もうこれは素晴らしい演奏、異質な発声や声は全くなく、パートの声のみならず全体の声の調和も非常にとれていたと感じた。ただ以前アンサンブルコンテストで感じたことなのだが、ここの弱点は楽譜に書かれている音楽をストレートに表現してくる。その時は、演奏者の後ろに楽譜が非常に強く感じられた。メンバー一人一人の音楽性が積み重なった音楽というより、指揮者のその曲に対するものを、そのまま素直に映し出しているという感じ・・・なので、私の感じでは技術的には圧倒的に1位だったのだが、審査結果が若干割れたところに出ているのかもしれない。混声部門は、CAとコンビーニの演奏がすべてにおいて圧倒的・・・審査結果からも1位、2位はすべてこの2団体で他はひとつも2位以上に入れないという状況だった。実は、この2団体の自由曲は、すでに今年の演奏会で聴いた曲であり、コンクールに向けてどう進化してくるのかが楽しみだったのだが、コンビーニの演奏は素晴らしく、逆に7月末の演奏会での演奏は何だったの?とういうくらいの素晴らしさ・・・一番凄かったのは「音圧」・・・演奏者は30人強なのだが、60人近いCAはともかく、男声合唱のしなのより感じた音圧は凄かった。シード演奏で同じ信長作品を演奏したおえこらと同等・・・コンビーニは、いままでわりと粋でカッコいい、それで精度が高く音圧もあるという演奏だったのだが、今回の演奏は、指揮者も含めてものすごい気迫・・・今までにない感じの演奏で感動させてもらった。逆に、CAの演奏は、もちろん技術的に文句のつけようは無いのだが、なぜか5月の演奏会で聴いたときの方が感動した。その理由は、ちょっとわからない・・・あと、混声部門で心に残ったのは、あい混声の自由曲、あの有名な「心の四季」からだったのだが、今までにない表現の仕方でとても印象に残った。いちどこの解釈での演奏で「心の四季」全曲を聴いてみたいと思った。参考資料、審査結果http://tokyochorus.com/event/concour/result/
2016.09.20
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前回の記事を書いて、最近LCCが多くなってきたことを考慮し、ひとつの目標を立ててみた。それは、死ぬまでに47都道府県すべて行くこと・・・ ということで、57年間生きてきて、まだ行ってないところを記憶をたどって拾い出すと・・・(仕事、観光は問わず) 西の方が弱いので、西から挙げていくと・・・ 沖縄県、宮崎県、長崎県、熊本県、佐賀県、愛媛県、島根県、富山県・・・東北の方は、高校の修学旅行で行ったのが大きかったかな・・・ ほぼ西ばっかりだけど、なぜか富山には行ってない・・・名古屋に住んでたころに、福井、石川まで行って、東京に来て新潟は行っているけど富山には届いてない・・・黒部でも行こうかなあ、今流行りのダムマニアではないけど・・・
2016.09.17
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9/25(日)に京都で行われるシュッツ室内合唱団の演奏会へ行くのに、どうやって行こうか検討した結果、成田から関空へLLCで行くことにした。通常なら新幹線、ケチるならバスかとも考えたのだがネットでいろいろ調べていると、LCCがわりと安いことを発見。実は私が住んでいるところから成田はアクセスが良く、早い特急だと40分強で到着する。昨年、広島に行くのにもLCCを使いとても安く便利だったので決めた。関空も初めてだし・・・ まあ、帰りは演奏会後になるので、新幹線しか仕方ないのだが・・ とりあえず前日の土曜日に行って、大阪観光(吉本でも行こうか・・・)、妹のところに泊めてもらって翌日は京都観光後、夜の演奏会へ・・・なかなかアクティブで良い・・
2016.09.16
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今週の月曜日、フィットネスジムのトレーナーさんと測定、ヒアリングを行い、今後のトレーニングメニューを作成してもらった。 測定では、体重、身長はもちろん、筋肉量や脂肪量、肥満度などが簡単に測定できその結果による運動能力が40点代とダメダメ・・・まあ、今まで運動などほとんどしたことが無かったので、この結果は当然・・・で、とりあえず筋肉量を増やし代謝を上げながら、有酸素運動して体重を落としていくような方針となった。 ということで、マシンによる筋肉トレーニング(無酸素運動)4種類2セットとエアロバイク40分(2回に分けても可)というメニューが組まれた。 その日、このメニューをさっそくやってみたのだが、けっこう厳しく若干、貧血状態で少し気持ち悪くなったのだが、家に帰って横になっているとすぐに回復した。まあ、少し張り切りすぎた感もあるので、今後はゆっくりやっていくつもり・・・ 10年ほど前にも、少しフィットネスへ通ったこともあったのだが、そのときは特にメニューも組まずに無計画でやっており、さらに休日会員だったので行く日も限定され長続きしなかった。今回は、この辺を考慮し平日の仕事帰りに通えるように全日会員となり、基本的に通う回数を増やそうと計画している。 これで、歌の方にも好影響が出れば良いのだが・・・とりあえず頑張ろう!(^^)!
