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まず最初に前回日記の訂正から・・・「コントラポスト」ではなく「コントラポント」・・・申し訳ありません。しかし、最近暑いですね~・・・東京で1週間連続猛暑日で記録更新・・・なんて勘弁していただきたい・・・記録更新は現在行われている世界水泳だけで十分・・・ただ、7月末から比べると体調的には、少し暑さに慣れてきた感じはする。 さて、表記の件ですが、私が広友会に入って初めてこの選挙が行われる。定演実行委員長は、いままで慣用的に前任者が新任者を根回しで決めていた感じだったのだが、今回はその根回しの候補に対してトップから立候補者が出たため選挙という形・・・ いよいよ、ベースとトップの全面戦争(大げさ・・・汗)に突入か・・・まあ、そろそろ若手(と言っても50代なのだが)が多いトップでいろいろ改革を行っていく必要があると感じている。 話は変わって、明日から当間先生の合唱講座が始まる・・・また声の確認をして頂けることは、非常に勉強になること・・・この講座の優先順位は私にとって非常に高い・・・
2015.08.06
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表記演奏会へオンステされる若い声楽家の富本さんより招待券を頂いたので、上野学園、石橋メモリアルホールへ聴きに行ってきた。 演奏は、独唱と管弦楽が古楽アンサンブル コントラポスト、合唱が合唱団フォンス・フローリス、指揮が花井哲郎氏で富本さんはコントラポストに所属されている。 グラン・モテとは何かというと、プログラムより抜粋するとフランス・バロック音楽の中のジャンルで宮廷で行われた独唱、合唱、管弦楽からなる音楽で、この合唱団は花井先生が指導されるフランス・バロック音楽専門の合唱団で50名近い人数でオンステされていた。 曲目は全てグラン・モテのジャンルの曲で4ステージ構成されていた。これだけ専門的な演奏会はほとんど初めてで、その素晴らしさに圧倒された。私の専門は合唱であるので、ここに注目すると50名というかなりの大人数の合唱で、いままで宗教曲というと・・・教会で静かな雰囲気の少人数で演奏・・・というイメージがあったのだが、それを完全に覆すかなり華やかで音圧もある演奏・・・大人数であることから、やはり精度という観点でとらえると多少の荒っぽさは感じたが、それより躍動感を感じられる良い演奏だったと思う。 私が最近感じる「ハイレベルな合唱団」というのは、まず適度な音圧があり、ピッチも正確、パートバランスも問題なく音楽として十分表現されていること、さらにその上に「躍動感」が感じられることが重要だと思っている。この「躍動感」は、決して以前の大学男声合唱グリーのような荒っぽいものではなく、正確な音楽的技術の上にメンバー一人ひとりが音楽を作っていこうとする高い意識を持つことが重要だと考える。 観客もけっこう入っており、この「古楽」というジャンルは、けっこう固定ファンも多いような感じがした。いずれにしても、このような無経験なジャンルの音楽を聴くのも自分の音楽レベルを上げることに非常に有意義だと感じている。 富本さん、今回はご招待頂きありがとうございました。
2015.08.02
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今日から8月・・・それにしてもクラクラするくらい暑い日が続きますね、皆さん、体調には気をつけましょう。 ところで今日は土曜日ということで、もちろん会社はお休み・・・で会場係のM氏に変わって、11月分の練習会場取りに地元青戸の地区センターへ行ってきた。予定は二日分取る予定だったのだが、一日は葛飾区の行事が入っており取ることが出来なかった。また、9月に取れているホールの日にVTが入るため、音楽室を取ろうとしたら、すでに取られていてダメ・・・ということは、この日のホールはキャンセルされるのだろう。それにしても会場を抑えることはけっこう大変な作業・・・ホールだけでなくVTなどの小会場も合わせて取らなければならないとなると、なかなか難しいし、先生方の都合などでの変更にも対応しなければならない。ということで会場係のM氏は、会員の尊敬を集めているということ・・・ さて、来週末からは、いよいよ当間先生の合唱講座が始まる。私は金曜日夜のレクチャーと日曜日の個人レッスンを予定、すでに入金し申し込みは終わっている。当間先生は、非常に饒舌でよくしゃべる・・・演奏会などでも、けっこうお話をするので楽しいし、飲み会でも私と会話が弾む・・・私も仕事上、よくしゃべるのだが・・・というより逆か・・・よくしゃべれるのでこの仕事・・・かな?・・・ということで、調べてみると当間先生は私と誕生日が5日違いの「ふたご座」・・・うーん、納得・・・ 何気なく、ハルモニアの田村さんのブログを見ていたら、彼女の誕生日は1日違いで同じ「ふたご座」・・・まあ、声は関係ないかな・・・ところで、田村さんが明日歌う演奏会、聴きに行こうかなと考え中・・・詳細は以下・・・ http://ameblo.jp/saccio614/entry-12056734887.html 上野は近いし・・・
2015.08.01
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私は、最近けっこういろいろな合唱の演奏会を聴きに行くのだが、先日、とある男声合唱団の演奏会を聴いて、表記のような理由がわかったような気がした。 その演奏は、公募の形を取った90人近い大人数で歌った昔の男声合唱曲の定番曲だったのだが、聴いていて、ため息が出るばかり・・・気に入らなかったのは、トップテナーの歌い方・・・俺が、俺が・・・という感じで、さほど美しくもない高音をこれみよがしに歌う・・・あーあ、きっと歌っている本人は気持ち良いんだろうな~と思いながら聴いていた。そして演奏が終わったとき、客席からはブラボーの声もかかりけっこう受けていた・・・ なんでこんな演奏で満足できるのだろう???と思っていていろいろ考えて気がついたのだが、私は、ついつい何時も聴いている広友会の練習録音、その中で自分が歌っているトップテナーの音と比較しているんだ・・・ということに気がついた。 なるほど、これはハードルが上がるなあ・・・と納得・・・ 大体、今まで聴いてきた男声合唱で、凄いなあ・・・目標にしたいなあ・・・というトップテナーを持つ男声合唱団は無かった・・・総合力では素晴らしい演奏を聴かせてくれた、なにわコラリアーズでも、トップ単体を抜き出すと、さほどでもない・・・ うーん・・・自意識過剰かも・・・
2015.07.28
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表記、演奏会を聴きに千葉まで行ってきた。東京の東端に住む私にとっては、千葉は渋谷と行くのにかかる時間は、ほとんど変わらない。しかし、暑かった・・・ 全体的な感想としては、非常に好感の持てる気持ちいい演奏会だった。技術的には、まだまだこれからという感じは否めない、そして最大の弱点はテノール・・・人数的にも響き的にもかなり薄い感じがしたのは残念だった。 演奏は全て譜面を持って演奏・・・パフォーマンスを伴わない演奏なので、技術的なことも考慮しこの姿勢は好感が持てる。観客からの見た目にこだわり、技術的に伴わないのに譜面を無理やり外して演奏することは、私は音楽に対して真摯な姿勢でないと思っているので・・・ さて、この演奏会、私の大きなお目当ては二つ・・・一つは、この合唱団のヴォイトレでもある、ハルモニア・アンサンブルのソプラノ田村さんの歌唱、もう一つは、昨年度朝日作曲賞受賞者でもある山下祐加さんへの委嘱初演作・・・新しい曲の誕生に立ち会うのは、なかなか良い・・・ まず、田村さんの歌唱は2ステージのニコラス・ホワイト作曲の宗教曲・・・1曲目でフルート、ピアノと共にソプラノソロを担当、そして、2、3曲目は合唱団に入って歌い、4曲目に再びソロ・・・田村さんの凄いところは、もちろんソロの歌唱も透明度が高く素晴らしいのだが、実は合唱団員としての凄さにあると私は思っている。田村さんがソプラノに加わるだけで、その合唱団のレベルが2段階くらいアップするような感じ・・・明らかに素晴らしい響きの声が加わり、それは田村さんの声だと認識できるのだが、それが合唱として全く聴いている方に違和感を与えない・・・まさに「特別な声」という感じ・・・ そして、山下祐加さんの委嘱初演はラスト4ステージ・・・団員の方も今まで以上に気合の入った演奏だったと思う。指揮者の高橋先生も言われていたのだが、まだまだこの曲の良さを全て表現できたとは思っていないとのこと・・・しかしそれでもなかなか素晴らしい曲であることは実感できた。今年の合唱コンクールの混声課題曲の1曲(G4)は、朝日作曲賞受賞曲なのだが、これは、今年の合唱コンクールを聴く楽しみが一つ増えた感じがしている。 田村さんにしても山下さんにしても、まだまだ若い・・・このような若い人が音楽に真剣に取り組んでいる姿を生で感じることは、私のような中高年のアマチュア合唱人にとっても非常に刺激になって、またいろいろ歌ってみたいという気持ちにさせてくれる。この暑い中、行って良かった演奏会だった。
2015.07.26
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先日の都合唱祭での講評や感想にある改善点・・・例えば、「パートソロの言葉がはっきりしない。」「フレーズの頭、入りの表現が甘く揃わない」「リズムが一定でなくリズムが乱れる箇所がある」 これらの事項に関わる大きな原因と考えられるのは、大人数合唱団特有の悪癖「コバンザメ唱法」にあると考えられる。感想のなかで「パートソロの言葉がはっきりしない」というコメントがあるが、逆に「歌詞がはっきりわかり、情景が浮かんでくる。表現力が素晴らしい」というコメントもある。 まるっきり矛盾するようなコメントなのだが、これは明らかに言っている箇所が違う・・・はっきりしない方は、バリトンパートソロ・・・歌詞がわかる方は、トップがメロディを引っ張って全体で歌っている箇所・・・これは練習録音により明確な事実・・・基本的に「俺が、俺が」のトップにコバンザメ唱法は少ない・・・逆に、バリトンは、数人の主要メンバーを除きほとんどがコバンザメ・・・なので、このパートソロの箇所は、指揮者から「なぜ毎回初見大会なのですか?」と辛辣な言葉を浴びせられても下を向くばかり・・・で、今回、セカンドからくじらさんを一人移籍したおかげでなんとかカッコウをつけた。 中館先生は以前からこれに気がついているようで、練習方法に、さかんにコバンザメができなくなるような方法を使う・・・パートをバラバラで歌わせるとか、50人弱を1列で歌わせるとか・・・で、この前、この50人一列配置で「明日に続く道」の全曲通しを行ったあと、先生から「いかがです?皆さん、けっこう怖かったですよね?」というコメントに対して、ボーとして無言・・・で、私が「嘘をつかないように・・・」と言ったのだが、それでも無反応・・・なんだ、これは?皆さん嘘をついているつもりはないようだ・・・これは、「無自覚」なのか・・・コバンザメのように人について歌っていることを全く認識していないのか・・・大人数だけで消極的に歌っているとこうなってしまうのか・・・ さてさて、どうしたら自分から歌うようになるのだろう・・・8月末から、先生による各パート6名選抜の個人ヴォイトレが始まる・・・ここで意識改革を行うのかなあ・・・
2015.07.25
