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茨城県 常陸大宮市 久慈の山・御城・大吟醸 KujiNoYama Mijou DaiGinjou 根本酒造株式会社 Nemoto Shuzou KabushikiGaisha 山田錦(美山錦?) (精米歩合40%)、醸造アルコール 2018年11月5日製造 日本酒度 +3 酸度 1.2 アミノ酸度 0.7 アルコール度 16 購入価格:1100円(720ml)(1本2728円が2本で2200円の商品入れ替え特価)香りは梨、メロン、リンゴ、白砂糖?正統派の吟醸香。出力は弱めだが、それは経年に因るものかと思う。口当たりは澄んだ感じだが、甘味は意外と弱め。余韻で苦味の波が大きく押し寄せ、ボリュームを演出。苦味の圧と存在感で骨格をつくる。酸は有りそうで無い。リリース直後だったら、もっと爽やかな甘味が感じられたのかな?いや、香りで甘味の雰囲気を誘導して、酒本体は淡麗な方向に仕上げてるんだろうか!?一応、薫酒(香りメインで味は広く浅く(?))系統で淡麗辛口タイプらしいから、これは完全に「こういうもの」なんだろう。(味は澄んだ感じで香りで味覚誘導)旨味と言える程の奥行きはイマイチ出て来ないな。温度が冷や(常温)状態だと味の出方が鈍り、中途半端に伸びようとするので、キリっと冷やしてサッと飲み、違和感を覚える前に飲み込んでしまおうw。かといって冷やし過ぎても、ただでさえ弱い甘味がシャープになり過ぎて、辛口っぷりが過度に強まる。10℃位がいいとこか!? まぁこの辺は好みにも左右されるとこ。適切と思われる温度帯が結構シビアかも。香りは正統派の吟醸香で、味は比較的標準レベルの吟醸酒の出方。この苦味の波を上手く活かせれば、独特の高級感(特別感?)が見えそうだが、結構難しいな。淡麗辛口の日本酒ファン向け。新潟の酒が好きな人にはそこそこ好感触だと思う。生魚が無難。刺身類に向いてる。出来ればイカの刺身や貝類等、旨味を補填出来るツマミだと酒の動きと流れが一気に明確になる。あえて魚介類ではなく、牛焼肉に岩塩と柑橘果汁とかもアリだな。酒単独だと、どうしても手の届かない部分が目立ってくる。とりあえず1000円なら当然、値段以上。税込通常2700円台と言われると かなり悩むが、「山田錦」の「精米歩合40%」となると、それだけで2000円に迫るものではあろう。その辺(2000円台前半)までは納得しない事もない。そこから+500円~+600円は「茨城の酒」「久慈の山の根本酒造」という点に興味が必要。日本酒の初心者が飲んで、美味いと思われるかは未知数。
2020/01/15
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お正月強烈に眠い 秋田県 由利本荘市 雪の茅舎・純米吟醸・新酒 YukiNoBousha(Bosha) JunmaiGinjou Shinshu 株式会社 斎彌酒造店 KabushikiGaisha Saiya ShuzouTen 掛米:秋田酒こまち80% 麹米:兵庫県産山田錦20% (精米歩合55%) 自社酵母使用 2019年11月製造 日本酒度 +1 酸度 1.5 アミノ酸度 1.0 アルコール度 16 購入価格:1650円(720ml)メロン、梨、リンゴの香り。正統派の吟醸香。出力もまずまず。果実の香りに澄んだ甘味。ド直球の純米吟醸。生酒のフルーティーさに新酒(?)のフレッシュ感も相まって、すごい綺麗な飲み口になってる。甘味の出方がスッキリ真っ直ぐ。非常に良い意味で "分かり易い"。しつこさ や うるささ は無く、ほんのり苦味を残して余韻まで通り抜ける。甘味がメインなんだが、変な中取り酒に有る様な、甘味を過度に強調させようとする動きをしないのが良い。酸味や旨味の感覚は弱い。でもそこは この酒の要点ではないと思うので、ほぼ難癖。生酒のフルーティー感と新酒のスッキリ感を特に楽しむべき。 開栓25分程(温度上昇)で、余韻に旨味らしきものが伴ってきた気がする。 スッキリ感を楽しむなら冷温キープで、少し味に厚みと複雑さを持たせたいなら 温度がある程度上がるまでゆっくり飲んで変化も楽しもう。(室温20℃、湿度44%) 口内で転がしても似た様な味にはなるが、その場合苦味がやや口内に残るw。「純米吟醸」の「生酒」の「新酒」、ホントにド直球。何も嘘が無い。複雑な何かを求める人にはあまり向かないが、スッキリした味を楽しむのなら ほぼ最適解。栃木の仙禽の酒に似た感じはしたが、あちらよりも甘味の出方が上品で穏やか、自分の好みに合う。白身魚の刺身に合う感じ。オリーブオイルとハーブソルトのカルパッチョでもOK。冷奴や煮魚にはイマイチ合う気がしない。(西京漬けの焼き魚ならまぁ大丈夫と思う)旨味を足せるならいいが、半端に甘味を足してしまうと酒が崩れる気配が有る。淡白だが旨味を得られる味の料理に向いてる。大穴で駄菓子の「都こんぶ」にハマりそう。値段・・相応。正直ちょっと高めかなと思わなくもないけど、そこは「生酒」と「新酒」の補正が+200円~+300円位利いたと思えば納得の範囲。★楽天検索 雪の茅舎 純米吟醸 生酒★楽天扱い約12件 1620円~2178円 平均1650円 1升瓶3060円から新酒という事を前面に出した期間限定の商品なので、気が向いたらどうぞ。値段なりには美味い。
2020/01/04
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鹿児島県 鹿児島市 西郷どん Saigo Don 本坊酒造株式会社 マルス津貫蒸溜所 Honbou Shuzou KabushikiGaisha Mars Thunuki Jouryujo モルト グレーン アルコール分40% 購入価格:1231円(700ml)(2462円の商品入れ替え特価50%off)香りは蜂蜜、檜、レーズン、蒸留水?木やドライフルーツの香りの山を越えると、急にノッペリとした平坦な雰囲気の香りが拡がる。 【ストレート】薄い甘味と薄い苦味。軽い口当たりで、喉を通るとピリピリと刺激を残してあっさり退く。まぁ普通だな。よくあるウイスキー。 【ロック】香りは【ストレート】と変わらず。冷えて味が締まったのか、甘味の出方が弱り、相対的に苦味が強まった。味の流れは平坦になり、香りのイメージそのままのウイスキー風味の安い甲類焼酎みたいな雰囲気に。 【水割り】 ・酒1:水0.1香りは出易くなったが、出力は弱まってる。味自体は【ストレート】と大差無いが、余韻のアタックはソフトな動きになり、飲み易さは上昇。 ・酒1:水1香り出力はどんどん弱ってる。味のウイスキー感はバランスが取れてて、飲んでて悪い気がしない。【ストレート】よりも全体の完成度が増してる感じw。 ・酒1:水3~4普通のウイスキー水割り。普通なりに飲み易い、万人向けの味。 ☆ハイボールやってみた(酒1:炭酸水1~3)☆ これはそんなに悪くない。 香りは順当に弱るが、炭酸の泡の勢いに隠れてあまり気にならない。 苦味も炭酸の押しで掻き消え、スッキリさわやかな飲み口に。 【ストレート】と【ロック】の味の悪かった部分が全てカバーされてた。オススメは【水割り(酒1:水1)】か【ハイボール(酒1:炭酸水2~4)】。味の構成や流れが、加水される事で綺麗にまとまる。ハイボールはそこに炭酸の勢いが加わり、足りない要素の補填が為される。【ストレート】と【ロック】は安っぽさが強い。何か、・・・味が粗い。まぁ単純に熟成が足りてないんだろう。香りの耐久力は弱く、味もストレートではイマイチ頼りない。香りが味に影響与えてる部分は非常に少ないから、香りの点はまぁ目を瞑ろう。この飲み口の頼りなさを逆に、熟成不足故(?)の味の刺激でカバーしてパワフルなイメージを持たせようととしたのか?あまり上手くいってないっぽい。【水割り】にして、良い意味で「小さくまとめ」ちゃった方が飲んでて綺麗さが見えた。そのまま【ストレート】で飲むには物足りなさが目立ったのが残念。素直に美味いと言うには、色々足りないモノが有り過ぎた。でも、飲み方で ある程度コントロールして対応出来るんだから、ウイスキーとしては完成度は低くはないんだろう。1200円台なら値段相応。通常2200円超で買ってたら敗北案件。2018年限定製造ということで、NHKのドラマに便乗(?)した商品であろう。「本坊酒造」「西郷どん、という名前」「鹿児島の蒸留所」という点に興味が無いのなら全くオススメ出来ない。単にウイスキーを飲みたいというだけなら、ジョニ赤でも買った方が得かな。(流石にジョニ赤と比べるのはイジメかもしれないがw)★楽天検索 西郷どん★楽天扱い約8件 2475円~2999円(送料込)~3113円 平均2600円前後西郷どんのファンなら記念に買うのもいいかなw。そうじゃないなら知らん・・。
2020/01/02
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ブルゴーニュ ボジョレー地区 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・セレクション・プリュス2019 Beaujolais Villages Nouveau Selection Plus ジョルジュ・デュブッフ Georges Duboeuf ガメイ100% アルコール分13% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:1342円(2684円の処分特価50%off)色はやや濃い紫。香りはカシス、ブルーベリー、ブラックベリー、カラメル、ビスケット、八角?ナツメグ?味は渋味と薄く甘味を伴う苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。まあまあ普通か。でも渋味に隠れない程度に ほんのり甘味が有って、味に厚みを感じる。香りも甘い雰囲気のものが多く、余韻の甘味までサポートが効く。飲み易い。渋味を出しつつ、すぐに甘味でシンプルに形をつくる。香りのベリー香で果実感もそれなりに主張。100分以上の時間経過でもほぼ変化無し。(室温20℃、湿度40%)厚み(凝縮感?)が見える様で、実際には思ったより浅いかも。味の特徴が甘味の出方だけで終わっちゃってるみたいで、酸が出ない。これが2019年の熱波の影響か!?美味いは美味い(不味くはない)けど、味構成が悪い意味で単純過ぎて、飲んでて飽き易い。酸が弱いのが元凶だが、多分これはヴィンテージ(気候)の影響が強いと思う。2003年以上の熱波と言われる2019年の特徴を正しく表現は出来てるのかもねw。特にボルドーやローヌ、ラングドックに関しては2003年のワインに近い味になりそう。ドイツとかもそんな感じかな。(ドイツだと想定外の長熟ワインが作られてそうだけど)豚肉のしゃぶしゃぶ辺りが適任かな。肉の脂で渋味を軽く牽制しつつ、ポン酢や胡麻ダレで酸や甘味を補填。やっぱり酸味を足してやりたい。ボイルしたハーブソーセージに粒マスタードもアリ。1300円台で値段相応。ヌーヴォーお祭り価格でも1680円がイイトコ。これで通常2700円弱は納得いかないなぁ。2019年のボジョレー・ヌーヴォーは安いものの方がコスパ良いかも。多分どれ飲んでも同じ味!?って位に似た様な味わいになってる気がする。
2019/12/22
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さぁ、クリスマス前はボジョレー・ヌーヴォーが安売りされるタイミングだw ブルゴーニュ ボジョレー地区 ボジョレー・ヌーヴォー・リッチ・プレス2019 Beaujolais Nouveau Rich Press ラブレ・ロワ社 Laboure Roi ガメイ100% 製造過程で15%した取れないプレス果汁を使用 アルコール分13% 輸入:サッポロビール株式会社 購入価格:924円(1848円の処分特価50%off)色は澄んだ紫。香りはカシス、チェリー、薔薇、巨峰、チャービル、新鮮なレタス?ローズマリー?味は薄い渋味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。へぇ~、美味いじゃん。ベリーに花やハーブの香り。渋味も酸味も控えめで穏やかな起伏。余韻の甘味が綺麗に着地。この構成とバランスは感心。飲み易い。澄んだ味わい。滑らかな口通りで渋味が口内に引っかからない。酸味は有りそうで無いが、花とハーブの香りを考えると酸の活用が難しい部類で、大して気にならない。 開栓15分位で渋味がやや強まってきた気がする。 でもこれ位はアクセントの範囲内。全体への影響は軽微。 ベリー香も強まり、花やハーブの香りは後退気味。悪く言うと、果実感が乏しい。ワインの骨格が少々弱い。酸の感覚が弱いからフルーティーではなく、渋味も薄いから飲み応えも頼りない。でもそれはこのワインの「タイプの問題」で、短所と言うのは明らかに違う。これはこういうもの。酸味イメージはベリーの香りで補填しようw。上出来のボジョレー・ヌーヴォー。単なるヌーヴォー(新酒)ではなく、ガメイの良さ、ボジョレーワインの良さを上手くつくれてる様に感じられる。生ハムに、ナッツ程度の塩味(旨味)と甘味が有れば十分。パンに塩胡椒とオリーブオイルでもいい。シンプルに行くほど正解に近い。下手に肉類やチーズに合わせるよりは、プレーンクラッカーそのままでもアリ。924円なら値段以上。元の1848円でもそれなりに納得したかもしれない。無理してない感じが良い。★楽天検索 ボジョレー ヌーヴォー リッチ プレス★楽天扱い約5件 1698円~2310円 平均1800円前後来年も売ってたら、通常価格でも検討してみるか・・。多分来年は味違うだろうけどw
2019/12/20
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コート・デュ・ローヌ コート・デュ・ローヌ・ルージュ2012 Cotes du Rhone Rouge E.ギガル社 E(Etienne).Guigal シラー50%、グルナッシュ45%、ムールヴェドル5% 樽熟成18ヶ月 アルコール分14% 輸入:株式会社ラック・コーポレーション 購入価格:1555円色は澄んだ紫。香りはカシス、革、ビスケット、プラム、黒糖、白胡椒、メレンゲ?生の牛肉?味は渋味と薄く甘味を伴う苦味。余韻に苦味を伴う渋味と薄い酸味。美味い。悪く言っても、まあまあの美味さ。渋味基調で適度に樽の利いた苦味感。甘味は香りの雰囲気で誘導されてる。余韻も味の延長だが、やはり香りで酸味のイメージが出てくる。飲み応え十分だが、味バランスはしっかりしてて、香りのサポートも万全。飲んでて重さや勢いが有る。渋味と苦味がメインとはいえ、各々強いものではなく、しつこさを感じる手前のとこで退いてくれる。自分の好みに大部分が合致。味に果実の要素が思ったより大分 弱いのが、弱点と言えば弱点か!?味そのものは渋味がメインで苦味が絡むもの。果実感は香りで出してる感じで、赤ワインの渋味と樽熟の苦味を同時に楽しめる人じゃないと、美味さを理解しにくい気もする。この辺は完全に好みと経験に左右される話。好きな人なら称賛するし、苦手な人は渋いだけ と判断するかも。総合的には、程々にパワーの有る、程々に厚みと重みを持ち、それらを綺麗に整えた赤ワイン。ローヌ赤と言うには香りも味も主張を控えたものを感じるが、その分 万人向けで飲み易さを両立させてる。いかにもフランスらしい、渋めの赤ワインが好きな人なら大体気に入る。とりあえず、(イタリア的な)酸味を求める人には向かない。とことんフランスワイン。このワインと比べて、もう少し酸味が欲しい人ならペスキエのローヌがオススメ。肉料理やチーズが無難。でも、意外とアブラの甘味が要らないかも。ワインの渋味がしつこくないからか!?生ハムにオリーブオイルと粉チーズと粗挽き黒胡椒かけたものとか、もっと直球でレアステーキやローストビーフもOK。値段相応。これは立派に1500円台の格。ローヌで1500円以上取るなら、ギガルを超えるものを見せろと言いたくなる。経年熟成の潜在力もまだまだ健在で、すぐ飲んで良し、5年後10年後に飲んでもまた良し。流石のギガル。完成度高過ぎて気持ち悪い位www。★楽天検索 ギガル ローヌ★楽天扱い30件以上 1210円~1936円 平均1500円前後こんなのが10数年位前だと、安いところなら1000円未満で買えたのだから恐ろしいw。今でも1200円前後位で売ってるとこはそれなりに有るから、素晴らしいと思う。現状で、最大1680円辺りが適正かな。
