曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

曹操閣下の食卓

2005.07.06
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カテゴリ: グルメ
閣下の愛弟子に坪内さんという人がいる。

そして天命を受けた天才である。

閣下はよくわかっているが、坪内さんは自分のことがわからないようだ。
先祖の話を調べてみるといい。
坪内さんの家系はね、織田信長の料理人から出ているんだよ。

坪内さんのご先祖が京風の薄味の料理を出したら、信長が
「水臭くて食えない。こんな料理人は殺してしまえ(それ誅せよ)」とまで怒らせた。
そしたら、


それで二度目の料理を出す。

信長はいたく満悦し、喜んだ。

「坪内は天下一の料理人である」という書付をたまわった。

坪内さんはそれを辞退して京都に帰った。

ある公卿が残念がっていった。

「信長は皇居の造営を寄進し、いまや天下を取ろうとしている権力者だ。その人物に気に入られようとしたのに、あなたはどうして辞退したのか」

応えて語ったことによると、坪内さんはこういったそうだ。

「最初の料理は天皇さまも召し上がる最高の料理、信長殿はそれを気に召さなかった。(つまり、天皇と同じ食事をともにすることはできない)二度目の料理は信長殿の生まれ故郷の味噌を使い、海側の習慣から塩味を濃くした田舎味の料理でした。それを信長殿は天下一だという。このことから信長殿は最終的には天皇の御意を得て天下を宰領する器量の持ち主ではないと考えました。それで辞退したのです」

そのとおりになった。

この坪内さんをさかのぼると、伊勢神宮に奉仕していた「神様の料理人」になる。
日本至高の太陽神であり、皇室の御先祖の料理人だったのだ。

だから織田信長と料理で対決し、屈服させるグルメ哲学を持っていた。
そして、信長の運命と限界をも見通した。

お父さんもきっとこんな反骨精神の持ち主なんじゃないかな。
閣下が坪内さんを見るとき、やはりこの料理人のご先祖さんの血筋を感じています。
いろいろな坪内さん、坪内逍遥の曾孫とか、ダイヤモンド元会長の坪内さんがいるけれども、閣下の見るところ、ほとんど同じ血筋だね。

ちょっとひねくれているけれど、道理に反することを嫌う、真実を愛する人々です。

ご先祖を知ることは自分の遺伝を知ることになります。
自分の限界も知るわけですし、自分の生涯の指針もわかります。
ご先祖を愛し、拝礼することが先祖崇拝であり、人間本来の信仰なのです。





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Last updated  2005.07.09 10:57:48


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