2006年06月10日
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 今日も、戦争花嫁のスミさんの備忘録。

 スミさんは、4人の子供のお母さんなのですが、末っ子が小学4年生の時に、新聞広告を見て、給食のカウンターで働くことにしたそうです。

 ご主人に新聞を見せて、「この仕事をやってみようかな」とご主人に給食の仕事のことを言うと、「自分でできると思うのなら、やってみたら」という返事が返ってきたので、働くことにしたそうだ。

 小学校の給食の仕事を定年になるまで勤めたスミさんは、今では、その年金(social security)と最初のご主人の寡婦年金(widow's pention)で暮らしている。自分で稼いで貯めた年金なので、誰に遠慮をすることもない。また、最初のご主人がベトナム戦争で戦死した事によって受け取る年金なので、スミさんに正当な権利のある年金だ。これも、誰に遠慮をすることもない。

 というわけで、70歳代のスミさん(1933年生まれ)には、毎月、きちんと決まった金額が政府より送られてくる。スミさんは自宅に住んでいるので、家賃を払う必要もない。光熱費と食費を払えば、残ったお金で旅行に行くことを楽しみにしている。

 シアトルの日系国際結婚親睦会の会員のスミさんは、タコマのたんぽぽ会にも属している。「たんぽぽ会には、会員が300人もいるんだよ。今年は、10月に日本の温泉旅行に行くし、昨年はアラスカ・クルーズにも行ったよ」。カリフォルニアの息子の家にも行かなくてはならないので、結構、忙しい。

 「毎日、忙しい」というスミさんは、ワシントン州の戦争花嫁の会に属して、いろいろと旅行に行くのを楽しみにしている。

 お金は、旅行と子供と孫のために使う。でも、化粧品はランコムを使うお洒落さんだ。「katiebooksさんは、化粧品は何を使っているの?」と聞かれて、私は、旅行に行っては化粧品を買うので、いろんな化粧品」と言うと、「私は、ランコム。カミソリー(基地内のお店)で、ランコムを買うと安く買えるからね」ということだ。

 先月は、子供や孫の誕生日が5回もあったので、お祝いが大変だったと言っていた。最近のおもちゃの変化が早くてついていけないので、「グランマーじゃ何を買っていいかわからない」。だから、今は、プレゼントではなく、お金をあげるそうだ。



 「サクラメントには、今年の3月に行ったけど、雨が多かったねえ。本当に、雨ばっかり、降っていた」と言って、スミさんが見せてくれたのは、次男のお嫁さんに、クリスマスにプレゼントしてもらったというリバーシブルのジャケット。

 「これは、リバーシブルだから、いいんだよ」と嫁自慢。「あっ、スミさん、お嫁さんと仲がいいんだ」と思った。

 それは、やっぱり、スミさんの人格と思った。というのは、今回、私も、スミさんのお陰で楽しい4泊5日であったからだ。ほのぼのとしたスミさんの人格にとても温かい感じがあるからだ。そうした温かさが伝わるんだろうね、と思った。





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最終更新日  2006年06月11日 17時44分54秒


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