2016.09.07
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日時:2016年11月06日(日) 開場:15:30 / 開演:16:00 会場:かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール (京成線青砥駅下車 徒歩5分/京成立石駅下車 徒歩7分) ...指揮:当間修一 ピアノ:小枝佳世<演奏曲目> ◆I Would Be True The Gift Of Charity Jesus Child Distant Land 永遠の花 A flower remembered (John Rutter) ◆Komm, Jesu, komm BWV 229 (J.S.Bach) ◆無伴奏混声合唱のための ざんざんと降りしきる雨の空に (寺嶋陸也) ◆五つの混声合唱曲 飛行機よ (萩京子)<入場料> 一般:2500円 / 学生2000円 / 高校生以下1500円 (当日券は各+300円)HP http://tokyo.collegium.or.jp/document/concert.htmlあと2ヶ月になり、昨日、チケットも入手いたしました。もうすぐHPからもご購入できますが、私にメッセージいただければご用意いたします。今回は、私の地元、青砥での演奏会になります。集客には苦戦しておりますので、ぜひよろしくお願いします。
2016.09.04
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先週の土曜日、少しお腹のあたりにもやもや感があったのだが、特に体が動かない訳ではなかったのでTCMCの練習へ行った。 少し早めに昼食を食べていたので、3時からの練習開始ころにはかなり空腹状態で、夜9時までの練習だったので途中でコンビニに食事を買いに行こうと思っていた。そして歌い始めて1時間くらいたった後、少し体がだるく若干の冷や汗・・・これは空腹なので低血糖状態かと思い練習を中座しコンビニへ飴とサンドイッチと飲み物購入・・・しばらくロビーで飲んで休憩していたところ、今度はお腹の調子が・・・気分が悪くなり、和室を借りて横になっていたのだが、だんだん下痢と嘔吐が激しくなってきた。 これは昨年のちょうど今頃、CAの演奏会へ行ったときと同じような状況・・・あのときは荻窪から家に帰ろうと電車に乗ったのだが、途中、東中野でどうにもならなくなり下車し救急車で搬送、結果、急性すい炎で3週間の入院となった状況と酷似・・・仕方ないので練習中のメンバーに救急車を呼んでもらって病院へ搬送された。 ただ、昨年と違ったのは発熱がなかったこと・・・昨年は救急車の段階で40度近い発熱があったのだが今回は熱はなかった。そして病院について、点滴を受けながら採血やレントゲンで検査されたのだが、点滴を受けている間に少し楽になってきた。先生の診断結果は、ウイルス性胃腸炎・・・ということで点滴終わったら薬出すから帰って良いとのこと・・・入院にならなくてよかった・・・汗 ということで、日曜日はおとなしく家で休憩、で、月曜日から多少だるかったのだが、打ち合わせ予定もあり出勤・・・ それにしても、50代後半になり、インフルには毎年罹るは、白内障で両目ともサイボーグになるは、ウイルス性胃腸炎も毎年恒例だし、急性すい炎で入院・・・もうボロボロ状態 ということで、一念発起(というほど大袈裟ではない)し、昨日、地元のフィットネスクラブに入会、体調維持していこうと決めた。最大の目的は、あと30年は歌い続けること・・・
2016.09.02
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春の教会コンサートが終わり、11/6の定期演奏会に向けて先生の指導が「日本語の表現」に重点が置かれるようになってきた。この定演での日本語曲は、アカペラの寺嶋作品「ざんざんと降りしきる雨の空に」とピアノ付の萩京子作品「飛行機よ」の2ステージ、ざんざんとは須藤洋平氏の詩集から、飛行機よは寺山修司氏の詩集からで、どちらもかなり詩の内容が濃い・・・ 合唱における日本語曲の難しさは、通常、会話しているイントネーションとそれに音符が付いた時のイントネーションの不一致・・・なのでかなり注意して歌わないと、聴いている人も同じ日本人なのに、詩の意味がスムーズに伝わってこない点が大きい。 基本となるのが、名詞や動詞と助詞の歌い分け・・・例えば、助詞をはっきり歌ってしまうと日本語としての違和感が大きくなり、文章の意味が伝わりにくくなる。今、先生はここのところを重点的に指導されている。 ただ、これはあくまで基本であり、ドイツ語やラテン語でも同じようなことが言えるのだが、日本語のやっかいなところは、外国語のように明確なアクセントがあまりなく、ある意味「平坦」・・・実は私が勤めている会社は、中国の方が8割以上の会社で日常的に中国語が飛び交っているわけなのだが、あきらかに言葉の抑揚が大きい、なので少しうるさく聞こえてしまうのだが、これは国の言葉の関係なので仕方ないが、いかに日本語が「平坦」であるのかを痛感する。 で、これが歌になるとさらにやっかいで、ひとつの単語(名詞や動詞)の中ででも、音色を変えないと何を言っているか明確に伝わらない。例えば、「橋」と「端」や「雨」と「飴」など上げればきりがない。 ということで、この表現力をつけていくことが、TCMCの実力をさらにアップさせていくということなのだと思う。
