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2026.09.20
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カテゴリ: ブックレビュー
お次は、高梨 幸 子の
ハッピーエンドの掟
です。
母親が飲み屋でホステスをしている、という女の子が、夏休みの宿題として、物語を作ろうとしています。

その女の子は、母親の勧めで人魚姫という物語をモチーフとして物語を創作しようとします。
もともと、人魚姫という物語は、人魚姫が悲劇を迎える、ということで結末を迎えるのですが、女の子は人魚姫が幸せになる、という結末を考えます。
しかし、同級生のみならず、先生までもが、その結末に不評を抱いてしまいます。
女の子が考案したものは、主人公である人魚姫が幸せになる代わりに、王子が悲劇になる、というものだったのですが、これでは王子がうかばれない、ということになってしまうのです。
物語をこさえるにしても、真のハッピーエンドというものは、だれもが悲劇をみせない、というのがいいのですが、それでは物語としては成立しない、ということになるのかもしれません。


その5に続きます。

「Happy Box」PHP研究所刊 2012年





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最終更新日  2026.09.20 19:00:12コメント(0) | コメントを書く


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