フラッシュ『怪人……』
ガロウ『ヒーロー……？』
ガンスルーされるガロウ。
サイタマはまだ彼のことをヒーロー狩りとは気付いてないんでしょうね。
前の食い逃げ犯と同一人物だとは気付いているのかな？

逆にガロウがサイタマのことに気付いているのかどうか。
ガロウがサイタマに倒されたのは 74話、 118話、 128話の3回ですが、2回目はキングのことしか目に入っておらず、1回目と3回目は記憶が飛んでいた感じでしたし、ガロウはサイタマに前に出会っていることにまだ気付いていなさそう・・・
これから思い出す感じになるのかも？

サイタマ『またこっぴどくやられたなジェノス　大丈夫か？』
サイタマ『あいつにやられたのか？』
フラッシュがガロウのことを 「怪人」 と呼んでいるのに、
サイタマはガロウのことを 「あいつ」 と呼んでいる。
これはサイタマがガロウと怪人と認識しているのか気になりますね。
「あいつにやられたのか？」 と聞いているあたり、一応敵側としては認識しているみたいですが。

ポチのことですらただの犬として認識していたくらいなので、ちょっと黒い殻をまとったくらいのガロウじゃ人間扱いされそうな気も。
というか他の怪人化した人間達って、 顔が砕けたって元の人間の顔出てきたりしない ですよね？
ガロウのは本当に怪人化なのか！！？

ジェノス『ただ不可解なのが…キングの奥義の超高エネルギー反応をあの怪人から感じるんです…』
つまりガロウが怪人化したのはキングさんの奥義の影響ってこと！！？
ということは怪人協会幹部がガロウに軒並みぶっ飛ばされたのもキングさんの力ってことですね！わかります！（糖分不足

ガロウ『どうしたんだ俺は……？　この体といい……　地上に出てきた記憶もねえ　地下のガレキの中で意識を失って』
ガロウ・・・173話（元172話）でフロアが崩壊した後、そのままガレキに埋もれていたんですね。

ガロウの変異

ただ意識を失っていたのはガレキに埋もれていたせいというより、ガレキに埋もれる直前に怪人化が進み始めていたのでそっちが原因っぽい。
「俺の為すべき悪は…もっとこう…」 って考え始めてすぐ変異し始めていたので、崩落が無かったらクロビカリの前で理性を失って今の状態になっていた可能性が高そうです。
今のガロウの強さを見ると、クロビカリは二重の意味で命拾いしましたね！

フラッシュ『かわした！？』
ガロウ『テメェ…　Ｓ級13位閃光のフラッシュか！　ヒーローともあろうもんが不意打ちかよ』
フラッシュの不意打ちを避けるガロウ。
昔のガロウだったらここで避けられずに確実に食らっていたでしょう。
反射神経も確実に進化していますね。

そして 「ヒーローともあろうもんが不意打ちかよ」 と文句を言うガロウ。
怪人である自分が番犬マンやキングにいきなり殴りかかるのはＯＫ だけど、 ヒーローであるフラッシュが不意打ちするのは良くない！！！
「怪人役のくせに攻撃よけるなよ」と言っていたいじめっこのたっちゃんと同じ理論ですね！

超速の精子

白金精子『ちょっとそこ通りますよ』
あのフラッシュと、そのフラッシュの不意打ちすら避けたガロウが攻撃を喰らった！！？
この精子・・・めちゃくちゃ速い！！！

一応２人は防御姿勢を取っているので反応自体はできているようですが、あのフラッシュが攻撃を喰らうほどの速度とは。
このスピードが出せる精子がいたら妊娠まで一瞬でしょうね。

「ちょっとそこ通りますよ」 って台詞も、 ただ通るだけでこの２人にダメージを与えられる という、ただの反復横跳びでソニックさんを撃退したときのサイタマのような強キャラ感が感じられます！

跳ね上がるガレキを足場に

浮き上がったガレキの中を跳ね回って超高速バトルをする３人。
このガレキが重力で落ちる前にこれだけ足場にして移動しているんですから、３人とも凄まじいスピードですね。

ガロウはもちろん、黒い精子もパワーが印象的だった黄金精子から白金精子になってかなりのスピードを手に入れたようです。
フラッシュとやりあえるということは、殆どのＳ級はもう白金精子のスピードについて来れないでしょう・・・
キングが彼の気を引いていてくれなかったらと思うと恐ろしい・・・
（そもそもキングがいたから白金精子になったわけですが(ﾉ∀`)）

キング『やっぱりサイタマ氏がやってくれたのか！』
周りはキングが幹部を倒したと思ってて、キングはサイタマが倒したと思ってる。
なんという勘違いの連鎖！！
でもやったのがサイタマだったら、白金精子は一撃で再起不能だったでしょうね。

キング『怖かったけど…　お俺もやれるだけの事はやれたよ　石なりに……』
キングのこの精神性は本当に素晴らしかったですね。
失敗が怖くても勇気を振り絞り、自分には大したことが出来ないとわかっていても不貞腐れず諦めず自分にできることをする。
ヒーローとしてだけでなく、学校や職場で日常を生きる自分達にとっても見習うべき精神性！！！

キング『はっ　ウウホン　いやーせっかくの成果が見せられないかと不安だったがサイタマ氏が間に合ってよかったよ』
でもその後ガロウに正体がバレないように取り繕っているのには笑いましたｗｗｗｗ
サイタマに近いジェノスには、もういっそバラしてしまえばいいのにｗｗｗｗ

