2006年06月08日
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 取材をした後、なるべく早くメモを取っておかないと、何を聞いたのか、何があったのか、忘れてしまうので、戦争花嫁スミさんことの備忘録。後で、本を書くときのためにです。

 スミさんは、毎朝、4時半に目が覚めるいそうだ。だから、ホテルで私と同室の4泊5日の間、朝、いつものように、朝早く目が覚めていた。

 隣のベッドに私が寝ているので、朝、目が覚めても、起き上がるのを遠慮していたようで、寝返りをバタン、バタンとうっていた。でも、ついに我慢ができなくなると、隣の部屋に行って(スイートなので2部屋)、ソファーに座って、テレビを見ていた。彼女が毎朝、見ていた番組は、「モーニング・アメリカ」だった。

 私は、旅行中は、いつも、耳栓をして寝るので、8時半(7時半の日も)まで、ぐっすり寝ていた。私が起き上がってくると、「あ、ゴメン。起こした」と毎朝、私に言っていました。でも、8時半なのだから、私にとって、起きなくてはいけない時間。私がのんびりしすぎているのだ。

 スミさんは、コロラド州で38歳の息子(4人の末っ子)と一緒に住んでいる。スミさんの心配事は、この息子にガールフレンドがいないこと。

 「ガールフレンドをみつける甲斐性がない」とぼやく。息子がスミさんと一緒に住んでいる最大の理由は、レントを払わなくてもいいことらしい。自分でアパートを借りると、レントを払わなくてはならなくなるからだ。

 息子は、スミさんのおかげで生活費を節約しているのだが、スミさんにはお金を払わないそうだ。日本では当たり前(今でもそうかな?)だが、アメリカでは親子であっても、大人になると、支払いをする人が多いのではないかな、と思う。

 私は、火曜日にホテルをチェックアウトをしたが、スミさんは水曜日にチェックアウトをすというロング・ステイ。理由は、息子のお休みの日なので、空港まで迎えに来てもらえるからということ。でも、スミさんは、息子に、ガソリン代を含めたお小遣いを渡すそうだ。

 スミさんは、いろいろと気遣いをする人のようで、私に、ワシントン州のりんご1個と水のボトルを1個くれた。スミさんからは、「初めて会ったとは思えない」と言われたが、私にとっても、取材というより、楽しい旅行となった。スミさん、ありがとね。





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最終更新日  2006年06月10日 04時03分37秒


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