2019/12/17
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ニュージーランド マールボロ地区 ワインメーカーズ・セレクション・ソーヴィニヨンブラン2018 Winemaker's Selection SauvignonBlanc ホワイト・クリフ・ワインズ White Cliff Wines ソーヴィニヨンブラン100% アルコール分12% 輸入:株式会社ノルレェイク・インターナショナル 購入価格:1019円色は薄く黄緑がかった黄色。香りは青草、グレープフルーツの皮、ラムネ、ミント、セロリの葉?味は苦味と酸味。余韻に薄く苦味を伴う酸味と苦味。ん~、・・普通だな。以前飲んだ2016年ボトルは結構美味かったんだが。草の香りに柑橘類、とりあえず正統派のソーヴィニヨンブラン。苦味が強いが、全体が薄味傾向なので、あまり目立たずに済んでる。とりあえず、ソーヴィニヨンブランのワインとしては十分。味も香りも真っ直ぐで分かり易い。酸と苦味の二面押しで、余韻までそのままシンプルに流れる。悪く言うと薄い。酸の存在感がイマイチ弱いかな。ただ、この全体の薄さが欠点の存在感も薄くしてるので、あまり悪い気もしない。2016年ボトルは香りが良くて、この薄さの欠点があまり気にならなかったんだが、今回の2018年ボトルは香りが普通なので、水っぽい感じが気になる人も出るかも。 30分程の時間経過(温度上昇)で余韻に薄く甘味が出てきた。 薄い味に変化が付いて味向上。(室温22℃、湿度50%) ワインが冷え過ぎてて、味が過度にシャープに出てたのかな。総合的には、良い意味で普通のソーヴィニヨンブランワイン。普通と言うには薄味傾向で、もう少し酸にフレッシュ感やらが欲しかったとこだが、まぁ飲み易さ重視という事で "こういうもの" と思える範囲内。香りの内容が普通過ぎたのも惜しいが、それも値段なり。魚介マリネやサラダ仕立てのカルパッチョ、クラッカー&チーズといったオードブル向け。オリーブオイルとかで油の甘味を補填出来れば、ワインの味を上方修正可能。意外と(?)料理向けだなw。(料理を美味くするのではなく、料理でワインが美味くなるという意味で)値段相応。だが1000円強のソーブラ白ワインとしては上出来の部類。気になった点はいくつも有ったが、それでも1280円相当を狙える美味さ。【12/10迄10%OFF+P5倍】ホワイトクリフ ソーヴィニヨンブラン 2018 白 750ml ニュージーランドワイン マールボロ Sauvignon Blanc New Zealand Marlborough 辛口 プレゼント 記念日 パーティ— 1000円 格安 お祝い クリスマス キャッシュレス 消費者還元価格:1247円(税込、送料別) (2019/12/8時点)楽天で購入楽天ではヴァンドメールのみまずまず標準的な価格の範囲内。1000円台ならオススメだが、1200円台なら気が向いたらどうぞ、かな。1300円を超えると後ろ向きな迷いが出てくるw。
2019/12/07
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もらいもの イタリア ヴェネト州 マジーア・フィオーレ・ビアンコ・スプマンテ・ドルチェNV Magia Fiore Bianco Spmante Dolce NV ヴィニ(ヴィーニ)・トノン Vini Tonon モスカート70% シャルドネ30% アルコール分9% 輸入:株式会社オーレジャパン 参考価格:2000円前後色は薄い黄色。香りはライムシロップ、金柑、沈丁花、ラムネ?味は苦味を伴う甘味と薄い酸味。余韻に薄い甘味と苦味。まあまあ。柑橘に甘い物が合わさり、後から白い花と甘酸っぱい物の組み合わせの香り。香りの印象とほぼほぼ一致する味の流れ。酸味は出そうで出ない(出るけど意外と伸びない)。とても飲み易い。泡のアタックも控えめで、ガブ飲みも可。コップに氷入れて飲んでもOK。苦味の出方が、金柑の果実酒の様な雰囲気。酸が頼りないのは惜しいが、元よりドルチェ(甘口)の表記だし、酸味を主眼に置いてないだけだろう。苦味が出易いが、こちらは甘味が目立ち過ぎない様にブレーキをかける役割で働く。これはこれでバランスは取れてるから、文句言う話でもないかな。甘味を活かした、万人向けのスパークリング(炭酸の勢いはやや弱め)。ワインと言うより果実酒っぽい感じは有るが、それもまた飲み易さの内。味にどこか半端な印象は有るが、意味と理由は感じられるので悪い気はしてない。チーズ類には相性良いと思う。チーズの塩気にワインの甘味も良い組み合わせ。他には生ハムやナッツ類、ブルスケッタとか手軽なアンティパスト向け。肉や魚の料理をまともに相手にすると、ワインの甘味と苦味が邪魔になりそう。値段以下。これで2000円、って言われると正直自分で買う気はしない。1300円前後相当。ボトルの綺麗さと決して強くはない香りの存在感に、どこまで感心出来るかの勝負。好みの問題も有るだろうけど、味だけならランブルスコ・ビアンコとかでも代用可能な気もしてくる。★楽天検索 マジーア フィオーレ ビアンコ ドルチェ★楽天扱い2件 バッコスで2020円 アズマヅルで2526円贈答用か、ラベルの綺麗さに魅かれてかのどちらか。味だけで言えば、大分高価め。
2019/11/23
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茨城県 常陸太田市 剛烈・純米酒 Gouretsu JunmaiShu 剛烈富永酒造店 Gouretsu Tominaga ShuzouTen 国産米、国産米麹 (精米歩合60%) 2018年8月製造 アルコール度 15 購入価格:500円(商品入れ替え処分特価2本で1000円、元は1300円位?)香りは綿飴、リンゴ、枯草、水飴、消毒薬?シナモン?熱した飴っぽいものがメイン。色は軽く金色がかっており、熟成感を思わせる。薄い甘味と薄い旨味とで、シンプルながらも綺麗に構成される。下手な ひやおろし よりすごい落ち着きっぷりw。結構悪くない。何か良い感じに熟成してる。ジワ~っとくる旨味の拡がりと穏やかな甘味感で、上手いこと「出来上がってる」。これは日本酒の熟成の "成功例" だな。こういうもの、と分かってて飲むなら何も悪くないが、そうでなければ妙な匂いとハッキリしない甘味と苦味感で "いかにも古い味" と感じると思う。完全に想像だが、熟成前の味は、酸も甘味も控えめで旨味が出そうで出切らない、半端な辛口酒みたいな雰囲気だったかも。総合的には上出来の日本酒。と言うか上出来の熟成日本酒。少々マニア向けの変化はしていたが、分かってて飲む分にはむしろ好感触。今回はやってないが燗酒適性も有るはず。味のキレとかスッキリ感に酸の動きとかを求める人には向かないが、旨味の拡がりや落ち着いた甘味を求める人にはなかなかの実力を発揮する。料理は大体何でもOK。刺身、焼き物、煮物、漬け物、酢の物、乾き物、燻製、チーズにナッツ、何にでも合いそう。冷やおろし酒の代用品として十二分の働きをする。今回やや薄めに切られた秋鮭を玉ねぎと一緒にバターで炒めたものに合わせたが、バターの甘味と香りが鮭の旨味と重なって今回の酒と絶妙にマッチ!香りは気にせず、甘味と旨味を意識した味の料理が正解か!?500円なら当然値段以上。元が1300円位ならまぁまぁ納得。(特別純米並の精米歩合だし)
2019/11/17
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秋田県 由利本荘市 雪の茅舎・山廃純米 YukiNoBousha(Bosha) YamahaiJunmai 株式会社 斎彌酒造店 KabushikiGaisha Saiya ShuzouTen 兵庫県産山田錦、秋田酒こまち (精米歩合65%) 2019年7月製造 日本酒度 +1 酸度 1.8 アルコール度 16 購入価格:2484円(1800ml)香りはカボス、水飴、餅?汗?果実的な香りがするが、渇いた汗ふきタオルの様な感じも有る。炎天下に置いた洗ってないスポーツドリンクの空ペットボトルの中の様な感覚。うおお、酸のコシと勢いがすごく強い。香りには不穏な雰囲気も見えたがw、味の厚みと芯の存在感がガッシリ。もう教科書の様な「山廃」の「純米酒」。酸味が明快で、甘味と旨味が余韻に流れる。なんか下手な熟成酒よりも、熟成酒に欲しい要素が自然に備わってるw。でも熟成酒ではないから、サラっとした軽やかな飲み口。香りに関しては慣れの問題だな。吟醸酒ってんでもないし。(室温26℃、湿度60%)冷酒(15℃以下)か燗酒(上燗45~50℃)にしてしまえば「こういうもの」って受け入れられる範囲。常温で飲むと、たまに香りの出方があらぬ方向に行ってしまうことがある。美味いわ、これ。自分が「欲しい(欲しかった)物」を持ってる。適度な厚みとボリュームを持ちつつ、飲み易さを両立してる。日本酒に甘味を求める人にはイマイチ向かないかもしれないが、原酒ではない純米酒で、飲み応えや適度な伸びが欲しいにはピッタリと思う。和食全般OK。刺身、干物、焼き物、煮物、漬け物、大体何でもイケる。あえて言うと、酢の物だけは酒の酸味とぶつかりそうな気はする。その場合はネギとか生姜とか、何かしら薬味を絡めることで解決するはず。値段相応。相応だが、これで2500円弱は上出来。「山廃」「純米」のお手本。★楽天検索 雪の茅舎 山廃 純米★楽天扱い約15件 4合瓶1296円~1540円 1升瓶2508円~2850円4合瓶で税込1300円台なら、なかなかの良コスパ。天狗舞や菊姫の山廃純米に次ぐ実力。
2019/11/13
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4年前に飲んだワインが期間限定で安売りしてたので買ってみた 南西地方 ガスコーニュ地方 VDQSサン・モン(現AOC Saint-Mont) シャトー・ド・ラ・ローク(ロック)2000 Chateau de la Roque プレイモン生産者組合 Producteurs Plaimont タナ70% ピナンク(ブロコール)15% カベルネソーヴィニヨン15% 樽熟成10~12ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:ドウシシャ株式会社 購入価格:1051円(1491円→1051円)色は濃い紫。香りはブラックベリー、カシス、インク、餡、プルーン、灰?茹で玉子?味は渋味と酸味。余韻に苦味と酸味。最後に飲んだのは2015年7月だが、まだ濃いね。でも酸の粘りと香りはやや落ちたかも。それでもシュッド・ウェストの赤としては十分なボリューム感。渋味は有るが、そこまで強くはない。そこを餡やインクの香りで渋味と苦味を強調。後は2000年ヴィンテージのポテンシャルで踏み止まってる。良く言えば落ち着いてる、悪く言えば "くたびれてる" 。これはこれで、と楽しむには有る程度飲み手の好みと経験が要る。4年前に飲んだ時とあまり印象に変わりは無いかもね。味は濃い目だけど余韻は浅い。熟成の谷間って言うのでもない、こういうもの。伸び代を期待したが、伸び代は無かった。その代り目立って落ちてもいない。抜栓60分以上の時間経過でも変化無し。(室温23℃、湿度55%)良くも悪くも、4年前と変わってない。ボルドーやローヌが好きな人向けの濃い傾向のワインだが、現在は味の勢いは下り坂に入りかけ。「2000年ヴィンテージ」又は「タナ種のワイン」という点に興味が無ければ大したワインに感じないと思う。経年相応に味と香りの勢いは僅かに落ちたと思うが、値段と年代を考えれば十二分に健闘してる方。料理はとりあえず肉。シンプルに行くほど正解。素焼きのハンバーグに塩胡椒とか、或いはチーズのみのピザとか。凝った味は必要無い。渋味に対応出来るだけのアブラと余韻を補強できる旨味さえ有れば十分。下手に煮込んだものとか、厚めのステーキに濃いめのソースとかだと逆にワインがついて行けない。4年前と印象変わってないと言いつつ、合わせる料理はあまりしつこい味に合わなくなってきてる。これで約1000円なら値段以上。4年前も実力的には1280円、(「2000年ヴィンテージ」という補正込みで)約1500円相当だったので、立派。何本か買っておいてもいいな。まだ2~3年は今の質を保ちそう。
2019/11/11
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スペイン バレンシア州(?) プリンス・デ・バオ・ロゼNV Prince de Bao Roze チェルビノ・ヴァルサンジャコモ(ヴァルサンジアコモ)社 Cherubino Valsangiacomo ボバル100% アルコール度12% 輸入:株式会社シジシージャパン 購入価格:297円色はピンクがかった朱色。香りは人参、キャンディー、灰、白砂糖、新鮮なレタス?味は薄い苦味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に苦味。うむ、ほぼ水w。野菜っぽい香りに、ほんのり甘い味。余韻まで苦味がやたら後を引く。ワインと言うには かなり薄い、良くも悪くも(大分悪い寄りで)どうでもいい味。気軽にガブ飲みする用。むしろそれ以外の用途が分からない。コップに氷入れてどうこうとか、炭酸水で割ってどうこうという気も起きないな。何か、「不味い」んじゃないのよ。味がしない。しなくはないけど、酸も甘味も希薄で長所が見えない。 開栓50分以上の時間経過(温度上昇)で、苦味が少し大人しくなったかも。 それによって酸の感覚がわずかに見える様になり、 水っぽい味にアクセントが付いた雰囲気を感じられる。 最初からこの味なら、どうでもいい味、 とまでは思わなかったはず・・・かも・・・いや、どうかな!?w。一言で言って、"ロゼワイン風味の酒入り水"。価格が価格だから特に期待もしてなかったし、腹も立たない。何も無いよりはマシレベル。(いや、これならビールの方がいいかも、と思わなくもないw)あまり低い温度じゃない方が良いね。「飲み頃8℃前後」と記載されてるが、出来れば12℃~14℃辺りの、軽めの赤ワイン向けの温度の方が、なけなしの果実感がまだ活きる気がする。下手に料理で何とかしようとすると、いよいよワケが分からん味になりそう。淡白な食材だが、甘味や旨味は色々コントロール出来るものに向いてる。豆腐料理(冷奴から辛口麻婆豆腐まで)や野菜スープ、トマトとアンチョビの薄焼きピッツァとか。値段相応。価格以上の期待をしなければw、まあまあそれなり。個人的には、もう300円位プラスして別のワイン買った方が満足度は確実に上と思うが、あえてこの価格(300円前後)でロゼワインをワンボトル飲もうと思ったなら、これが基準かな。
2019/11/05