2016.08.25
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この表題のコンサートを聴きに、上野、石橋メモリアルホールへ行ってきた。これは、今回指揮されている花井氏が指導されている合唱団フォンス・フローリスが主体となる演奏会で、この合唱団は、フランス・バロックの宗教音楽を専門とする合唱団。昨年もこの時期、この合唱団の演奏会を同じホールで聴いている。 実は、先日の夏合宿で先生から、今回バッハを歌うに当たってバロック時代の古楽器による演奏を聴いて勉強しておくように言われていたので、FBで情報を入手し急遽行くことにした。 演奏プログラムは、シャルパンティエのミサとリュリのテ・デウムという2ステージのグラン・モテ(大規模な宗教音楽)となっており、50人程度の大規模合唱団、9名のソリスト、リコーダーなど古楽器を含んだ管弦楽25名の大編成となっていた。 で、先生から言われていたのは、古楽と現代の管弦楽編成との違いを良く理解しておくように・・・ということが主題だったので、そこを中心に聴いていた。 さすがにグラン・モテということで、宗教音楽とは言いながらかなり多彩な構成となっており、ここから古典派、ロマン派の宗教音楽につながっていく感じが理解できた。しかし、やはり古楽器独特の音色、とくに今回はリコーダーの音色がかなり心地よく、現代の編成とは違った音楽となっていた感じがした。 また、合唱に関しては以前一流合唱団の演奏会で感じた、バロック時代のステージでの違和感は全くなく、さすがにこの部門を専門に歌っている合唱団だと感じられた。何が違っているのかは、今のところ説明するのは私自身勉強不足なので控えるのだが、11/6のTCMC定期演奏会でも、バロックから現代日本の新曲まで歌うことになるので、この点には気をつけて練習していきたいと思う。 リオ・オリンピックで言うと、体操における「個人総合」と「種目別」との違い・・・秋の演奏会は、「個人総合」の方にあたるので、どの部門に対してもクォリティを上げていかなければダメだということを認識した。とにかく、いろいろ勉強になる演奏会だった。
2016.08.21
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この合宿、練習時間は以下のとおり9:00~9:45 エアロビ10:00~12:00、13:00~18:00、19:00~21:00が通常練習となっており、これだけでも合計9時間となる。そして、それ以外にアンサンブルコンテストの練習が入る。アンサンブルコンテストとは、まず初日にくじ引きで正規グループを10グループ作る。参加人数が延70人強なので1グループ6~7人程度。演奏するのは、課題曲と自由曲の2曲、課題曲はブルックナーのモテットから3曲あったのだが、声部が分かれる2曲はほとんどのグループが人数不足で選べず、残りのLocux isteを選ぶしかなかった。私のグループも当然この曲・・・そして自由曲は、木下作品「にじ色の魚」・・・ちなみに私のグループ構成は、S3、A1、T2(しかし一人は先に帰るため本番は私一人)B1というかなり苦しい配員・・・課題曲、自由曲ともに2ページ、3ページと枚数は少ないのだが、かなり転調も多くけっこうな難曲・・・とくに私のように初見能力が低いタイプのメンバーにはかなり苦しい。そして、アンサンブルコンテストは、この正規グループの他に自由グループ(これは、順位選定は対象外、ただしいろんな賞がもらえる)が10グループ以上あり、出身校や歌いたい曲、などいろいろ楽しいパフォマンスなのだが、演奏レベルはとんでもなく高い・・・ ということで、参加者は最低正規グループに入るので、自由グループに出る人は掛け持ちということになる。そしていつ練習するかというと、恐ろしいことに通常練習以外の時間、となり基本的に通常練習後、21時以降ということになる。私も自由グループへのお誘いがあったのだが、正規グループだけで手一杯だったので断念した。で、本番は四日目なので、練習は三日間しかない。とくに課題曲は、転調しながらテナーが単独で出る箇所が中間部にあるため、その部分と、にじ色の方の超むつかしい中間部で四苦八苦・・・なかなかきっちりハモれなかったのだが、なんとか個人練習も追加し四日目には不安定ながらなんとか通せるところまでは行くことはできた。