鴎座俳句会&松田ひろむの広場

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ひろむ193808

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2020年12月28日
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テーマ: 楽しい俳句(373)
カテゴリ: 句会
第9回鴎座通信句会 全句データ(互選用)
第9回鴎座通信句会の参加者は37名185句となりました。みなさんのご協力に感謝します。選句と講評は鴎座代表、編集長,副編集長・顧問などに依頼しました。また投句された方の互選も行います。

●選句締切 12月31日24時必着。
メールまたはFAXでお願いします。メールアドレスは「鴎座」巻末に記載してあります。またFAXやメールでお問い合わせください。個別にお知らせします。
句番号はランダムに変換されたものです。(誤字脱字・類句などがありましたらご連絡ください)結果は全投句者にメールまたはFAXでお返しします。また次号「鴎座」に発表するとともにFACEBOOK・BLOGにも発表します。
2020年12月28日          鴎座俳句会 代表 松田ひろむ
〈第9回鴎座通信句会全句データ〉
1 弱々しき冬の癇癪玉積もる
2 銀杏の空炒りのほか何もなく
3 聞こえぬと母は言い張る除夜の鐘
4 冬日向天地の恵み新なり
5 略式で罰金・不起訴寒苦鳥

7 風向きに捲かれるままの枯すすき
8 花八手Go To極楽とはいかず
9 朝霜の足元崩る開戦日
10 ただごとのただならぬまま日記果つ
11 初冬の油断で伸びる遊び爪
12 去年今年ガリレオだって母がいた
13 水仙の思えば尽きぬ恋心
14 湯たんぽの冷めた関係言わぬ色
15 あせってもあせらなくても十二月
16 キリストの教えは風に社会鍋
17 不器用も愛嬌かしら緋マフラー

19 てにをはに振り回されて藪柑子
20 道に寝る男の指輪除夜の鐘
21 相思相愛猫と目が合う雪予報
22 開戦日紙飛行機の視界没
23 同窓の少年Bの香石蕗咲いて

