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2006.02.12
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カテゴリ: プロ野球
【荒鷲久米島キャンプ・重盗シフトなど実戦形式練習】


沖縄県久米島町で行われている東北イーグルスの春季キャンプは11日、第3クールの最終日を迎え、バント、重盗シフトなど実戦形式のメニューをこなした。投手陣は吉田豊彦がブルペンで160球を投げ、調整ペースを上げてきた。一場靖弘も直球の威力が増してきた。岩隈久志は2日続けてブルペン入りし、捕手を立たせたまま28球を投げた。打撃陣は、山崎武司内野手が初めて特打ちし、23本の柵越えで長打力をアピールした。全体練習後、野球教室が開かれ、久米島町の小、中学生約170人が参加。またこの日は根来泰周コミッショナーが視察に訪れた。12日は休養日。

◎39歳吉田、はつらつ 若手の刺激に

39歳の背中が、若手に刺激を与えている。チーム最年長の吉田。走り込みなどでの元気よさが「若手のいい見本になっている」(立花龍司コンディショニングディレクター)。「自分はコツコツやるタイプ。そんな姿を見てもらえれば」と言う。11日はブルペンで、今キャンプ最多の160球。「シーズンを通して安定した投球ができるには、へばった時の修正力が大切。ブルペンも実戦練習」と言い切る。昨季まで3年連続で50試合以上に登板。40歳を迎える今季、50試合登板となれば、前人未到の記録になる。だが、「試合数より結果」と気負いはない。中継ぎを語る口調は熱い。「精神的に疲れないようにすることが大切」と前置きした上で「チームのためにすべてを背負うつもりで投げる」と強い気持ちを強調する。野村監督の下でプレーした阪神時代、2軍落ちを経験。2002年に移籍した近鉄では中継ぎとしてフル回転した。野村監督からは「何で近鉄でできるんだ」と言われたという。「(自分を)見ていてくれていたんだと思ったら、後からニコッと笑えるぐらいうれしかった」と振り返る。19年目のベテランは、今季もファンを魅了してくれるに違いない。

<山崎武、柵越えを連発>

山崎武が主砲健在をアピールした。初の特打ちで柵越えを連発し、「少し振れるようになってきた」と余裕を見せた。170スイング中23本の柵越え。ただ、すべてが左越えで、「まだ上体主導で打っている証拠」と分析。ポップフライが多かったことも気に入らなかったようで、「自分でとらえたつもりでも体が付いていってない」と話した。第4クールからはシート打撃にも参加し、実戦感覚をつかんでいく。「開幕をベストで迎え、フェルナンデスや礒部、吉岡とつながる打線を築きたい」と意欲を見せた。


【チームNO.1の俊足・森谷「赤い稲妻」になる】





【イーグルス益田が特大140メートル弾】

イーグルスの11年目益田が「ブルペン直撃弾」を放った。フリー打撃で、右翼スタンド後方のブルペン
まで打球が届く、推定約140メートルの特大アーチ。約100スイングで12本のサク越えを放ち、目

と外野定位置どりへ意欲を見せた。

☆イヌワシろっかーるーむ

一場靖弘投手(ブルペンで105球。直球の伸びが増す)「去年より全体の球数は少ないですけど、下半身主導で投げられるようになってきた。バランスはだいぶ戻ってきた。(キャンプ11日目で)もう、朝起きるのも嫌です」