しかし、本番では緊張もあり、課題曲の難所で上ずりハモれなかったが、途中で復帰、自由曲の方も、最後は声が震えてしまったがなんとか歌いきった。観客の反応もまあまあで、あとからにじ色良かったと言ってくれた人もいたり、グループのリーダー格(室内アンサンブルメンバー)からは、ハモると綺麗で気持ちよかった、なかなか好きなグループでしたと言われて少し嬉しかった。しかし、まあ途中で崩れたので優勝はとても無理・・・やはりパートに複数いるグループが安定したハーモニーしかも、課題曲も声部が分かれる曲も選べて優勝となった。しかしいろいろグループの個性もあり楽しかった。それにしても、アンサンブルでパートが一人は厳しい・・・合唱でいろいろソロは歌ってきているのだが、それとは全く別次元の難しさを感じたが、すごく良い経験になったと思う。
2016.08.16
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表記から先ほど帰宅しました。 当間先生が主宰する大阪、京都、名古屋、東京の関連4団体が伊豆修善寺湯ケ島へ集結し行われた夏合宿へ初参加(全日)してきた。 基本的には、秋から冬にかけて行われる各団体の演奏会に関する集中練習が主体・・・100人以上が24時間練習できるホールを中心に、各団体がそれぞれの部屋で練習できる環境。すなわち、当間先生ご自身が指導する1団体をメインホールで行い、それ以外の団体は、基本的に自主連を行い、時々当間先生が指導される他団体の練習を見学したりする。 最初から計画されたプログラムはなく、すべて当間先生が各団体の進捗状況や参加状況を考慮して1日単位で練習プログラムを決める。したがっていつ自分たちに順番が来るのかは、その日にならないと分からないというスリリングな展開・・・各団体の自主連効率が試されているような感じ・・・ 先ほど、他団体を見学・・・と書いたのだが、実はこれもなかなか怖い・・・同じ当間先生のメソッドによる歌い手が観客・・・これだけでもかなり怖いのだが、指導している団体の調子が悪かったり、自主連がうまく行っていなかったりすると、周りで聴いていた他団体のメンバーが助っ人というか見本というか、そのような形で投入されたり、さらにイマイチだと、その団体の練習している曲を他団体に入れ替え歌わせるということも行われる。これは、された団体にはかなり厳しい指導となる。自分たちの自主連に厳しくダメだしされているということなので・・・ 幸い、私が所属している東京は、先生に評価されているのだが、それでも音圧がもっと欲しい状況では、聴いていた他団体全員にメンバーに入って一緒に歌うように指示され、増強された音圧を実際に体験させられた。 しかし逆に、練習がうまくいったり、前回の練習から大きく進化した時は聴いている他団体メンバーから大きな拍手ももらえたりする。まさにアメとムチがうまく使われて曲がどんどん進化していく練習だった。 そして、この曲練習と別に、くじ引きで決められた少人数アンサンブルによるコンクールも行われるのだか、それは長くなるので次回へ・・・
2016.08.15
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この土日、Combinir di Corista(以下コンビニ)と合唱団ひぐらしの定期演奏会へ行ってきた。昨年もこの2団体は聴きに行ったのだが、なんと同じ日だったためダブルヘッターとなったのだが今年は土日に別れたため、助かった。 まず土曜日のコンビニ・・・演奏したのは、コダーイ、信長作品、バッハ、モンテヴェルディ、ジェズアルド、ウィテカーの作品・・・全体的には日本を代表する合唱団の演奏だけあって素晴らしいものだったのだが、すこし聴く人にとって難しい作品だと感じた。 私が一番良かったと感じだとは、最初のステージのコダーイ作品・・・精密なハーモニー、魅力的なメロディラインなどなど、コダーイ作品の魅力を余すことなく表現していた演奏だったと思う。あと最後のウィテカーも鳴り物などが入ったダイナミックな演奏で素晴らしかった。 ただ、3ステージのバッハ、これは自分自身も現在バッハの違う曲に取り組んでいることもあり、さすがのコンビニにしても難しいかなーと感じた。どこでかというと、メリスマの雰囲気や縦のラインの統一感がもう一つだったように個人的には感じた。 そして今日は、合唱団ひぐらしの定期演奏会・・・歌ったのは、ブルックナー、新美作品、三善作品、横山潤子作品、林光編曲の日本抒情歌曲集の5ステージ。 ここの合唱団は、精度で言えばコンビニには及ばないが、なんか雰囲気が良い・・・演奏もいかにもメンバーが楽しんで歌っているところに好感が持てる。 その中でも、ブルックナーのモテットと日本抒情歌曲集が良かった。ただ少し辛口を言えば一番人数の少ないテナーが、発声面での不揃いや飛び出した声が聞こえたのが残念だった。 しかし、この暑かった土日に聴きに行った甲斐のある演奏会だったと感じた。
2016.07.31
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表記のタイムテーブルが発表された。http://tokyochorus.com/event/concour/timeschedule_3/今年はありがたいことに、室内、混声、同声が同じ日9/19(月祝)という、もっとも私にとって聴きやすい状況となった。 今年の聴きどころでまずは、シードを外れたCAが参戦する混声部門・・・実力からすると昨年度全国へ行ったコンビーニとCAの一騎打ちのような様相なのだが、他の団体がこの2強に割って入れるかというところ・・・ また、同声部門は、おえこらさんがシードとなっているので、しなのの1強に昨年銀のピュアハートがどこまで迫れるかと思っていたら、なんと松下先生がインターカレッジ男声で参戦してきた。この新鋭は目が離せない感じがする。あと、TCMCのメンバーも他団体でオンステするので、これも楽しみな点・・・ とにかく9/19は空けておこう・・・
2016.07.25
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昨日、東京都合唱祭に行って来た。目的はTCMCが主催する「当間修一合唱講座」のチラシはさみと、広友会の演奏を聴くこと。現在、私自身、合唱の幅を広げる目的で混声合唱団であるTCMCに参加するため、男声合唱団である広友会は休会している。ということで、広友会の本番ステージを客席で聴くのは楽しみにしていた。いままで10年間一緒に活動していたため、生の演奏を聴く機会はまったくなかった・・・演奏したのは、信長先生の編曲・構成による歌曲童謡集「赤い鳥小鳥」より第3章、この道、ゆり籠の2曲・・・全体を見たり聞いたりしたかったので、2階席で聴いていたのだが、結論から書くと、とても素晴らしい演奏、第3章だけの短い演奏だったのだが、全曲演奏されたらきっと泣いてしまったことだろう。以前の定演での「水のいのち」「夢の意味」の観客からのアンケートで書かれていた高評価を実感できる演奏だった。あえて辛口のことを書くとすると、ゆり籠でのトップテナーのハーイトーンオブリガードで、一部高音を力で出そうとした声が聞こえたこと・・・ここをミックスした上に抜ける発声で歌ってくれれば言うことはなかったのだが・・・どうしても自分自身がトップテナーな分、ここへの要求は厳しくはなるのだが・・・譜面を持っての演奏だったのだが、今回は楽譜がん見の悪癖はほぼなく、中館先生の指揮に集中した演奏だったと思う。やはり、譜面を持とうが持つまいが、見た目がどうあれ「音楽」が一番大切だということを実感させられた演奏だったと感じた。 「音楽」での最重要なことは、やはり表現すること・・・発声もハーモニーも全てそのためにあるということで、「音楽」とは、演奏者と観客とのコミュニケーションなのだということを再認識できた。
2016.07.17
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ボイトレで見逃されがちになるのは「理論」です。いくらその場の実践でうまく発声できたとしても、「なぜこの声が出たのか」「どうしてこうなるのか」を理解できていないと、高確率でその発声は身につきません。この合唱講座で実地レッスンを受ける方に、初日のレクチャーを受けることを基本的に必須でお願いしているのはこのためです。「理論」と「実践」の両立が上手に歌を歌う、アンサンブルを行うためには欠かせない要素です。 声がその場で変わっていく感動、そしてその理由を理解する有意義な講座ですので、合唱でもっと上手に歌いたいという方はぜひ受講をお勧めします。2016年の夏、以下のように「合唱講座」が開講されます。 初心者の方には声やハーモニーの素晴らしさを、中級の方にはそれぞれのスキルアップを、そして上級の方には更なる音楽の奥深さを体験していただくつもりです。どうぞ、お近くの「合唱講座」での受講をお待ちしております。● 当間修一合唱講座 2016【名古屋】2016年7月29日(金)~7月31日(日) 会場:ロゴスセンター(南山大学名古屋キャンパス内)主催:名古屋ビクトリア合唱団http://victoria.collegium.or.jp 【東京】2016年8月5日(金)~7日(日) 会場:日本福音ルーテル大岡山教会 主催:東京コレギウム・ムジクム合唱団http://tokyo.collegium.or.jp【京都】2016年8月26日(金)~28日(日) 会場:ひと・まち交流館/日本基督教団室町教会 主催:京都C.モンテヴェルディ合唱団http://cmc-kyoto.collegium.or.jp
2016.07.13