でも嘘を付き続けるのはよくないことといえ、今回のような活躍は周りに正体がバレていないからこそできる活躍ですし、本当に周りに正体をバラしていいのかは難しいところですね・・・

サイタマ『頑張ったんだなジェノス！　ナイスファイト』
ナイスファイト頂きましたーーー＼(ﾟ▽ﾟ)／!!!!
これは 34話で深海王と闘った無免ライダーにサイタマがかけていた言葉ですね！（当時の感想では触れていませんが）
これはサイタマがジェノスのことを本当の意味で認めた、ジェノスが無免ライダーのような真のヒーローになったことを感じさせます。

ここも強くなったって事じゃね？

ジェノス『先生……　俺は自爆する時にできなくなりましたこれで強くなったといえるんでしょうか』
サイタマ『………？　よくわからんけど爆発しなかったんだろ？　ここも強くなったってことじゃね？』
ここのシーン、背景の美しさもさることながら、ジェノスの表情が本当にいい。
なにか希望というか光を見つけたような表情をしていますね。
彼はここでただ敵を倒すよりも、ヒーローとして本当の意味で大切なことに気付けたんだと思います。

確かにいくらそれで敵を効率よく殲滅できたとしても、いざとなったらすぐ捨て身で自爆するのが真に強い心の行動とは思えません！
心が弱いとすぐ爆発する。
現実世界でも通じるある意味真理ですね！自分も強くありたいものです。

しかしどうでもいいことですが、この背景を飛び回る赤と青と黄色の光は、 誰が何色なのか。
赤はガロウで、緑と青どっちかがフラッシュと白金精子だと思うんですが。

ジェノス『…先生と　クセーノ博士のおかげです』
サイタマ『俺なんもしてねえよ！』
ここのサイタマの表情と台詞が本当にいい。
シンプルながら、サイタマの魅力が凄く出ているシーンだと思います。

ここの表情も、眉毛や口の角度がちょっと違うだけで全然印象変わってくるでしょうし、やっぱり表情を描くのが上手い漫画は読んでいて楽しいですね。

白金精子の攻撃を受けるフラッシュ

白金精子の攻撃をモロに喰らってしまうフラッシュ。

前回のゾンビマンみたいに一撃でバラバラになったりしないのか！
これじゃあ余計にゾンビマンだけ脆いヒーローみたいに見えてしまう・・・！！！
まぁ踏ん張りの効かない空中かつ、高速移動中に受けた攻撃なので、一概に威力を比較はできないんでしょうけど。
もしくはこう見えて、単純にフラッシュが結構頑丈なのかもしれない・・・

白金精子『フラッシュは主力武器を失って弱体化しています』
そうか・・・
フラッシュって今剣が無いから、深海王戦時のソニックさん並に弱体化してるんですね。
弱体化していてこれだけ戦えるということは、 もしかして剣さえあれば今のガロウと白金精子相手でももっと戦えるのか・・・？

今まで、 タンクトップマスターより強いブサイク大総統が更にパワーアップしたＧ・ブサイク大総統やクロビカリより強い黄金精子より強い白金精子 って感じでインフレしてきましたが、この戦いだけを見てると大してインフレしていないようにも思えてきます。
いや、というかそれだけフラッシュが単純に滅茶苦茶強いのか・・・？
（相性とかその場の展開の都合も大きいので、あんまり真面目に強さ考察しても意味ないかもですが。）

ガロウ（感じる　「俺の拳」が完成に近づくのを――――
流水岩砕拳でも
旋風鉄斬拳でも
爆心解放拳でも
虎牙烈真拳でも
空虚深淵拳でも
湖割氷河拳でも
愚道山脈拳でも
八咫烏極拳でも
圧迫面接拳でも
空鬼未毒拳でも
引狐隆盛拳でもない
戦ってきた全てを吸収した　俺の拳だ）
流派多すぎぃいいいいい！！！！！
そしてこれだけ流派が出ているのに、スーパーファイトに出てきた面々の流派が一個もないという・・・

特に 香辛拳 と ひまわり道場の優しい護身術 には入っていてほしかった！！！
この２つが入っていれば、 ガロウの攻撃で相手は目が痛くなり、ガロウの肉体は更にムキムキにパンプアップするというパワーアップ を遂げ、更に究極の拳へと進化していたでしょうに！！

あと圧迫面殺拳、なんだか私も昔戦ったことあるような気がする！

ガロウ『災害レベル”神”にちなみ　怪害神拳　いや　怪害神殺拳』
怪害神拳 じゃなくて、 怪害神殺拳 、災害レベル神を殺すほうの拳になってる！！！
「神などという不確かな拠り所も俺が破壊する」 とか理由はつけてますが、災害レベル神を殺すってなるとどっちかっていうとヒーロー側の考えですよね。

なんだかんだ理由をつけて白金精子と２人がかりでフラッシュを襲ったりしないあたりも、やっぱり本当の怪人になりきれない印象を受けます。
怪人というより、こじらせ過ぎたヒーローオタク感というか・・・

この影はオロチ？

そして地下の神の祭壇に映る謎の影・・・
これはムカデ長老・・・じゃなくてオロチか・・・！？
まーーーた倒したと思った怪人が復活してしまうのか！！？！？

なんかここ１～２年のワンパンマンの展開は、週刊少年ジャンプ連載のONE PIECEの最近の展開によく似てますね。
キャラが数話ごとに復活したり、毎話のように新しい謎や設定が出てきたり 目まぐるしいです。
キングさんが活躍する直近の回では、そこらへんの目まぐるしさがいったん落ち着いていたんですが。

超原子力空母ゴッツオッキー