25 山茶花や相合傘をもう一度
26 友逝きぬオンザロックの氷柱融け
27 君の手の形のままの手袋よ
28 早すぎるカレンダーが十二月
29 出窓から猫は見下ろす春待月
30 ガラポンの鳴り出す歳末商店街
31 ちゃんちゃんこ似合う女のしたたかさ
32 長すぎる夫婦の時間すきま風
33 去年今年グーとグーとのさようなら
34 極月の瓶に貯まった五円玉
35 冬ぬくし今年の一字「密」揮毫
36 クリスマス馴鹿(となかい)の角やや右に
37 日常は目玉焼付きカリフラワー
38 清し女はシースルートイレ暮早し
39 河豚さえも令和二年は膨れ面
40 海苔弁に合せ鏡や去年今年
41 クリスマス聖書があって舟がない
42 燃え尽きて天城峠は冬に入る
43 ニュージーランド冬至南瓜はTPP
44 極月の合戦跡を串焼屋
45 鴨の陣三人寄れば聞き役に
46 あごマスク他人の癖は気に障る
47 あんまんよりやはり肉まん雪女郎
48 今はもうケーキ二つのクリスマス
49 天辺に鐘鳴る櫓クリスマス
50 柿花火鴉群がり鴉呼ぶ
51 月冴える狐啼く夜の殊更に
52 恋猫の夫婦別姓髭あって
53 洋皿に鮨を並べて降誕祭
54 こんな世は省略多き年用意
55 空っ風久しく誰も抱かぬ腕
56 コロナ禍に上がる血圧血糖値
57 からくり人形見せて大きな足袋の裏
58 テレビにはボディビルダー憂国忌
59 鍵穴も奥歯もゆるむ大嚏
60 年惜しむ使わず捨てぬものばかり
61 冷えきってからくり櫓のお富さん
62 忘れるという幸せの寒椿
63 道義的責任あって熊穴に
64 クレーンは垂直のまま去年今年
65 リュウグウの石どっさりとはやぶさ2
66 山眠りけり福島の被爆牛
67 あと何枚片手で余る古暦
68 十年や新米売れる浪江町
69 いつの間にもつれた空気息白し
70 ちょぼ髭の二次性徴期冬木の芽
71 文鎮の梟二羽と冬籠り
72 枯草は決して死んだ訳じゃない
73 がまずみの真っ赤吊り橋ひとりずつ
74 テイッシュ配るバイトのいない街師走
75 冬至風呂ちょいと魂熟成中
76 侘助の先に温泉軍事基地
77 校庭のメタセコイヤに枯木星
78 寒北斗やさしく夜をおいてゆく
79 凍星ふたつ四百年ぶりランデブー
80 黄菊白菊老いも若きも手をつなぎ
81 ハヤブサの宇宙軸にもお元日
82 冠のウィルス消去す六つの花
83 コロナ禍の真ん中に置く鏡餅
84 弟の腹水引かぬまま去年今年
85 湯気立てし鍋の向こふの日本海
86 古コート潜むメモ書き触れし指
87 牡蠣すする男いきいき嘘をつく
88 柚子風呂の湯気で仕返し考える
89 牡蠣船の私はいくつ父母の顔
90 葱甘し五欲ひとつが変異して
91 無症状を数値にすれば枇杷の花
92 コロナ禍やラインで祝うクリスマス
93 湯豆腐や流れの清き南禅寺
94 寒昴親子二代の碁笥(ごけ)作り
95 煤逃げのアラン・ドロンが気がかりで
96 来世の再婚話日向ぼこ
97 地球儀を回した後の空つ風
98 賑わいは身振り手振りのマスク越し
99 朗らかな熊襲一族去年今年
100 軒つららバキバキ折って自粛の日
101 み佛をあつく掴みぬ厄詣
102 並ぶのは慣れているけどたこ焼屋
103 寒の入怒れば割るる鬼あられ
104 雪女その熱源にカレーライス
105 隼の落とせしものは星の砂
106 葉牡丹で飾るアイティクツリーかな
107 浮世絵の産着で包む寒卵
108 雪の尾根小用の跡も足跡も
109 街道の銀杏黄葉や目も遥か
110 知を持たぬ法治国家の煤払い
111 街中を明るくします千歳飴
112 冬至風呂食も力士も国産だ
113 グータッチいまだ一度も花八手
114 泥だんご供える地蔵山眠る
115 逢いしひと星の入東風まといゆく
116 お供え餅の一寸五分や竈神
117 湯たんぽの湯で顔洗う腰手ぬぐい
118 一陽来復馬刺を食べて妻は留守
119 鮟鱇鍋帳場に座る若旦那
120 山眠る錠前掛かる堂扉
121 コロナ禍の終り見えざる去年今年
122 秋虚し議論寂しき永田町
123 水仙の蕊にとどまるひとひかり
124 ジングルベル闇から届くメールかな
125 つわぶきの明日なんだか尖って
126 寒泳の厚き胸から立ちのぼる
127 一陽来復砂漠に落ちた玉手箱
128 み仏の山を遙拝返り花
129 綿虫の隣の席が空いている
130 セーターの真っ赤新妻身について
131 大雪に関越道の立ち往生
132 ぼろ市を風の凸凹(でこぼこ)吹き抜ける
133 感染者八百数え石蕗褪せる
134 三密を避け夫婦酒福寿草
135 落葉道おんなじ家に帰ります
136 人形町虚実銀杏の駆け抜けて
137 山眠る宵の明星跨線橋
138 おっとり話す八千草薫十二月
139 掴み取りして行けと籠盛りの柚子
140 心音の残る裸木ちひろの忌
141 犬吠ゆる五指をひろげて銀杏散る
142 ねんねこのその後は知らず日本海
143 本家分家鈴生り蜜柑の眩しさに
144 「はやぶさ」の六年間や冬ざるる
145 狸汁妻を遠くに置きながら
146 生きてきた証の手です寒蜆
147 黒色に妬心を隠し冬コート
148 深呼吸増え老いの冬まっしぐら
149 冬枯や煤付く石の二つほど
150 短日の亀十の列よく笑う
151 鵯(ひよどり)は甘党ですか柿つつく
152 巻き果つる暦あらたな余生あり
153 雪虫来ああむらさきの声放つ
154 働き方改革すれど師走かな
155 散歩道マスクと帽子にお辞儀して
156 個人情報欠片棚引く寒霞
157 踏切の棒一本に年惜しむ  
158 尾ひれから食べる鯛焼めでたさや
159 改めて「おうち」大事や冬の星
160 交差点溢れ祈りなきクリスマス
161 忘年会出来ないけれど美容院
162 頷いてごまかす人の名寒い朝
163 綿虫に筆圧つよき喪のはがき
164 落葉に穴コロナ禍の世を覗き見る
165 うず高く品を並べる年の暮
166 スマートホン話し放題除夜の鐘 
167 朝採りの大根サラダあふれさせ
168 港町師走の風がきらきらと
169 寒禽は水沸く場所に集いおり
170 星降る聖夜おっぱいは誰の物
171 三密の師走のレジの電子音
172 救急車バタンとドアを霜の夜
173 根深汁ふたりに嘘のない月日
174 裸木や視界の扉開きけり
175 裸木の肌に擦りこむ「ももの花」
176 誰ですか吊るしのピンクコートなら
177 三鞭酒の泡瑠璃色に春星忌
178 応えあれ寒林の声聞こえねど
179 根菜で足腰丈夫冬に入る
180 おのが手につらつら椿を待つ日々と
181 シュトーレン感染者数八八八
182 今日もまた風に任せて落葉舞う
183 七癖の薬味持ち寄り牡丹鍋
184 若き日の家に見上げる枯銀杏
185 白菜の鉢金つけて吉良邸へ
鴎座通信句会
今後も「鴎座通信句会」は独自の会として発展させて行きたいと思います。みなさんのご協力をよろしくお願いします。
★締切は毎月26日です。





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Last updated  2020年12月29日 01時37分34秒 コメントを書く


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