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平成19年に294,399羽とピークだったA処理場の比内地鶏処理羽数は、「比内地鶏偽装事件」を機に減少し、20~25万羽で推移した。今になって、考えてみると、この事件だけが、処理羽数の原因ではなかったと思う。結論から言うと、「比内地鶏ブーム」は、平成19年が、そのピークで、いわゆる「バブル景気」のはじける直前にブームが始まり、「バブル崩壊」と同時に、あっという間にしぼんでしまったというのが真相ではないか。前にも書いたが、比内地鶏の消費は、県内よりも首都圏などの大都市が主で、平成19年のブームの時に、居酒屋チェーン店が飛びつき、大量に発注したものの、バブル崩壊の余韻で、じわじわと撤退してしまい、予定どおりの消費に届かなかくなり、在庫が貯まったのだと、私は思っている。経済については、わからないのだが、売れると見込んだ羽数の雛を導入し、それを6か月弱肥育し、出荷するという、ある種、ギャンブル的な難しさがある。