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青森県 上北郡おいらせ町 桃川・純米原酒・ひやおろし Momokawa JunmaiGenshu Hiyaoroshi 桃川株式会社 Momokawa KabushikiGaisha 国産米、国産米麹 2019年8月製造 日本酒度 +4 酸度 1.6 アルコール度 17 購入価格:861円(720ml)リンゴ、餅、乾燥したミカンの皮の粉?出力はやや控えめ。甘味と薄い苦味。余韻に苦味が残る。酸も感じるが、これは飲み方によって出方が変わる感じ。原酒という割には、あっさりした味。甘味や酸味は口当たりに少し感じるだけで、余韻の苦味や旨味の方が長く伸びる。その旨味もそれ程存在感を示すわけではない。飲み易いと言えば飲み易いが、ひやおろし的な旨味感や落ち着きというのとは何かちょっと違う。おすすめの温度が5~10℃と書かれてたので、相当ガッチリ冷やしてシャープな状態で飲まないと特徴がボヤけるのか!?温度上昇にはかなり敏感。冷温(可能なら雪冷え並4℃)キープ必須。高めのアルコール感でコクと厚みを演出しようとしてるかもしれないが、あまり上手くいってないと思う。好みの問題も大きいが、この酒の特徴と、ひやおろしや原酒の特徴とが噛み合ってない気がする。あっさりスッキリの酒なのか、ボリューミーだが落ち着いた味わいの酒なのか、飲んでてよく分からないな。どうにも中途半端で、やや悪い意味で「美味くも不味くもない」酒。生魚よりかは、秋刀魚とか脂のノッた魚の塩焼き向き。エビやイカ、ホタテや秋鮭のオイルソテー等、甘味と旨味が上手く一致してる食材とは相性が良い。そう考えると秋の食材に限らず、肉でなければ、焼き物料理との相性の幅は広いかもしれない。色々気になる点は有ったが、値段相応。4合瓶861円と考えれば、まぁこんなもんか、とそれなりに納得いく。「ひやおろし」「原酒」の要素も考慮すれば、季節限定のものとして、とりあえずアリ。
2019/10/30
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コルクはノマコルク アルザス エトワール・ド・ロゼ2016 Etoile de Rose ルールマン Ruhlman ピノノワール100% アルコール分11.5% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:1088円色は薄いオレンジ。香りはミカン、シロップ、チャービル、イチゴ、練乳、ローレル?粉砂糖?味は苦味を伴う甘味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と甘味。半甘口。いかにもな女性好み。香り出力は強くないが、甘い雰囲気のものがメイン。ソフトな甘味に薄く酸が追いつつ、苦味が絡む。余韻は逆に薄い苦味を甘味が追う。一言で言って、甘い。すごい甘口って程ではないのに、決して強くはないはずの甘い香りと組み合わさると、味の方も甘味を強く感じられてくる。飲み易さはなかなかで、ワイン慣れしてない人でもそれなりに美味しく飲める、万人向け。ほぼほぼ甘味特化型の味。価格を考えれば難癖だが、何か浅い。味にもう少し酸や苦味を出して、もっと上手く組み合わされば高級感も見えたかもしれない。もしくは香りに紅茶や花の雰囲気を持たせてピノノワール感を主張するのもいい。飲んでて安っぽい雰囲気が強くて(実際高くないけどw)、じっくり飲む気になれない。ガブ飲みワインの類だね。甘味特化ではなく飲み易さ特化。もちろん甘口ワインが好みであるのに越した事はない。甘味がメインというところだけ狙って楽しめれば、バランスは悪くないし、これはこれでOK。サラダやカルパッチョとか、ワインの苦味が邪魔にならず、それでいて甘味が活きる料理に向いてる。ほぼオードブル向け。多少は辛い料理にも適性が有りそう。甘めのワインに合う料理になら大体問題無い。値段相応。「アルザス」の「ピノノワール」の「ロゼ」が「約1000円」、おまけに「半甘口」で飲み易い。この中で「アルザス」「ロゼ」「半甘口」の2つ以上に興味が有るなら悪くないと思う。高価くないしラベルも綺麗、気軽に飲めるアルザスのロゼと考えれば結構アリ。
2019/10/28
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スペイン ヘリックス・カヴァ・ブリュット・ナチュレNV Helix Cava Brut Nature コヴィデス社 Covides マカベオ、チャレロ、パレリャーダ 割合不明 瓶内二次発酵 アルコール分11.5% 輸入:株式会社 小川貿易 購入価格:861円色は薄い黄色。香りはレモン、氷砂糖、小麦粉?粉ミルク?味は酸味と苦味。余韻に薄い苦味と薄く甘味を伴う酸味。まあまあ。泡の勢いはやや控えめで、穏やかな酸と苦味。香りは弱いが、味出力も強いものではないし、違和感は無い。結構飲み易いな。酸味も苦味も程々の出力で、炭酸も強くない。ガブ飲み可能で、チビチビ飲んでもそれはそれで美味い。香りがパッとしないのは残念だが、800円台の安カヴァに要求する話じゃないねw。酸味を出して、柑橘香を出して、余韻は泡で散らして、スパークリングとしては必要十分な働き。 抜栓45分程で酸味が強まってきた。 温度上昇はあまり関係無さそう。 泡の勢いも弱まってきたから、それで味の動きが変化したのかな!? 抜栓70分強で泡の出方がほぼ消えた。 苦味が目立つ安白ワイン化。(室温25℃、湿度61%) 元の出力が強くないから、白ワインとしては意外と飲んでて悪くもないかも。総合的には、良い意味で普通のスパークリングワイン。弱いなりに酸がきちんと出てて、最低限の飲み応えは確保されてる。最初の乾杯用に、複数人で30分以内に飲み切れれば、特に違和感も覚えることもないだろう。カルパッチョ、ブルスケッタ等、塩&油系のあっさりしたものに向いてる。前菜向けだな。でもチーズ類が相手だとワイン側がモタつく。ワインの味と香りの主張が弱いから、薄味な物を相手に(むしろ薄味料理にこそ)相性が良い。値段相応。安カヴァとして必要十分。ハイボールまがいのドライ過ぎる安カヴァよりも、ワインとしての存在感が有る(ただし抜栓40分以内)。
2019/10/23
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スーパーでニッカの限定新商品並んでたので衝動買い ジャパニーズ・ウイスキー ブラックニッカ・リッチブレンド・コンフォートアロマ BlackNikka RichBlend ComfortAroma ニッカウヰスキー Nikka Wisky 長期熟成シェリー樽モルトとリメード樽モルト、グレーン アルコール分43% 購入価格:1814円(700ml)蜂蜜、檜、シンナー、バニラ、紅茶(矢車菊)、レーズン?カカオ?特別、溢れ出る感wは無い。割と標準的。 【ストレート】口当たりで一瞬ピリピリと主張したと思ったら、口内では意外と滑らか。鼻から抜ける含み香は、蜂蜜とバニラの存在感が思ったよりも顔を見せる。甘味はそこそこで、香りとのコンビで甘い印象を作るタイプ。余韻の苦味がやや伸びるが、この位は一般的なウイスキーの特徴の範囲内。 【ロック】氷で冷えたからか、香り出力は減退。味が締まり、澄んだ雰囲気に。甘味は綺麗だけど、ちょっと飲み応えが頼りない。何か普通。ピート控えめのスコッチ(又はアイリッシュ?)によくあるタイプみたいな・・。数分以上経って、氷が溶けて水に馴染んでくると、もう少し香りが復活。 【水割り】 ・酒1:水0.1香りはあまり変化無し。でも味は甘味が伸び易く、余韻の苦味は後退。これは結構良い。 ・酒1:水1木やライムの皮の香りが目立ち気味に。あまり綺麗じゃない。ところが口通りの滑らかさが増し、甘味も立ち方とバランスが上手く決まる。香りはアレだが、味は悪くない。 ・酒1:水3~4香りは弱体化。しかし【水割り(酒1:水1)】の時より木の香りも弱まり、イヤな気はしなくなった。綺麗な味わいで飲み易いが、結構普通の水割りかな。 ☆ハイボールやってみた☆(酒1:炭酸水2~5) 香りは【水割り(酒1:水3~4)】と特に変わらず。 炭酸で苦味が散りつつ、酸味の感覚がわずかに生まれ、 なかなか爽やかな印象に。 香りの甘い雰囲気はまあまあそれなり(【ロック】より控えめ)。オススメは【水割り】と【ハイボール(酒1:炭酸水3~4)】。【ストレート】や【ロック】はハイランド系のスコッチが好きな人なら、まあまあ気に入ると思うが、意外と(?)普通。何か全体的に、「まあまあ」って印象。香りの内容はまずまずだけど、出方や出力はそれ程でもない。味も甘味が綺麗で飲み易いが、あまり他のウイスキーと違いが分かる様でもない。開栓40分程してから、ボトルから直接香りを嗅いでみたが、キャラメルの様な香りが強かった。香りの出方とタイミングによっては、もっと印象が変わるのかもしれない。【水割り】が、「甘い水」になるタイミングをつくれるかも。残念ながら、今回ウリのはずの香りがイマイチ振るわなかった時点で、このウイスキーは自分の好みから大幅にハズレた。だがハイランド系(スペイサイド?)スコッチの廉価盤と考えれば、これはこれで上出来。水割り・ハイボール用と考えれば、コスパの点から言っても普段飲みには全く問題無い。値段相応。実力的には1600円前後、限定品プレミアがノッて1800円台相応。通常のリッチブレンドの延長線上の香りと味わい。大人しめの香りで、ややソフトな味わいのモルトウイスキーが好み、さらに言うとウイスキーをハイボールで飲む事が多い人向け。★楽天検索 ニッカ コンフォートアロマ★楽天扱い約18件 1899円~2650円 平均2000円前後高くてもおよそ2000円未満が適正。限定品プレミアにどこまで有難味を感じられるかどうか。
2019/10/19
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山梨県 山梨市 サントネージュ・山梨産甲州葡萄2016 Ste.Neige Yamanashi Koshu Grapes サントネージュワイン株式会社 Sainte Neige Wine 山梨県産甲州100% シュールリー熟成6ヶ月 アルコール分12.5% 購入価格:1814円色はほんのり黄緑がかった薄い黄色。香りは柚子の皮、酒粕、塩水、昆布?センブリ?味は薄い苦味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。結構美味いかも。柑橘に酒粕、後から海辺の砂浜っぽい雰囲気の香りが出る。全体に苦味が絡み易いが、突出する事はほぼ無く、酸味を引き出す働きを担う。酸の奥から旨味も湧き出し、余韻の薄い甘味も有って、なかなかの厚みを主張する。甲州らしからぬ(?)肉厚なボリューム。甲州ワインなのに独特の飲み応えを感じる。 抜栓20分程度(ほぼ温度上昇)で、味の厚みが増す。(室温24℃、湿度62%) 苦味が強まってるんだけど、元の苦味が強いものではないし、 その苦味が酸や旨味を強調する動きなので、美味さが向上する。 香りが少々粗いのが惜しい。酒粕に昆布の香りが合わさると、木やインクっぽい雰囲気に感じる事も有る。まぁでも、柑橘香は最初から最後まで損なわれないので、ここは好みとタイミングの問題。 抜栓60分以上でも変化は軽微。 ではあるが、流石に苦味がしつこく口内に残り易くなってきた気がする。 これはこれで味の厚みの内と言えなくもない。 この位なら好みの問題かな。なんなら軽く冷やし直してもいいと思う。 サントリーのジャパンプレミアム・甲州にもう一押し欲しい人に向いてる味。香りの点は伸び悩んだが、味はかなり良好。2016年ヴィンテージがワインアワード2018で金賞入賞だったらしいので、今回のこのボトルが特別美味かった可能性も有る。「厚みと飲み応えを伴った甲州ワイン」というタイプなので、甲州ワインに軽快さとスッキリ感(良い意味で水の様な飲み口)を求める人には向かないかな。軽快さは一応持ってるけど、これはじっくり飲む(飲める)タイプの味の甲州ワイン。旨味の感覚が明確なので、出汁の味と相性が良い。干物や漬け物に合う。生ハム、チーズ、ナッツ類にもOK。冷温キープが出来れば、シャープな味を維持出来るはずなので、白身魚なら生のカルパッチョでも塩焼きでも美味く噛み合うはず。値段相応。1800円ちょい相応で良いんだが、出来れば1600円台位にならんかな~!?「サントリーのジャパンプレミアム・甲州に+アルファを感じる味」という印象なので、そこでガチで殴り合える価格帯だと、飲み手としては選択肢が明快に拡がってうれしいw。★楽天検索 サントネージュ 甲州★楽天扱い約7件 1405円~1870円~2470円(送料込) 平均1780円前後最安1405円か。この価格ならメルシャン、サントリー、フジッコとも対等以上に闘える。むしろメルシャン、サントリーに勝ってる。1600円台ならかなり良い勝負に。
2019/10/11
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山梨県 甲府市 スモーク・甲州醸し2016 Smoke Koshu Kamoshi 株式会社サドヤ KabushikiGaisha Sadoya 山梨県産甲州100% 発酵初期に果皮と一緒に(スキンコンタクト)醸造48時間 アルコール分12% 購入価格:2160円色はやや黄色がかった金色。香りは蜂蜜、おがくず、レモン、桜餅の葉?火打石?味は苦味と酸味。余韻に苦味と苦味を伴う酸味。白ワインとはジャンルが異なる「オレンジワイン」の括りらしい。少々ユニークな香り。苦味が全体に厚みを生み、酸が起伏をつくる。まあまあスッキリした中にも苦味の厚みでボリュームを出し、甲州らしからぬ存在感を主張。意外と(?)酸味は強くないのかも。苦味とセットで出ないと感覚が不明瞭。飲み応えはなかなかで、赤ワイン的な、渋味の様なものも見える。シチリア辺りの白ワインのイメージが近い。甲州らしさがあやふやなのかな!?香りもちょっと特殊。ヒネ香に近い物も感じたが、多分気のせい。元々こういうもの。香りに関しては個性と長所をアピールしてる部分だからいいけどね。個人的には嫌いじゃないタイプの味なんだが、各味の出力 と 全体のバランスに違和感が有る。慣れの問題か!? 普通の「甲州ワイン」と思って飲むと変な感じ。総合的には、肉厚な味わいの甲州ワイン(でも甲州っぽくない)。甲州ワインの薄さや軽さが気に入らない人になら、結構向いてるかな。甘味は非常に弱いので、そこは好みと興味との相談。香りの蜜感と桜餅感でサポートするのは頼りない。酸よりも旨味と苦味の組み合わせの時に美味さが出そうなんだが、何か上手くいかないね。料理は肉類向け。生魚にはイマイチ合わない。天麩羅とか、有る程度 油っこいものになら魚でも野菜でも平気だと思う。ローストポーク、ソテー、レバーパテ、チーズ類とかはOK。ワインの苦味に合わせるか、対応が出来れば大体大丈夫。残念ながら、値段以下。2000円を超える格ではない。取って1500円。実力的には、本坊酒造の甲州・オランジュ・グリの方が明らかに上。お買い物マラソン サドヤ甲州醸し(かもし)SMOKE - スモーク 720ml価格:2200円(税込、送料別) (2019/10/6時点)楽天で購入楽天では甲州ワイン街道のみ日本産オレンジワインの勉強用。2000円超えの価格でなら、ワイン(食中酒)として以外の別の目的が要ると思う。
2019/10/05
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滋賀県 湖南市 明尽・純米大吟醸・火入れ Myoujin JunmaiDaiGinjou Hiire 竹内酒造株式会社 Takeuchi shuzou KabushikiGaisha https://takeuchishuzo.co.jp/ 兵庫県特A地区産山田錦100%使用 (精米歩合50%) 2019年6月製造 10号酵母(明利酵母)使用? 日本酒度 +5 酸度 1.4 アミノ酸度 1.2 アルコール度 16 購入価格:1350円(720ml)香りはリンゴ、薄い梨、グラニュー糖?出力は弱め。澄んだ甘味と少しの苦味。酸や旨味は意外と(?)少ない。火入れ酒ならこんなもんか。軽快な甘味とスッキリ感。余韻の苦味はやや目立つが、スッキリだけで終わらせない狙いと思えば納得いく。変なクセや粘っこい雰囲気を出すよりは、このシンプルな構成での万人向け狙いで良いんだろう。味に起伏というか、動きが弱い?からか、飲んでて飽き易い気がする。多分これは自分が生酒や山廃酒を飲み過ぎたせいで、平坦な印象を感じ易くなってるだけと思う。温度が少し上がると多少は苦味感が圧を出す動きを見せてもくれる。(ぬる燗適性アリ)総合的には飲み易い部類の辛口酒。山田錦の純米大吟醸、というには香りの出方が頼りないが、無駄に香りや甘味がうるさくなるよりはこの位で丁度良いという向きもあるのかな!?ただ、そうなると個性が大分犠牲になるし、この酒ならではの長所というのが見えにくくなる。白身魚の塩焼き魚やオイルソテーが適任。刺身もいいけど、旨味を足せる料理なりツマミが欲しくなる。やはり塩とアブラだな。この際酸味の感覚は無視してもいい。塩辛やタラコ、生ハムにオリーブオイルと胡椒でもかけたら上手く噛み合うと思う。値段相応。相応だけど、酒としての出来は悪くない。「山田錦」の「純米大吟醸」という部分を重視すれば、1580円弱は狙える潜在力は有る。それらを重視出来る程の特徴と個性が弱いのが致命的な難点だなw。
