ラッコの映画生活

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2009.06.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
6月、その後見た映画。評価はB:優、C:良、D:不可。Aは特別良かった作品にのみ例外的に付けた。

詩人の血
ゼロの焦点
雪の下の炎
うつしみ
戦場のレクイエム
聴かれた女
聴かれた女の見られた夜
紀子の食卓

キャラメル

『詩人の血』:とにかもかくにもジャン・コクトー。コクトーを知るという以外で、たんに21世紀に見る映画作品としては感動はなし。(C)

『ゼロの焦点』:たぶんこの映画を見るのは初めて。意外とあっさりしていた。有馬稲子がいい、いい!。(C)

『雪の下の炎』:反政府活動ということで33年間牢につながれ激しい拷問も受け、現在インドに住むチベット僧のドキュメンタリー。このチベット問題について言うなら、中国政府は「人道に反する罪」を行なっている。(B)

『うつしみ』:園子温作品。ビデオによる非常にラフな作りで、表面的にはどうしようもない深夜テレビ番組レベルだが、内容的にはかなり面白い。(C)

『戦場のレクイエム』:前半の激しい戦闘シーンは、後半のために本当にあの形で必要だったろうか。祖国のために戦った兵士であるのは確かだが(ただし内戦)、『雪の下の炎』を見た後だとちょっとさめる部分も。(C)

『聴かれた女』:男と女の本質を面白く描いている。半ば本人剥き出し的な蒼井そらの演技が魅力的。(B)

『聴かれた女の見られた夜』:隣室の女を男が盗聴するのが『聴かれた女』だが、盗聴されている女の側の視点で描き直した別テイク。面白い試みだが、なくもがな。(C)

『紀子の食卓』:園子温作品だが、新作『愛のむきだし』とかなり似たテーマの作品。テーマの一つは役割主義的家族関係だが、黒沢清の『トウキョウソナタ』ともつながる。(B、ややオマケすればA)

『山桜』:篠原哲雄監督というと『地下鉄に乗って』が最悪・最低だった。予告編を見て懐疑的だったが、予想よりはるかに良かった(田中麗奈も)。時代劇とは言っても作るのも観るのも現代人なのだから、政治的側面、愛やしきたり等の側面に関して現代をもう少し考えさせる視点があればより良かった。(C)

『キャラメル』:たぶん初めてみるレバノン映画。美容エステサロンが舞台でトニー・マーシャル監督『エステサロン ヴーナス・ビューティー』を連想した。明るく自由に生きようとする女たちの姿は同じだが、背景にある因襲的社会という条件は重い。(B)









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Last updated  2009.06.12 23:31:30
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