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以前のピアノ伴奏が多かった男声合唱団から、現在のアカペラ曲が多い混声合唱団に変わってお互いの合唱団の特徴が見えてきた。男声合唱団の方は、基本的にハーモニーの精度が甘い、もちろん平均律楽器であるピアノとの共演が多いためどうしても練習自体そのようになるのは仕方ないのだが、アカペラの曲例えば多田作品なんかは、もう少し自分がどこの和音構成を歌っているか考えながら歌った方が良いと思われるのだが、50人以上の大人数ということも悪影響しているように思われる。逆に今の混声合唱団・・・アカペラ曲はきっちり縦を意識してハーモニーの組立練習に時間を取る。もちろんその成果は前回の教会での演奏会でも、ほぼ4ステージきっちりハモりきっている。で、次の演奏会でここはピアノ伴奏付の曲を2ステージ歌うことになっている。ということで、なぜ先生はあえて得意のアカペラだけでなく、ピアノ伴奏曲を入れているのか考えてみた。先生自身もHPで書かれているのだが、合唱においてアカペラとピアノとの共演は音楽の種類が違うと言われている。確かに平均律楽器のピアノの響きが入ると、アカペラで純正律で綺麗にハモる響きと比較するとその響きに濁りが生じる。また歌う方にしてみれば、アカペラとは違う感覚で歌わなければならない。すなわち、アカペラの場合は各パートのピッチとバランスをとりピッチを合わせないとハモらないが、そこにピアノが入ると、ピアノと合わなくなってくる。どうしても各パートの音ではなく、ピアノの音のピッチに合わせなければならない。では、なぜあえてピアノと共演をするのか・・・あくまで私の推測なのだが、おそらく縦の縛りをある程度解放し、ピッチの基準をピアノにゆだねることにより、曲の表現力をつけようとしているのではないか?縦に縛られると、どうしても自分の音量を抑えて他パートとバランスを取らなければならない。そういう「抑える」ということではなく、自分から音楽を出して表現していく力をつけようとされているのではないだろうか?で、この力は、アカペラに戻った時に、縦をきっちり合わせながら自分を出して歌っていくことにつながるのではないかと思われる。自分を抑えることで綺麗にハモるだけでは聴く人の心は動かせない、あくまで、個を出し合ってその上で調和することが必要なのだと思われる。逆に以前の男声合唱では、ピアノとの共演において1000人以上の聴衆の心を動かした実績から考えるとそういうことなのだろう・・・
2016.07.06
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昨日、FBで情報を得たこの演奏会へ、大久保まで行ってきた。この団体は、東京藝術大学の研究会で学内で活動しており、今回が初めての学外での演奏会ということだった。このメンバーには、ハルモニア・アンサンブルや歌譜喜などで活躍されているソプラノの田村さんが所属されており、まあ正直な話をすると、田村さんの美しいハイトーンが一番の目当てではあった。 演奏会のプログラムは、第一部で様々な古楽器と合唱での演奏、第二部で古楽器中心、声も楽器として少しだけ参加、第三部は合唱のみ、夕方5時から始まって終わったのは8時・・・トータル3時間になることは、事前に情報を得ていた。しかし結論から言えば、時間はまったく気にならない楽しい演奏会だった。まあ、運営としてはTシャツで演奏するとか、なかなか学生ノリでの演奏会だった。 最初の歌と古楽器のアンサンブルは、様々な古楽器のあまり経験のない響きと合唱で、古楽としてはかなり迫力もあり良かった。また、第二部の古楽器中心の演奏では、それぞれの楽器が主役になるような選曲になっており、聴いていてすごく楽しめた。 そして合唱による第三部、いままで楽器を担当していたメンバーも一緒に歌うという、ある意味少し無謀かとも思える演奏・・・たしかに音楽を勉強している学生だけあって、おのおの個人的なポテンシャルは高いが、やはりアンサンブル的には、ハルモニアなどの超一流と比較するとやはり荒い部分は否めなかった。 また、選曲にしても、グレゴリオ聖歌を主題にしているものの、なんと作曲が現代のペルトだったり、ミサ曲を、一曲ごとに違う作曲家の組み合わせでキリエからアニュス・デイまで歌うという・・・まあ無茶といえばそうなのだが、聴いていると意外と楽しかった。 その中でも凄かったのが、タヴァナーのサンクトゥス・・・ここで田村さんともう一人のソプラノが繰り広げた超ハイトーンで長時間のソロの掛け合いは、聴いていて自然に涙が出てしまった。ミサ曲なので、神を崇めているだけの歌詞なのだが、もうそんなことは超越した感じ・・・いままでいろいろな宗教曲を聴いてきたのだが、涙が溢れだしたのは初めてだった。 ということで、久々に感動させていただいた演奏会だった。
2016.06.27