2019/09/29
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ラングドック IGPペイドック ラ・バスティオン・シラー・ヴィオニエ2017 La Bastion Syrah-Viognier ファミーユ・クロ・プジョル Famille Cros-Pujol シラー、ヴィオニエ 割合不明 アルコール分13% 輸入:株式会社 小川貿易 購入価格:1106円色は濃い紫。香りは胡椒、ブラックベリー、プルーン、鉄、土、杉の葉?味は渋味と苦味。余韻に渋味と苦味を伴う薄い甘味。ん~、普通。スパイスに黒ベリー、後から青臭い雰囲気の香り。果実感はあまり無くて、余韻まで苦味が目立ち気味。渋味が前面に立つが、意外と渋味自体はそれ程強くない。苦味に慣れが有るなら、いくらか飲み易い部類かもしれない。(飲み易いとは言ってない)飲み易い "感じ" は有るが、美味いということはない。 抜栓90分以上経過しても変化は軽微。(室温25℃、湿度62%) でも軽く温度が上がったことで、苦味が和らいだ感じ。 ガブ飲み向け安ワインとしては、こっちの方が取っ付き易いな。何がイカンって、とにかく酸が弱い。渋味の流れに苦味が混じるだけで、味の動きが一面的。THE・安ワインって感じの味わい。 総合的には、良くも悪くも分かり易い「1000円のラングドック」赤。安ワイン慣れしてる人なら、それなりに「こういうもの」と思って飲めると思う。あえてガブ飲みワイン扱いして、苦味を感じる前に何か料理を口に入れられれば、結構万人向けになりそう。単なる「赤ワイン」として美味しく飲むには、安ワインに関する慣れと経験が必要。何でもいいから、何か料理欲しい。苦味を牽制出来れば大体何でもいい。苦味と渋味を制御しつつ、酸味と甘味を補填。苦味と渋味に対応させるなら、揚げ物が最適。豚や鶏のカツにソース多めで。そこにレモン果汁とか かけるのがいい。ギリギリ値段相応。約1000円相応だが、850円位と言われても納得する。味だけなら1000円弱のチリ赤か、イタリアのトスカーナ赤の方が上。「フランスの赤」という点に何かしらの価値を見出していないのなら、オススメはしない。
2019/09/16
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栃木県 宇都宮市 澤姫・純米吟醸・【真・地酒宣言】 Sawahime JunmaiGinjou Shin Jizake Sengen 株式会社 井上清吉商店 KabushikiGaisha Inoue Seikichi Shouten 栃木県産ひとごこち(精米歩合50%) 栃木酵母T-ND・T-S・T-Fの3種ブレンド使用 2018年11月製造 2018年12月出荷 日本酒度 +5 酸度 1.4 アルコール度 15 購入価格:1620円(720ml)香りはメロン、リンゴ、練乳?直球の吟醸香。練乳っぽいミルキーな雰囲気も見えた。意外と甘味は控えめ。後から苦味が追ってきて甘味を覆い、辛口の雰囲気をつくる。酸が出そうでイマイチ出てきてくれない。口当たりに一瞬粘性を感じたが、口の中に入ってからは割とあっさり。苦味の動きとキレで、口当たりからの甘味の流れに起伏を出す。良くも悪くも淡麗な味わい。もっと甘味を素直に出して良いと思うが、悪い意味で辛口酒の特徴が目立つ。出力に難は有るものの 香りはまずまずだし、味の個性が弱いのか!?ガッチリ冷やして(10℃未満)冷温でシャープな雰囲気を保てれば、もう少し澄んだ印象を演出できると思う。味や香りに変なクセが有るのでもなく、万人向けの酒には違いない。特徴は「(あらゆる意味で明確に)栃木の酒」という点であり、単に日本酒としては飲み応えに欠ける点が目立つ。スッキリした辛口(甘くない口)の味が好みの人、喉越しや余韻までしっかり味を楽しみ尽くせる上級者wでないと、飲んでて飽き易い酒になるかも。とりあえず(安目の)マグロ赤身の刺身だな。他に野菜の浅漬け、冷奴等あっさりした味のやつ。苦味の出方に合わせて、野菜の天麩羅や山菜の和え物にも向いてる感じ。料理の香りや味を邪魔しない酒ではある。乾物とかの旨味の強い食材の料理やツマミだと、酒の味がブレそう。大穴で、酢(またはポン酢)の味と相性は良いかも。酢と塩の味で、酒の甘味がもっと明快に感じられる様になりそう。値段以下。純米吟醸の酒としては1200円~1300円の間位。大吟醸並の精米歩合を考慮しても、1500円は超えない。★楽天検索 地酒宣言 純米吟醸★楽天扱い約3件 4合瓶1620円 1升瓶3024円「栃木の地酒(栃木産の米と水を使用した酒)」という点への興味が大いに必要。または「淡麗辛口」ジャンルの日本酒が好みの人向け。箱付で見栄えが良いので、贈答用としてはそれなりに悪くないのかも。
2019/09/15
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長野県 北安曇野郡池田町 大雪渓・特別純米・生酒 Daisekkei TokubetsuJunmai NamaZake 大雪渓酒造株式会社 Daisekkei Shuzou KabushikiGaisha ひとごこち100%(麹米:精米歩合59% 掛米:精米歩合59%) 7号酵母と9号酵母使用 2019年4月製造 日本酒度 +4 酸度 1.9 アミノ酸度 1.1 アルコール度 15 購入価格:2808円(1800ml)香りはリンゴ、かぼす果汁、餅?フルーティーな雰囲気は有るが、出力は意外と弱い。やや薄い甘味に酸味が載り、苦味は控えめ。無理の無い味とバランスで飲み易い。一般的な安酒に有る様な "変な臭み" や "不自然な苦味" とは無縁の綺麗な味わい。「飲み飽きしない食中酒」を念頭につくられたらしく、まさにそういうクセの無い雰囲気。悪く言うと、起伏に乏しいシンプル過ぎる味。生酒と銘打たれているが、言う程フルーティーな甘味や鮮烈な印象が有るわけではない。所謂「生原酒」から原酒の厚みや勢いの要素を意図的にハズした(?)つくり。 15分程の時間経過(ほぼ温度上昇)で苦味の感覚が強まったかも。 良い意味で水の様な綺麗な味に、乱れが生まれた様な感じだが、 この位の動きは日本酒にはよくある程度の変化。(室温24℃、湿度60%) 気になるなら冷温キープ推奨。冷たさでシャープさを維持。総合的には、良くも悪くも 飲み易い日本酒。変に重苦しい無濾過生原酒よりは、こういう酒の方が確実に万人向け。とはいえ、飲み応えは頼りないので、この辺は飲み手の好みと要求に因る。「生酒」特有のフルーティーさも弱いし、「無濾過生原酒」に飲み慣れた人が飲むと気の抜けたパッとしない味に感じそう。魚の刺身が合いそうで合わない。魚と醤油の旨味に酒側が合わせようとしてくれない。酒の味がシンプルだからか、塩の味の方が相性良いのかも。魚の塩焼き、野菜漬物、塩胡椒で味付た肉料理の方が合いそうだな。とりあえず、値段相応。相応だがもうちょい安く、2500円位でも納得した。「特別純米」「生酒」の要素にプレミアをどこまで感じられるかどうか。多少荒っぽくても、飲み応え重視なら何か適当な無濾過生原酒の方がいいかもね。4合弱飲んで冷蔵庫保存し次の日(抜栓24時間程度経過)香りは大差無し。出力はやや減退?味は甘味に円やかさが伴った感じ。澄んだ流れの中に甘味の存在感が綺麗に主張。2日目の方が味は美味いかもしれない。クセの無さという部分が全力で機能してる。 温度上昇で苦味の感覚が強まってきた。 やっぱり初日の変化は温度が原因だったな。 ズズズッとすすり込む様に飲むと苦味が強まる傾向に有るので、 苦味が気になるならクイっと喉まで流し込む様に飲もう。 口内で転がすとダメ。で、冷温キープ推奨。食中酒という点で言うと、2日目の方が一枚上手だった。香りはもう有って無い様なものと考えていい。味は一言で言うと「甘味を感じる辛口酒」。まさに万人向け。でもこれって新潟の酒と思いっきり競合するよなぁw。新潟酒と比べると、悪く言うとスッキリ感が弱い、良く言えばボリュームが有る味わい。この辺は好みの問題だな。淡麗感を少しだけ抑えた淡麗辛口。初日は刺身が合いそうで合わない、と思ったが2日目ならそうでもないな。醤油や薬味に負けない、と言うか香りが別枠なんで気にする必要が無くなる。酒の甘味に合わせられればそれでOKになる。これなら肉にも合う。冷奴に胡麻だれ、チキンシーザーサラダ、チーズ&ナッツ類も問題無い。2日目も値段相応。味そのものは初日同様2500円相当だが、2日目以降の向上を考えると2800円もアリか、と好意的に捉えられる。2日目から本領発揮する生酒。こういうのは結構貴重。★楽天検索 大雪渓 特別純米 生酒★楽天扱い2件 松田酒店で4合瓶1566円 知多繁で1升瓶2808円日を分けて飲むのに向いてるので、買うのなら1升瓶の方が良いな。4合瓶なら一日で一瓶飲むのもザラな酒飲みには、4合瓶1500円強は少々頼りないコスパ。
2019/09/07
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ボルドー シャトー・シャプロン2015 Chateau Chapron ブルーノ(ブリュノ)・シャプロン(栽培) Bruno Chapron(Vigneron) テュティアック生産者協同組合(製造・販売) Les Vignerons de Tutiac メルロー100% アルコール分12.5% 輸入:株式会社ダイセイワールド 購入価格:1072円(3218円送料無料3本セットの1本)色は澄んだ紫。香りはブラックベリー、インク、梅干し、カシス、焦げたおがくず、革、紫蘇?味は苦味を伴う渋味と酸味。余韻に薄い苦味と甘味を伴う酸味。軽い味。薄くはない。渋味はそれなりに顔を出し、余韻の甘味でややソフトに着地。梅干しっぽい香りが結構目立つ。梅干しの香りで酸味の感覚が引き出させる。ついでに旨味感の様なものも何となく感じられる。軽いボディなので、そういうところで厚みを支える構成なのかな!?全体的に、ちょっと苦味がうるさい気もする。苦味が有るの自体は別にいいんだが、酸味の出方と大分ぶつかり気味。苦味と酸味が一緒に出ると「濁った味」になる。(←これが軽い味わいと相性が悪い)総合的には、良くも悪くも安ボルドー。苦味の絡み方から、安目(800円弱位)のスペインと言われても信じる。とりあえず渋味は出てて、酸の雰囲気も合わせて形をつくる。長所と短所がぶつかりまくってる点は、価格の壁として見て見ぬフリをしようw。軽いから、あまり肉料理に合わせようとすると、合いそうで合わない。今回トマトケチャップをソースにして、ベーコンと玉ねぎとルッコラの上にスライスチーズ乗せて焼いたピザトーストをツマミにしたが、これ位ジャンクで適当な味に丁度良い。苦味がうるさいので甘味で相殺しようとすると、今度は渋味が付いて来れない。素材の甘味とアブラの甘味を上手く組み合わせて、ようやくワイン側も形になる感じ。値段相応。約1000円、納得。むしろ1100円が上限。★楽天検索 シャトー シャプロン★楽天ではヴェリタスのみ。セールのタイミングで1340円の時と1490円の時が有る。いずれにしても、わざわざ単品で買う程のワインではないね。
2019/09/03
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ロワール AOCロゼ・ダンジュー ロゼ・ダンジュー・レ・クレールコント(クレールコンテ)2015 Rose d'Anjou Les Claircomtes ドナシャン・バユオー Donatien Bahuaud グロロ、ガメイ、カベルネフラン 割合不明 アルコール分11% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:1028円色はピンクがかった朱色。香りはイチゴ、人参、アンズ?シナモン?味は薄い甘味と薄い酸味。余韻に酸味を伴う薄い甘味と薄い苦味。お、甘酸っぱい。香りもフルーティーで取っ付き易い。苦味控えめ、あっさりした飲み易い味。2012年11月に2010年ボトルを飲んだ事があるが、あの当時よりも もっとキャッチーな飲み口になってる気がする。このソフトな甘味感がイチゴの香りとも相まって万人向けの雰囲気を大いに演出。甘酸っぱい味と余韻と、控えめながらも苦味が上手く果実味を支え、あっさりしつつも存在感を残す。 抜栓20分程(温度上昇)で苦味が増したかも。(室温24℃、湿度62%) でも、これ位ならまだアクセントの内だな。 むしろ香り出力が落ち気味で、 こちらの方がフルーティー感の減退に影響が強い感じ。 なるべく冷温キープで早めに飲むのがオススメ。上出来のロゼワイン。非常に良い意味で、ガブ飲み向け。じっくり飲むには味の底が浅い点は有るものの、ガブ飲みワインと思えば全然欠点にならない。余計な味や香りの要素が無い。↑変化に敏感という事でもあるけれど、違和感を感じる前にサッと飲み切ってしまえばOK。少なくとも、それが出来る味。(赤身、白身どちらでも)魚のカルパッチョとかに最適だな。油の甘味とワインの甘味が上手く噛み合い、塩胡椒がワインの果実感をより際立たせる。歯応えの有るもの、口の中に長く残りそうな料理だとワインの余韻が潰される。肉でも魚でも野菜でも、なるべく柔らかい食感のものがオススメ。値段以上。以前は「1200円超えると埋もれる」とか言ってたが、今回のこれは十分1280円狙える美味さ。何となく安めのロゼに求めるもの、がイイ感じに揃ってる。なんか飲んでて納得してくるw。★楽天検索 バユオー ロゼ★楽天扱い約11件 1061円~1426円~1873円(送料込) 平均1200円前後まずまず納得。1300円以下なら悪くない。1000円ちょっとで買えるところも有るので、なかなかの名作。
2019/08/24
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南西地方 IGPコート・ド・ガスコーニュ ドメーヌ・デュ・タリケ・マルセラン2015 Domaine du Tariquet Marselan Rose グラッサ家 Famille Grassa マルセラン100%(カベルネソーヴィニヨンとグルナッシュノワールの交配品種) ステンレスタンクで低温発酵 ステンレスタンクで-2℃で低温熟成 受注してから瓶詰め アルコール分12% 輸入:アグリ株式会社(PDF) 購入価格:1365円色はやや濃い朱色。香りはカシス、アセロラ、人参、キャベツ、カラメル?ブラックベリー? 開栓25分位でカシス、ミント、バニラ、高カカオ率チョコレート、10円玉、紫蘇?味は薄い甘味と苦味。余韻に苦味と薄く甘味を伴う薄い酸味。まあまあ。ほんのり甘い香りにベリーと野菜っぽい青臭さ。ちょっと苦味が立ち易いが、甘味と香りのベリー感で十分にカバーしてる。なかなか飲み易い。万人向け。マルセランという葡萄は名前しか知らなかったが、そのロゼ。結構珍しい?甘味と苦味のバランスが綺麗。 こういうのは開栓20分位で温度上がったら苦味が強まってバランス崩すよな、 と思ってたが、意外とそうでもない・・なかった。(室温24℃、湿度58%) 苦味は軽く強まってはいるが、甘味も明確になり、味バランスはそのまま。味は時間経過であまり変わらないが、香りは青臭い感じが増してる気もする。ベリー感が薄れたことで、弱かった酸味の雰囲気がさらに薄れた感じ。でも元々の香り出力は強くなかったから、味への影響は軽微。総合的には、割と出来の良いロゼワイン。味は決して強くはないが、それがむしろ良い意味で落ち着いた雰囲気を出すのに動いてる。酸が弱い事で飲み応えに難は出てるものの、ここは飲み手の好みと目的で変わる部分。ロゼワインに甘味を求める人ならまあ良し。酸味を求める人には・・・どうかな!?料理はシンプルなものがいい。塩と油の組み合わせ。トマトソースのピザや、赤身の魚のカルパッチョ等。意外と(?)青魚の塩焼きとか合いそう。多分、鶏や豚だと肉が強く出過ぎる。魚のアブラの甘味が苦味を牽制しつつ、身の旨味がワインの甘味を引き立てる。値段相応。相応だが、出来は良い。1480円イケるな。時間経過に対する味の安定感には結構感心できる。短所が短所にならない構成。