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と昨年も同じ頃、同じような日記を書いた記憶があるのだが・・・ところで、会社は今日、明日と社員旅行で日光の方へ行っている。私も当初は参加予定だったのだが、先週、熱中症で暑さにより発熱したことを考慮して、急遽、社員旅行への参加を見合わせた。バスでの旅行は、昨年も経験済みなのだが、物凄く暑い・・・旅行へ行って発熱したら目も当てられないということ・・・ それにしても暑いですね。明日はさらに気温上昇のようなので、体調を考慮し引きこもることに・・・最近、家から1分のところにスーパーが出来たので、寝巻きでもあるスエットで買い物にも行けるし、便利です。 明後日は、千葉へ混声合唱の演奏会・・・これも40分程度で行けるし、都心と違い人も少ないと思うので、まあ楽かな・・・ そして来週は、広友会メンバーが参加している「ようでる合唱団」のステージが、軽井沢であるそうなので、聴きに行こうかと思っている。軽井沢・・・行ったことないし・・・軽井沢でヨーデルって、なんか良い感じ・・・
2015.07.24
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東京都合唱祭のシステムは、講評者として日本合唱指揮者協会会員の方が、1団体につき6人の方から講評が頂ける。また、同じブロックの団体から1団体につき、約5人程度の感想が頂ける。結局、講評6人、他団体から約50人の感想・・・まあ、両方とも社交辞令的なコメントも多いが、その中にもけっこう参考になる書き込みも多い。 で、今回、講評者の先生になんと中館先生が入っていた。演奏したのは村松指揮者でタダタケ作品尾崎喜八から1番冬野と5番の牧場・・・さすがに中館先生の講評が一番厳しかった。まあ当然と言えばそうなのだが・・・ で、今回の曲は、多田作品の特徴でもある、普段メロディをあまり歌わない内声パートに、パートソロのメロディがけっこう割り振られている。なので、トップは、ハミングとかオブリガードとか、イマイチ表に出てこないので少し寂しいのだが、今回の講評や感想ではトップの一人勝ち・・・ どうゆう感想かというと・・・ 「男声高音部の発声、お手本にしたい」、「深い響きの中でテナーが美しく透ってくる」、「トップをもっと聞きたかった」などなど嬉しい感想が並ぶ・・・ そして先生方の講評の中にも「うねるレガートが素敵」・・・これは、バリトンがパートソロしているときに、テナーがまるでうねるようなハミングを奏でているところ・・・バリトンのパートソロではなく、伴奏であるハミングが褒められてしまった・・・ で、改善点として挙げられているのが、パートソロの言葉が聞き取りにくい・・・あらあら・・・ そして、全体的に嬉しかったのが、「迫力があり、しかも美しい」・・・この「美しい」という感想が多かったところ、美しさは一番こだわっているところなので・・・38度超えでふらふらのなか、頑張った甲斐があった・・・
2015.07.22
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とき 2015年8月16日(日) 19:15開演(18:45開場) ところ 渋谷区文化総合センター大和田さくらホール チケット 一般 3,000円 学生 2,000円 音響空間としての合唱音楽 演奏曲目 アレグリ ミゼレーレ リゲティ 永遠の光 ほか 詳細は下記URL http://www.harmonia-ensemble.com/annual_concert2015.html ということで、私はすでにチケット入手 アレグリのミゼレーレは、先日タリス・スコラーズがこの世のものとは思えない美しい音楽を奏でた名曲・・・4声+5声の二重合唱・・・教会で門外不出だった曲を、少年モーツアルトが一度聴いただけで採譜し、それ以来広まったという伝説の名曲 「音響空間としての合唱音楽」ということは、このように多声部合唱とか通常の4部合唱とは違った、音響効果を生かした合唱を聴かせてくれることだと期待している。 興味のある方はぜひ・・・
2015.07.20
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今年も当間先生の合唱講座が開催されます。 日にちは8/7~8/9で詳細は以下のHPでhttp://tokyo.collegium.or.jp/document/event.html私は8/7のレクチャーと8/9個人レッスンを受講予定、今年は現在狙っている「春愁」のソロの指導でもお願いしようかなあと思ってます。ということで8/9の中館先生のところの超上手いルネバロ専門合唱団の演奏会は残念ながらパス・・・ そういえば、当間先生は非常に雄弁・・・なんか私に似てるなあと感じていたら、誕生日が6/20・・・なんと私と5日違いの双子座かあ・・・ある意味、納得・・・
2015.07.19
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昨日は、東京都合唱祭にオンステした。 本番当日は、朝9時から10時半まで練習し、本番は13時半・・・ということで、金曜日はとっとと帰ってゆっくりしたかったのだが、会社でお世話になっている方が退職するということで、その送別会となってしまった。 今週から急に暑くなって、なんか軽い熱中症みたいな感じで水分補給が増えていたこともあったのだが、そこへ持ってきてのアルコール摂取は、かなりダメージが大きかったようだ。帰宅してから風呂も入らず寝てしまったのだが、なんか調子が悪い・・・何回も目覚めるし、寝汗も酷い状況・・・8時には家を出なければならなかったのだが、なかなか起きられず結局家を出たのは8時半すぎ・・・30分ほど練習に遅刻・・・熱は測っていなかったのだが、身体の節々が重く、明らかに発熱している様子・・・ 仕方ないので、朝の練習は座って軽く歌った。まあ、喉は大丈夫だったのでなんとか歌えるか・・・これは本番一発勝負になるな・・・ということで、フラフラしながらリハ、着替えを行い本番・・・ さすがに本番は絶好調とは行かなかったのだが、なんとか歌いきり、合唱祭は他団体も聴かなければならないのだが、そこは勘弁してもらいすぐ帰宅・・・合唱祭の講評や感想がメーリスに流されたのだが、まずまず好評でまあなんとかなったのかな・・・と一安心・・・ 帰宅後、熱を計ると38.2度・・・・ああ、やはり・・・
2015.07.19
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先日、先生が練習中に言われたことで、「自分が気持ちいい演奏は、聞き手にとってあまり良い印象を与えない場合が多い」・・・これは、確かにその通りで、碑の東京での最終練習時、私は歌わずに聴いて、いろいろダメ出しをしていたのだが、明らかに歌っていて気持ちよさそうな箇所は、 聴いていて気持ち悪かった。結局、一流の歌い手でない場合、どうしても技術的に劣る、そして、その劣った技術で気持ちよく歌うとどうなるか・・・冷静なコントロールも出来なくなるため、自分自身に酔った下手くそな演奏にしかならない。 歌に対する気持ちは入っているのだが、それを冷静に表現することができない。表現するにはそれ相応の技術も必要となるのだが、そこも欠けてしまう・・・自己満足の典型的な演奏となり、そこに「聞き手」の存在はまったく無視される。そんな音楽を聴いて感動などするはずもない・・・ で、私の場合どうかというと、ある意味「自己満足」をするために歌っている。しかしそれは歌っているときに気持ちいい自己満足ではなく、練習を全て録音しそれを聴くときに満足する。すなわち、「聞き手」である自分を満足させるような演奏を心がける。私は以前から言っているように「自分の歌声大好き人間」・・・ただそれは、「聞き手でもある自分を満足させるような演奏が出来た時」であり、 満足できない箇所や改良すべき箇所などは、次回の練習で修正できるように努力する。こうして自分の演奏能力も上がって行くわけなのだが、もう一つ大切なことがある。 それは「聞き手」としての自分の成長・・・これを行うためには、いろいろな演奏を聴くことが非常に重要だと考える。とても素晴らしい演奏はもちろんなのだが、いろいろ欠点のある演奏を聴き、何が問題なのか、どうやれば改善されるのか、ということをいろいろ考えて行くことが「聞き手」としての自分を成長させる。そして、その聞き手に聴かせる自分の演奏も当然レベルアップしていくということになると思う。なので私は、時間があれば他団の演奏を聴きに行くということ・・・ 自分の一番のファンであり理解者は自分・・・このスタンスで今後も歌って行きたいと思っている。
2015.07.16
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先日の前編に続き、後編に入ります。 合唱団ひぐらしの演奏会が終わったのが午後4時すぎ、次の演奏会会場の紀尾井ホールがある四谷へは、勝どきから麻布十番経由の地下鉄で向かう。次は6時開演で指定席なので、時間的な余裕は十分、四谷で軽く夕食をとり30分前の開場時間にホール到着、そして自分の席がある2階席に向かう。紀尾井ホールは700人程度の非常に音響の良いホールなので、あまり場所による影響は少ない。 今回、夜の部のコンビーニ・ディ・コリスタは第10回記念演奏会・・・コンビーニの単独演奏会は、昨年年末のクリコンに続き2回目・・・全国大会金賞団体で実力はもう十分、今回はどんな演奏で楽しませてくれるか期待一杯で聴いていた。 第一ステージはバッハのモテット・・・最初から細やかなメリスマが続く・・・ハーモニーやリズムの乱れは全く感じられない素晴らしい演奏・・・ただ、これは私自身の趣味の問題なのだが、実はバッハは少し苦手・・・ついつい眠たくなってしまう・・・ 第二ステージはマックス・レーガーの曲・・・ロマン派としては少し地味な感じもしたのだが、演奏自体は安定した演奏を聴かせてくれて、満足・・・ 第三ステージは千原作品「おらしょ」・・・最初に詩の朗読があり、それによってこの曲の物語が説明される。このステージは多少パフォーマンスもあり暗譜で演奏された。もうドラマチックな展開で素晴らしい演奏だった。 第四ステージは10周年記念ステージで、この10年年代ごとに代表曲を一曲ずつ歌う。全て素晴らしい演奏だったが、なかでも思い入れのある「前へ」では、もう泣きそうになる。 全体的に非常に安定して、すごく都会的で粋な演奏・・・とてもカッコイイ・・・その原因の一つと思われるのが、指揮者の松村先生の専門がフランス歌曲・・・うーん、なるほどという感じ・・・ さて、演奏会としては凄くレベルが高く、とても満足できる演奏会だったのだが、話を合唱コンクールに移すとどうだろう・・・この部門、現在の日本一はCA・・・当然今年の全国大会もCAは出場するので今のコンビーニで勝てるのか・・・ということになると、まったく私の個人的な感じなのだが、現状のままでは苦しいのかなと思う。今の安定している演奏に、以前の少人数時代の躍動感が今の人数で出すことができれば、逆転も可能なのかなと思う。いずれにしても、全国大会聴きたいのだが、長崎は遠いなあ・・・でもLCC使えばかなり安く、早く行けるので検討してみよう。
2015.07.15
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まず、午後の部は、合唱団ひぐらしの演奏会・・・ここは、昨年のコンクール都大会で聴いており、なかなか好感の持てる演奏(残念ながら銀賞だったのだが・・・まあ、コンクールは他団との比較なので仕方ないか・・・)で、今回のプログラムもなかなか意欲的でとても興味があったので聴きに行った。 演奏の技術的な面から言えば、夜の部のコンビーニとは明らかな差があるが、全体を通して、なかなか好感の持てる演奏会だったと思う。強いて技術的なことを言うと、多人数(55人)で微妙に縦がずれたか、全て日本語のプログラムで言葉がはっきりしなかったのが残念・・・このへんをクリアできればコンクールでの好成績も期待できると感じた。 プログラムは、林光、三善晃、信長貴富、上田真樹と全て日本人作曲家の作品 印象に残ったのは、林光編曲の日本叙情歌曲集・・・これは、広友会で一昨年の定演で歌った曲もあり楽しめた。なかでも「早春賦」にはピアノのカデンツアがありピアニストのアドリブ演奏がある。広友会のK先生は、モーツアルト風でなかなか好評だったが、今日のピアニストは、かなり技巧的な演奏で素晴しかった。 信長先生と上田先生は、会場に来ており来客席で聴いていた。上田先生は、昨年「夢の意味」を広友会で歌ったとき、練習を聴きに来ていただき、いろいろアドヴァイスや楽譜にサインなどをもらっていたのでなんとかご挨拶したいなあと思っていた。 最後、アンコール演奏は、信長先生編曲の沖縄童謡と上田先生編曲の「海」・・・ここで、この編曲・・・上田先生得意の高音いじめが炸裂・・・なんと最後の音がかなり高くてソプラノが苦しそうに出していた。 演奏終了後、ここしかチャンスはないと思い、上田先生にご挨拶・・・覚えていて頂けたようで、素敵な笑顔で対応していただいた。そして最後に「また高音をいじめましたね?」とお聞きしたら、ニコニコしながら・・・「ええ、最後はHですから・・・」ああ、やはり・・・ 長くなるので、夜の部はまた次回・・・
