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車筆太

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2005年12月14日
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カテゴリ: 書籍
始祖鳥:実は恐竜だった 骨格に特徴、「鳥類」覆す発見


 研究チームは、ドイツの約1億5000万年前の地層から発掘された始祖鳥類(全長約50センチ)の骨格を分析。その結果、脚や口、胸の骨格が鳥類より恐竜に近い特徴を持っていた。特に、足の親指が、木をつかむ鳥のように後ろ側に伸びていなかったこと、中指に恐竜のように大きく動く関節があったことが明らかになった。


毎日新聞 2005年12月2日 東京朝刊

 「 鳥類の本質的証拠は、前脚が翼に変化していること、体が「羽毛」で覆われていること 」とある。他にも調べてみると、「 気嚢を持つこと 」「 肩甲骨と烏甲骨が急角度で接する 」「 大きな胸の骨 」など「分類」の方法により種々あるようだ。

 分類学の祖・リンネによる人間の分類には「 ホモ・トログロディテス、ホモ・カウダートゥス、ホモ・モンストロードゥス 」の三つの「 人種 」が含まれており、「 ホモ・トログロディテスは類人猿か、「野蛮人」のこと 」らしく、「 ホモ・カウダートゥスは「有尾人」 」だといい。さらに、「 ホモ・モンストロードゥスという「分類単位」には狼男や吸血鬼が属している 」のだという。

 リンネ以後、分類に用いる「特徴」は諸々の「発見」により正しい分類が模索されている。今回の「発見」がその一助になることは間違いないだろう。しかし、ここで注意すべきは、 「始祖鳥は鳥ではない」というのは大きな誤りである ということだ。これに関しては ココ ココ が詳しい。「鳥」と一言で言ってもどうにも単純にはいかないようだ。

恐竜から鳥になった 」と単純には言えないようで、本書においても浦本昌紀の『アニマ』79年3月号の対談での発言「 骨盤の形が鳥と恐竜では全く違う 」を引用している。


                   つづく・・・







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最終更新日  2005年12月14日 23時26分51秒
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