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2011.05.07
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カテゴリ: 食中毒
 腸管出血性大腸菌は、日本では平成8年(1996年)に突如として発生した。人の腸内で赤痢と同じ毒素のシガトキシンを生産する。我々の子供時代には赤痢はありふれていたが、現在の子供たちにとっては抗体もなく、重体になり多数の死亡者が出た。今回の事件では、大人も死亡しているが、よっぽど菌量が多かったのか、毒素の強い新種なのか、調査中だという。
 前述したように、この菌は、牛などの腸内に存在し、と殺、解体時に肉の表面を汚染する。だから、肉の表面を確実に焼けば避けられる。確実に表面を削るトリミングを行うと事故を防ぐことができる。実際に、事故が起こるのは生で食べた場合と、焼き方が足りなかった場合だけなのだ。当時は、内面まで火が通らない可能性のあるハンバーグが危険だと問題になったが、ユッケ、レバ刺しなどは論外に危険なのである。
 焼き肉店などには、「ユッケ、レバ刺し、牛刺しは危険なのでメニューからはずすように」指導してきたが、「客が注文するんだから、違反でなければいいべ」みたいな反応がほとんどで、なかなか言うことを聞いてくれなかった。もし、事故を起こしたなら営業継続はおろか犯罪になると説明してもわかってもらえなかった。現在、は調査中であるが、ここにいたっては、やはりメニューから外している店が多いようだ。
 食肉の生食には、腸管出血性大腸菌の他にも危険が多い。明日以降、それについて書く。





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最終更新日  2012.11.14 22:58:36
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