【いける!イーグルス4位!サンスポ専属評論家・江本氏太鼓判】

「無形の力を養おう」をスローガンに掲げる野村監督は、前任監督の田尾氏に“05年の力”を取材した。ことしに生かすための情報をしっかり得て、この後生かすつもりだ。南海時代の弟子の江本氏は、イーグルスのユニホームを着た師匠の野村氏から話を聞き、4位西武と互角の予想までした。「チーム作りの手応えをつかんでいる」。10日にイーグルスの久米島キャンプを訪れたサンスポ評論家の江本孟紀氏(58)はこう断言した。南海(現ソフトバンク)での師匠である野村克也監督(70)と共に練習を見たエモやんは、ヤクルト時代よりさらに進化した監督を体感。その監督自身は、田尾安志前監督(52)に逆取材するなど弱気なところを見せていたが、「現段階ですでに最下位脱出はもちろん、4位と予想してもいい」とエモやんは高評価した。チャンスを逃さない。プロの監督経験21年目の野村監督が、わずか1年でイーグルスを解任された田尾氏に頭を下げ、久米島球場のネット裏で約30分、“逆取材”をした。「(田尾さんに)取材したよ。ピッチャーの能力とかで。いやー、難しい。まだまだ時間がかかるチームや」。球団から解任された監督が、後任監督を訪問すること自体、極めて異例だが、気にしていられない。関係者によれば、「オレ、(昨季の勝ち数の)38勝できるかなあ。本当、自信ないや」と弱気なことばを田尾氏に漏らしてもいたという。そういいながらも同氏が指揮した経験から得られる情報を得た。「9つのポジションすべて白紙」と野村監督は現時点では先入観を持たず、選手個々の力を把握している段階。ブルペンで底上げの急がれる投手陣を徹底指導。夜間練習が午後11時すぎまで続く日があっても、いまだにけが人はゼロと緊張感のあるキャンプが続いている。そうした中、野村監督はこの日の「久米島会談」を生かすつもりだ。

【野村監督『パ・改革』諦めん!!根来コミッショナーに「直談判」】

野村監督の熱意が、ついに球界のトップを揺り動かした。根来泰周コミッショナー(73)が11日、イーグルス・久米島キャンプを視察。この機を逃さず、野村克也監督(70)は先月25日の監督会議で主張した予告先発の廃止、メガホンの持ち込み許可などのパ・リーグ改革案を改めて熱弁した。同コミッショナーは、「正当な意見で賛同できる」と理解を示しており、ノムラ改革の実現に向け、球界のトップからの“援軍”を取り付けた格好だ。“延長戦は”久米島球場のネット裏にある監督室で始まった。野村監督が、キャンプ視察に訪れた根来コミッショナーと約1時間半に及ぶ直接会談。話題は自然と、先月25日の監督会議で主張したパ・リーグ改革へと流れ、ついに球界の最高権限者を口説き落とした。根来氏は、「これは公式な意見ではない」と前置きしたうえで、「正当な意見だし、賛同できる部分があります。長くやってきたことが、今もそれでいいのか検討する時期でしょう。監督の意見を頭から否定するつもりはありません」。監督会議では発言をせず、「何を考えているか分からない」と野村監督は不信感を募らせていたが、この日の会談で、一気に氷解した。監督の主張は、(1)予告先発(2)メガホンの持ち込み禁止(3)外部からの情報伝達行為の禁止-に対する異議。「すべてが野球をつまらなくしている。予告先発にしても、野球の本質は戦いなのに、先に手の内を見せるなんてバカげた話。戦争をしていて、あしたミサイル撃ちますよ、なんて言うか?」。現行の規則は、推理や駆け引き、作戦などの「無形の力」を台無しにし、投げた打っただけの「単純でドラマ性のない」野球にするためのものというのが野村監督の持論。パを盛り上げていくためにも、どうしても譲れない部分だ。「理解していた? フフ。老かいというか、聞く耳を持っているね」。コミッショナーを口説き落としたことが、即改革の実現につながるわけではないが、この日で説得活動に自信をつけた監督は、球団を通じて今後の実行委員会などでも主張を続ける予定だ。南海からロッテ、西武と現役時代はパひと筋で名将への礎を築いた野村監督だけにリーグへの愛着は強い。「思いつきのくだらん規則ばかり。政策をやらず対策ばかりしている」というパ・リーグの根本からの改革を、まだまだあきらめるつもりはない。

【ノムさんの“つボヤキ”】

(練習後、宿舎で「玉磨かざれば、光なし」のメッセージ付きのサインを書いた地元・久米島高3年の女子高生に向かって)「みんな、平等に才能はある。本当だよ。オレは野球で才能を見つけたんだ。何でもいいんだ。好きなことを一生懸命やりなさい」!!

(練習終了後、以前行われた楽天杯学童軟式野球大会の優勝、準優勝チームに直筆の名前入り表彰状を渡したあと、島の子供たちへ挨拶)「勝つチームもあれば負けるチームもある。負けたチームは、なんで負けたのか反省して、強いチームを目指してください。強くなるためには、まず優勝するんだという気持ちを持つこと。次にこれが当たり前のようでなかなかできないのですが、努力することです」(実は、一塁ベンチの前に整列していた楽天の選手に向けたメッセージだった?)








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Last updated  2006.02.12 20:59:00
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