2015.07.12
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昨晩は、3週間ぶりの広友会練習・・・7/18の東京都合唱祭オンステに向けての最終練習だった。久々に広友会サウンドに入って歌うとやはり気持ちいい・・・なので少し歌いすぎた感もあるが、まあ本番での調整は問題ないだろう・・・そして練習後にトップ若手中心の飲み会・・・私が出ていない練習でいろいろあったらしい・・・広島遠征のとき、ある程度聞いていたのだが、まあ仕方ないか・・・ そして今日は、午後ひぐらし、夜コンビーニという合唱演奏会のダブルヘッター・・・プロ野球のダブルヘッターは見に行った経験はあるのだが、合唱演奏会は初めて・・・まあ、どちらも聴きたかったのが同じ日になった結果ということ・・・楽しみではあるのだが、少し疲れるかな・・・ で、今回のタイトル・・・実は昨日の練習で8/22のCA演奏会の招待券をゲット・・・CAの演奏会は、先生の練習とかぶっていたためどうしようかと思っていたのだが、とても素晴らしい演奏会を聴くことは練習するより能力アップすると思ったため今回は練習をお休みすることを決断した。 実は、今日の「ひぐらし」の演奏会も招待券で行く・・・招待券はもちろん私個人に送られてきたわけではなく広友会へ届いたもの・・・広友会のように老舗の合唱団になると、他団からの招待券がけっこう届く・・・広友会メンバーは最近他団をあまり聴こうとしないので、まあほぼ招待券は取り放題という感じもあるのだが、お金のない私にはとてもありがたいこと・・・
2015.07.12
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ということを、広島遠征のときから少し考えている。実は、広島遠征で夜の酒の席で、年上のメンバーからこう質問された・・・「どうしてそんなに声にこだわっているのに、声楽のレッスンを受けドイツリートなどのソロを歌わないのか?」 この質問に対して、私自身その時、そういえばなぜだろう・・・という疑問が生じた。声楽レッスンは、大学時代合唱団の指導をして頂いていた先生に、ソロを歌うことがきっかけで、1年弱ほど声楽レッスンを受けた。練習したのは、歌の基本であるソルフェージュのための「コールユーブンゲン」と「コンコーネ」そしてイタリア歌曲・・・そして、発表会では、イタリア歌曲とオペラアリアを歌った。 では今なぜ声楽レッスンを受けないのか・・・もちろんレッスン料という現実的な問題もあるのだが、オペラやリートのソロを歌うための声楽レッスンは、どうも合唱とは両立しない可能性がある。やはり今、私がやりたいのは「合唱」なのだろう・・・ では、今度は「なぜ合唱なのか」ということになるのだが、やはり一番の魅力は、ステージの快感かもしれない・・・1000人以上入る大ホールで、大人数で作り出す音楽の魅力、そしてそれは、観客と一体となった素晴らしい瞬間・・・歌い終わったときの客席からのなんともいえない感動の波が伝わってくる。これは、このような瞬間を感じたことがない人には、多分理解できない至福の瞬間と言えるのだと思う。 そして、その至福の瞬間を得ようとすれば、個人の努力も不可欠なのだが、さらに合唱団全体としての努力も必要となり、合唱が一体になったときだけ、音楽の神は、その至福の瞬間を与えてくれるのだと思う。多分、これって一人で歌うより難しいのかもしれないが、その分感動も大きいのではないだろうか・・・まあ、音楽という瞬間芸術の魔力にとりつかれた・・・という感じなのかなあ・・・
2015.07.09
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今年の末から来年の初めにかけて開催される、中島みゆきさんのコンサートのファンクラブ先行受付に申し込み当選した。まあ、コンサートの場合は、ファンクラブ会員であればほぼ確実にゲットはできるのだが・・・ 今回は、私は2007年以来のコンサートとなる。その後2011年と2013年のコンサートは、体調不良により行けなかったので、8年ぶりかあ・・・会場は、2007年と同じ東京国際フォーラムA・・・ここは5000人収容のすごく大きなホールで合唱の演奏家なんかはとても無理な場所・・・ 多分、この間に新しいアルバムは発売されないだろうから、コンサートの主な曲目は、最新アルバムの「問題集」からとなるのだろう、このアルバムには「麦の唄」も入っている。 チケット料金はS席(先行受付はS席のみ)8640円・・・合唱の演奏会だと3~4回分になるが、まあ仕方ないかな・・・まあ、いずれにしても11/19はとても楽しみ♪
2015.07.07
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昨日は、広島メンネルコールの定期演奏会で、「碑」を歌ってきた。 「碑」は、原爆で全員亡くなった広島二中の一年生の悲劇を歌ったレクイエムで、10年ごとに広島メンネルの定演で歌われる。で、広友会の母団体が広島メンネルということで、広友会メンバーの一部は毎回参加しているようで、今回、私も大学時代この曲を歌っていたので参加した。 演奏会場のホールは、定員1100人のところへ1200人以上の入場者・・・これが東京なら消防署から怒られてしまうのだが、こちらはそのような問題はなく、最近は毎年定員オーバーらしい・・・どこでも大人数男声合唱は人気があるようだ・・・今回、東京のメンバーは月1回、東京で練習し一ヶ月前は広島で合流し練習を積んできた。実はこの曲、原爆の悲劇をなまなましく歌っているため、歌っている方が泣いてしまうという超危険な曲・・・私自身も大学時代歌ったときは泣いてしまった。で、広友会で合唱を復活させ、8年間いろいろ経験してきてどうかな?と思っていたのだが、今回はまったく冷静に歌いきれた。トップテナーであるため、メロディが多く、どうやってこの悲劇を表現するのか、いろいろ考え実際にやってみると泣いている暇などまったくなかった。指揮に集中しけっこう完璧に歌えたように思う。逆に歌いすぎを心配したのだが、客席で泣いている人を数人確認し、心の中で「よーし、やったー」という感じ・・・演奏終了後、すぐに大きな拍手に包まれた。一応レクイエムなのでブラボーはなかったのだが・・・打ち上げも盛り上がり、さすがに60年の歴史をもつ老舗合唱団ということで非常に楽しい体験だった。今年は原爆70周年・・・100周年まで歌いたいなあという野望を持つが、100周年になると私は86歳・・・ちょっと無理かな・・・しかし、この曲、広島には全く無関係の私なのだが、このような縁は大切にしたいし、あの悲劇は歌い続けていかなければならないと強く感じた。
2015.07.06
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昨日、すみだトリフォニーホールへこの演奏会を聴きに行ってきた。東西四大学とは、慶応、早稲田、同志社、関学の4っつの大学の男声合唱団、いわゆるグリークラブ・・・はっきり言って、超有名私学で偏差値もかなり高そう・・・で合唱はどうかというと、これも凄い歴史があり、地方大学である名古屋からは、とても憧れるグリークラブだった。今でも思い出すのが、慶応ワグネルが定期演奏会を名古屋の今は無き「愛知文化講堂」開いたとき、ちょうど大学3年でパトリだった私は、その演奏会を聴きに行き、木下保先生と畑中良輔先生に率いられた100人を超す大合唱を聴き、すごく感動し興奮したのを思い出す。もう35年も前の話・・・ さて、話を今回に戻すと、まずオープニングがエール交換・・・4大学の学生指揮者がそれぞれの大学の学歌を歌う。同志社と関学は歌詞が英語、早稲田はあの有名な「都の西北」・・・この演奏で各大学の特徴がうっすら現れた。私が一番気に入ったのは、慶応・・・コントロールされた理知的でセンスの良い歌唱だと感じた。 そして、それぞれの単独ステージ、まず最初は同志社グリーで指揮者は伊東恵司先生で歌ったのは千原作品「ラプソディ・イン・チカマツ」・・・この曲は、いろいろなパフォーマンスが入るけっこう派手な曲・・・ということは以前コンクールでこの曲を聴いておりしっていた。演奏自体はしっかりした演奏だと思ったのだが、すこし歌詞が聞こえにくかったのが残念 次のステージは、慶応ワグネルで指揮者は佐藤正浩先生、歌ったのがプーランクとサン・サーンスのフランス語曲・・・最初のエールの感じを裏切らず素晴らしい演奏・・・とってもカッコイイ・・・さすがは慶応ボーイというべきか・・・上品でフランスの雰囲気を十分感じさせる演奏で、私としては4大学の中で一番良かった。 3ステージ目は、関学グリー・・・指揮者は広瀬康夫先生で歌ったのは、トルミス作曲の3曲・・・これはもうトルミスらしく非常に迫力のある曲でこれも名演でないだろうか、とても良かった・・・ 4ステージ目は、早稲田グリー・・・指揮者は小久保大輔先生で歌ったのはカンタータ「土の歌」・・・そう終曲が「大地讃頌」という超有名曲・・・男声合唱でははじめて聴いた。で、私自身、早稲グリの演奏を聴くのははじめて・・・以前、上田真樹先生が「夢の意味」の男声合唱の初演が早稲グリで、「あそこの子たちは、綺麗に歌うというより熱く歌うという感じ」と言われていたが、まさにそのとおりの演奏で良かったのだが、一番最後のところでトップが大きすぎバランスを崩したのは残念・・・ そして合同演奏は、多田先生への委嘱初演曲・・・250人ほどの大合唱を、おえこらの山脇卓也先生の指揮で歌った。これは、はっきり言って合唱、しかも男声合唱で250人は多すぎ・・・繊細な表現ができなかったのは残念だが、まあこれは仕方ないところか・・・そして合同でのアンコールで多田作品を歌ったあと、エール交換の並びに戻り各大学が十八番のアンコールを歌う。4大学の中でも、関学の「ウ・ボイ」と早稲グリの「斎太郎節」は男声合唱をかじった者なら誰でも知ってる超有名曲でこれを生で聴けたのは嬉しかった。 社会人で男声合唱を復活させてから、本格的な大学グリーの演奏会を聴くのは初めてだったのだが、若いエネルギーて良いなあ・・・というのが率直な感想・・
2015.06.29
