風と散策

風と散策

2022.10.27
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テーマ: ニュース(95883)
カテゴリ: カテゴリ未分類
今、野田佳彦元首相の追悼演説を称賛する風潮大だが、
確かに格調高く、名演説であったのは事実だ。
だが、気に喰わぬ! 「あなたが放った強烈な光も、その先に伸びた影も」 の部分だ。

銃撃後、メディアは朝日新聞を筆頭に、一斉に ”安倍政権の功罪” と
切り込んだものだ。 この非業の死を前にして、その直後に、これを言うか?と
非常に憤りを感じたものだが、メディアはまだ分かる。 
でも国会での追悼演説でそれを言わないで欲しい!!
これでは安倍さんの ”影” が、あたかも実在したかの様な
お墨付きを与えてしまうからだ。

安倍さんの評価は 「未来の歴史の審判に任せよう」 止まりならまだ許せるのに。

大体刑事上では 「疑わしきは罰せず」 と云う規定があるではないか。
森加計問題、あんなに繰り返し繰り返し追及されたが、何か安倍さんの実際の関与、
金銭の授受を疑わせる事実が出たか? 出ていない!

「森友学園問題」では時の首相に近付いて利を得ようとした籠池氏の
一方的な画策であり、これには私が前のブログで触れた様に、
「注意すべき事柄が、我々市井の国民には想像も出来ぬ程に横たわっている」
の部分が大いに当て嵌まる事案で、そして刑期を終えて出所した籠池氏の後に、
息子さんの 「父が悪かったのだ、、、」 の重大な発言にも、
マスコミは深追いせずに、見たくない事実は見ずに
「それでも安倍氏への疑惑は残ったままだ」 的なスタンスで今でも居る訳だ。

「加計学園問題」では、獣医学部が足りなくて難儀をしていた 前愛媛県知事の重要な発言 も、ほんの一寸マスコミがアリバイ作りに取り上げただけで、
決して政府追及の流れを止めさせなかった悪意ある野党、マスコミ(朝日新聞は安倍さんの政敵だから)の姿勢が今もある訳だ。

 命を落とした7月の参院選の3年前の参院選でも、
安倍さんは凶事に見舞われている。
凶事と言っても、これは私が唯一認める安倍さんの ”大失態” になるのだが、
広島3区の選挙区で初めての国政参院選に立った、河合杏里氏への選挙資金で、
広島県で二人の自民党候補当選を目指して、もう一人のベテラン候補溝手顕正氏の
10倍と云う破格の資金を供与した事だ。

「河合夫妻選挙資金事件」 を引き起こした自民党総裁の責任は重い。
河合克之氏と云う、トランプ大統領との初めての会合設定に尽力した
安倍さんの側近の妻は、女性議員増員に躍起となっていた当時の安倍首相に取って
是非とも国政に当選させたい(広島県議だった)人材と映った。
そして柳の下の2匹のどじょう(溝手氏共)を狙ったのが、
10倍と云う選挙資金の供与。

安倍さんがもろに、克之氏に ”贈賄” をけし掛けた訳がなく、
全ての事案は、克之氏の狭量な感覚で贈賄事件を起こしたに過ぎないと思っている  )

内は公平に観ている自分をアピールしている心算だ。

”強烈な光” が余りにも羨ましかったから、野田氏はその後に ”その先に伸びた影も”
と付け加えざるを得なかった。 文章的にも、実に成功裏に収まっているからね。
皮肉を込めて、実に名文章家である。

結果野田さんの追悼文は、自らを安倍さんの ”好敵手” かの様に
表現する事になっていたが、野田さんには悪いけど、とてもとても野田さんに
安倍さんの役割を同等に果たす事は出来ないデス。

今でも岸田さんが官邸に入るシーンが映し出される度に、
安倍さんの片手を挙げて記者に挨拶して入るシーンが重なって、
あー これが安倍さんだったら、とその都度思ってしまう自分が居る。

この片手を挙げるシーン、やってる様で誰もやってなかったよね?
(小泉元首相がやってたか?)
記者に挨拶してるんだけど、これが結構国民にもろに印象深かったんだと思う。
これは ”良い意味で余裕” の成せる業。
やーこの国は僕に任せて貰って下さい、って感じもしたりして。

彼のこの姿を見る度に私は幸せだった(7年8ヶ月も続いた)。
首相で、日本国民たる幸せを感じさせて貰った事は、安倍さんしか居ない。
何か、からっきし無い元気が、これで幾らか出て来るかの様な、
安倍さんがこんなに頑張ってるんだから、自分も頑張ろう、的な・・






「過去のブログ、国際会議では安倍さんに挨拶する為に行列が出来る」
と云う人気振り!  これが野田さんに出来るか?  
否、今国会議員の誰一人首相になっても、逆立ちしても出来やしない。  
これが皆国益に繋がるんだが。

国際の場でどんなに人気が出ようとも、安倍さんは更に謙虚で在り続け、
最後には韓国人をしても、2020年9月最後の引き際官邸を去るシーンを
「我々韓国の首相を務めた面々の最後のシーンとは、比較にもならない
惜しまれて去る天晴な引き際」 として羨望の眼差しを向けられる程だった。

天に指名された人は、その能力、人間力故に、又天に欲せられて去った。





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最終更新日  2022.11.07 06:01:46
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