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2005.02.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
1.イチバズーカ精度低し…田尾監督から“早く慣れろ”指令

 楽天の自由獲得枠・一場靖弘投手(22)=明大=が沖縄・久米島キャンプの10日、ブルペンで159球を投げ込んだ。今キャンプ最多の球数も、アマのストライクゾーン差との違いに苦しみ、3分の2がボール球と大荒れ。梨田昌孝・元近鉄監督(野球評論家)が「バズーカ」と評した剛球に不安が生まれた。19日の巨人との練習試合(宮崎)登板を前に、田尾安志監督(51)からは“早く慣れろ”指令が下った。
 さえない。イラついたように、マウンドの土をかいた。コーチや捕手に、何度もアドバイスを求めた。期待のルーキー一場が、プロとアマの違いに苦しみながら、長い一日を終えた。
 「イマイチでした。球数? 自分の思うようなボールを投げられなかったので、あんまり意味がなかったですね…」
 プロの洗礼。第3クール初日のこの日から、パ・リーグ審判員が合流した。より実戦形式に近くなった練習。雰囲気に押されるように、ブルペンで捕手を座らせ、このキャンプ最多の159球を投げ込んだ。ところが、「ストライク!」の景気いい声が上がらない。途中からは打者も立たせたが、同じ。結局、約3分の2の100球近くがボール球。ストライクゾーンの違いだった。
 「アマの方が広いというのは感じた」。一場の感覚では、左右ボール1個分、ストライクゾーンが狭い。コントロールが悪い方ではない。大学4年の時は、全日本大学選手権で完全試合も達成している。それがどうだ。幅に気を取られ、最後はフォームもバラバラになってしまった。
 「フォーム? アレでいいといわれたら困るな、と思いながら見てたよ」。田尾監督からは厳しい言葉。視察に訪れた小池唯夫パ・リーグ会長も「直球とシュートは威力がある。荒れる球も多かったけど…」と微妙な評価だった。本人も「(会長に)悪いピッチングを見せて申し訳なかった」と、うなだれた。
 「(違いを)肌で感じてもらいたい」。田尾監督は“早く慣れろ”指令を下した。スタミナには自信があるだけに、一場も「200球でも投げられるときがあれば投げたい。投げているうちに修正できると思う」。今は考えるより、投げろ。登板予定の初対外試合は19日の巨人戦。まだまだ慣れる時間はある。

2.パの顔は岩隈!小池会長が指名


 ホタルドームに隣接するブルペンに足を運んだ小池会長の後を追って、岩隈も投球練習を開始した。捕手を立たせて46球。時折笑顔をのぞかせながら、スピンの利いたボールを投げ続けた。「会長が見ていたのは知っていましたよ。その前に話もしましたし」。
 ブルペン入りする前に、2人はロッカー室で顔を合わせていた。小池会長が「期待しているよ。パ・リーグの顔になってくれよ」と声をかけていた。この日の「要望」はあの時とは違う。岩隈の返事が、熱投46球だった。小池会長も「表情が明るくなっていた。後遺症はもうない。心配していたんだけど」と安心した。
 岩隈が小池会長の発言を断固として拒んだ「あの時」は2カ月前だった。
 オリックス残留を拒否する岩隈に、小池会長はパ理事会の席上で「強い要望」として1年間オリックス所属の打開策を提案した。岩隈は再び態度を硬化させる。「小池案」を発端に楽天三木谷オーナーが抗議文を出す泥仕合に発展した。
 小池会長は振り返るように、「なんとか年内に決着させたかったんだけどね。いろいろあったけど、しっかりやっている。僕は彼がファームのころから『パ・リーグの玉三郎』だって期待していたんだ。(坂東玉三郎に)似ているだろう」。岩隈が真摯(しんし)に野球を続ける姿を喜んだ。
 さらに選手会長の礒部にもはっぱをかけた。「礒部、岩隈を中心にプレーオフ進出、初年度から優勝を目指して」。新人の渡辺には「ずいぶん若いナベツネだけどいいじゃないか」と冗談を飛ばした。紆余(うよ)曲折はあったけど、楽天人気に乗らない手はない。改革元年のパ・リーグ。会長のトークも快調だった


3.楽天、大売れ…開幕戦中継テレ東“名乗り”
  CSもネット中継も着々

 30キロのキハダマグロをゲットした田尾監督。その舞台裏でも楽天戦略は着々と進行中
 楽天のメディア戦略が好調だ。今季のパ・リーグ開幕日で楽天には初陣となる3月26日のロッテ戦(千葉マリン)。この注目の一戦をテレビ東京が生中継することを検討していることが9日、分かった。
 新球団の初陣の舞台となる千葉マリンを、テレビ東京が独占中継する方向で検討している。

 また、仙台での本拠地開幕となる4月1日の西武戦の中継は、TBS系列の東北放送が浮上している。
 50年ぶりの新規参入球団として、球界の経営改革を掲げている楽天。その経営収支の目玉となるのがテレビ中継などの放映権料だ。楽天では球界参入を決めた時点で、放映権料&広告費などの収入を約10億円と見込んでいたが、今回の放送界の動きを見る限り、出足は好調といえそうだ。
 「開幕戦でもいろいろ仕掛けをしていきますよ」とは三木谷オーナーの言葉だが、すでに4月1日の本拠地開幕戦で「モーニング娘。」の起用が決まっているなど、華やかな話題性に放送各局が注目。メディア戦略で「イーグルス」の名前と映像を広めたい楽天サイドには追い風となっている状況だ。
 また、地上波以外にも、CS放送のスカイAが楽天が主催する交流試合の巨人戦をのぞくホーム65試合の中継を正式決定。「放映権料は全試合で1億円強」(放送関係者)と、CS放送から破格の放映権料をゲットした形だ。
 楽天が独自に推進しているインターネット中継も準備は着々。地元仙台のテレビ制作会社「クロスTV」とタッグを組んだ。やはり4月1日の本拠地開幕戦での中継開始を目指している。






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Last updated  2005.02.11 18:37:58


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