曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

曹操閣下の食卓

2005.10.23
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カテゴリ: 芸術
メリー・チョコレートが国際ショコラティエ・コンクールでグランプリをとった。


その起点となったブランドが マダム・セツコ(http://www.setsuko.co.jp/japanese/index.html) である。

日本人の感覚だと、要するに和菓子の技法をプラリネに応用したわけで、手間はかかっていると思うが。

伊勢丹のサロン・ド・ショコラにマダム・セツコはブランドをかけて出展している。
そこにGODIVAのシェフ・ショコラティエ(ゴディバ・チョコのデザイナー)が来ていた。
閣下もちゃんと握手したぞ。

考えてみると、これが本格的な日本進出の市場調査だったのだろう。

GODIVAの新作シリーズ、プラティナム・コレクションを見て、閣下は「あっ」と驚いた。


チョコの平面に金文字を入れる習慣は、やはり流行になっている。
ピエール・マルコリーニもやっているし、最近は薄い金文字チョコでケーキを飾るケーキ屋も多い。
最初にやったのは、もちろんウィーンのドメルのザッハトルテだろう。

これを大胆に絵画的なデザインで出したのは、マダム・セツコの意欲作の一つだった。
つまり、マダム・セツコのジャポニズムは見事にGODIVAにパクられたのだ。

しかし、GODIVAのジャポニズム研究はハンパではなかったと閣下は結論する。
その好例が、プラチナム・コレクションの一つ、オランジェリードである。
orang

これは単純なチョコがけの模様だと思うのは、まだまだ本物のグルメの芸術がわかっていない証拠だ。
これはゴッホも愛した安藤広重や葛飾北斎の柳枝の浮世絵のオマージュなのだ。
hiroshige

もう一つ、リメッタというチョコのデザイン。
rimetta

これは酒井抱一のススキの屏風絵(国宝・秋草図屏風)からヒントを得ていると思う。

sakai


閣下としては、GODIVAのジャポニズム理解に敬意を表したい。





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Last updated  2005.10.23 23:19:56


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