曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

曹操閣下の食卓

2005.12.29
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カテゴリ: ランチ
あまり詳しくは聞いていない(女の子たちしかいない)ので、推測で書こう。

久々に マダム・ミクニ にランチに行った。

そこで発見《モンゴル平茸》。

モンゴルの人たちは平茸とか、とにかくキノコ類はほとんど食べないだろう。
中国の食材会社ならば、もちろん美味ありと聞けば、地の果てまでやってくる。
ツバメの巣のゼリーは、海辺の断崖絶壁で採取される。
孟子が《旨いから何度でも食べたい》と断言した「熊の手のひら」は、野生の熊の絶滅が心配されるほど乱獲されている。

しかし、三国シェフがこんな新食材をモンゴルで発見したとは驚きだ。

熱を加えても折れず、歯ごたえの弾力感がちがう。
価格もそんなに高くないのだろう。
ふんだんに使っている。

ふと気がついたのが、この新しい平茸はどうやらワイン・ビネガーの壜漬けにして日本に持ち込まれているらしい。
これは輸入商社の発想ではあるまい。

さすが三国シェフなり。

そこで思うのだが、日本の有名シェフには二つの傾向が明確になってきた。
一つは熊谷喜八さんや、わがオーベルジュ・ド・スズキの鈴木シェフのようにキャッチ・アップ型なんだよね。
日本の有名シェフがフランスの三ツ星レストランを食べ歩きするというのは、それは確かにすばらしいこと。
でも、それはアメリカの自動車を昔の日本の自動車会社が参考にするという30年前の経済構造と同じものだ。

三国シェフは独自の新しい食材を求めて、モンゴル平原まで行った。

もちろんミシェラン三ツ星よりも、レジョンドヌール・シュバリエ勲章のほうが権威がある。
《バサラ》の小山さんのほうがこの勲章で名前を売ったが、三国シェフも受賞しているのだ。

三国さんほどの人になると、料理の技法より、世界の有名シェフたちは「新しい食材」という新たなステージについて話題を渇望していることがよくわかる。
これはアメリカの経営アカデミーをはじめ、国際学会に出ている経営学者として、「世界の要求」がそのように共感できるのだ。

モンゴル平茸は、三国シェフの手で、全世界に紹介されることになるのかな。





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Last updated  2005.12.29 13:39:17


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