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征野三朗さん
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Hiro Maryamさんコメント新着
鎌倉幕府第五代執権(将軍補佐)の北条時頼を開基(寺院創設)、
山号(さんごう)は<巨福山>(こぶくさん)。 その禅風は、これまれの日本の他宗との兼修的な禅とは異なり、
純粋で厳格な宋朝禅であったという。


惣門 三門


法堂 仏殿 方丈前庭
寺域は、明るく広い。創建時の伽藍のありさまは、
惣門・三門・仏殿・法堂・方丈を中軸線上に縦列して配置し、
三門両脇から廻らされた回廊は仏殿で結ばれ、
回廊の左右には庫院(くいん)・僧堂等を配するなど、
中国宋の禅宗伽藍の配置だったという。
何度も火災にあい、現在の伽藍は江戸時代の再建だという。
惣門・三門・仏殿・法堂が一直線上に並ぶ伽藍配置は、近世禅宗寺院の様式を示し、
かって鎌倉五山の第一位であった偉容をしのばせている。
国宝の梵鐘
三門右の鐘楼には鐘銘が陽刻された国宝の梵鐘かかっている。


妙高院 竜峰院
谷沿いに建つ塔頭(小庵)の多くは門を閉ざすが、妙高院・竜峰院は鎌倉三十三所観音霊場の第二十七番・二十九番札所である。



半僧坊 天狗の像 半僧坊権現
方丈裏の参道を経て石段を登ると、
建長寺鎮守の半僧坊がある、
明治23年静岡県の方広寺から勧請(神仏の分霊)した半僧坊権現は、
家内安全・家業繁栄・海上安全の神で、
境内に僧俗半々の姿として天狗の像が祭れている。