ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2004.07.02
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『世界の中心で、愛をさけぶ』の初回放送を観た。

この作品の原作を読んだことがなく、評判になっている映画を観たこともないので、私の中では情報がかなり限定されてはいるのだが、初回を観た感想は、「今ひとつ」というものであった。

「今」と「昔」が乖離しすぎていて、見ていて違和感がありすぎる。まるで別のお話のようである。「今」が弱すぎる上に、「今」の「サク」に共感しにくい。

『世界の中心で、愛をさけぶ』を観ていて、映画『タイタニック』を思い出していた。あの作品でも、現在と過去が交錯している。過去のストーリーはドラマチックだけれど、実は、物語の中心はあくまでも「現在」にあるような気がする。「今」がしっかりとした軸を作っているがゆえに、観客はあのドラマチックすぎるお話に共感できるのではないだろうか?

サクの現在の生活が、あそこまで「過去」に囚われているのは、どうも納得ができない。一見、ものすごく普通に生活している平凡な30代の男性が、心の奥底で、17年前の幻影に囚われているという方が、視聴者は共感できような気がするけれど、いかがなものか。
雨の中で、彼女を求めてさ迷うサクより、何気ない日常の中で、空虚な思いをもてあましているサクの方が、私は断然共感と魅力を覚えるだろう。

まぁ、原作がどうなっているのか皆目検討もつかないので、よくわからないけど。原作もこんなイメージなのだろうか?
映画で現在のサク役を演じている大沢たかおは好きな俳優なのだが。





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Last updated  2004.07.03 01:08:09
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