日々のあぶく?

日々のあぶく?

June 29, 2007
XML
カテゴリ:
妄想炸裂京大小説!これは2作目かな?



同じ展開を用いつつも、別の道を歩んだらどうなっていたかが描かれていながら、
それぞれがリンクしていたりしている。

第一話 四畳半恋ノ邪魔者
映画サークル「みそぎ」に足を踏み入れ、人の恋路を邪魔しまくりつつ、三回生となった私。
サークルも辞め(自主退会・放逐)、その後もサークルに君臨する城ケ崎先輩へ嫌がらせをしたり、
神を名乗る小津の師匠(樋口)にであったり、謎の老占い師に占ってもらったりと不毛な日々。
別の道(サークル)を選んでいたら輝かしい学生生活を送れたのでは?

とりあえず、蛾を嫌いな後輩・明石との恋路はうまくいったらしい。

小津~同じサークルに所属した工学部電気電子工学科学生。フットワーク軽く、人の不幸が好き。
     憎らしくも私の唯一の親友。他のサークルにも所属。彼女あり。
相島先輩~サークルでは城ケ崎の右腕
猫ラーメン~美味しいらしい    

第二話 四畳半自虐的代理代理戦争
「弟子求ム」のチラシにより、下宿部屋の上階に住む樋口の弟子となってしまった私も三回生。
樋口師匠の無理難題に兄弟子・小津、妹(?)弟子・明石と応え、
師匠の友人(?)で歯科医衛生士の羽貫と酒を飲み、顔を舐められそうになったり、
樋口VS城ケ崎の自虐的代理代理戦争に巻き込まれたりと不毛な日々。

第三話 四畳半の甘い生活

映画サークルの城ケ崎先輩のラブドール・香織を盗んだ小津から預かるはめになったり、
本に挟まっていた住所の女性と文通したり、
小津や上階の住人・樋口と知り合いの歯科衛生士・羽貫と酒を呑みに行ったり、
引きこもりつつも巻き込まれる不毛な日々。

第四話 八十日間四畳半一周

有無を言わさずパートナーになった小津の暗躍っぷりについていけず、
樋口からは図書を回収できず、
城ケ崎の失脚を狙う相島の命令にそむいたことから避難する羽目になったりする不毛な日々。
ある日、自室の四畳半のドアを開くとそこに続いていたのは同じ部屋。
どこまでも続く部屋を彷徨う中で、所々今選んだ現実ではない自分の生活も垣間見、
どんな選択をしても変わり映えしないことに気付いた私。
自分自身を受け入れた所で部屋から脱出。
再会した明石と恋を愛でつつ、日々を歩む。

<福猫飯店>~優秀な学生を軟禁状態にしてレポートを大量代筆させる<印刷所>
        図書館の返却期限切れの図書を強制回収する<図書館警察>
        キャンパス内の自転車を整理することに奉仕する<自転車にこやか整理者>などがある
        情報機関でもある、らしい。

違う設定で同じ展開をみせつつ、最終話では同じで違うオチを持ってくるとはなかなか。

きつねのはなし 太陽の塔 夜は短し歩けよ乙女 [新釈]走れメロス





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 29, 2007 02:07:00 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: