曹操閣下の食卓

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2006.01.17
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カテゴリ: ランチ
京王デパートの「全国駅弁大会」


水了軒 の「鯛すし」である。

これは何となく理解できる。
関西の人々、特に大阪のキタの人々は非常に縁起を担ぐ。

だから大阪の料理は、食事の締めの一品に「鯛茶漬」をあしらう。
鯛は魚の王者であり、「めでたい魚」として婚礼にも用いられる。

大阪から旅立つ商人は、この「鯛すし弁当」で景気をつけるわけだ。
大阪に来て、わざわざ駅弁を食べる旅行者はいないわけだから。

でも鯛という魚は、もともと内海の深海魚である。



長崎の「御飯の鯛めし弁当」850円。
これは鯛茶漬のように鯛の切り身をチョコンとのせている。
パワー不足か。

神奈川の大船。
「鯵と小鯛の押し寿司」740円。
これはよく茅ヶ崎の帰りに食べたな。その内容はコンビニ弁当と比較できないね。

石川県の加賀温泉。
「発芽玄米たいめし鯛の稲荷手箱」900円。
加賀前田侯は京都から多くの町衆の移住を勧めた。
それで金沢ではまだ古い京言葉が使われている。ここの「鯛めし」もそうした由来だろうか。

熱海駅。

金目鯛というのは本当に深海魚だよね。アンコウほどではないにせよ、皮の厚みにコラーゲンがたっぷりあるんだ。
これを「炙り」にして香ばしく締めるのが熱海の贅沢。

和歌山駅。
「小鯛雀寿し」1050円。
大阪と同じ 水了軒
ここは明治21年に東海道線が開通した時に、アンパンの社内販売を始めたという。
鯛は和歌山の加太沖のものだそうだ。

同じ食材でも、それぞれの味がある。味わいがあるんだ。

お互い、日本人に生まれてよかったね。





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Last updated  2006.01.18 00:36:31


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