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表の見方ですが
6地域の東京での値で、
先月まで最上位等級だった最下段にある等級4を基準としています。
上の段に上がるにつれ
等級5、6、7となります。
この等級はHeat20のG1、G2、G3を目安にしてますから
並列されています。
評価する建て物は
省エネ基準住宅と言って大きさや間取りなどすべて決まっていて、
設定する室温も20度として計算されます。
暮らし方によって
部分間歇暖房と連続24時間暖房に分かれます。
部分間歇暖房では
人がいる時、いる時間だけの暖房ですから、
暖房してないときの最低室温が並列されています。
先月まで最上位等級だった等級4では
最低室温は8度…
等級が上がるにつれ
室温も上がっていきますが、
等級6で13度
等級7でようやく15度になります。
同時に表では暖房に使うエネルギーも表示してあり、
等級4の100を基準に
等級5で60
等級6で45
等級7で25となります。
比較のため
部分間歇暖房がでていますが、
ある程度以上の性能の家に住まわれる方の多くは
連続24時間暖房をされます。
連続24時間暖房をした場合が
表の一番右
暖房エネルギーは
等級5で150
等級6で100
等級7で60となります。
連続24時間暖房等級5では部分間歇暖房で等級4の家に比べると、
50%余分に暖房費がかかることになります。
どんな暮らし方を選ばれるかは人それぞれです。
部分間歇暖房にすれば
暖房消費エネルギーは表のように下がっていきますが、
最低室温も低いままとなります。
逆に24時間連続暖房の場合
等級5では150
基準は部分間歇暖房で等級4で暖房した場合の100でしたから、
1.5倍の暖房費となります。
連続24時間暖房等級6で100ですから
ようやく等級4で部分間歇暖房と同じ暖房費となります。
ということは
全室24時間連続暖房をお考えの方は
等級6が下限ということになります。
実際、多くの方は
等級6にするために建築費を多く払っているのに、
暖房費が部分間歇等級4と同じということに
納得されないでしょう。
それに
等級6を選択された方が
50年間は住むであろう住まいで
部分間歇暖房で 室温13度を許容できるかというと疑問が残ります。
となると
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