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最近、吹奏楽アニメにはまって、それが原因で中学時代の卒業アルバムを引っ張り出して見てみた。すると部活動のところで文化系として3年生が写真に写っているのだが、可愛らしいことに、マーチング用のユニホームを着て写っている。ユニホームのデザインは、セーラースタイルにベレー帽というまあありがちなものだが、今見るとけっこう恥ずかしい・・・ 写真に写っている3年生は合計で25人くらいで男女比はほぼ五分五分・・・今見ているアニメでは、男子は1割もいないので、女子の数が圧倒的に増えているようだ。なので、当時はほぼ金管楽器が男子、木管楽器が女子でサックスパートがちょうど境で男女両方だったように記憶している。そいうえば、パーカッションも男女両方いたかなあ・・・ 3年だけで25人もいるので、全体では70人超えって感じかあ、けっこう大所帯だなあ・・・文化系の他の部活なんかは、ほとんど活動していないなか、あきらかに異色・・・ユニホーム姿の写真を見ても明らか・・・朝練や休日練習もありかなりハードだったと記憶している。土曜日なんかは、グランド5周とか、腹筋とか、もうほぼ体育会系・・・バトン部が体育会系で写っているのが不思議・・・ただ、コンクールは出場していなかった。多分、当時からコンクールはあったはずなのだが、なぜだろう? ところで、今アニメでは主人公が技術的にとても苦労しているのだが、当時、私はそんな熱血に苦労した記憶がまったく無い・・・チューバは、当然はじめて扱った楽器なのだが・・・やはり音楽は得意中の得意だったのだろうか?合奏でも注意されたイメージはない・・・現在の合唱練習のトップテナーの方が先生からよく注意されるくらいだ・・・ また、ユーチューブなんかで当時演奏していたマーチを聴くと、チューバのパートの音をかなり記憶している。子供の頃、熱中してやっていたことはきっと記憶のどこかに残っているのだろう・・・まあ、懐かしく楽しい「思い出」って感じかなあ・・・
2015.06.28
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もちろん私が言っているのではなく、嵌っている吹奏楽部アニメのユーフォニアム担当の主人公の女子高生のセリフ・・・コンクール府大会2週間前にユーフォに新しく難しいフレーズが追加され、一生懸命練習したのだが、結局そのフレーズはパトリ一人で吹いてくださいと言われ、その帰り道に「上手くなりたい、上手くなりたい、誰にも負けたくない・・・」のあとに橋の欄干で号泣しながら言ったセリフ・・・ ついに、このアニメも最終回を前にして熱血部活物語となった・・・ ところで、このようなセリフを言いながら号泣したことがあるかというと、実は私には記憶にある。それは、この主人公と同年代・・・公立高校受験を倍率1.10倍で落ちた発表後、家に帰るまでは我慢していたのだが、家に帰ったとたん・・・だったらしい・・・今では笑い話でよく両親に言われるのだが・・・ で、音楽でこんな思いをしたことがあるかというと、悔しいと思ったのは、大学一年で「枯れ木と太陽の歌」のソロで失敗したこと、広友会で大学グリー発声が通用せずダメ出しされたとき・・・くらいか・・・もちろん、死にそうにもならず泣きもしなかった。そしてすぐリベンジへ向けて動くって感じ・・・ やはり音楽とは相性が良いのかな・・・
2015.06.25
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を聴きに、先日の日曜日、私の家から歩いて行ける「かつしかシンフォニーヒルズ」へ行ってきた。会場は、ほぼ7割の入りで今年からプロ合唱団になったハルモニアの単独コンサートの出だしとしては、まずますの入りだったのではないだろうか・・・今年のNコン課題曲(中、高)も歌うとあって会場に中高生の合唱部員(だと思う)も多く聴きにきていた。 パンフレットを見るとメンバーの中にソプラノの田村さんの名前がなかった。あの輝く高音が聴けないのは残念だと思ったのだが、田村さん抜きでどんな演奏を聴かせてくれるかと思っていると、ステージがはじまり、最初の曲は、「気球にのってどこまでも」からスタート・・・メンバーは譜面を持たずに登場・・・おや、今回は暗譜かな?と思っていたら、手拍子があったためこの曲だけ暗譜、他は譜持ちの演奏だった。 演奏自体は、相変わらず安定したハーモニーで十分聴かせてくれる演奏だったと思う。Nコン課題曲集なので、そんなに高音や超絶技術も必要としなかったこともあるだろう。演奏された曲は、有名な曲が多くほとんど聴いたことがある曲ばかり・・・実際、私が広友会で歌ったことがある「信じる」「もう一度」も歌ってくれて楽しめた。今、歌っている「もう一度」は、Nコン課題曲当時は、アカペラ・・・今歌っているのはピアノ付きヴァージョン・・・このアカペラもなかなか良くて、定演のアンコールで歌ってもいいような感じ・・・まあ、決めるのは先生なのでどうなるかな・・・選びそうな気もするが・・・ そして、演奏終盤でサプライズとして作曲家代表で上田真樹先生が客席から登場し、いろいろNコン課題曲を作曲するにあたっての解説を、例の可愛い声でお話してくれたのは嬉しかった。 そしてアンコールは、震災ソングの「花は咲く」を会場と一緒に全員合唱・・・後ろから女子高生合唱部員の可愛い声と一緒に歌えて楽しかった。 それにしても、最後に歌った今年の高校課題曲の「メイプルシロップ」は難解な曲・・・詩を読んでみてもまったく意味不明・・・これをどんな解釈で高校生が歌うのかは楽しみ・・・ そして今後のハルモニア・アンサンブル単独の演奏会は・・・ 2015年8月16日(日)第6回定期演奏会・・・盆休み真っ最中・・・行こう・・ 2015年12月19日(土)クリコン・・・良かった、広友会定演と被らなかった・・・練習とかぶるけど行こう。 2016年3月25日(金)第7回定期演奏会・・・うーん平日・・・行きたいな・・・ 会場は全て渋谷さくらホール
2015.06.23
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今日は、午後から健康診断だったため午前を有休にし会社をお休みにした。そして健康診断のあと、かかりつけの医者で月一の診察を受けその後タリス・スコラーズの公演を聴きに行くため、オペラシティへ向かい都営新宿線に乗った。時間的には2時間ほど早かったのでオペラシティにあるパブで一杯やってから行こうと思っていた。 地下鉄に乗っているところで、ある駅で外国人の方がけっこう乗ってきた。男女合わせて10人くらい・・・男女といってもなんかカップルの雰囲気はなく、観光ではなさそうな感じ・・・うーん何だろうと思って、あれ?もしかして・・・と今日の公演のチラシを確認すると、指揮者のピーター・フィリップスを含めたタリス・スコラーズのメンバーに間違いない。まさか地下鉄で乗り合わせるとは・・・話しかけようかとも思ったのだが、英語が全然話せないので諦め・・・当然のように皆さん初台で下車・・・電車移動で会場に入るんだ・・・ そして、演奏自体は、もう言葉にならないほど美しい・・・あんな美しい音楽は生まれて初めて聴いた・・・少人数アンサンブル(10人、ソプ4、アルト、テナー、ベース各2名)なので、私の周りのレベルでは、他の声を聞いて、合わせて、混じりやすい声で・・・なんて次元の演奏ではなく、一人一人が素晴らしい歌い手で、メンバー全員、楽々という感じで歌い、しかもその歌は美しく音圧もある。人間の声の美しさはこれほどまでのものか・・・ということを強く感じた。 なので、ほぼ満員の観客の反応の凄い、拍手が鳴り止まず、3回もアンコールを歌ってもらった。これほど拍手したのは私自身初めて・・・ この美しさ・・・さっそく次の広友会練習で真似してみよう・・・ちょうど練習曲は美しいロマン派の曲だしちょうどいい・・・
2015.06.16
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今日、6/15は私の56回目の誕生日・・・うーん、いよいよ還暦が近づいて来た訳なのだが、子供の頃想像していた還暦って、腰が曲がったり、けっこう老人って感じで隠居して縁側でお茶を飲んでいるようなイメージだったのだが、現状は全く変わってきている。会社でも60後半の方もけっこう働いており、今後の高齢化社会、出来るだけ仕事は続けて行きたいと思っている。 さて、合唱活動を縮小して歌う時間は短くなり、今月前半は特に合唱の演奏会も行かなかったのだが、後半は、まず明日6/16はオペラシティでタリス・スコラーズ、そして6/21は地元青砥でハルモニア、6/28はトリフォニーホールで東西4大学・・・それぞれ聴き応えがありそうなのだが、社会人になって大学生の演奏を聴くのはコンクールを除いて初めてなので、老舗私大の男声合唱はある意味楽しみ・・・現在の大学グリーはどんな演奏をするのかは、興味深々・・・ 明日は、健康診断で会社はお休み・・・午後からの健康診断後、オペラシティへ向かう・・・タケミツ・メモリアルホールも初体験でこれも楽しみ・・・
2015.06.15
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「いろいろな人生を経験している年齢の方々だからこそ、演奏に深みがあり、感動を与える」という褒め言葉を広友会の演奏に対して頂くことが多い。また、前で指揮をされている先生も良く言われている。 しかし、これはいったい何だろう?いろいろな人生を経験すると歌のテクニックが上がるというのは、理由がわからない。最近の多田作品の練習でも、旋律に不慣れなセカンドやバリトンが歌っていると、ハミングをしながらイライラすることが多い。年取ったって、上手くならないじゃん・・・とずーと不思議に思っていたのだが、いろいろ考えてみると、もしかして次の仮説が当てはまるのかなと思いはじめてきた。 それは、ステージで演奏した数、経験値というのが言えるのかなあ・・・いろいろな曲、それぞれの状態、そして、その時の演奏における細かいテクニックや状況判断・・・これらの経験、引き出しが蓄積されて、自分であまり考えなくても、その曲の状況にあった表現ができるようになってくるのではないか・・・ これは、最近私が、大人数の男声合唱である広友会だけでなく、少人数のKFSやカンタート公募混声合唱などいろいろな経験を積んで、今までできなかったようなことが意識してできるようになって、それは練習録音を聴いても明らかにレベルアップしていることが伺えることから、この経験値の重要性を認識している。 ただし、これは進歩しようとする努力が不可欠・・・ただのんべんだらりとステージを経験しても、何も蓄積されないと思われる。そしてそれは、如実にメンバー間の実力差として現れるのだと思う。
2015.06.14
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これは、以前から先生がよく言われていたことだったのだが、最近、それができるようになってきたような感じで、この「頑張らない・・・」の重要性を非常に痛感している。 まず、なぜ「頑張って歌う」ことが問題なのかということを書くと・・・ ・いっぱいいっぱいで歌うため、他の声部をきくことができない。 ・ついつい身体に力が入り、音程が下がったり、響きがかげったりする。 ということで、この2点を見ただけでも重要性がわかっていただけると思う。 で、最近の私がどうなっているかというと、練習録音などを聴くと、以前より声の響きがアップしており、音程も安定してきている。他声部を聴くことができるため、アンサンブルでの出し入れが楽にできる。 やはり、音楽はある意味、冷静さが必要なのだろう・・・ で、この「頑張らない・・・」ができるようになった原因は何かと言うと、これはカンタート公募合唱団での経験が大きかった。カンタート公募合唱団は、基本的に栗友会や樹の会などの優秀な若い歌い手が集まってくる。そこに参加した私は、混声合唱初心者であったため、最初はついて行ければいいかな~というリラックスした気持ちで入っていった。これが逆に男声合唱のトップだとすると、対抗意識が働き、きっと頑張ってしまったことだろう。 で、ここで練習を重ねていく内、この頑張らない歌い方で最終的には内声テナーの重要なポジションになっていった感がある。 やはり、レベルアップを図るには、違った環境で歌うことも重要なのだと実感した。
2015.06.13