2019/08/22
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チリ ビオビオヴァレー コノスル・ピノノワール・ロゼ・ビシクレタ・レゼルバ2018 Conosur PinotNoir Rose Bicicleta Reserva コノスル社 Vina Cono Sur ピノノワール100% ステンレスタンク熟成6ヶ月(テクニカルシートPDF) アルコール分12% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:715円色はやや赤みがかった朱色。香りは人参、イチゴ、チェリー、キャンディー、砂糖?味は薄い苦味と甘味を伴う薄い酸味。余韻に苦味と甘味。まあまあ美味い。味出力も香り出力も控えめだが、突出の無い端正なバランス。味と香りのイメージはほぼピタリ一致。この飲み易さは なかなか良い。前面に出る苦味が後の果実感を引きたてる役を担い、薄さの中にも主張を持たせてる。ワイングラスで飲んで良し、コップで気楽に飲んでも良し。薄い味なので、飲んでて物足りなさを感じる人もいると思う。気軽なガブ飲みワインと分かってて飲むなら どうという事も無いが(むしろ長所)、酸や香りを楽しもうとするには流石に価格の壁が高過ぎるw。 開栓15分程(温度上昇)で苦味が強まってきた。(室温24℃、湿度57%) 苦味が出過ぎると、全体の果実感が雑な出方になってくる。 控えめな味出力にアクセントが付いたと言えなくもないが、 開栓直後の澄んだ雰囲気が好きな人には味の乱れと感じるかも。総合的には、ガブ飲み向けの気軽なロゼ。苦味が目立つポイントは有ったが、余韻の甘味と香りのキャンディー感でカバー。軽薄なボディだけど、その軽薄さこそが長所。苦味が有るので野菜系との相性は悪くはないと思うけど、甘味の共通点を探る方が近道。今回生ハムのガーリックオイルがけをツマミにしたが、生ハムの塩味とオイルの甘味と旨味がロゼワインの味補正に良い感じに働いた。ジャンクフードの味に とは言わずとも、肉と油の組み合わせには相性の良さを見せる。チーズ類が相手だとワインがついていけない。値段相応。相応だが、約700円という事を考えれば上出来。1000円弱のロゼ・ダンジューのワンランク下。880円は狙える。★楽天検索 コノスル ピノ ロゼ★楽天扱い約11件 701円~885円 平均770円前後700円台で買えるなら高コスパ。なるべく高価くても850円未満を狙おう。
2019/08/20
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ボルドー シャトー・トゥール・ソーヴァラード(ソーヴァラド)2014 Chateau Tour Sauvalade リュゴン生産者協同組合 Union de Producteurs de Lugon メルロー、カベルネフラン 割合不明 コンクリートタンク醸造 アルコール分13% 輸入:株式会社未来堂 購入価格:1072円(3218円送料無料3本セットの1本)色は澄んだ赤紫。香りはカシス、ブラックチェリー、ブラックベリー、トマトジュース、カンパリ?味は渋味と薄い酸味。余韻に薄い酸味とに苦味を伴う渋味。軽い。渋味は有るけど強くはなく、薄い酸味が果実感を主張。香りはベリー感がメイン。飲み易さはまずまず。ガブ飲み向けの1000円ボルドーとしてはド直球のつくり。赤ワインらしいボリュームはほぼ無いが、渋味の存在感で最後の一線は保つ。安ボルドーに心得の無い人には標準で「渋くて苦い水」みたいな風に感じるかも。カシスやチェリーの香りで何とか酸や甘味の雰囲気を出してるが、元の味が軽過ぎて「酒入り葡萄ジュース」と呼ぶのも大分厳しいモノになってる。総合的には、ガブ飲み向けの安ボルドー。赤ワインらしいボリュームを求めるなら、ラングドックの方がもっと期待出来る。これと同等の味ならスペインでももっと安く手に入るかな。これは安ボルドーに慣れてる人向け。そうでなければ まず納得いく味ではないw。(慣れてれば納得いくとは言ってない)酸味の無い安イタリア、渋味の無い安スペインと考えてもいいので、肉が無難だがアブラは要らない。ローストポークに塩胡椒とか、普通のピザ、バターロールにオリーブオイルと醤油とか。あまりしっかりした料理に合わせられるものではない。値段相応。一応、1000円相応だが、800円弱と言われても納得。「ボルドーワイン」という点に興味が興味が無いのなら、わざわざ飲むことはないね。★楽天検索 シャトー トゥール ソーヴァ★楽天扱い2件 フェリシティーで728円 リカオーで1290円これは安ワイン。安いのがウリ。安くなければ買わない。728円なら分かる。1290円では無理。
2019/08/11
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ジャパニーズ・ウイスキー ブラックニッカ・ディープブレンド・ナイトクルーズ BlackNikka DeepBlend NightCruise ニッカウヰスキー Nikka Wisky 余市産長期熟成ヘビーピート(?)モルト、グレーン アルコール分45% 購入価格:1814円(700ml)香りはヘーゼルナッツ、オレンジの皮、蜂蜜、生木、カラメル、炭?ラムレーズン?ピート香は有りそうで意外と出ない(?)。樽の香りの方が強そう。 【ストレート】滑らかな甘味とほのかな苦味。口当たりはソフト。飲んだ後の、鼻から抜けるスモーキー感が強烈。グラスからの立ち香は大人しかっただけに、この含み香は良いインパクト。余市モルトの印象を想起させる香り。 【ロック】冷えた事で、全体的に香り出力後退。口内でスモーキーな要素が膨らむが、味の拡がりはイマイチ弱い。【ストレート】の味にワンクッション置いただけ。口内で温まる事で変化するのを楽しむ飲み方が必要。良くも悪くも普通。 【水割り】 ・酒1:水0.1ナッツ香や蜜香は後退し、弱いながらもスモーキーな雰囲気が出易くなった。味は苦味が強まり、【ストレート】時の滑らかな飲み口とソフト感が乱れ気味。【ストレート】から純粋にワンランク劣化してる感じ。 ・酒1:水1煙より潮っぽい雰囲気の香りが出る様になった。甘味は余韻まで伸び易くなり、苦味も軽くなって飲み易さが増した。バランスが綺麗で、カカオの様な香ばしい感覚も見えた。 ・酒1:水3~4スモーキー香は生き残ってるが、他の要素は一気に消沈。味は普通のウイスキー水割りと同等。飲み易さ自体は悪くないが、わざわざ選ぶ程の飲み方ではないな。 ★ソーダ割りやってみた(酒1:炭酸水1~3)★ ん~、意外と(?)香り出ないな。(酒1:炭酸水1) 味に塩気を感じる様にはなった。 スモーキーさは有るが、この出方なら【水割り】と大して変わらない。(酒1:炭酸水2) 味も普通のハイボール。飲み易さは有るが、このウイスキーである必要は無い。 香り完全に散ってる。(酒1:炭酸水3) これ普通のウイスキーハイボールだわ。オススメは【ストレート】か【水割り(酒1:水1)】。【ロック】は【ストレート】が好きな人向けだが、美味さの出方が素直じゃないw。何かで割るにしても、1:1以上はやってはダメだな。それ以上は個性が殺される。総合的には良い出来のジャパニーズ。通常のディープブレンドに似た雰囲気を出しながらも、軽い口当たりから滑らかな甘味と苦味、鼻から抜けるスモーキーな香りの存在感は明らかに別物と言える個性を出した。最近はリッチブレンドに準拠した宮城峡主体(シェリー樽主体?)と思われる華やかさを主眼に置いた限定ブラックニッカの商品が多かったが、余市主体のピーティーで骨太な雰囲気を注視したこのナイトクルーズは、久々に古参wニッカファンが納得いく内容の商品になったと思う。逆に言うと、ちょっと昔のニッカの無骨なスモーキーさと煙を噛む様な淡い味わいを好む人でないと、取っつきにくいウイスキーかもしれない。値段相応。1580円のウイスキーのワンランク上って事で、1800円相当以上の力は感じる。かつてのシングルモルト余市に近い雰囲気を感じられたので、出来はとても良いと思う。余市の下位互換と思えば、「数量限定のレア感」も含めて十分お買い得。★楽天検索 ナイトクルーズ ニッカ★楽天扱い約13件 2160円~2980円 平均2500円前後ん~、ちょっと高価いね。出して2300円までってところ。それ以上は同等程度のスコッチに埋もれる。2000円切ったなら、(ニッカファン補正も込みだが)まぁまぁお買い得。
2019/08/10
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スペイン バレンシア州?(Requena と記載) カヴァ・デスカロ・ブリュットNV Cava Descaro Brut パゴ・デ・タルシス社 Pago de Tharsys 使用葡萄不明 アルコール分11.5% 輸入:株式会社小川貿易 購入価格:603円色は薄い黄色。香りはレモン、粉砂糖、新鮮なレタス、水菜の葉?味は酸味と苦味。余韻に苦味を伴う酸味と薄い甘味。爽やか。良い意味でジュースっぽい。柑橘に僅かに葉っぱっぽい青臭さ、そこに甘い粉の香り。炭酸の強さは、強過ぎず弱過ぎず。(でも、ちょっと弱いか)これはガブ飲み向けですわ。飲み易さにほぼ全振り。ビールジョッキに氷入れて注いで、「ちょっと濃いめの甘さ控えめレモンサワー」って言われたら信じる。余韻の薄い甘味が苦味感を和らげ、炭酸のアタックの弱さをサポート。良くも悪くもワインらしさが無い。いや、有るんだけどw 香りや味の流れが値段なりで、どうしてもスケールが弱い。炭酸の勢いの頼り無さが原因かな!?見た目の泡の出方の割に強くないから。 泡の持続力はグラスに注いで3分から、保って8分。 ボトル内では30分~40分位は長く生き残る感じ。(←でもこれも見た目だけかな) 意外と(?)軽度の温度上昇なら味に影響無い。(室温24℃、湿度61%) 少量ずつ注いでサッと飲んで、複数人で早めに飲み切るのが良し。総合的には、ワイン風味のレモンサワー。飲み易さは間違い無いw。大分乱暴な言い方だが、ワイン要素は最低限。酸と甘味を感じられる分だけ、安っぽさの下限を越えない配慮が見られる。最初の乾杯用には特に問題無いでしょ。酸味や甘味を補填しつつ、苦味にも耐性が有る。揚げ物全般はまぁ良いとして、南蛮漬け(揚げ物の甘酢和え)とか かなり相性良い気がする。強い香りと強い旨味、その辺かな。あとは油の甘味。(シェリー酒のソーダ割りを合わせるイメージ)イタリア料理みたいなシンプルな塩と油のものには合いそうで合わないと思う。値段相応。約600円、ワンコインスパークリングの1ランク上。「カヴァ」の看板だけ付加価値アリ。そこを考慮して+150円、750円~800円位までなら何とか許容範囲。
2019/07/29
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南西地方 カオール シャトー・サンディディエ-パルナック2015 Chateau Saint Didier(StDidier) Parnac リガル家 Franck et Jacoues Rigal マルベック75% メルロー20% タナ5% アルコール度12.5% 輸入:日本リカー株式会社 購入価格:1710円色は澄んだ紫。香りはプルーン、ブラックベリー、灰、湿った土、枯草、プラム?味は渋味と酸味を伴う薄い苦味。余韻に苦味と酸味。何か薄いな。香りは出力に乏しいものは感じれど、肉厚な "雰囲気" は持ってる。渋味は有るが飲み応えは軽く、余韻の酸に粘りを感じてボリュームを演出するが、上手くいってないね。軽さ故の飲み易さは有る。品種の恩恵も有るのか、軽さの中にもしっかりと渋味を送り出し、苦味の起伏も適度に動く。気軽に飲むなら、これはこれで分かり易い味。カオール特有のクセを楽しむには、余韻の酸味の伸びと動きだけではどうにも頼りないな。香りには品種の個性を見られなくもなかったが、味からは「カオール」の特徴が全然感じない。多少は味がしっかりしてるが、「ガブ飲みワイン」の印象を持ってしまう。やや、いや・・大きく期待ハズレ。自分がカオールの赤に「黒い・臭い・重い」と三拍子揃ったものを求め過ぎなのも有ると思うがw、今回のサンディディエ・パルナック2015からはその片鱗すらも感じられる気がしない。もちろん単なる赤ワインとしては悪くないが、カオールワインを求めるには(名乗るには)弱過ぎる。味がどうとか香りがどうとか気にせず、適当に飲むのが良し。赤ワインとしてはそれなりなので、とりあえず肉には合う。柔らかめの肉なら大体OK。ワインが軽いから、しっかりした肉質だとワインがついていけない。タレ焼肉とかハンバーグとかが無難。中華系の甘酢肉団子とか最適だな。ワインに足りない甘味も補填出来る。値段以下。1300円前後相当。「カオール」の看板込みでも、取って1500円位。ボルドーやラングドックなら1280円位でいくらでも有る味。★楽天検索 シャトー サンディディエ パルナック★楽天扱い約5件 1534円~1980円~2389円(送料込) 平均1700円前後「カオールワイン」を求めるのなら、オススメはしない。単に「赤ワイン」を求めるのなら、もっとオススメしない。昔(10年以上前)はもっと個性的だったはずだが、今の味はコスパも含めて良い気がしない。
2019/07/21
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南西地方 AOPカオール ラ・ニュアンス・マルベック2015 La Nuance Malbec リガル(リガール)家 Maison Rigal マルベック100%(ビオ栽培) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1598円色は澄んだ紫。香りはプラム、インク、ブラックベリー、炭、カリカリ梅?赤紫蘇?味は渋味と苦味。余韻に苦味と薄い甘味。ん~、イマイチ・・・か!?一応プラムやインクの黒果実系のイメージの香りは有る。独特の臭みは有る様な無い様な・・。渋味基調で、喉を通る時に "粘り" に近いボリュームは出せてるが、全体ではサラっとしてる。カオールだと言われれば、カオールワインと納得いかなくもないかな。ラベルの名の通り「ニュアンス」はw確かにマルベック。飲み口は軽いけど、薄くはない。渋味は有るし、単なる赤ワインとしてはそんなに悪くなく、飲み応えも見える。90分以上の時間経過でも変化は軽微。(室温24℃、湿度58%)だが「黒い・臭い・重い」そんなカオール・マルベックを求めてる自分には期待ハズレな部分が多い。大して臭くも重くもないのに、飲み易いというものでもないんだよな。カオール特有の渋味のクセと動きではなく、後に続く苦味感で起伏をつくってるから(?)なのか、どこか味の雰囲気が半端で浅い。これはホントに「ニュアンス」だわw。ニュアンスは・・まあカオールのマルベック。言われなきゃ分からない、言われても悩むレベルのニュアンス。赤ワインとしては、まあそれなりに伸びと要素を揃えられてて悪い気はしないんだが、カオールのマルベックワインとしては、残念ながら物足りなさだけが残る・・。今回ツマミに鶏レバーの醤油&ポートワイン煮を用意したが、何か噛み合わないww。ワインの苦味を和らげ甘味を補填する形で働きはするんだが、それによって逆になけなしのワインのクセを弱める方向に行っちゃう。これなら粗挽き黒胡椒を多めにかけてシラーワインに合わせた方が上手くいったはず。もっとワインに渋味に動きと酸味がハッキリ有れば大丈夫だったと思う。値段以下。赤ワインとしては1300円前後相当クラス。「カオール(のマルベックワイン)」という点に興味を持たないと、どうしても厳しい。で、その点に興味を持って買った自分だが、ギリギリでマルベック感は楽しめたが、カオール感はどうしても感じられなかった。赤ワインとしては同価格のボルドー赤か、(味だけなら)ローヌ赤で代用可能。マルベック感をもっと重点的に楽しみたいのならアルゼンチンもアリ。アルゼンチンのマルベックはカオールと比べて果実感が強過ぎてやっぱり違和感が有るんだけどね。そう考えれば、これはこれで非ニューワールドのマルベックの在り方として正当なんだろうか・・。「ニュアンス」だけ楽しむなら丁度良い(?)「カオールのマルベック」ワイン。
