曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

曹操閣下の食卓

2005.12.03
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カテゴリ: グルメ
閣下は京都に来ている。

寺町・新京極と錦小路は京都の中でも最も先進地域といえるだろう。
寺町四条を下がったあたりはパーツ屋が軒を並べ、いわゆる「裏秋葉原」のようなところだったが、ついに客が離れてしまった。

「パソコン自作」という看板がむなしい。
簡単なことで、いわゆる「萌え☆ブーム」に乗り切れなかったのだ。
このあたりにフィギュアの店はない。
少女アニメの格好をしたゴスロリ系の女の子たちもいない。

いるのは寺町・新京極なのだ。
それで、この地域は干上がってしまった。


それに比べて、寺町アーケードは大きな変化が。
古着屋がどんどん進出している。
昔は修学旅行の学生相手のみやげ物屋だったかと思われるところが、軒並み改装され、このような「裏原系」の店に変わってしまった。

京都の町衆も目を白黒させているだろう。
錦小路の人々は、京都の町衆の中でもかなり開明的な人たちが多いと思う。
この寺町の変化は、当然のことながら、おとなりの錦小路市場にも静かな変化を起こしていた。

その発端として成功したのが《やお屋の二階》である。

http://www.kanshin.com/keyword-852811

これは文字通り、京野菜専門の八百屋の二階にしつらえられたもので、おばん菜の《長寿ランチ》が味わえる。

http://www.gishi.co.jp/home/link_kanematsu.htm

はじめたのは最近のことだ。
数年前、閣下がいつものように錦小路を歩いていると、女将さんのご亭主が「ランチいかがですか」と誘ってくれたのだ。
今では行列ができ、テレビの京都特集でも取り上げられ、こんなお誘いは必要がなくなったね(笑。


これも異様な感じがするが、近くの店の二階にできた「魔女の館」に触発されたお店の娘さんが始めたことだろう。
当るかどうかは本人の努力次第。

別に紹介する《味どんつき》も、打田漬物の社長の妹さんが創業した京茶漬けの専門店だ。

同じ漬物業では《大安・だいやす》がやはり二階にお茶漬け・漬物セットを出す《漬物カフェ》をオープンした。
これはなかなかいいんだけれど、本当は《漬物バイキング》のようなことをしたら、消費動向のサンプリングができると思うんだが。


しかし、商売を大きくしようと思ったら、商店となる建物全体を会社資産にしておくほうが税制上は都合がいい。
それで、商店の二階は倉庫になったのが昭和バブルの傾向だったが、バブル崩壊の危機を乗り越えた商店主たちが、別業態の挑戦を「二階」ではじめたわけだ。

京都の革新は、「ニ階」でおきつつある。






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Last updated  2005.12.07 18:04:44


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