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私の最近嵌っている吹奏楽部のアニメでは、コンクールに向けてオーディションが行われた。主人公の1年生が、2年生の先輩を差し置いて合格したり、トランペットの準主役の1年生が、3年生のパトリを差し置いてソロパートに決まったりした。そして当然いろいろ問題が発生するわけで、結局、トランペットのソロについては、ホール練習で再オーディションで部員全員の投票で決めることになった。 一見、部員全員の投票になると、人気のある3年生が有利に見えるのだが、ポイントは「ホール」・・・楽器でも歌でも同じだと思うのだが、細かいテクニックなんかは練習である程度カバーでき大きな差は生じないと思われるが、一番大きな差は、音量と響き・・・この差はなかなか一夜漬けの練習では埋まらない。そして大きなホールではその差が如実に表れ、いくら先輩に投票したいと思っても、あきらかに音に差がある場合、そんなこともできないだろうし、多分、投票の前に3年生が辞退するのかなあと想像しているのだが、さて来週が楽しみ・・・ それにしても、やはり「ソロ」ってやりたいものなのだなあ・・・なぜ、ソロをやりたいのだろう・・・と自分に置き換えて考えてみると・・・もちろん、観客を満足させるだけの自信がなければ立候補もできないのだが、なかなか自分の実力を冷静に判断するのも難しいようで、けっこうオーディションでは多数チャレンジするのだろうと思う。あと、やはり音楽をやっている以上、自分の実力を発揮したいという欲望なのだろうか?しかし、失敗したりするとなかなかダメージも大きいのだが・・・まあ、もちろん「目立ちたい」「良い格好したい」という気持ちも当然ある。そういうエネルギーも音楽の上達にはある意味必要なのかなあとも思う。
2015.06.11
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昨年の広友会定演のアンケートで一番気になったのは、「ベースが弱い」という感想・・・数年前までの広友会は、人数や技術的な面でもベース系の音圧は強かったのだが、ここ5年間の間に一気に音圧が落ちてきたようだ。その証拠に5年前のアンケートにベースが弱いなんて感想はほとんど見当たらない。 それとは逆に、トップの音圧が勢いを増してきている。で、この前の紅白合唱合戦でも「合唱のバランス」という面を気にする合唱人の方々からは、バランスが悪いという感想や、団員のお客さんであまり合唱を聞かれたことのない方から、右側の方が聞こえてこなかったという感想も聞いている。 最近の練習でも、非常に音響の良い閉ざされた練習会場などでは、ベースはけっこう響いているように聴こえるのだが、通し練習が終わったあとベースのある方から、トップが聞こえないという話が出た。前で指揮していた先生からは、少し頑張りすぎでトップの音を消していたようだというご指摘だったのだが、どうも根本的に今のベースは「そば鳴り」しているように感じられる。すなわち声が自分の周りで響くという現象・・・こうなると他パートの音は非常に聴こえにくくなる。 この「そば鳴り」がおこると、自分の周りだけで響いてしまうので、そこでエネルギーが消費され大きなホールなどでの演奏では声が客席に届かなくなる。これは定演や紅白での演奏の感想と一致するところ・・・ で、ここでトップはどう歌えば良いのか・・・バランスを重視しベース系に合わせて音圧を抑えるか・・・という選択肢もあるのだが、50人を超える大人数合唱団の広友会でそれをやると、音圧が物足らない、観客にしてみれば非常につまらない演奏になってしまうと思われる。実際、紅白でもステージ上でベース系が聞こえてこないのは判っていたのだが、あえて音圧は下げず歌いにいった。その結果、客席からの反応は非常に良く、作曲者の千原先生からも高評価のお話も伺っている。 定演までは、まだ6ヶ月もあるので、ここはトップは音圧を抑えることはなくいきたいと思う。先生のヴォイトレも始まることだし、ベース系の響きの復活を待つ。よしんば間に合わなくて多少アンバランスになっても、ステージ上だけのつまらない演奏だけはしたくないと思っている。
2015.06.07
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最近、吹奏楽部が主役のアニメにどっぷり嵌っている。ちょうどそのアニメの主人公は低音楽器を担当しており、そのパートの場面がよく出てくるのだが、私は中学時代に担当していたのも低音楽器のチューバ・・・そのアニメでは、チューバを担当している子のセリフで「チューバは影で支えるのが仕事」というのが出てくる。確かにそのとおり、ハーモニーの一番下を支えたり、リズムを打ってテンポを支えたり・・・とにかくほとんど脇役・・・ただ見た目は楽器が大きいので目立つのだが・・・ で、それを担当していた私の性格は、基本的に目立ちたがり・・・あまりリーダーシップはとれないのだが、とにかく目立つことが大好きだったようだ。そんな性格でよく2年半も中学でチューバを吹いていられたのだと思うのだが・・・一つの要因としては、すぐ上に先輩はいなくて、すでに1年の後半からチューバ担当が一人だったことがあるのかもしれない。上から押さえつけられることもなく、かなり自由で、地味な楽器とはいえ一人しかいなければ、ある意味、ソロ・・・まあ、もともと音楽大好きということもあり、けっこう頑張れたのだろう・・・自分では、当時よくわからなかったのだが、私の演奏はけっこう上手かったらしく、卒業した後もけっこう伝説(大げさ)になっていたと噂で聞いた。 そんな性格なので、男声合唱のトップテナーは性格にピッタリ、練習すればするほど上手くなるのは、楽しくて仕方ないという感じ・・・ で、カンタートでは混声合唱を歌ったのだが、混声テナーも役割的には内声パートなのだが、大人数で派手な曲の場合、内声とはいえ、けっこう自己主張しながら女声を支えられる・・女性大好きなので、これもなかなか良い格好が出来てけっこう楽しい・・・ しかし、子供の頃に形成された性格は、中高年になっても治らないということかな・・・
2015.06.05
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土曜日は、広友会の練習で先生によるロマン派・・・その練習の最初に、紅白合唱合戦で歌った千原作品について、千原先生から中館先生宛にお手紙が・・・内容は、紅白の録音を入手し聴いたところ、年齢は高そうなのだが、歌いまわしや表現に人生の重みや説得力がとても感じられじーんとしました。という嬉しいお話・・・うーん、頑張った甲斐があったというもの・・・確かに演奏後の観客席の反応はとても良い感じはしていた。まあ、まだまだ私自身の歌い方にはクリアすべき箇所は多々あったのだが・・・ その後練習開始でシューベルト、リストの2曲を練習したのだが、その真っ最中に地震・・・かなり長周期の揺れ・・・先週は月曜日に引き続き2回目となり、けっこうびびってしまった。そして練習後いつものように一杯やって帰ったのだが、地震の影響で京成線が15分ほど遅れていた。しかし、これままだ良かった方のようで、横浜方面の方はJRが軒並み止まってしまいかなり苦労された模様・・・ そして日曜日は、広島での「碑」の合同練習・・・そのため6時過ぎに家を出て成田空港へ向かう、成田から広島へLCC初体験・・・新幹線なら往復3万6千円くらいかかるものが1万3千円とほぼ1/3・・・しかも早い・・・そして余裕で練習会場に到着・・・午後1時から5時までの4時間、最後の通しも含めみっちり合わせ練習を行った。 その練習人数は80人以上100人近くいたような感じ、トップだけでも20人以上・・・広島メンネルコールは、広友会とほぼ同じ年齢構成、で指揮者の先生は、まだ若い先生だったのだが、明確な解釈にわかりやすい指揮、そして的確で効率的な練習をされており、とても良い練習だった。 それにしても、私の声は本当に百人程度の大合唱向きだということを実感した。ほとんどフルパワーに近い感じで歌ったのだが、録音を確認してもかなり良い感じで歌えている。やはり人数が多いと歌える人も多く「合唱」になっている感じがした。 そして帰りもLCCで夜9時過ぎに成田へ到着、帰宅したのが11時近く・・・ふう、疲れた・・・
2015.06.01
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というアニメが火曜日の深夜放送されている。ユーフォニアムと言っても知らない人にはわからないだろうが、これは楽器の名前・・・オケではまず使われないが吹奏楽では、けっこう重要な働きを担当する中低音楽器・・・ということで、このアニメは高校の吹奏楽部をテーマにしており、なかなか寝過ごして見られなかったのだが、ここのところ動画サイトでまとめて見て完全に嵌っている・・・ トランペットやフルートなどの花形楽器を主役としていないところが、とっても面白い。私は中学時代、吹奏楽部に所属したのだが、入って最初に担当した楽器がこのユーフォニアム・・・ところが、すぐに故障してしまい、もっと大きなチューバを担当することになった。 実は吹奏楽の金管楽器は、素人が最初にどれを担当するかを決める重要なファクターは、唇の厚さで適正を判断する。すなわと、唇が薄い人がトランペットやホルンなどマウスピースが小さい楽器を、厚い人はチューバやトロンボーンなどマウスピースの大きい楽器を担当する。誰でも好きな楽器を選べるわけではない。フルートやクラリネットなどの木管楽器は、あまりそう云う話は聞かないのだが・・・それにしても、このアニメ、吹奏楽のあるあるがよく出てきて爆笑しているのだが、経験していない人にわかるのだろうか? しかし、楽しそうな高校時代を描いており羨しいなあと思って見ているのだが・・・私自身は、高校受験に失敗し私学の男子校に入ってしまい、ここで吹奏楽と別れてしまった。そして大学は、同じく男ばっかりの工業大学・・・しかし、ここで男声合唱と出会い女子大などとコンパなど満載の楽しい大学生活だったのだが・・・ ここでもし私の人生、高校受験に失敗せず共学高へ行っていたのなら、きっと吹奏楽部でこのアニメのような楽しい高校生活を送っていたのだろうか?と思うと、なかなか人生の分岐点って面白いと感じる。 ところで、この主役のユーフォニアムという楽器・・・実は金管の花形トランペット(ファースト限定)と比較しても、裏メロディを担当する場合が多い楽器・・・リズム主体のチューバとはまったく違った役割をする楽器で当時はとても羨ましかったものだが・・・ 吹奏楽と合唱・・・以前も書いたのだが、同じ音楽でありながら、やっている人口が6:1というのは、今では合唱人になってしまった私としては少し残念な思いはしている。
2015.05.28
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昨晩、帰宅後横になっていたら10時ころから寝てしまい、気がついたら夜中の1時前になっていた。さて、本格的に寝ようと思いその前にメールチェックを行ったところ、先生からメールが届いていた。 先生からのメールは、今まであまり良いメールはないのだが、今回は注意を受けるようなことをした覚えはなかったのだが、恐る恐るメールを開くと、そこにはお願い事が書いてあった。それを読んだ瞬間、ひえー、どうしようかと思ったのだが、冷静に考えてそのお願い事を快諾することにした。 で、何をお願いされたかというと、それはKFSでのセカンドテナーへのパート移籍・・・私が3ヶ月休団している間に、トップテナーに新入団員が増え、逆にセカンドテナーが弱くなってしまったので、パートバランスを取るのが一つの目的で、それによる効果として、ここでセカンドを経験することにより、広友会のトップテナーのしてのスキルが上がるということが書かれていた。 これはとても納得できることで、実際、カンタートの公募混声で内声テナーを経験したことにより、トップでのレベルが上がっていたことを実感していたから・・・ しかし、ここで問題は、音取りが終わっている課題曲と自由曲1曲の音を取り直さなくてはならないこと、しかも、あと1回の練習で合唱祭のステージがあること・・・うーん、歌えるのかと思ったのだが、セカンドはトップテナーと異なり、最悪一人でもその状況を変えるくらい歌いきる必要はない。(実際、この経験はカンタートの紅白では、決断し歌いきってしまったのだが・・・この話はまた別の日記で) そして、快諾したあとの先生の返信には、セカンドメンバーもある程度歌えてきているので、それに合わせて歌ってもらえば問題ないでしょうということだった。たしかにそのとおりで、とりあえずはコバンザメ唱法を使っておけばまあ大丈夫だろうし、本番のコンクールまでには、まだ3ヶ月あるので・・・ そして、決断したもう一つの理由としては、私自身の声の特性から、少人数アンサンブルでトップを歌うのは合っていないと判断したこともある。 ということで、これから基本的にKFSではセカンドテナーを歌うことになるのだが、もともとKFSは私にとって修行の場という位置づけなのでまあ、頑張ろうという感じ。
