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2023.04.02
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コーリイ・フィールド
早川書房
2004年4月15日初版

わたしを見かけませんでしたか?








文句なしに楽しい。

ユーモア、というか皮肉かな、すごく上手いなぁと思う。
上品に笑わせてくれます。

どの章も「わかるわかる!」と共感できる。
どのひとも身近にいそうな。
もしかして、これ私?というような、親近感。


は、特に共感してしまう。
他人から見たら不思議なものをコレクションしてしまう(例えば空き缶とか空き瓶とかひもとか!)ひとたち、それぞれの言い分。
絶対これいる!ってなると思う。
わたしもひしひしとこれ自分だな、と思いました。

「患者の言い分」これは、入院を何度もしている私にとっては特にそう!!!!と共感、分かり合えて嬉しい!的な連帯感さえ感じる。

「病院のなかで患者ほどの役立たずはいない。大きなガラス戸をくぐったときから、こちらは侮辱にさらされ、エゴをぺひゃんこにされる」(P79)

これ、もう私の言いたかった感じてたことが要約されていて素晴らしい。
でもさすがのコーリイ、素晴らしいユーモアで話を進めて、笑わせられながらラスト、あっ洒落てる!という締め方。いいですねー。

ほのぼの笑いたい時、とにかく楽しくなりたい時はぜひぜひ。





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最終更新日  2023.04.03 06:55:29
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