曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

曹操閣下の食卓

2009.02.22
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カテゴリ: ディナー
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http://www.petitonneau.com/



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ホタテを銚子ハンペンやマシュマロのようにふっくらと炊き上げたテリーヌ。

オマール海老のソースもすばらしい。

さて、次のメニューは本日のスペシャリテ(おすすめ料理)、クロムツのポワレ(洋風の焼き魚)ということだった。

女性店員がわざわざ黒板に書かれたメニューで説明してくれたので、値段は高めだったが、注文した料理だ。

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一口入れたとたん、「これが魚なのか」とびっくりした。

思わず赤ワインのシャトー・ラグランジュのグラスを追加注文した。

まるで巨大なコンビーフのような食感である。

以前、渋谷駅前の【お茶の間】という居酒屋でカジキマグロの焼き物が上質の豚肉のような食感で感動したということがあった。

「長生きしてよかったなあ」と思っていたところに落とし穴があった。

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オーダーを受けた女性店員がやってきて

「牛タンのソテーの味はいかがですか」と聞いてきた。

何としたことか!

魚のクロムツのポワレだと思っていた料理は牛タンのソテーだったのだ。

この店員に皿を投げつけてやるか、ワインをぶっかけてやろうかと思ったが。

まあ相手が女性だから、そんな暴力的なことをできっこないし、牛タンを魚だと勝手に大喜びしていた自分自身の幼稚さも情けない。

牛タンの料理の味が悪いのではない。

しかし、せっかく天国で遊んでいたのに、雲の上から突き落とされた気持ちだ。

別に店舗や経営者を非難するつもりもない。

まあ、この店に来たら、この不快な思い出を無関係な別の店員たちにぶつけて、料理の味を忘れて激怒してしまうだろうという理由で。

惜しいことだ。

残念だ。

料理は美味なのに。

ル・プティ・トノー虎ノ門店、もう絶対に行くことはないだろう。

どこかで何か感想を聞かれたら、肉と魚を間違えて出すヘボな店だと断言するしかない。

あばよ。








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Last updated  2009.02.23 00:31:36


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