
1970年代から1980年代、世界は空前のディスコ・ダンス大フィーバー時代だった。
日本もそれに巻き込まれ、東京新宿の大型ディスコには毎夜2000人の若者が集まり、朝まで踊り明かした。
一つのディスコで2000人だから、新宿全体だったら、数万人の若者が踊り狂ったのである。
新宿、六本木、渋谷、池袋、東京中の数十箇所のディスコ全体ならおそらく数十万人の若者が朝まで踊り続けた。
日本中なら、100万人のディスコ・ダンサーたちが存在していたろう。
毎日がリオのカーニバル。
毎日がハロウィン・パーティー。
毎日がナンパし放題。
毎日がセックスやり放題。
毎日が入れ放題、出し放題。
そんな夢のような時代が日本にはあったのである。
閉塞感に苦しむ現代の白けた青年たちとはぜんぜん違う。
ディスコ時代の日本の青年たちはみんな野獣のように目を輝かし、雄叫びを上げながら、ダンスして、女の子をナンパして、セックスしまくった。
それが正しい事か間違った事か?
そんな事は知らない。
知っているのは、それは奇跡のごとき歓喜の青春だった。