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2009/02/19

(4)

テーマ：自分らしい生き方・お仕事(41180)

カテゴリ：人生・教訓！

一昨日、立会が終わり残務整理を済ませて夜遅く会社を出た。

立会い中から、情けないかな立っているのを辛く感じていて、車を走らせていると当然のように眠くなってきた。

特に、自宅に近づき坂道を上る途中、すっ～と心地好くなったのだが、はっと気がついたら坂道を下りている途中だった。

「やばいっ」と我に返ったが、一瞬どこを走っているのか判断できなかった。

しかし、こんな話は車を運転していると誰でも経験すること。

それでも、何かを暗示しているような・・・。

こんなことを考えていた昨日のお昼頃、ある知人から電話があった。

知人と言っても、私より一回り以上年下だが、私なんかと違って中々の切れ者で、将来が楽しみな男だ。

起業して数年経ち、今や新規事業も具体的になってきたと以前聞いていた。

確か、起業して数年殆んど休んでいないはずだ。

体調のことを考えると事業を人に譲る可能性もあると言う。

元々身体を酷使する部分がある仕事なので、万全とまではいかなくても、まさか彼が。

体調が回復し元気に続けてくれることを祈るばかりだ。

そして、今日のお昼頃、会社に一人の訪問者があった。

ゆっくりと車から降り、ゆっくりと歩いてきて、事務所の中の私を見ておられる。

私はあろうことか、最近乱視がきつくなった目で、焦点を合わせるため睨むように見返してしまった。

なんと、私がこの業界に入った四半世紀前から大変お世話になった方ではないか。

昨年の11月に頚椎の手術をされたので御見舞いに行ったが、退院されたので報告かたがた手土産を持って来ていただいた。

杖は突いておられるがなんとか歩けるようになり、車も運転できるまでになったとか。

まさか、会社に来ていただくまでに回復されているとは知らず、その姿に感激した。

余りにも理不尽だ。

しかし、神様がこれ以上無理をするな、と警告を発しているのかもしれない。

私の場合、日頃の不摂生で罰が当たり、一度動けなくなったことがあるが、軽症だったので今でもばりばり仕事ができる。

いや、できるつもりかもしれない。

別に、弱気になっているのではない。

ただ、細やかだがその夢を実現したい、生きた証を残したい。

この願望が私を動かす。

しかし、たまには足元を見て、周りを見て、後を振り返ることも必要かもしれない。

偶然とは言え、居眠り運転の後、お二人と話せたのは貴重だった。

車でも機械でも、ちょっと遊びがないとスムーズに動かないように、人間もただ我武者羅に前に進むのではなく、ちょっとした遊びも必要なのかもしれない。

若い彼が、もしかしたら福岡に行くことになるかも、と言っていたが、万が一そうなった時は、大歓迎して応援したい。

それではまた。

今日、久しぶりに会ったお客さんから「痩せましたね」と言われた。
嬉しくて、思わず「はいっ」と返事してしまった。
俺は単純な男だ？？？
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