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昨日の練習・・・月末であるので午後3時から夜9時までの、いつもより1時間長い練習・・・中年真っ盛りの私にとっては、かなりハード・・・ その練習に中で、パート単独で歌ってみることはよく行われる練習、まず、テナーが単独で歌ったときのこと、ソプラノから若干ピッチが合っていないという指摘、少し高い人がいるのではないかということだった。歌っている方としてはそんな意識はないのだが、もともと上ずり癖が私にはあるので、私かなーと思っていると、もう一人の歌えるメンバーもそんなようなことを言っていた。 そして続いてソプラノが歌ったのを聴いていると、私にはピッチが若干低く感じられた。出だしは良いのだが、フレーズの終わりや息継ぎ前で微妙に下がってくる感じ・・・野球で言うと、ピッチャーの投げたボールが打者の手前でお辞儀するような感じ・・・ アンサンブルでは、テナーの場合、上に女声がくるのでそこを聴いてハーモニーを合わせれば上ずることは避けられるし、ソプラノも同じで下の倍音の支えがあれば、もう少し楽に歌えるのかもしれない・・・ ただ、ピッチが下がってくるのに関しては、倍音で支えたとしてもハーモニーを崩すところまでピッチは下がらないと思うのだが、あの音質では聴いている方は魅力を感じないと思われる。超一流の合唱団では、フレーズの終わりが音量は小さくなっていくにしても響きは届いてくる演奏が多い・・・この原因に関していろいろ考えていて、はっきりした結論というか断定はできないのだが、おそらく息のスピードが減衰しているのではないかと思われる。 音量をアップするときに、息のスピードを上げてはいけない、音量は響きによりアップするものとは、以前の先生がよく言われてきたことなのだが、フレーズの収めでも同じではないだろうか・・・息のスピードを減衰させると、まあ音量は小さくはなるのだが、響きが失われるのではないだろうか・・・ブレスコントロールが大きな要因なのかもしれない・・・
2016.06.26
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けっして、みゆきさんの「糸」のお話ではありません。これは、合唱曲に対する音取りからのアプローチの仕方についてのお話・・・ 私は、以前在籍していた大人数男声合唱団では、最高音パートのトップテナーを歌っていた関係もあり、私自身のアプローチ方法は、ほとんど「横」・・・まず、音を取るのも、横の流れを意識して音程を取っていく。以前の男声合唱では、ピアノ付き曲が3/4だった関係もあり、ピアノとの合わせは意識するのだが、セカンド以下のパートについては、ほとんど無関心・・・一応、聴いているのだが、そこに合わせようという意識は、ほとんどない・・・自分の音程さえしっかりしていれば、問題ないだろうという感じだった。しかしながらこれでは、和声感が全く育たず、ピアノがあればそれが基準になりほとんど問題はないのだが、アカペラになるとそう簡単にはいかなかった。 この欠点に関しては、カンタート公募でレベルの高い混声合唱を経験して気がついたこともあり、現在の混声合唱団へ入った。そして、4月の演奏会は、全てアカペラ・・・かなり和声感で苦労はしたのだが、なんとか本番までには間に合わせたという感じ・・・私個人的には、非常に良い経験を積んでいるのだが合唱団全体としての感じは、少し「縦」にこだわりすぎという感じがしている。 ハーモニーを決める練習は、最重要視されそこに大半の時間が費やされる。その結果として、本番でも最後までハーモニーに問題は無いし、非常に安定した演奏ができている。しかしながら、ここに入る前の2年間4回の演奏会を客の立場で聴いてずーと感じていたこと、それはハーモニーは美しいのだが、歌っている曲の印象があまり残らない・・・もっとはっきり言ってしまえば、誰の何という曲を歌っていたのかという記憶があまり残らなかった。 この原因が、実際入団してみて練習をして分かった気がする。それは「横」の意識が弱く練習も少ない感じがしている。演奏会を聴きに来るお客さんは、けっして美しいカデンツを聴きにくるのではなく、音楽を聴きにきているという事をもう少し意識した方が良いのかもしれない。 もちろん、合唱であるので「縦」は重要であることは言うまでもないが、さらに上のレベルを目指すのには、この「縦」はキープしつつ「横」の表現力を養って行かなければならないのではないだろうか・・・まあ、まだ団ができて5年しかたっていないので、これからこの合唱団の方向性が出来てくるのだと思っている。
2016.06.21
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今年の年末にある、みゆきさんの「夜会」のファンクラブ先行販売に応募した。S席なんと20000円・・・外れないと良いけど・・・https://www.miyuki.jp/
2016.06.17
