コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

2007年04月10日
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 (1)の「もらう」喜びは、他者からの愛情を受け取る喜びで、子どもの頃、特に乳幼児期に親や家族から愛情を「もらう」ことで育まれていきます。

 これに加えて成長とともに、(2)の自分一人で「できる」喜びを味わうようになっていきます。
 一人で食事ができる、服が着られる、自転車に乗れる、本が読める、学校に行ける、資格試験に合格できる、就職できる、結婚できる・・・喜びです。

 別の表現をすれば、自分の可能性を高め、持ち味を発揮していく、この喜びを「自己実現」の喜びとも言えましょう。

 さらに進むと(3)の、自分のできることを人のために役立て、人が喜こんでくれるのを見て、それを自分の喜びとする、「あげる」喜びを味わう段階に入ります。
 この、自分の欲求を超えて人に尽くす喜びを、「自己超越」の喜びと呼ぶこともできましょう。

 人間の求める喜びは(1)→(2)→(3)と進化していきますが、この進化には、(1)を充分に満たせた時に(2)に進む勇気が湧き、(2)が充分に満たせた時に(3)に進む勇気が湧いてくる傾向が強いのです。

 ですから乳児期には、充分にスキンシップをして、お母さんから愛されている、充分に「もらう」喜びを得られている、自分がこの世に生まれてきて良かったんだ、と赤ちゃんに感じてもらうことが大切なんです。



 自分で食事をしたがり、子どもがスプーンを握ったら、こぼすし、散らかすし、大騒ぎになります。しかしこの期間は限られていますので、できるだけ子どもが「できる」喜びを味わえるように、時間を与えて見守ってあげたいですね。

 賢ちゃんの知り合いのお母さんは、この時期、新聞紙を部屋に敷きつめて、その上に子供用のテーブルと椅子を置き、自由に自分で食べるのを見守ったそうです。

 悪戦苦闘の結果、自分で「できる」喜びを味わった子どもは、その後は放って置いても、自分で勉強をする子どもに育ちますので、この時期の努力は、後で報われることになります。

 この原理原則を、「忙しい」ことを理由に、親の都合で無視しがちです。子どもからスプーンを取り上げて、食べさせてしまうと、子どもは自分で「できる」喜びを味わえないので、自主性が育たず、親や周りから言われなければ動かない(指示待ち)人間になる「芽」を育ててしまいかねません。

 ですから、子育ての時期は、忙しいお母さんを、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんがしっかりサポートする体制作りが、とっても重要になります。

 この後の(3)と、賢ちゃんの失敗談については、次回に譲ります。






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最終更新日  2007年04月10日 20時38分38秒 コメント(2) | コメントを書く
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