2019/07/12
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なんか高級感有りそうな(有るとは言ってない)重厚なボトル スペイン 80・イヤーズ・レッド・ブレンド2015 80 Years Red Blend ボデガス・トレ(トッレ)・オリア Bodegas Torre Oria ボバル、モナストレル 割合不明 アルコール分13% 輸入:東亜商事株式会社 購入価格:1207円色は澄んだ紫。香りはブラックベリー、革、ビスケット、バニラ、アンズ、湿った土?味は渋味と甘味を伴う酸味。余韻に甘味を伴う苦味と酸味。まあまあ。ベリー感のすぐ後に甘い雰囲気のものが追いかける香り。渋味は有るが、渋味よりも果実味の方がメイン。苦味控えめのフルーティーなコーヒー、みたいな感じ。余韻は意外と長い。アルコール感に因る余韻だが、上手く機能してる。味はイタリアのプリミティーボワインに少し似てる。(或いは南アフリカのピノタージュワイン)渋味があまり前面に出て来ないので、飲み易さは有るが飲み応えにイマイチ欠ける。この余韻の長さは、そこをカバーする役割でも有るんだろうがalc度数13%だとそこのボリュームも少々頼りない。(14%、出来れば14.5%以上有れば・・)単なる赤ワインとしてはそんなに悪くないが、何か中途半端。渋味が有るのでもなく、酸が伸びるのでもなく、甘味と苦味のほのかな動きに特徴を出すだけ。やはり「フルーツフレーバーのコーヒー」の様な印象。これはこれで飲み易さが有るのは確か。とはいえガブ飲みワインにするにはちょっと濃いめ。とりあえず料理は肉向け。甘味や苦味の有る味付けに適してる。強めに焼いたほんのり焦げの有る焼肉に甘口のタレとか、野菜系のピザとか。値段相応。約1200円と言われて納得は出来る。味だけならプリミティーボワインかピノタージュワインの代用になる。(ニッチ過ぎて代用の意味も無いと思うがw)スペイン ( 赤ワイン ) トレ・オリア 80イヤーズ 750ml価格:1944円(税込、送料別) (2019/7/7時点)楽天で購入楽天では わたしワイン のみん~、これで2000円弱は全然オススメできない。
2019/07/06
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ロワール AOPロゼ・ダンジュー レ・ドマニエール・ロゼ・ダンジュー2016 Les Domaniales Rose d'Anjou ポール・ビュイス(ビュイッス) Paul Buisse グロロ、ガメイ 割合不明 アルコール分10.5% 輸入:株式会社小川貿易 購入価格:784円色はオレンジがかった薄ピンク。香りはニンジン、粉砂糖、トマト、チャービル、キャベツ?味は薄い苦味と酸味。余韻に薄い苦味と甘味。まあまあ。野菜っぽい要素に甘い雰囲気の香りが絡む。適度な酸と強過ぎない苦味。余韻の甘味が結構明快で飲み易い。この余韻の甘味がすごくよく働き、飲み易さを全力アピール。甘くないはずなのに全体が甘く感じられる。気軽にガブ飲みするのに丁度良いバランスに。"ほんのり甘い飲み易さ" 以外には特長は無いな。この価格のロゼワインが果たす役割としてはそれで必要充分とは思うが、酸の存在感やベリー系の香りを求めてたりすると、妙にダルい味わいに感じるかも。 30分程の時間経過(温度上昇?)で酸の出力が徐々に弱くなってきた。 相対的に余韻の甘味が強まって、中途半端な半甘口ワインみたいな雰囲気に。 元々「やや甘口」と裏ラベルに表記されてたので、 むしろこれがこのワインの本来の方向の味か!?(室温24℃、湿度57%) 開栓直後の味が好みの場合は、冷温キープでシャープな味わいを維持しよう。総合的には、そこそこ飲み易い、ちょい甘のロゼワイン。変に酸っぱい・苦いワインが苦手な人には向いてる(?)。良い意味でガブ飲み向け。コップに氷入れて飲んでも良いかも。個人的には、ガッチリ冷やしつつ開栓後は複数人ですぐ飲み切るのがオススメ。時間経過後は安っぽい雰囲気が強まってくる。苦味が目立つ野菜料理や、オリーブオイルをかけた塩味系の料理。大穴で、辛い料理にも適性を見せるかも。アヒージョとかチョリソー炒めとか。ワインの甘味が、味の強いツマミへの牽制役になれてる。値段相応。相応だが、出来は良い。800円台も十分イケる。流石に1000円は超えない。時間経過後は飲み手の好み次第で評価がブレる。
2019/06/27
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ボルドー (アントゥル・ドゥ・メール?) シャトー・ラフォレ2015 Chateau Laforet ヴィニョーブル・ルー Vignobles Roux メルロー40% カベルネソーヴィニヨン30% カベルネフラン30% ステンレスタンク熟成6ヶ月 アルコール分12.5% 輸入:株式会社未来堂 購入価格:1072円(3218円送料無料3本セットの1本)色は普通の紫。香りはカシス、ブラックベリー、プラム、インク、緑茶の出涸らし?鉛筆?味は薄い渋味と薄く酸味を伴う苦味。余韻に薄い渋味と苦味。薄っ!軽っ! 軽いタイプだろうとは思ってたが、想像を一歩以上 上回ったw。ベリーに、ほんのり鉱物的な香り。水の様なボディに渋味と酸味がちょこちょこ顔を見せる。これは完全にガブ飲み向けの安ボルドー。ブレサック・ルージュみたいな1000円ボルドーを、さらに下回る軽薄さ。標準でワイン風味の「赤い水」。タンク熟成だからなのか(?)、赤ワインとしてのボディーに難が出過ぎ。ワンコインのチリ赤の方が、まだもう少し飲み応えを出すはず。イタリアワインほど酸味に重きを置いてない点は、フランスの特徴を出せてるとは思える。完全に食中の水代わりの赤ワイン。ワイン何も無いよりはマシレベル。渋味の薄いフランス、酸味の弱いイタリア、苦味の出にくいスペイン、そういう特徴自体が薄いイメージ。でも甘味の無いカリフォルニアとは思わない。ニューワールドではないのな。良くも悪くもガブ飲み向け。赤ワインというだけがウリ。軽薄なので、ジャンクな味に合う。ベーコンエッグのホットサンド、チーズ増量の冷凍ピザ、バターロールの醤油&オリーブオイル付け等、手軽なツマミに向いてる。「料理」に向いてる感じはしない。約1000円なら値段以下。880円でもまだ底が見えないw。「フランス」「ボルドー」の看板代込みで、いいとこ780円前後の格。「どうしても赤ワインが飲みたいが、あんまり渋いのも酸っぱいのも苦いのも苦手」かといって「ランブルスコ・ロッソやベルモットとか甘い系には逃げたくないw」一言で言うと「フルーティーなインスタントコーヒー」みたいな「フランスワインなら何とか飲めるかも・・」というMAXめんどくせぇw人向け。そんな人に向けたワインも存在する、フランスの懐の異様な深さを楽しめる点こそ長所か!?オススメはしない。少なくとも単品買いは。★楽天検索 シャトー ラフォレ★楽天扱い約8件 999円~1598円 平均1200円前後3218円の送料無料3本セット、というくくりなればこそ納得いく。送料調整要員ということか!?
2019/06/24
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長野県 岡谷市 豊香・純米・生原酒・生一本 Houka Junmai NamaGenshu KiIppon 株式会社 豊島屋 KabushikiGaisha ToshimaYa 麹米:しらかば錦 掛米:ヨネシロ (精米歩合70%) 2019年4月A製造 2019年4月蔵出し 日本酒度 +2 酸度 1.7 アルコール度 17 購入価格:1188円(720ml)香りは梨、メロン、リンゴ、新玉ねぎ?氷砂糖?明確な吟醸香を感じる。かなりフルーティー。甘味がハッキリ。原酒らしい厚みも有る。アルコール感の余韻が長め。果実香が甘味のふくらみや幅を強調する。これは生酒だから、ってのもあるな。このフルーティーさはすごい。吟醸酒並の香りと甘味の出方。そこに原酒のボリュームが押してくる。口当たりには一瞬軽さすら感じるのに、とても飲み応えが有る。味わいは単調とも言える。酸と旨味が乏しく、起伏に欠ける。香りを伴った甘味を原酒の勢いで押し出す、という構成でひたすらシンプルに攻めるだけ。アルコール度17 でそんなに量を飲めるものでもないから、これはこれで別にいいんだろう。「生原酒」である事の意味がよく分かる。主要素が機能してて、主軸が明快。豊香、の名が体を表す香りの豊かさは感心もの。吟醸酒と何ら遜色無し。香りの事も考慮すれば、ちょっと前に飲んだ黒牛・純米・生原酒とも並べられる。 抜栓60分弱で、香りの出方がわざとらしい感じになってきた。(室温21℃、湿度65%) 果実香と言うより、果実の香り成分を強引に付けた化粧水の様なケミカルな雰囲気に。 すごく安っぽい吟醸酒みたいな、ケバい感じの出方。高級感がまるで無い。 香りに釣られたのか、甘味も不自然に。こうなるともう飲む手が進まない。酒の甘味に対抗するために、塩の味と合わせるべし。または旨味や酸味の補填を利かせつつ、酒の甘味を牽制できるものがいい。意外と(?)天麩羅やフライ等の揚げ物に噛み合うかも。柑橘果汁&塩や、おろしポン酢とかの味付けなら、焼酎類とは別の相性も図れる。値段以上。これで1200円弱なら立派よ。「純米・生原酒」ってことで、1400円でもそれなりに納得。でも時間経過後の変化を見ると、実は相応だったってことか!?複数人で数十分以内に飲み切ってしまった方が良かったのかもしれない。300ml弱残しで次の日。(冷蔵庫保管)初日に有ったフルーツ香は大分弱体化。味も苦味が出易くなって、余韻が雑に感じる。甘味自体は健在で、この苦味も旨味感の一種と思えば味の幅はむしろ向上してる?いや、そうでもないか。香りが落ちて、原酒の勢いも落ち気味。シンプルな雰囲気に落ち着いた。2日目の味の方が、この酒本来の味なんだろうか。まあまあ価格なりの生原酒。初日の吟醸酒感こそオマケかも。2日目だと値段相応。やっぱり初日の60分以内に飲み切ってしまう方が良かったと思う。★楽天検索 豊香 純米 生一本★楽天扱い2件 4合瓶1188円~1337円 1升瓶で2160円~2268円1280円がラインかな。「純米」「生原酒」ってのを考慮して、1380円でも納得しないことはないんだが、時間経過での変化もあり、1200円以下というのが安心して人にススメられる、気軽に手を伸ばせるところ。
2019/06/23
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ドイツ モーゼル・ザール・ルーヴァー リースリング・クーベーアー2004 Riealing Q.b.A ヴァイングート・ザンクト・ウルバンホフ(ウルバンフォッフ) Weingut St.Urbans-Hof リースリング100%(ピースポーター・ゴルトトロプヒェン産?) アルコール分10% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:1728円色は綺麗な金色。香りはライム、灯油、蜂蜜、洋梨、小麦粉?味は酸味と甘味を伴う苦味。余韻に苦味と酸味。まあまあ美味い。柑橘に灯油香、後は蜜感とリンゴや桃を混ぜた様な果実の香り。香りに合わせた様な酸味と甘味と苦味の組み合わせ。味も香りも奇を衒わない、直球のドイツ・リースリング。苦味が上手に動き、甘味の伸び過ぎ や 酸の目立ち過ぎを適度にコントロール。無駄が無い。綺麗。欲を言えば、もうちょい香りに幅と出力が有ってもよかった。まぁ流石にそこは値段なりの部分だろう。このバランス感を保ったまま15年近く生き残ったんだから、上出来でしょ。 抜栓40分程(温度上昇?)で甘味の出方が少しダレてきたかな? 苦味や香りには変化無し。(室温25℃、湿度56%) 相対的に苦味のコントロールが追い着かなくなり、美味さのバランスが乱れる。 冷温キープするか、早めにサッと飲み切る方がいいかも。総合的には、良くも悪くも分かり易いリースリング。残念ながら2004年ボトルといえど熟成感の様なものは見られなかったが、ドイツの白としては十分及第点。ほんのり甘い、ほんのり酸っぱい、香りの灯油感も程々で万人向けの味わい。今回薄切りにしたカツオのタタキにガーリックオリーブオイルとクレージーソルトをかけたものをツマミにしたが、塩と油の味がワインの苦味と甘味に上手く合致した。時間経過後だと、ワインの甘味感に塩の味がワインに遅れを取ってる感じで、塩より醤油の方が合ってくる。ワインの "甘味" に合わせるのが基準か・・。値段相応。正直、味だけなら1500円位と言われても納得。1700円強は「モーゼル」の土地代と「2004年ヴィンテージ」というレア感も込み。
2019/06/21
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新潟県 佐渡市 真野鶴・純米吟醸 Manotsuru JunmaiGinjou 尾畑酒造株式会社 Obata Shuzou KabushikiGaisha 佐渡産五百万石100%(精米歩合55%) 2018年8月製造 日本酒度 +2~+4 酸度 1.2~1.4 アミノ酸度 0.9~1.1 アルコール度 15.5 購入価格:1058円(1512円の商品入れ替え特価30%引き)(720ml)香りはメロン、梨、水飴、リンゴ?正統派吟醸香。甘味と旨味の分かり易い味。いかにもな新潟の純米吟醸。香りも明快な吟醸香で、フルーティー。甘味を前面に出しつつも、余韻は結構あっさり。飲んだ感覚は意外と辛口傾向。甘味が有って、でもキレがいい。良くも悪くも新潟の酒だな。甘味を軸にした、淡麗辛口スタイル。万人向けの飲み易さと表裏一体の飽き易さ。余韻の旨味の流れと動きが、辛口酒特有のキレの良さとぶつかって、半端な伸びと押しにもなってるし。この辺は完全に好みの問題。(自分がかつてこういうタイプのを飲み過ぎて飽きてるってのが多分に有るw)総合的には超正統派の、新潟の純米吟醸。香りはフルーティーで、甘味はハッキリ、余韻のキレもなかなか。完成度の高さが見えるが、それ故に味の奥行や拡がりがパッとせず、飲んでて悪い意味でシンプルなものも感じた。でもこの分かり易さと素直な味構成は充分な長所だろう。料理は生魚に向いてる。後は天麩羅、漬け物、塩焼き魚、味がシンプルなものに程相性が良い気がする。意外と酢の物は合わないかも。乾物系もどうかな!?肉類やイカ塩辛とか、素材の旨味が強過ぎるものとも酒が崩れるかも。1058円なら値段以上。感覚的には1380円位の格。とりあえず、味も香りも悪くない。元の1500円強で買うには、「全て佐渡産の米を使用」という点に+130円以上を感じられるかどうか。★楽天検索 真野鶴 純米 吟醸★楽天扱い約3件 ニイガタ025 と プライムリカーズで1512円 増井酒店で1升瓶3240円「新潟の酒」または「淡麗辛口」ジャンルのファン向け。それならば安心して薦められる日本酒。
2019/06/18
