ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2012/11/25
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Ch.Peyre-Lebade 2008.jpgCh.Peyre-Lebade 2008 glass.jpg


 シャトー・ペイル・ルバート2008 Chateau Peyre-Lebade
 ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)
Domaine Barons de Rothschild (Lafite)
 メルロー65~75%、カベルネソーヴィニヨン15~25%、カベルネフラン10%
 樽熟成12~16ヶ月
 アルコール分12.5%
輸入:株式会社ファインズ  購入価格:1990円(アウトレット品)


色はやや透き通った紫。
香りは杉、ブラックベリー、インク、鉛筆、黒糖、油粘土?カラメル?
味は渋味と酸味。余韻に甘味を伴う苦味と苦味を伴う酸味。


香りは およそボルドーのド直球正統派。
でも意外と(?)果実系の香りが伸びない。
味も基本に忠実だが、伸びが浅い感じ。

渋味基調で枠を構えながら、(果実味とは別の流れで)酸と甘味を噛ませていく。
メドックらしいカベルネ系ワインの香りと 柔らかな渋味が、勢いを保ちつつ特長を見せる。

ただ、ペイル・ルバートはもっと渋味も果実味も分厚いイメージが有ったが、このボトルは妙に伸び悩む。

何か、渋い割に薄い。通常で意味も無くデキャンティングした後の様な味わい。

 抜栓60分で渋味の出方がソフトになるが、苦味も強まってくる。
 香りもインクや炭の様なものが混じってくる。
 味は飲み易さが増したものの、それでワインとして美味くなったとは思わない。

通常、良年なら10年は待ちたくなるガッシリした出来になるはずだが、このボトルは違うな。
リリース4年弱で もう良くも悪くも解けまくってて、良く言えば飲み易い出来。
飲み易いが何も印象に残らない味で、悪い意味で標準的2008年ボルドーの典型。
2007年ヴィンテージがもう少し(香りや味の張りの分)、マシになった程度に感じる。


値段相応。
このワインのファンとしては、現状 2008年ボトルにはイマイチ発展性が見られない。
2000円以上が当然と思ってたこのワインだが、今回のボトルに関して言えば相応レベル。



300ml残しで次の日(抜栓21時間経過)
香りはインク、ブラックベリー、プルーン、杉?
味の流れは大差無し。

初日よりも香りが落ち着いてきた。
味に大きな差は無いが、苦味は少し弱まったかも。

2日目の方がこなれた感覚が有って、悪くない。

厚みに乏しかった分、香りも味出力も落とした事で逆にバランス感が生まれてきた。
初日は出力が空回りしてたが、2日目は地に足が着いた流れ。
2日目の方が香りに無駄が無く 味もクリアーで、こっちの方が個人的に好き。
良い意味でコーヒーっぽい雰囲気もある。

2日目も値段相応。
相応だが、2日目の方が良好なコスパに感じられる。
赤ワインの、渋味の落ちた“こなれた味”を楽しめた。


★楽天検索 シャトー ペイル★
楽天扱い30件前後 1995円~2814円 平均2400円前後

2200円以下なら、2000円オーメドックの中でも結構名作の部類と思う。
早飲みするには向かないタイプのワインと思うが、栓抜いて次の日になると、なかなか飲み易い味に。
2000円未満で買えるなら3~4本位はストックしたい位。





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最終更新日  2012/11/26 03:05:04 AM
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