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2018.07.15
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カテゴリ: 音楽





そのバイオリニストは、天満敦子。
海野義男、レオニード・コーガンに師事。日本音楽コンクールやロン・ティボー国際コンクールに入賞経験のある実力派のバイオリニストだ。

旋律楽器であるバイオリンが、伴奏楽器なしで曲を奏でて曲の体裁は成り立つのだろうか?そんな素朴な疑問を胸に会場へ。

コンサート会場は浜離宮朝日音楽ホール。ストラディバリを携えた天満敦子が一人でステージに現れて軽く音合わせをすると、間髪入れず弾き始めた。野太いバイオリンの音が会場を包む。バイオリンってこんなに大きな音が出るんだということに驚かされる。曲はJ.S.バッハの「アルマンド」。豪快な弾き姿と野太い音に圧倒される。へえ、無伴奏でも聴けるじゃん。逆にバイオリン一丁だけというシンプルさが、曲に新鮮味を与えているように感じる。
シューマンの「トロイメライ」や、マスネの「タイスの瞑想曲」などのポピュラーな旋律がシンプルさゆえに際立って聴こえてくる。
天満のバイオリンは、ある時は優しく、またある時は力強く、しかも緩急自在。 曲によってギターでいえばオクターブ奏法のようなテクを披露。 こうした変化に富む自在な演奏が可能なのも共演者がいないが故だ。

コンサート後半は、「夏の思い出」、「見上げてごらん夜に星を」、「叱られて」などの日本のポピュラーな曲が演奏された。バイオリンの持つ『 哀愁
アンコールも「月の砂漠」、「知床旅情」と日本の曲。日本にもいいメロディーがたくさんあるんだなあと実感。

無伴奏バイオリン・コンサートを聴いて、バイオリンという楽器の表情豊かな特性を体感した。そして、天満敦子というバイオリニストの確かなテクニックとストラディバリの様々な音色を味わうことも出来た。

最後に一句。  「  バイオリン一丁  コンサート  」





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最終更新日  2018.07.15 11:23:19
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