2015.05.25
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今日は、当間先生の大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団および大阪コレギウム・ムジクム合唱団の東京公演に浜離宮朝日ホールへ行った。演奏した曲は、全て宮沢賢治の詩に千原先生が作曲した作品4ステージ・・・結論から書くと、千原ワールドを十分堪能できる演奏会だった。 最初のステージは、文語詩稿<祭日> ピアノやチェロ、打楽器が入った曲で、ステージには合唱団、そして通路にも行進しながら合唱団が歌いながら入ってくるという立体的な音響・・・なかなか素晴らしい演奏・・・ 演奏後、千原先生と当間先生のプレトーク・・・その最中で山台が一部撤去・・・なんだろうと思っていたらピアノがステージから出された・・・なるほど、ステージが狭いため山台の撤去が必要なのか・・・ そして、次のステージは・・・種山ヶ原の夜の歌 これは、合唱と打楽器などが入った曲で、もういろいろな声の表現や、踊りなどが入ったシアターピースでこれもすごく迫力があり良かった。途中で和風のような表現があったが、どこかの合唱団がやっているような、とってつけたような発声と異なり、すごく和風の表現がなされていた。これは、発声の基本を抑えた上で、その先の応用問題という感じで作られていたような感じ・・・やはり基本ができていなければ、表面だけとって付けたような発声をしても砂上の楼閣でしかないことの証明かな・・・ 3ステージ目は、「ちゃんがちゃがうまこ」・・・これは女声合唱・・・そして4ステージは、「わたくしという現象は」・・・混声合唱・・・この2ステージは、とくに演出はなく通常の合唱形式・・・しかし、この2ステージも千原ワールド満載・・・広友会で歌っている「明日に続く道」にもいろいろ演出がなされているが、そういった演出というか声の表現や手拍子など、楽しませてもらった。 同じ演目で6/28に大阪いずみホールで演奏会がされるが、さらに進化した演奏が聴けそう・・・さすがに東京から聴きに行くことはできないが、関西の方、時間があれば聴かれることをお勧めします。
2015.05.24
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1.どんな唱法なのか パートの中で、一番歌えるメンバーの出だしを聴いて瞬間的に同じ音程、歌詞で歌いだす唱法2.命名者 広友会前音楽監督3.利点・音程や歌詞の間違いが減少・楽譜を外しても、安心して出られる。なにせ自分で完璧に覚える必要がないため・・・この結果、当時は暗譜が当然だったと自慢する。4.欠点・リズムが若干遅れるため、アップテンポの曲では反射神経が必要・・・年齢により難しくなる。・くっついていたメンバーが抜けると、とたんに歌えなくなる。大きいサメやクジラとコバンザメの体格差くらいの音量差が生じる。・歌えなくなったことに気が付かず、楽譜にかじりつくため、指揮者を見ることができないので、さらに歌えなくなる。悪いスパイラルに入る。という感じで、大人数合唱の場合、このコバンザメ唱法を採用している方はとても多いと思われる。良い子の皆さんは、けっしてこの唱法をまねしないようにしてください。
2015.05.22
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まず、以前書いた日記の訂正をご報告します。それは創価学会しなの合唱団が紅白合唱合戦で歌った三善作品を、次の定演で演奏すると書いたのですが、これは間違い・・・前の定演で演奏したというのが正解です。申し訳ありません。 で、カンタートが終わってこれからの合唱関係の予定としては・・・ ステージ関係で言えば 6/14 KFSで神奈川県合唱祭 6/21 KFSでミューザ川崎合唱祭 7/5 広島メンネルコール定期演奏会で「碑」賛助出演 7/18 広友会で東京都合唱祭 8/23 KFSで神奈川県合唱コンクール 11/8 広友会で東京都男声合唱フェス 12/6 広友会定期演奏会 と7回のオンステで、コンクールは上位へ進出できればその分増える・・・ あと聴きに行く演奏会などは、決まっているものとして・・・ 5/24 当間先生の大阪コレギウム・ムジクム東京公演 6/16 タリス・スコラーズ東京公演 6/21 ハルモニア・アンサンブルNコンを歌う 7/12 合唱団ひぐらし演奏会 8/7~9 当間修一合唱講座IN東京(今回はアンサンブルレッスンも受講しよう、この日は中館先生のルネバロ専門合唱団の演奏会があるが、諦めよう・・・) 聴きに行く演奏会は、多分この後もかなり増える予定・・・けっこう忙しいかな?まあ、広友会定演が12月になったので、昨年よりましかな・・・
2015.05.19
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昨日の白内障手術で、眼帯をしていたのだが、先ほど病院で眼帯を外してもらい検査、診察の結果、手術は大成功で経過は非常に良好・・・ほとんど視力が落ちていた左目はなんと裸眼で0.9まで上がりとてもよく見えるようになった。もともと近眼プラス乱視で0.4くらいしかなかった視力が上がってしまったのだが、先生の話によると、これは一時的で右目とバランスがとれるようになっているので、しばらくすると少し落ちると思いますとのことだった。 それにしても、約3ヶ月間の片目状態からの開眼で、とっても楽になったような感じ・・・ 実は、目の方は今日で開眼だったのだが、合唱の方は、カンタートの経験で一足早く開眼した様子・・・先週土曜日の広友会練習は、先生のロマン派の練習だったのだが、明らかに軽く余裕を持って歌いきれるようになってきた。先生も非常に満足げで「トップ、頑張っていますねえ・・・良いですよ」とお褒めの言葉を頂いた。これは、この調子で頑張っていけば良いかな・・・ さて、次の私のステージは、6/14(日)の神奈川県合唱祭にKFSでオンステする予定・・・オンステ時間は19時前くらいと少し最終に近いらしい・・・歌う曲は、木下作品の「流星」と今年の男声課題曲である北川作品の「またある夜に」のアカペラ作品 KFSは、白内障の影響で3ヶ月休んでいたので、定時練習1回と直前練習のみでのオンステとなるが、この2曲は以前に練習していた曲なので、まあ大丈夫だろう・・・とにかく、アンサンブル感を思い出すように頑張ろう・・・
2015.05.15
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明日は、左目の白内障日帰り手術のため、今日から会社を今週いっぱいお休み・・・手術は2年前右目を経験しているので、経験済みといえばそうなのだが、実はけっこう怖い・・・目にメスが近づくのがわかるので・・・ さて、先週の広友会練習で、なかなか音程があがらないベースに対して先生がある名言を言っていた。それは先生のところの超上手いルネバロ専門合唱団のベテランベース団員が、低い声出そうとするあまり、声が落ちてピッチが下がってしまう若手団員に対して言った言葉らしい・・・ 「ベースは、低い声を出すのが仕事ではない、楽譜に書いてある音を出すのが仕事なのです」 これを聞いた若手団員は、気がついたようで修正できるようになったということ・・・ おや、なんか私は同じような言葉を聞いたことがあるぞ・・・それは、私が広友会へ入った初期のころで、あるSNSでプロオケ付きの合唱団でソプラノを歌っている方が言っていたなあ・・・あるオペラの合唱曲でソプラノにハイDという凄い高音があり、それが出せるという話のなかで、私がすごいてすねえと言ったところ、その方いわく・・・ 「楽譜に書いてあるから出すだけのことですよ」 この方は、とても謙虚に言われているだけなのだけど、とりかたによれば、「楽譜に書いてある音が出せなければ、ソプラノの資格は無い」ともとれる・・・ 今度、私も使ってみようかな・・・反感買ったりして・・・汗・・・
2015.05.13
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今日は、広友会トップパトリA氏の奥様が代表を務める女声合唱団の演奏会を聴きに、神奈川県立音楽堂へ行ってきた。相変わらずホールにたどり着くまでの桜木町駅からの紅葉坂の厳しい出迎えにヒーヒーいいなからホールにたどり着き、スポーツドリンクを購入し一息いれていると、みるみる列ができていった。 この女声合唱団、人数は27人で創立15周年で年齢的には40~50代の方が中心、演奏した曲は・・・ 1.木下牧子アラカルトステージ 2.女声合唱とピアノのための「明日のりんご」より 3.MOZRTのしらべ 4.ミュージカル・セレクション 音楽堂はけっこう満員で、ほぼ8割くらい埋まっていた。最初の声から、素直な伸びのある声で女声合唱にありがちな気持ちわるいビブラートもなくバランスもまあ問題ないかな・・・アルトが6人と人数が少ない関係もあり少し弱い感じもしたのだが、まあ仕方ないか・・・ 演奏自体は、終始安定した演奏でなかなか良い感じ・・・最終ステージは、ピアノの指揮者の譜面台が横に移動し、ああ、これは何かパフォーマンスがあるなと思っていたら、そのとおり、しっかりいろいろな振りがついた楽しいステージとなっていた。特にラス前の「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌が聞こえるか?」は曲自体が素晴らしいこともあり、けっこう感動させていただいた。 自分のやっている男声合唱とまったく違う対極にあるスタイルの合唱なので、割と素直に楽しむことができた感じで、なかなか良かった。
2015.05.10
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今回、カンタートの公募合唱団で歌ったり、公開リハを聴きに行ったりして世界一流の指導者の力量をまざまざと感じることができた。 まず、英国紳士のキャリントン先生の公開リハ、合唱団は藤井先生の選抜メンバーで形成されたヴォーケスアルボス・・・元広友会で一緒に歌っていたセカンド、バリトンのパトリや広友会指揮者のM氏も歌っていた。曲はJ.ダヴの「年のうつろい」で2群8声の超難しそうな曲・・・キャリントン先生による最初のリハということもあり、皆さん必死でついて行っているのが後ろから見ていて手に取るようにわかる・・・まあ、こんな曲、ついていくだけでも相当なレベルなのだが・・・ そして先生から繰り出される超厳しい指導・・・「決して一人でも間違えないでください。一人でも間違えたらそれで全てが崩れてしまいます。」「今日、指導したことは次回の練習で必ず全員できるようにしてください。同じことの繰り返しは絶対にだめです。」・・・どこかのぬるい練習をしている合唱団のメンバーが聞いたらすぐ逃げ出しそうな言葉・・・汗・・・少人数の精度の高い合唱を作り上げるのに妥協など微塵も感じられない。 そして私が参加した公募合唱団の指揮者は、オーストリアのオルトナー先生・・・リハ3回、そして本番とGW4日間、みっちり世界のマエストロの素晴らしい指導を受けた。オルトナー先生は合唱団が100人以上の大人数ということもあり、キャリントン先生のような超厳しい言葉はあまり使わないが、なんというか、すっごく大きな存在・・・音楽を愛し、このメンバーで良い演奏をしようという気持ちがすごく伝わってくる。歌った曲は、シューベルト晩年のカンタータなのだが、この曲をどう歌えば良いか、シューベルトの背景なども含め丁寧な説明をして頂いた。 二人のマエストロに共通する点は、音楽に対して決して妥協のないこと、合唱なので一人くらい間違えても・・・などど甘い考えを持ちがちなのだが、合唱だからこそ一人でも間違えてはいけないということが大切なのだと教えられた。 私にとって非常に貴重な音楽体験で、私自身、本番の演奏が終わった瞬間、心の中でファンファーレ・・・タタタタッツタッタッター・・・○○のレベルが上がった・・・ドラクエより・・・という感じだった。