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もらいもの ブルガリア サカール(サカル)・マウンテン・ヴィンヤーズ(?) Sakar Mountain Vineyards ティーティー・ホワイト・シャルドネ・ヴィオニエ2016 TT White Chardonnay & Viognier テラ・タングラ・ワイナリー Terra Tangra Winery シャルドネ70% ヴィオニエ30% ステンレスタンク熟成 アルコール分13% 輸入:ブライオンズ株式会社 参考価格:1600円前後色は薄い黄色。香りはグレープフルーツの皮、塩水、レモン、ミント、百合、リンゴ?ローリエ?味は薄い苦味と酸味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。ん~・・・、結構普通だな。苦味基調でスッキリした感じ。甘味は出そうで出ない。柑橘の香りは明確で、ハーブや花の香りが混じる。とりあえず、飲み易さはまずまず。バランスは悪くなく、香りと味の流れもおおよそ一致。薄いけど、シュール・リー熟成系の甲州ワインっぽい雰囲気も有って、薄いだけで終わらせない要素も感じる。もっとヴィオニエの感覚を出しても良かったんじゃないかな!?甘味感が足りない。そこをカバーするためにもヴィオニエの甘い香りが必要だったと思うが、シャルドネの柑橘感の方が過度に勝ってしまってる。30%と言わず50%は必要だった(!?)。総合的には、割と普通の白ワイン。普通なりに万人向けだが、飽き易い部分も見られる。少量ずつ注いでサッと飲むのを推奨。(或いは割り切ってゴクゴクとガブ飲み)イタリア料理の前菜みたいなものに向いてる。甘味や旨味の感覚を補填出来れば理想。トマトとの相性は良い。少し厳しく言って、値段以下。「ブルガリアワイン」という珍しさの点を考慮に入れて、何とか相応。シャルドネ系白ワインとしての実力は取って1300円前後位。ティーティーホワイト【TT White 】【ブルガリアワイン/白】750ml価格:1620円(税込、送料別) (2019/6/17時点)楽天で購入楽天ではグラッパハウスのみ「ブルガリアワイン」という点に興味が有るのなら、気が向いたらどうぞ位に薦められる。だが、単に白ワインとしては思うところは無い。
2019/06/16
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イタリア トスカーナ州 DOCカンディア・デイ・コッリ・アプアーニ(アピュアニ) チーマ・カンディア・ヴィニェト・アルト・ビアンコ2000 Cima Candia Vigneto Candia Alto Bianco チーマ社 Azienda Agricola Cima Giovanni , Di Cima Aurelio ヴェルメンティーノ80% アルバローラ20% アルコール分13.5% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:1852円(2575円の店頭特価品)色は綺麗な金色。香りはレモン、ミント、金柑、粉砂糖、檜、公民館の和室の畳、アーモンド、煙?甲類焼酎?味は苦味と薄い甘味。余韻に苦味と薄い酸味。やや軽めの口当たり。塩レモン水、みたいな。柑橘と何かハーブ、そこに木の様な感じの香りが出る。(安いウィスキーの香りに近い?)酸は控えめで、全体に苦味が絡む。苦味基調で、飲み易いとは言わないが、それなりに軽快な動きは有る。イタリア白らしい酸味が苦手な人になら、取っ付き易い部分もあるかもしれない。葡萄と言うよりは塩(潮?)の味をイメージする。90分以上の時間経過(温度上昇)でも変化は軽微。(室温25℃、湿度58度)香りのハーブや木の要素が少々ヒネ香に近い雰囲気を出してくる。年代を考えればヒネが入っててもおかしくはないが、多分これは元々こういうものだと思う。香りには ある程度の慣れが必要かな。酸が無い(有っても弱い)ので、味の起伏もかなり乏しい。良く言えばクセの無い、悪く言えば味気無い、そんな感じ。2000年ヴィンテージなので流石にスタミナ切れか!?苦味自体は強いものではなく、飲んでて悪い気を起こす程ではないものの、特別美味いとも思わない。香りは意外と豊かな気がするが、ワインの味を美味くする方向には行ってない。このどこか希薄な、「煙を噛む」様な味わいを楽しめる人向け。ワインの果実感より、ウィスキーの樽感やピート香を好む人なら、長所を見出し易いと思う。ウイスキーの水割り(塩水割り?)っぽい雰囲気が有ったので、燻製みたいなものに合う。スモークチーズやビーフジャーキー等、生ハムのオイルがけやナッツ類もOK。下手にワインに甘味や酸味を補填してやろうとすると上手くいかないかも。ほぼ旨味ブーストの一点突破だな。(どうしても甘味が欲しいならレーズン等のドライフルーツを)1852円なら値段相応。白ワインとしては2000円は超えないね。「チーマ」「ヴェルメンティーノ主体」 特に「2000年ヴィンテージ」という点に どこまでプレミアムを感じられるかどうかの勝負。
2019/06/13
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高知県 高知市 酔鯨・特別純米酒 Suigei TokubetsuJunmaiShu 酔鯨酒造株式会社 Suigei Shuzou KabushikiGaisha 国産米、国産米麹 (アキツホ100%?) (精米歩合55%) 9号酵母(KA-1)使用 2018年8月製造 日本酒度 +6.5 酸度 1.4 アミノ酸度 1.35 アルコール度 15 購入価格:1134円(720ml)香りは綿飴、薄いカボス、アイスクリーム?ほんのり甘い香りに柑橘の雰囲気が僅かに載る。甘味は有るがサッと退き、薄ら酸味と苦味の感覚が残る。いかにも高知と言わんばかりの辛口日本酒。ボリューム有りそうで、辛口のあっさり感がキレを生む。辛口酒のお手本みたいな手堅い味わい。正直、飲み応えが有るのか無いのかよく分からんなw。酸の出方を思うと、もっとズッシリ来そうな気がするのに、辛口酒ならではのキレが途中でカット。2つの良い部分が、互いの長所を潰し合ってる様な変な特徴。これは酒のタイプと自分の好みが上手く噛み合ってないだけで、美味くないのではない。食中酒としては万人向け、日本酒としては少々人を選ぶ部分が有る。辛口の日本酒が好みの人なら大体気に入るはず。だが酒に旨味や甘味の繊細さとかを求める人には、美味さが素直に分かりにくい気がする。新潟の日本酒が米焼酎の雰囲気を纏った、みたいな感じ(!?)。「究極の食中酒」を目指したと言うだけあって、料理との相性はかなり良好。刺身、焼き物、揚げ物、煮物、酢の物、肉・魚・野菜と何でもOK。酒は酒で楽しみつつ料理は邪魔しない、と考えれば、口当たりは一瞬厚みを感じつつ余韻はあっさり、という味構成も納得。値段相応。4合瓶約1100円。素直に納得。「特別純米」の属性と「酔鯨」のブランド代も考えれば、コスパも良好な部類。★楽天検索 酔鯨 特別純米★楽天検索約60件以上 4合瓶1109円~1247円~2250円(送料込) 1升瓶2462円より辛口の日本酒が好みで、ついでに米焼酎も好きということなら、結構オススメ。日本酒の甘味がちょっと苦手だが、甘味が全く無いのも物足りない、という人にも結構オススメ。
2019/06/12
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もらいもの フランス フランシュ・コンテ地方 セデュクション・ブランNV Seduction Blanc ヴィニョーブル・ギョーム Vignoble Guillaume 2012年産シャルドネ100%(リュット・レゾネ栽培) バリック樽発酵後、ルソー社の小樽でマロラクティック発酵 瓶内二次発酵、瓶熟36ヶ月 アルコール分12.5% 輸入:出水商事株式会社 参考価格:5000円前後色は綺麗な金色。香りはレモン、カリン、酵母、クリーム、胡桃、蜂蜜?オリーブ?味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄い甘味。注いだ直後は かなり強めの炭酸のアタックだが、これは1~2分で落ち着く。柑橘香に酵母やナッツの香り、いかにもシャンパーニュの様な瓶内二次発酵スパークリングの感じ。味は結構シンプルであっさり。余韻は香りイメージに引っ張られた雰囲気。最初の一口はスペイン・カヴァみたいな感じだったが、泡が落ち着いてからはそれなりに味も整った。苦味はしっかりと出てるが炭酸で散らし、スッキリ感を主張。ブラン・ド・ブランらしい、淡い味に外部からパンチを効かせる手堅いつくり。 抜栓20分弱で炭酸が出切って、半端に酸っぱ苦いだけのボテっとした白ワイン化。 あの炭酸の勢いが有ればこそスッキリ感が有ったのだが、 泡が抜けると 淡い味の割に やたらキレが悪い飲み口になってくる。 ボトル内ではまだそこそこ炭酸は生き残ってるが、大幅に弱体化。 香りは酵母感が強まって個性を見せるけど、相対的に(?)柑橘感も弱ってる。 このスタミナの無さは看過出来ないな。(室温20℃、湿度58%) 最終的に、90分まではボトル内の泡もギリ生き残る。 香りはあまり変化無し。味は落ち着き過ぎて起伏もダウン。 とりあえずワインの体裁を保ってるだけ。ここまでが限界。総合的には、瞬発型のスパークリングワイン。息切れ早いね。味は悪くなかったが、1人でじっくり1本飲もうと出来る程のものではない。最初の乾杯用~オードブルまでの用途特化型。で、この↑タイプこそカヴァの大得意分野だし、闘うにはコスパで大きく後れを取る。早めに飲むべき と言っても、ガブ飲みするにはもったいないし、味構成的にも向いてない。料理は何でも良いな。サラダでも魚でも肉でもチーズでもナッツでもオールOK。時間経過で弱体化する前(およそ20分以内)に食べられる(食べ切れる)ものが理想。時間経過後なら、いくらか油の絡んだ物がベター。油の甘味でワインの苦味を牽制しよう。値段以下。美味いは美味いけど、美味さの度合いで言えば、正直 出来の良いカヴァやクレマンと同等の味かな!?約5000円出して自分で買おうと思うには、スタミナが足りないし、味もパッとしない。「シャンパーニュではない」が「シャンパーニュっぽい雰囲気」を楽しめる、という点に強い興味が持てないと、わざわざ買って飲む程のものではないかも。この価格だと、4000円位のシャンパーニュの方をオススメしたくなる。「ヴィニョーブル・ギョーム」「リュット・レゾネ栽培」「ルソー社の樽を使用」とか、ワイン本体のアレコレよりも別の要素にウリを見出さないと、値段に見合ったクオリティは期待出来ない。
2019/06/10
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栃木県 大田原市 旨辛・天鷹 UmaKara TenTaka 天鷹酒造株式会社 Tentaka Shuzou KabushikiGaisha 五百万石(精米歩合60%)、国産米麹 醸造アルコール 901号酵母使用(?) 2018年10月製造 日本酒度 +5 酸度 1.5 アミノ酸度 1.3 アルコール度 15 購入価格:567円(810円の商品入れ替え特価30%引き)(720ml)香りは水飴、餅、糊?大した特徴は無し。やや平坦な甘味と旨味。香りも有るのか無いのか分からない位の内容と出力。普通酒だし、こんなもんと言えばこんなもん。平坦なりに、変なバランスの出方はせず、意外と(?)これはこれでアリの飲み易さ。香りに特徴が無いのも、この味には良い方向に働いてる。甘味・酸味・旨味・苦味、必要なモノが全部揃ってる感じの味。悪く言うと、その揃ってる味のクオリティーは決して高くはない。とりあえず不満を覚えない程度には感じられるだけで、構成はイマイチ雑で適当。まぁここは値段なりだな。分かってれば何でもない。総合的には、安いなりには結構美味く、万人受けする酒。以前飲んだ600円弱の瑞鳳紫山・純米酒は、味は良かったが香りがダメだった。でもこの天鷹は味は瑞鳳紫山程ではないが、香りに良い意味で特徴が無く、無理の無い味をより素直に楽しめる。今回はやってないが、燗酒適性(ぬる燗向け?)も見られるし、トータルではほぼ互角。食中酒としては結構万能。刺身、焼き物、漬け物、煮物、酢の物、揚げ物、なんでもイケる。牛肉やキノコ類とか、食材自体に旨味が強かったりすると、酒とぶつかる気もするが、大体大丈夫だろう。だが どちらかと言えば、味が薄い食材に やや濃い味付けをしたものに向いてると思う。567円なら値段以上。しかし通常800円台でも、それなりに納得。約1000円の酒のワンランク下ってポジション。850円未満の枠内なら、瑞鳳紫山:味A・香C・燗C・価A天鷹旨辛:味B・香B・燗B・価Bこんな感じ。味・コスパ特化なら瑞鳳紫山だが、汎用性重視なら天鷹。★楽天検索 天鷹 旨辛★楽天扱い2件 shop ICGで972円 ノザキで1升瓶1944円大分スレスレだな。この価格ならわざわざ買うことはないね。値段の割にどうこうって感想を持てる程ではない。
2019/06/08
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もらいもの 先日のワインの赤版母の知人のロシア旅行での空港の免税店土産(?) ボルドー AOCグラーヴ シャトー・トレビアック2012 Chateau Trebiac レ・ヴィニョーブル・ド・バトレ Les Vignobles de Butler アルノー・ド・バトラー(バトレ、ビュトラー) Arnaud de Butler メルロー70% カベルネソーヴィニヨン30% ステンレスタンク発酵 25%をフレンチオーク樽熟成 75%をステンレスタンク熟成 アルコール分13.5% 輸入:--- 参考価格:2500円前後色はやや濃い赤紫。香りはアンズ、ブラックベリー、カカオ、カラメル、湿った土、枯草、プラム?黒糖?味は渋味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味を伴う薄い酸味。 抜栓40分強で渋味と苦味。余韻に苦味と薄い甘味。なかなか美味い。甘苦い雰囲気の香りに、香りイメージと合致した渋味と果実味。余韻の甘味がミルキーな感じで、苦味感を綺麗に受け止める。まさにグラーヴ。メドック系と比べて土や木の香りが大人しく、もっと甘い香りが絡んでくる。久しぶり飲んで「そういえばグラーヴの赤ワインはこんな感じだったわ」と思い起こされる。やはりクラレンドルはグラーヴのイメージではないなww。経年で、やや味落ち始め・・・か!?渋味の出力が少し雑な感じ。香りはまだまだ出てるし、これはこれで悪くもない。熟成の谷間に差し掛かり。リリース5年経過位だし、大体そんなもんだろう。リリース3年位が1つめのピークで、11年目位から渋味が落ち切って2つ目のピーク・・・か。 抜栓40分程で果実味が大幅に後退。 相対的に苦味が強まってきた。(室温20℃、湿度38%) 余韻の甘味はまだ持ち堪えており、コーヒーっぽい印象に。 香りの変化は軽微。だがアンズや枯草っぽい香りは減退。総合的には、いかにもグラーヴらしいボルドー赤。あまりブ厚い味ではなく、軽やかさとも両立させた飲み易さも持ってる。味のバランスは良く、渋味は程々で、香りと合わせた果実感が味にふくらみを持たせる。時間経過後は酸が落ち、中途半端に経年熟成した苦味が目立つワインになったが、こういうタイプのワインの経験が有れば、ボルドー好きなら許容範囲。知らずに経過後のを飲んで、これで土と革の香りが強かったらカスティヨンのワインと思ったかも。とりあえず肉料理。肉の甘味と旨味、出来ればソースで酸味の補填。アブラの甘味で苦味を抑えられれば、割とどうにでもなる。約2500円なら、ギリ値段相応。多分、後数年後の完全に谷間のタイミングで飲んだら2000円弱位にランクダウンして、「グラーヴの土地代で+400円」とか言ってそうw。10年以上後に飲んだら(バックヴィンテージ補正も効いて)また2300円位とか判断するかもしれないww。★楽天検索 トレビアック グラーヴ★楽天扱い約2件 オーリックで2592円(送料込) エノテカで3024円送料込2592円なら結構オススメ。このワインで3000円はキツいっス!