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カラオケ精密採点ゲームに挑戦して3か月、最初は平均90点くらいだったのが、ここまで上がってきた。この精密採点、歌ってみてわかるのだが、なかなか厳しい・・・たとえば音程バーは合っていても、青い星が出てしまう場合もある。かなり細かいところでのピッチを測定しているようだ。こうなってくると、歌唱の基礎ができていないと、ピッチの維持が難しいと思われる。頭で考えてるピッチと出しているピッチの乖離・・・このあたりをクリアできれば平均で95点は出せる。では、どうやって基礎技術をマスターするかというと、私は自分でやっているのもあるのだが、合唱をお勧めしたい。もちろん合唱団のレベルもいろいろあるので、きっちりハモれるくらいの合唱団が良いと思われる。費用も高くても月5000円くらい、最近流行りのボイトレ教室から比較すると1/3くらいか・・・ ただ、素点での100点は、まだまだとおい、とりあえず最初のラスボスとしてDXーGで加点込でも100点は見てみたい。
2016.06.13
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先ほどテレビを見ていると、ある対談番組で歌手の高橋真梨子さんが、「私は、ステージで歌に自分の気持ちを込めることはない。歌は、聴く人によりいろんな感じ方があるので、歌い手が主人公になってはいけないと思うから・・・」 同じような逸話が、ある女性演歌歌手にもあるという・・・これはどういうことなのか、社会人になって合唱を復活させ10年弱、このことの意味を私自身明確に実感できるステージを経験したのは、ちょうど1年前・・・その前から、合唱における歌の表現力についていろいろ考えたり実践したりしていたのだが・・・そのステージは、広島での原爆投下により犠牲になった中学生300余人の悲劇を歌った男声合唱によるレクイエム「碑」、この曲は、原爆の悲劇を生々しく歌っているため、大学時代に歌ったときは、歌いながら気持ちが入りすぎ泣いてしまったという曲。 この曲を、昨年その悲劇の現地でもある広島で歌う機会を得た。そのとき気をつけたことは、この曲を観客に伝えるのはどうしたらいいか、たぶん、自分が泣いてしまってはダメだろうと漫然に思っていたので、フレージング、音色、などなど表現的な自分の持っている歌唱技術を駆使し、指揮者の音楽作りとすり合わせ歌った。もう歌っている最中は、指揮に集中しながらも心の中は冷静で、観客がハンカチで目を抑えている様子も確認し手応えを得ていた。そして演奏が終わった瞬間の客席からの反応は凄かった。 ここで、明確に気がついたのだが、本番のステージで聴いている人に歌い手の感情を押し付けてはダメで、聴いている人の心を曲に引き込むことが大切だということ・・・作曲家の創った曲に感動することは大切なのだが、本番ではその感動を心ではなく技術として表現しなければならないということ、そして、そこで大切になるのは、発声やフレージングなどの歌唱技術ということになる。 言葉を伴う音楽である「歌」だからこそ、このような表現はとても重要で、ここが歌い手と聴き手のコミュニケーションなのだと思っている。
2016.06.11
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先日の日曜日、表記のコンサートを聴きに府中まで行ってきた。このアンサンブルグループのコンサートは、昨年に続き2回目・・・前回もなかなか良いコンサートだったのだが、今回はさらに実力とアンサンブルがアップ、4ステージともとても楽しめる演奏だった。 女声2名、男声4人の少人数アンサンブルなのだが、500人が入るホールでしっかり生き生きした音楽が客席まで伝わってきた。プログラムは、スロヴァニア、北欧、日本、そして元キングズシンガーズのメンバーでもある、フィリップ・ローソン氏による委嘱初演2曲を含む10曲の編曲集・・・聴いている方をまったく飽きさせないプログラムで、それをきっちり表現していたと感じた。 もともと素晴らしい歌い手が集まっているのだが、その中でもソプラノの田村さんのソロは、もう言うことなし、高音の輝き、美しい響き、客席で聴いていて夢心地、なんか別の世界へ連れていかれるような感じだった。田村さんは、ハルモニアでも歌っているのだが、ここ2回ほどは少し体調が悪かったのか、いつもの輝きが少し曇っていたのだが、今回は今まで聴いた中でも一番素晴らしかったのではないだろうか。 また、このグループを主宰しているテナーの富本さんも、聴くたびに歌が進化しているように感じられ、さすがに吸収力が違うところを見せつけられた。 演奏については、まったく素晴らしかったのだが、一点だけ気になった点を上げるとすれば、開演から本番までの間と途中の休憩時間、メンバーが練習している声が客席まで漏れ聞こえたのは、少し残念・・・これは、ホールの条件によるものなのだろうか・・・ いずれにしても、次回のコンサートもぜひ聴きに行きたいと思っている。
2016.06.07
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