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2008.11.26
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カテゴリ: 読書/温泉日記
私の嫌いな10の人びと  ~いい人の鈍感さが我慢できない~ 中島義道

私の嫌いな10の人びと

新聞広告欄で案内を見て、「私だけじゃないんだ」と安堵した。
中島氏による10の人びとは以下のとおり。

1 笑顔の絶えない人
2 常に感謝の気持ちを忘れない人
3 みんなの喜ぶ顔が見たい人
4 いつも前向きに生きている人
5 自分の仕事に「誇り」をもっている人
6 「けじめ」を大切にする人

8 物事をはっきり言わない人
9 「おれ、バカだから」と言う人
10 「わが人生に悔いはない」と思っている人

上記の10の人びとにもおおいに共感するけど、



私はいわゆる「いいひと」が嫌いな自分に二十歳のころ、気がついた。
今思えば特定のひとりを思い浮かべているんだけど、そのひとは、本当に、誰からも愛される「いいひと」だったのだ。
もちろん、その後も「いいひと」といわれるひとに、あるいは行為に、違和感を感じる自分がときどきいた・・・


そして、「コーチ」という職業をもちながら、「コーチ」の集団の
「いいひとさ」加減に、気持ち悪さと違和感、居心地の悪さを感じている・・・
んだよね。
それって、どうよ?って自己つっこみしながら。公言してはばからない私。





きちんと区別をすれば、「コーチ」が嫌いなのではなくて「コーチング」というものを学んだ・・特に某コーチ養成スクール出身者(自分を含む)の、うわっつらの行動だったり、集団化したときの、影響に想いがおよばずに、「いいでしょ、わたしたち」っていう雰囲気が気持ち悪いんだろうなあとは、分析している。
だって、参画している「コーチングラボウエスト」の会合ではそんなこと感じないものなぁ・・・・



私の嫌いな「いいひと」は上記を活用するとすれば、1から4まで、そして私オリジナルの5と、付け足しの2

1 笑顔の絶えない人
2 常に感謝の気持ちを忘れない人。ものごとの良い部分しか見ない人。

4 いつも前向きに生きている人
5 やたらいつも必要以上に元気な人


【笑顔の絶えない人】・・・表情のバリエーションが、笑顔しかないの?と思うようなひとを見ていると、つらくなるっていうか、苦しくなるっていうか。
がんばってるのはわかるけど、人間味が感じられなかったりする。
いつでも笑顔というのは、ある意味バリアのよう。
「いつでも笑顔でいなくては」そういう信条なのか、自分を縛っているのか?無意識で顔を作っているんだったら怖い。

そして、笑顔になれないそのときの私を疲れさせることも。

【常に感謝。】
こころで思っている分にはいい。
人前で代表としてお話しなくてはいけないときなんかも、ありだと思う。
でも、いつでもどこでも、口を開けば、感謝の言葉を口にしている。
それがいつもいつもだと。本気で言ってるのか、癖で言ってるのか、どうよ?
なんだかありがたみがないというか、辟易してしまうのは私だけ?

いい言葉は連鎖する。
いいよね。
だけど、そこにいる全員が全員、「感謝」や「ものごとの肯定的な部分」を口にしていくさまは、ある意味洗脳された集団のような、宗教のような。これはとくに前述のコーチ集団にありがち。
最後のほうは、もうそれ、無理やりじゃないの?って思うようなことを褒めたり感謝したり。「しなければならない」雰囲気ができあがって、思ってもいないようなことを口にせずにはいられない場。気持ち悪い。私はもう、心から思っていても言わないぞ!!って思っちゃう。

ってまぁ、極端な例をあげてます。もちろん、素直に受け取ることのほうが多いのだけど、受け取りづらいこともあるよっていうこと。


【みんなの喜ぶ顔が見たい】
おもてなしの精神。とても素敵。
でも過度のおもてなしで、疲れているひと。でもみんなが喜んでくれるなら私が疲れるのはいいの。そういう自分が好きなひと。
他の人にもそういう精神を無意識に期待したり強要したり。
集団活動でも、みんなに喜んでもらうことがあたりまえと、ひとりで力いれすぎて、周りがついていけなかったり。

私自身は、わりと「そういうことをするのが好きなんだから、やってもらったらいいんじゃない?」というケースも多いのだけど、「自分はできない」「私もやらなくては」になってしまう人もいるのね。


【いつも前向き】
自分におこっていることを、なんでも前向きにとらえ、がんがんすすんでいくさまは素晴らしい。
でも、他人にまでそれを強要している自分にきがつかない。
これは自戒をこめて。

ものごとの違う見方を示すこと、ポジティブな側面を示すのは、視点の提供として、ありと思う。
だけど、ちょっと愚痴ったその言葉がおわらないうちに、やたらポジティブなものの見方を「こうおもえばいいのよ!」なんていわれたら、私の気持ちはどうなるの?
そういうものの見方が出来ないあなたってダメね。
そんなメッセージが伝わってくる。


【いつもやたら元気な人】
ほかのひとのテンションもかまわず、いつでもどこでも元気一杯。
適切な場所で発揮されたら、ひとに元気をあたえて、場が活性化してとてもいいのだけど・・・
疲れているときには、その暑苦しいまでの元気さは、残っているエネルギーさえ、奪われてしまうような消耗感。
ぎらぎら輝くその眼になにか吸い取られていくような、気持ち悪さ。







そんなこと思ってる私は、なにか偏見とか、欠けている部分があるのかしら?と感じるかもしれない。

私が言いたいのは、これらをモットーとして、「いつもそうでなければならない」になっていて、自分を偽っていたりとか「癖のように無意識に」そうしていて「他者への影響に気がつかない。」という状況に陥ってたりはしませんか?ということ。


これは、自分への教訓でもある。

とはいえ、この本はちょっとすっきり。



追記:
これ書きながら思ったのは、「コーチ」の集団が嫌いなのではなくて、コーチングの「スキル」を学んで一生懸命実践しようとしている経験の浅いひとたちの多い集団や、個人に違和感を感じているんだなぁ・・・・
発展途上っていうことだよね・・でも・・・むむむ・・・





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最終更新日  2008.11.26 12:13:35
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