2015.05.09
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昨日のとっても楽しい音楽の時間が過ぎ、今日からまた通常業務・・・最近、仕事自体は順調なので特に問題はないのだが、体調が不調・・・なぜか身体が重いし、眠いし、ダルいし・・・なんとか7時前まで仕事をこなし帰宅、入浴しすこし落ち着いたところ・・・ やはり、3時間の立食レセプションがこたえたようだ・・・トシだなあ・・・ ところで、このレセプション、もう本番が終わった後の合唱人のテンションの高いこと・・・ちょっと危険な雰囲気も・・・ それにしても疲れたので、洗濯が終わったら早めに横になるかな・・・
2015.05.07
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今日はGW最終日でトウキョウ・カンタートも最終日のクロージングコンサート、そのコンサートの一番最後に演奏する公募合唱団に参加して、オルトナー先生の指揮でシューベルトの「ミリアム勝利の歌」を歌ってきた。 今回は、1週間前の紅白とは違って、私自身、かなりの精度で歌いきった感がある。切迫したffの場面では、かなりの音量を出し、ソプラノソロと重なる部分では、かなりバランスを重視し音量を抑えた。また、基本的な歌い方としてオルトナー先生から指示された、pで入って自然にクレッシェンドしていく歌い方もけっこう上手くいったと思う。最後の超高速フーガもきっちり歌いきれた。演奏については、ほぼ満足・・・紅白で歌った千原作品は、今後も定演に向けて練習していくのだが、このシューベルトは今日で終了・・・しかし、今回混声合唱デビューステージとしては、非常に満足でかなり勉強になったと思う。 また来年も参加しよう・・・混声はとりあえずこのレベルの高い公募だけで十分かな?でも、今回かなり楽しかった。 コンサート終了後、レセプションに参加・・・仲間がいない私は、最初かなり寂しかったのだが、途中から、こちらも私同様一人で参加し公募で一緒に歌った創価学会しなの合唱団の方と話が弾み、メアド交換し、まだ日にちにより確定ではないが、しなの定演の整理券(無料なので入場券ではないが、この整理券は指定席でなかなか入手が難しいチケット、なので今までしなの定演には行ったことがないのだが、これで入手ができるようになった。 しなのの紅白での演奏について、いつもの強力な音圧が感じられなかったことについて質問したら、三善作品の難易度が非常に高く、思い切って歌いきれなかったとのことで、この曲は今後定演でも歌う予定とのことで、なかなか楽しみ・・・ レセプションでは、いろいろな先生方と挨拶を交わすことができ、非常に有意義だった。
2015.05.06
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今日は、カンタートコンサートの中日、委嘱初演7団体の演奏を聴いてきた。 まず、豊混の演奏は、出だしすこしソプラノが揃わない部分もあったが、その後は安定した演奏で安心して聴かせていただいた。原爆をテーマにした曲なので、もう少し言葉に重みがあった方が良かったような気もしたが、最後まで安定した美しい演奏だったと思う。 そして次に歌ったのがコンビーニ・・・広友会と同じく山台の後ろ3、4列目に2列で並んで、そして最初の第一声から、素晴らしい声と響きとハーモニーが会場に響き渡る。もう素晴らしいの一言・・・あとで登場する樹の会や栗友会の百数十人の大人数と比較しても、響きの透明度や音圧で勝るとも劣らない・・・どうやったら31人であのような響きが出せるのだろうか・・・演奏した曲は童話を テーマにした可愛らしい曲で、譜面を持ちながらも途中でアクションを入れるなどもう余裕の演奏で合唱団としての素晴らしさを見せつけてくれた。 樹の会と栗友会は、お互い百数十人の大人数の素晴らしい演奏。作曲の新実先生や西村先生も両合唱団の大人数の音圧を最初っから想定したような曲作りでなかなか良い曲だった。そしてさすがに藤井先生の指揮は、客席から見ていても相変わらず惚れ惚れするような動きで素晴らしかった。 今回は、大人数の演奏もあることから最初から2階席の最前列目当てで行ったのだが、なんと2階席中央最前列は「関係者席」となっていた。仕方ないので最前列は諦め2列目に陣取ったのだが、関係者って誰?と思って見ていたら、なんと外国からの招聘講師の3人の先生方と通訳の方が着席された。やはりこのホールは合唱全体の音を聴く特等席は2階最前列ということの証明かな・・・ さてGW残り3日は、リハ、リハ、本番と、シューベルトの素晴らしい曲をレベルの高いメンバーと一緒に楽しみたいと思う。
2015.05.03
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先日29日、私は広友会メンバーとして第二回紅白合唱合戦で歌った。歌った曲は千原作品「明日へ続く道」から2、3、4番の3曲だったのだが、今回は少しアクシデントがありなかなか難しいステージとなった。実は、トップパトリA氏の身内にご不幸があり、彼が急遽オンズテできなくなってしまった。彼は、トップテナーの主力メンバーであるため、彼のいない本番は最近ではまったく無く、飛行機に例えるなら片方の翼がない状態でコントロールが非常に難しい状態となってしまった。しかも本番まで残された練習時間もほとんどなかった・・・ ここで、私が歌いに行くと確実に目立ってしまうのは明らか・・・しかし、表現を抑えてしまうと客席に伝わらない演奏になる・・・さてどう歌うか・・・と思い先生の指揮をみるといつもより大きめに振っている・・・よし多少目立っても仕方ないので、表現優先で歌いに行こう・・・その結果は、ブラヴぉーの声もかかり先生も満足げなご様子でとりあえずしのげたかな・・・しかし、続けて聞いていただいている私の知り合いの合唱人からは、私が目立ちすぎというご指摘・・・まあ当然か・・・ ということで、広友会の「明日へ続く道」は、まだまだ12月の定演に向けて進化しますので、ぜひ定演をよろしく・・・と宣伝をしておく・・・ 演奏後、さすがに疲れきり他の演奏を聴く予定を返上・・・すぐ皆でビールと焼肉の打ち上げ・・・打ち上げ終了後、会場に戻り最後の3団体を聴く・・・そして最終の舫の会の女声合唱で涙・・・岸先生の演奏は、よく私を泣かせてくれる・・・ そして今日・・・いやもう昨日になるのか・・・は6日のクロージングコンサートで歌う公募合唱団で本番の指揮者であるオルトナー先生のリハ・・・ああ、音楽がさらに進化していく・・・楽しい音楽の時間・・・ さて今日は夜に広友会の定時練習があるのだが、せっかく外国からすごい指揮者が来ているので、広友会はお休みで公開リハを聴きに行くことにしよう
2015.05.01
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昨日は、カンタート公募事前練習と広友会定時練習のダブルヘッターだった。 まず午後からは、カンタート公募合唱団4回目の事前練習で、この次がいよいよ5/1にオルトナー先生のリハ、リハは5/1、5/4、5/5と3時間づつ3回で5/6が本番となる。 これまでの3回は、若手の佐藤氏が担当していたのだが、今日は会場に佐藤氏の姿はない・・・で、事前の仕上げはいよいよ藤井先生単独の練習となる。まず最初に通し練習を行い全体としての問題点の把握、そしてその後ドイツ語での歌唱表現を主体とした部分的な練習を行い、最後に再度全通し練習・・・この曲、通すと全体で20分弱にもなるので通すだけでもかなり大変なのに、2回も通すとは・・・ はっきり言って、この後すぐにステージに立ってもかなりクォリティの高い演奏となっていると思うのだが、さらにこの期3回合計9時間のリハが残っている・・・どんな演奏になるのか、かなり凄いことになりそうな感じ・・・ そして藤井先生の練習は、ほぼ6年ぶりくらいになるのだが、集まっているメンバーのレベルが高いこともあり、超一流指揮者の練習の凄さを感じる。何が凄いかというと、練習のスピード感・・・精神的に休んでる暇などほとんどない感じ・・・みるみる音楽がその美しい姿に変化していく・・・これはとっても楽しいこと・・・音楽が美しくなっていかない練習ほどつまらないものはないので・・・ その練習後、場所を移動して広友会定時練習・・・こちらも4/29カンタート紅白合唱合戦に向けた最終仕上げ・・・練習会場の響きも良いことから最初からメンバーの声の反応が良い・・・中館先生もそれに気分を良くして渾身の仕上げにかかっていく・・・広友会の演奏は3曲で合計13分くらい・・・この練習も今までの歌い方を進化させたり、ハーモニーの音の精度をあげたり、こちらの」音楽表現も美しく説得力を持って進化していく・・・ああ、楽しい音楽の時間・・・ それにしても1日で、超一流指揮者の練習ダブルヘッターはハード・・・頭も身体も疲れきり、アフターのビールがとても美味しい・・・
2015.04.26
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今日は、午後から夕方までカンタート公募合唱団の練習、その後、夜は広友会の定時練習でもう間近に迫った紅白合唱合戦に向けての、先生による仕上げ練習というダブルヘッターの予定。 広友会の方は、昨年11月の男声合唱フェス以来の本番となるため、いろいろな指摘がメーリスを賑やかしている。なかなか気合が入っている感じ・・・ で、午後の公募練習は、本番指揮者のリハ前の最後の練習となっている。しかし、今回、生まれて初めて本格的な混声合唱を経験することができて非常に勉強になっている。男声合唱(女声合唱も同じだと思うが)のような密集和音の合唱でしかもトップテナーという、ハーモニーよりメロディの流れが重視されるようなパートしか歌ったことのない私にとって、男声、女声の合わさった広いハーモニーの美しさ、そして内声テナーの重要性をとても感じることが出来るのはとても貴重な体験だと感じている。 通常、男声合唱であれば内声にはありえないFやGの高い音での内声、そしてその上に綺麗なソプラノや安定したアルトが上に乗り、下には重厚なベースが鳴るという、レベルの高い安定した大人数合唱は、今まで味わったことのない快感をもたらす・・・この経験は、男声合唱におけるトップテナーを歌うに際しても良い勉強だと思う。 まあ、今回、公募という形のある意味その場限りの合唱団であるので、人間関係的にもそんなに問題は生じないのだろうが、これがずーと同じ仲間で歌っていくとなると、いろいろな音楽意外の問題も生じるのだろうなあ~と勝手に想像するのだが・・・どうなんだろう・・・ まあ、これからもカンタート公募は歌って行きたいなあと感じている。
2015.04.25