2019/06/02
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もらいもの ボルドー AOCグラーヴ シャトー・トレビアック・ブラン2016 Chateau Trebiac Blanc レ・ヴィニョーブル・ド・バトレ Les Vignobles de Butler アルノー・ド・バトレ(バトラー、ビュトラー) Arnaud de Butler セミヨン100% ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成 アルコール分13.5% 参考価格:2000円前後色は黄色がかった金色。香りはカリン、薄い蜂蜜、レモン、粉砂糖、チャービル、カモミール?生アスパラ?味は薄い苦味と酸味。余韻に薄い甘味と苦味を伴う酸味。まあまあ。ソーヴィニヨンブラン不使用らしく、青臭い香りは ほぼ無し。苦味に支えられた酸がしっかりしてて、香りと合わせた余韻の甘味が綺麗に着地。ボルドーではちょっと珍しい、セミヨン100%の白ワイン。酸味基調だが、香りが甘い雰囲気のものが多くて酸が目立ってる様には感じない。お手本の様な、バランス型の辛口白。最初の一口二口は結構美味しかったが、なんか・・・飽きるの早いなww。味は全然悪くないんだけど、味の動きと起伏が単調で、シンプル過ぎる。バランスは良いけれど、伸びが無い。香り出力が頼りなかったのも有るかも。辛口白としてはそれでそれで正解なんだろうけど、ワイン単体だと物足りなさも感じる。 抜栓80分程度の時間経過でも変化は軽微。(室温23℃、湿度50%) 温度上昇にも耐久力を見せ、安定してる。 抜栓100分程で酸味が落ちてきた。香りも落ちてきたかな!? オイリーな飲み口になり、安目のマコンみたいな雰囲気。これはこれで良し。 こうなると、変化を楽しみながらじっくり飲んだ方がいいワインにも思えてきた。総合的には、まぁそこそこの美味さの白ワイン。飽き易い点は有ったが、少量ずつ4~5人位ですぐ飲むなら、飽きる前に飲み切れる。ソーヴィニヨンブランの香りが苦手な人でも、これなら飲めるはず。料理は塩の味と相性良し。今回野菜の天麩羅をツマミに飲んだが、塩と油の味でワインの苦味が大幅に緩和された。食材の苦味はワインの味に影響無し。春野菜料理との相性はかなり良い。口直しの料理でワインの起伏をサポートしてやれれば、結構活躍が期待出来そう。オードブルで野菜系→魚料理→(鶏や豚)肉料理というコースならこの白1本を最初から通しでイケる。値餡相応。「グラーヴ」「セミヨン100%」「高耐久の食中酒向け」という付加価値も乗せて、約2000円。まぁそんなもんか。物足りなさを持ちつつも、納得いくモノは持ってた。正直ボルドー白ワインとしては、ソーブラ20%位混ざってもいいからそれで1780円とかになってくれれば、もっと自分好みだったかもねw。★楽天検索 シャトー トレビアック★楽天扱い約3件 トスカニーで1706円 ドラジェで2548円 オーリックで2592円(送料込)ん~、まぁ納得。送料込で2600円弱なら悪くない。積極的にオススメすることはないが、気が向いたらどうぞ、位は言える。
2019/05/28
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暑い 佐賀県 佐賀市 窓乃梅・特別純米 MadoNoUme TokubetsuJunmai 窓乃梅酒造株式会社 Madonoume Shuzou KabushikiGaisha 佐賀県産米100%(精米歩合60%) 2018年7月製造 日本酒度 +1.5 アルコール度 15 購入価格:869円(1242円の商品入れ替え特価)(720ml)香りは水飴、薄いリンゴ、薄いメロン?まあまあ普通。吟醸香とまではいかないが、果実感らしきものを感じた。甘味と旨味がバランス良く起伏をつくる。余韻にほんのり酸を感じる。それなりに綺麗な雰囲気。吟醸酒ならもっと甘味が澄んだ感じになったのか!?余韻の ほのかな酸味のおかげか、意外と厚みを主張する部分も見られる。最初は温度が低過ぎたのか、あっさりした感じも強かったが、温度が上がるにつれて徐々に旨味のノリが明確に。(室温23℃、湿度54%)香りがパッとしないのが惜しいな。でも吟醸酒じゃないし、そこはほぼ難癖。うっすら果実香に近いものを出せてるだけ上出来。総合的には良いバランスの酒。そのバランスの中に旨味のボリューム感が有り、そこに個性と特徴が有る。余韻の酸が補強。甘味は斥候として口当たりで様子を窺うだけ。甘味より旨味。軽やかな飲み口だが、酒の厚みも楽しめる適度な複雑さも持つ。料理は和食全般OK。刺身、漬け物、野菜天麩羅、佃煮、酢の物、塩焼き、大体合う。軽く苦味を感じる春野菜とは相性良し。酒の甘味が苦味を和らげ、旨味が相性を探る。煮魚とかとは合わないかも。煮汁の味で甘味と旨味が潰されるからかな。元の1242円で値段相応。「佐賀県の酒」「特別純米」という属性も込みだが、1200円強でそれなりに納得させるものを持ってる。1000円の純米酒の、明確にワンランク上。★楽天検索 窓乃梅 特別純米★楽天扱い約2件 佐賀ん地酒屋で1242円 こだわりグルメFOOD BOX便で1350円1升瓶で2538円より 佐賀県佐賀市よりふるさと納税で1升瓶7000円(送料込)1200円台で買うのが妥当。「佐賀の酒」という点に興味は必要になると思うが。
2019/05/26
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もらいもの シャンパーニュ モエ・エ・シャンドン・ブリュット・ロゼ・アンペリアルNV Moet et Chandon Brut Rose Imperial モエ・エ・シャンドン社 Moet & Chandon ピノノワール50~60% ピノムニエ20~30% シャルドネ10~20% 瓶内二次発酵2~3年 アルコール分12% 輸入:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 参考価格:5400円前後色はオレンジがかった朱色。香りは人参、酵母、薄いチェリー、未熟なイチゴ?味は薄い酸味と甘みを伴う苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。美味いな。流石大手のシャンパーニュ。香り出力は少々弱いが、味の出方が泡共々ソフトで飲み易い。酸を出しつつも突出せず、余韻の甘味が綺麗に着地。凄く良いバランス。7~8年ぶり位に飲んだが、やはり凡百のロゼ・スパークリングとは完成度が段違い。苦味の出し方が上手い気がする。要所で顔を出しつつメインには絡まない。安いスパークリングは強く出そうな酸や苦味を泡で散らしてバランスを取るが、このワインはそういうのに頼らず、ワイン自身の味で完成させてる。 炭酸の勢いは抜栓10分程で落ちてくる。(室温20℃、湿度38%) ボトル内では結構生き残るが、そもそも泡が弱った事が欠点になってない。 元の味が良いからか(?)、全然悪い気がしない。シャンパーニュを名乗るには、香りが頼りないな。香りに関しては熟成にも因るし、酵母の感覚を感じられただけでも御の字だろう。香りよりも味重視。香りをどうこう楽しむのなら、自前で10年位セラーで寝かせる必要が有りそう。 抜栓90分以上経過しても、泡が落ちてからは低め安定。 ボトル内の泡はまだ生きてる。飲み易さは維持。 一口で飲見切れる量だけ注ぎ、飲み切ってから その都度グラスに注ぐのを推奨。非常に良い意味で、炭酸入りロゼワイン。シャンパーニュと言うには香りの内容と出力に頼り無い部分が大きかったが、単純にロゼ・スパークリングとしては高度な味バランスと安定感が素晴らしかった。今回ニシンのオリーブオイルソテーに合わせたが、皮のカリっとした食感と白身の淡泊な味がクレージーソルトの味と綺麗に合った。香りは特に気にしなくていい。ワインの酸味に対応出来るだけの甘味と塩味が有れば十分。これは魚料理に合う。サラダとかに合わせても問題無いな。チーズ類は食感がしつこくてワインを崩す。マリネとか、酸味が強くてもダメそう。値段相応?約5000円として、これはモエのブランド代と商品としての安定感込みでの価格だな。正直、味だけで言うならもっと安くていいとも思う。4000円弱位で。この4000円弱というのも、「シャンパーニュ」の看板有りきの話。2600円程度のロゼ・スパークリングが有れば、それなりに闘える味になるんじゃなかろうか!?★楽天検索 モエ シャンドン ロゼ★楽天扱い約25件 4980円~7830円 平均6000円前後とりあえず「ロゼ・シャンパーニュ」の基準として手堅いポジションと思う。「シャンパーニュ」の土地代、「モエ・エ・シャンドン」のブランド代も込みと考えれば、約5000円は納得。ある程度はシャンパーニュを飲んだ経験は要ると思うが、「ロゼ・シャンパーニュ」といえばまずモエ・エ・シャンドンが頭に浮かぶ様になった。
2019/05/24
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山梨県 南巨峰郡富士川町 春鶯囀・純米酒 ShunNouTen Junmaishu 株式会社 萬屋醸造店 KabushikiGaisha Yorozuya JouzouTen 玉栄、あさひの夢 (精米歩合63%) 2018年3月製造 日本酒度 +3 酸度 1.6 アルコール度 15 購入価格:1797円(1800ml)(2568円の商品入れ替え特価30%off)香りは蒸し米、水飴、カボスの皮?標準的な内容と出方。普通。やや重い口当たりで、甘味と薄い旨味を載せた感じ。酸もほんのり出し、味構成のバランスは取れてる。各味の出力がほどほどの出方で、特に甘味の出方が良い意味で控えめ。後に続く旨味感を引き出す役割を担う。ともすれば平坦な起伏に感じなくもないが、そこは食中酒の役割を全うするためにも、それなりに必要な部分。長所とぶつかる部分だが、メインの味が分かりにくいかな。甘味を出したいのか、旨味を出したいのか、ハッキリしない。さらに口当たりの重みのせいで、無駄にノッペリした鈍い味わいにも感じる。2018年3月製造、と丁度1年経過してるし、甘味感が伸び悩むのは仕方ないか。総合的には、良くも悪くも普通の純米酒。普通なりに万人向け。味も奇を衒わず、あくまで食中酒であることが最大の価値。個性がどうとか言うには頼りないが、その辺は必要とはされてない。料理はそこそこ何でもアリ。流石の(?)食中酒特化型。でも何だか・・・料理に合うって感じがしない。何でもアリとは言ったけど、合わないものは無いが、合うものもイマイチ浮かばない。酒の旨味で料理を後押し出来れば理想。(食材側の旨味が強いと酒とぶつかる?)燻製とか、加工した臭みが強いツマミとは相性が良いかも。あれこれ考えながら飲んでく内に、食中酒って感覚が薄れてきたww。魚や肉より、甘味と苦味の絡む野菜系の料理ならいくらか噛み合う気がする。料理側から甘味要素を足す事で酒の味が完成する!?1797円なら値段以上。正直、元の2568円ならギリ値段以下。感覚的には1升瓶で約2200円弱だな。4合瓶1000円と言われたら多分納得する。今回は製造後1年経ってるし、本来の味とはちょっと違ってるんだろう。★楽天検索 春鶯囀 純米★楽天扱い約7件 4合瓶1058円 5合瓶1334円 1升瓶2568円~2722円純粋に食中酒を求めてるのなら悪くはないが、価格帯を考えると大分埋もれる味わい。1升瓶は「山梨の酒」と言う点に+300円を見出すべし。精米歩合を考えると、通常の純米酒よりもちょっぴり高級とも言えるし。
2019/05/20
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石川県 金沢市 加賀纏・純米辛口 KagaMatoi JunmaiKarakuchi 株式会社 福光屋 KabushikiGaisha FukumitsuYa 国産米、国産米麹(精米歩合65%) 2019年1月製造 日本酒度 +4 酸度 1.7 アルコール度 15 購入価格:980円(720ml)香りはリンゴ、餅、水飴?出力は弱め。鼻から抜ける時の香りが小麦粉っぽい。口当たりに一瞬甘味を出し、すぐに控えめな酸が追ってくる。余韻の苦味の出方とあっさり感は辛口らしい。やや粘性を感じ、ボリュームを演出。余韻の苦味(旨味)で全体の厚みも主張。この手の「口当たりはちょっと甘めで、余韻の苦味で厚みを出す」タイプは米焼酎と味が似通う事が多いと思う。所謂辛口酒を飲み慣れてる人なら特に何とも思わないだろうけど、あっさり・スッキリの出方が日本酒から微妙に離れてる。これは自分の好みと経験で違和感を感じただけ。この酒は「こういうもの」。余韻の旨味を楽しめる人なら、大体の人が納得すると思う美味さ。米焼酎の様な甘味とあっさり感を持ちながら、日本酒らしいふくらみと伸びも持つ。味バランスが良く、良い意味で普通。(とりあえず米焼酎好きな人ならそこそこオススメの味)料理には向いてる。漬け物の味と相性が良い。魚の西京漬けや粕漬けを焼いたものとか、甘味を感じる料理も良い。意外と(?)酢の味と合わないな。調味料の酸味が酒の甘味と酸味を崩しがち。値段相応。約1000円の純米酒。「北陸の酒」という手堅さを保証してる(?)コストも込みと思えば、非常に良好なコスパ。福光屋 加賀纏 純米辛口 720ml|4976876243567(tc)価格:999円(税込、送料別) (2019/5/17時点)楽天で購入楽天ではフジネットショップのみ「福光屋」「石川県」に興味が有って買うのなら十分にアリ。そうでなくても、約1000円の純米酒として上出来。
2019/05/16
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もらいもの ボルドー シャトー・マルジョース(マルジョス)・ルージュ2015 Chateau Marjosse Rouge ピエール・リュルトン Pierre Lurton メルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、マルベック 割合不明 アルコール度14.5% 輸入:株式会社センチュリートレーディングカンパニー 参考価格:2000円前後色は濃い紫。香りはカシス、ブラックベリー、プルーン、杉、鉛筆、湿った土、強く焙煎したコーヒー?味は渋味と甘味を伴う薄い酸味。余韻に甘味と苦味。美味いな。ベリー、杉、土、正統派のボルドーワイン香。コーヒーっぽい香りが余韻の苦味と甘味の感覚を強める。渋味はしっかりしてるはずなのに出方が穏やかで、後に続く果実感を上手に引き立てる。渋味の利いた直球のボルドーだが、味バランスは良好で、意外と(?)万人向け。渋味が最初に出てきたら、それ以外の味は余韻に繋ぐための補助。余韻の甘味と苦味こそが このワインの味の本体。ワインに酸味や甘味を求める人には不向き。なるべく赤ワインの渋味や苦味を楽しめる人向け。良くも悪くもボルドーワインが好きな人でないとw、美味さが分かりにくいと思う。 抜栓30分程でベリー香が後退。(室温20℃、湿度41%) 酸味の感覚も落ち、ほぼほぼ薄い甘味の絡んだ苦味を楽しむべき味に。 こうなるとますますボルドー好き特化型になっていく。 50分程の時間経過でカカオやカラメルっぽい香りが出てきた。 甘味と苦味をメインに据える形に動く。 多分熟成すると、この方向に動くのだろう。ボルドーの典型だね。ボルドー好きが飲んだら、もう「なるほど!」と納得。14.5%という高アルコール感も、余韻の厚みとボリュームを支える様に想定通りに機能する。反面、ボルドーワインが飲みたい人、ボルドーワインが好きな人以外には味構成が偏ってて、飲みが進み辛い傾向も見られた。ボルドー好きでも、土地の特徴(メドックだグラーヴだカスティヨンだの)を感じたい人には、シンプル過ぎて飽き易い面も有る。もうボルドーファン(せめてローヌファン)以外はお呼びじゃないな、これ。料理は肉で。脂のノッた柔らかいステーキか、ハンバーグで。渋味と苦味は肉の脂で緩和し、甘味を支援。ワインの渋味がきちんと出るので、アブラの甘味が必要かつ良い働きをする。値段相応。だが、相応と感じるのは自分がボルドー好きだから、だな。これはボルドーが好きな人のためのボルドーワイン。寝かせれば それなりに熟成もすると思う。でもまぁ、すぐ飲んでいいw。寝かせてどうこうのワインじゃない。★楽天検索 シャトー マルジョ★楽天扱い約19件 1350円~2808円 平均1900円前後ボルドーの赤が好きな人でなければ買わんでいいです。ボルドー好きでも、自分で2000円前後出して飲もうとするには覚悟なりw心の準備なりwwが要るかも。やっぱり「ボルドーファン向け」だな。
2019/05/12
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もらいもの ボルドー アントゥル・ドゥ・メール シャトー・マルジョス(マルジョース)・ブラン2016 Chateau Marjosse Blanc ピエール・リュルトン Pierre Lurton セミヨン、ソーヴィニヨンブラン、ミュスカデル 割合不明 アルコール度12.5% 輸入:株式会社株式会社センチュリートレーディングカンパニー 参考価格価格:2300円前後色は黄色がかった薄い金色。香りはグレープフルーツ、シロップ、カリン、青草、オリーブオイル、甘草、蜂蜜?胡桃?味は苦味と甘味を伴う酸味。余韻に苦味と薄い甘味。まあまあ。柑橘香に青臭い感じの香り。オイルや蜜香がほんのり。酸味基調で薄い甘味が余韻まで伸びる。割と普通のボルドー白。普通なりに分かり易い酸と苦味の出方。バランスは良く、香りのオイルや蜂蜜要素で余韻の甘味を補強。香りの柑橘感と酸味が結構強め。こういうものと分かってれば何の事は無いが、好き嫌いが出易い部分。やはりボルドー白に心得が無いと美味さが分かりにくい。総合的には、そこそこには上出来のボルドー白。酸の突出は有りそうで無く、メインの苦味が適度に制御してくれる。プチ・シャブリの代用になれる、オイリー感に酸と苦味の組み合わせ。料理は魚介マリネ等、甘味と酸味の組み合わせに旨味を乗せるものが最適。酸を絡めないなのなら、とりあえず塩と油が大事。アンチョビーのピザとか、大穴で塩をかけた天麩羅とか良いと思う。値段以下。2300円はキツイ。いいとこ1680円。良ヴィンテージのボトルだと結構値段以上の働きはすると思うが、標準年だと標準的。ボルドーは赤がダメな年は白が化ける事が多いが、赤が普通以上の時は年相応の出来になる。ボルドー好きの自分でも、これで2000円オーバーは正直いかがなもんか・・・と思う。出来れば1580円、リュルトンの名前代入れても1780円だな。300ml弱残しで冷蔵庫保管(抜栓後22時間程度経過)香りはグレープフルーツ、青草、シロップ、オリーブオイル?味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。香りの幅は大分後退。味も基礎部分は残してるが、全体的に弱体化。元々普通っぽい味わいだったけど、順当にスケールダウン。とりあえず、ソーヴィニヨンブランの印象はハッキリ残してる。悪く言うと、白ワイン風味の酒入り水。初日はそれなりに格を感じもしたが、2日目は完全にスタミナ切れ。それでも、土地や品種の特徴を残していたのは流石と評価すべきところか。値段以下。2日目の味だと、これは1000円だわ。精一杯上乗せして1280円。★楽天検索 シャトー マルジョ★楽天扱い約10件 1826円~2706円~2900円(送料込) 平均2400円前後特にオススメはしない。ボルドー白が好きな人向けだが、じゃぁ好きな人なら気に入るか?と言うと、むしろ好きな人程物足りなさを感じるかもしれない。「普通なりの手堅さ」を求めるにしても、コスパは良ろしくない。
2019/05/07
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