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広友会の練習会場は、江東区をメインに、あと墨田区の公共施設を使用している。人数が50人程度なのでけっこう大きい会場が必要となり、基本的にピアノ付きの定員100人以上の多目的ホールがメインとなってくる。そして会場取りは基本的に抽選になるため、なかなか厳しく会場係のM氏の苦労は絶えないところ・・・そして区によっては、まあ当然であるがその区に在住や在勤の人がいるところが優先となるところが多い・・・ で、一度私が住んでいる葛飾区で調べてみたところ、やはり区に在住、在勤の人が多い団体が優先とHPで読み取っていた。しかし、今週の日曜日、葛飾区の高砂区民センターで公募合唱団の練習が行われた。会場へ行くと、使うのは多目的ホールで取っていたのは「栗友会合唱団」・・・おや?そんなに多くの葛飾区民がいるとは考えにくい・・・おかしいな?と思ってもう一度よくHPを読んでみると、どうも区民は一人、代表のような立場の人がいればよさそうな感じ・・・ で、広友会が練習に使えそうな100人以上の多目的ホールがどれくらいあるのかと調べると、なんと11箇所もある・・・そして、どれくらい予約が詰まっているかと調べると、広友会の定時練習である土曜日の夜枠は今の段階で近接の2ヶ月で見てもけっこう空いている。お、これは使えるか・・・高砂は一度歌った感じでまったく音響的に問題なさそう・・・ 私が歩いて行ける範囲の青戸と高砂に150人クラスの多目的ホールが存在する。実は今、広友会がメインで使っている江東区の森下文化センターがこの7月から改修工事で1年間使用できなくなる。これは練習会場を葛飾区メインにする絶好のチャンス・・・青砥って、東京の東端なのだが、交通の便は意外と良い・・・千葉方面から来る人や東京北部、埼玉から来る人は江東区より近くなるだろうし、横浜方面からは10分程度時間が延びるくらい・・・ ということで、土曜日の練習前に青戸地区センターへ行って詳しく調べてこよう・・・
2015.04.16
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二日前の日曜日、カンタート公募合唱団、3回目の事前練習が高砂地区センターで行われた。前日の2回目練習を録音した私は、それを聞きながら復習を行いけっこう音程は把握出来てきた感じはあるものの、言葉が早い部分などはドイツ語がまだまだ舌が回りきらない状況での参加となった。 高砂地区センターは私の自宅から歩いて15分くらいのところ、行ってみると会場の名前は「栗友会合唱団」となっていた。なるほど、葛飾区の公共施設もけっこう良い練習会場があるんだ。これは練習会場で苦労している会場係のM氏に情報を調べて送ろう・・・葛飾区で広友会の練習が出来れば楽だし・・・と、この話はまた今度・・・ 練習参加は、今回も60人くらいか・・・最終的には120人くらいになるはずなのだが、まあ、皆さん相当の歌い手だろうから、本番指揮者のリハ3回で仕上がるだろう・・・しかし、私はそんな悠長なことは言ってられない・・・何しろ混声合唱初心者なので・・・でも、今回は内声なのだがけっこう音が嵌って来ている・・・少人数のKFSで先生からとても厳しく指導されている成果で、他パートを聞きながら音を嵌めることに慣れてきたかな・・・それにしても、ハーモニーに嵌るのはけっこう気持ち良い・・・以前の私なら自分より高い音があるとすぐ迷子になって歌いたくなくなっていたのが嘘みたい・・・自分より上にアルト、ソプラノ2声が乗る感じは、いいなあ~・・・ で、練習も終盤に入り、曲の最後のフーガの部分の練習で、なんとパートバラバラにされた・・・とりあえず録音の関係もあり私は場所を移動しないでいたら、隣にソプラノの素敵なマダムとアルトの若手に囲まれた・・・で、鼻の下を伸ばしている暇もなく練習が始まるともう必死で自分の音を追って歌っていたのだが、最後の部分でついにソプラノに釣られてしまった。 一回目は、バラバラ配置の特徴である「ずーとフォルテ」の演奏・・・当然指導者から指摘され2回目は周りをよく聞きながら、バランスをとり歌う。今回はうまくいき指導者からお褒めの言葉・・・そして休憩後、ソリストも加わり通し練習・・・練習3回目で通して歌えるのも凄いがけっこううまく通った感じ・・・これで事前練習は残り4/25の1回のみ・・・藤井先生からはできるだけ暗譜する勢いで練習しといてくださいという厳しいお言葉・・・まあ本番は譜持ちなのだが、せっかく遠いオーストリアからやってくる指揮者の指揮は、できるだけ見て歌いたいので、出来るだけ覚えよっと・・・
2015.04.14
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昨日は、午後2時から8時半すぎまで、砂町でカンタート公募合唱団の2回目の練習だった。土曜日なので広友会練習と被るのだが今回は本番の近いこちらを優先し広友会はお休み・・・ 指導は、前回と同じく佐藤氏がメインで行われたが、今回は藤井先生も隣に座り、時々ドイツ語の発音、歌い方を中心に指導が行われた。 やはりまだ2回目なので、私自身、音程やドイツ語の発音があやふやな部分が多い。ということで、今回は藤井先生の許可をもらい広友会でやっているように指揮者の後ろにマイクを置き録音を行った。練習中は、なかなか上手く歌えない箇所や集中力が切れてぼーとしていた箇所など、昨晩と今朝、録音を聞きながら言葉や音程のチェックを念入りに行った。 音程の方は、録音を聞きながらキーボードで確認・・・やはり練習録音は復習に最適な教材となってくる。発音の方も先生の指導がきっちり録音されているので、これもとても有効・・・ で、今回は夜の部から、栗友会メンバーが自分たちの練習のため抜けてしまい、メンバーが急に少なくなりテナーは厳しい状況になってしまった・・・汗・・・私自身、言葉も音程もまだまだなので必然的に声が小さくなってしまう・・・ああ、情けないなあ、まだまだ修行不足か・・・汗・・・ ソプラノソロも、今回はほぼ最初から一緒に歌ってもらった。そして、この曲のソプラノソロには、 一箇所楽譜にしっかり明記されたハイCがある。どうな風に歌うかなあと興味津津だったのだが、けっこう軽めに綺麗に出していた・・・さすがにカンタートでしかも最後を飾るステージでソロを歌うだけの実力だなあと感心した。 そしてソプラノソロだけでなく、各パートさすがにレベルが高い・・・この曲、けっこう高音が出てくるのだが、ソプラノはGを楽々歌っているし、ベースも高いEあたりも平気で綺麗に出してくる。まあ、ベースには男声合唱でいうバリトンもけっこういると思うので当然かな・・・でも、ベースは非常に綺麗な声でとても安定している・・・一番弱いのはテナーか・・・頑張らなければ・・・ さて、今日も練習があり、なんと高砂・・・私のところからだと歩いて15分くらいか・・・歩いて行ける練習は初めて・・・夕方4時からなので、しっかり昨日の復習をしておきしっかり歌えるようにしなければ・・・
2015.04.12
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尾崎喜八のソロオーディション、1回前の練習でこの曲の指揮者から春愁のソロに対して以下の要望が出されていた。 1.ハミングとの調和を取ること、例えばハミングが小節の終わりで盛り上がってくるとき、その余韻を感じて歌いだすように・・・ 2.後半部分の一番盛り上がる高いGのところで、ハミングが作り出すDurのハーモニーに簡単に乗らないように・・・これに乗ってしまうと表現が軽くなる。あくまで春愁なので愁いを表現するように・・・ 3.このソロに求めるものは、歌自慢ではなく、言っていることが人生を表す・・・聴いている方が「そうか・・・」と思ってしまうような表現をすること・・・ なかなか難しい要望を出してくれる・・・ずーと、どう歌うか考えてきたのだが、実際に本番でハミングと一緒に歌ってみると・・・ 1.については、ハミングを聞きながらソロの自分勝手な歌にならないように留意して歌うことができた。最後列で歌ったのも良かったかもしれない。 2.については、これは自習でもやっていたのだが、私の得意な高音を上に抜きキラキラ感を出すのを封印し多少被せ気味で押す感じで歌った・・・録音では良い感じになっている。多分前半を歌ったO氏も同じ高さのGを出しているのだが、まったく違う感じに聴こえている。高音でいっぱいいっぱいという感じをけっしてださないようにした。 3.については、もう自分の人生を思いながら、一言一言の言葉を感じて歌った・・・ 演奏直後、指揮者は頷き軽く拍手・・・ほぼ満足させることができたかな? しかし、この春愁のソロ・・・もう非常に難易度が高い・・・指定テンポは66と遅く、このテンポで歌っている演奏例はほとんど見当たらない・・・そして音域は下のEから上のGまで・・・中低音にも十分な表現が必要となる。しかし、ここに重心を置いてしまうと必ずと言って良いほど上のGでひっくり返る演奏が多い・・・逆に上のGを綺麗に出すと、今度は中低音部分が不十分となる。ユーチューブやS氏からの情報提供でいろいろ聴いてみたのだが、良い演奏は、ほとんど見られない・・・この難しさが、このソロをあまり有名にしていないと思われる。逆に終曲の「かけす」のソロの方が有名・・・ そして最後に、このソロ・・・ソリストはどの動画を見てもステージ前まで出て行って歌っているが、これは多分間違いだと思った。このソロに対するハミングは決してソロのバックコーラスなどではなく、ソロとハミングのアンサンブルであることを強く感じた。これでソリストがステージの前へ出てしまうと、合唱にソロの歌が十分聞こえなくなり分離した演奏になってしまうのではないのだろうか・・・ なので、私がもしソロを担当するなら歌う位置は、合唱の隊列の中、しかも一番セカンドよりの最後列が良いかな?そうすればソロの声がみんなに十分聞こえてアンサンブルができるのではないだろうか・・・
2015.04.09
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昨晩の広友会練習は、多田作品「尾崎喜八の詩から」の練習で、その練習中にこの曲集にある2曲のテナーソロ「春愁」と「かけす」のオーディションが行われた。 オーディションの方法は、希望者一人一人、前へ出て皆の前で歌う。「春愁」はソロのバックは全員のハミングとなるのだが、ハミングの代わりにピアノ伴奏をつけて行われた。「かけす」はアカペラのソロなので特に伴奏はなし・・・ 希望者は私を含めてトップ、セカンドから8人がエントリーし、順番をジャンケンで決めた。まず最初の「春愁」はジャンケンで負けた方から、そして次の「かけす」はその逆ということで、すっごく久々にジャンケンを行ったところ・・・な、なんと、一番勝ってしまった。私ってこんなジャンケン強かったかなあ・・・などと思いながら結局「春愁」は最後、そして「かけす」は最初に歌うことになる。 そして「春愁」のオーディションが始まり、順番に歌っていくのだが、皆、けっこう練習してきたのか、なかなか上手く歌うものの、これはという演奏はなし、もっと上手く歌えると思われた人もなかなか実力を発揮しきれず苦戦・・・そして最後に私は歌ったのだが、やはりソロを意識しすごたのか音量が少し大きくなりすぎ、ブレスが不足・・・家での練習では、基本2小節を一息で歌う練習をしていたのだが、無理な状態となったので、できるだけ自然にブレスを途中で入れることになってしまった。まあ、仕方ないか・・・ ということで、あと「かけす」の方は、普通に歌い終わり、ソリストを決める指揮者からは、絞りきれないので、しばらくダブルキャストでいろいろ歌っていき決めるということとなった。そしてオーディション後普通の練習に戻り、その最後に春愁を歌うとき、指揮者の指名により前半のソロを、お江こら団員O氏、後半を私が歌った。さすがにハミングと一緒に歌うということで、緊張も軽くなりブレスの問題は残っていたのだが、録音を聴いてもまあまあ上手く表現できたかなという感じ・・・ 結局、オーディションでは決まらず、これからの練習次第ということ、まあ、指揮者としては候補者はある程度絞った感じはあるのだが・・・まあ、頑張りましょう。
2015.04.05
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