コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

2007年05月06日
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 そこで、今回は「叱る」について、考えてみたいと思います。ここで最初に「叱る」と「怒る」の違いを明確にしておきましょう。

 「怒る」は自分の感情を相手にぶつけて、自分自身がスッキリしたいための行為、「叱る」は相手の成長を願い、相手の将来を大切にしたいという「親心」から発せられる行為、と考えましょう。

 賢ちゃんは、「親は子どもより知識も経験も多いのだから、子どもの知らないことはきちんと教えるのが親の役目」と思っていました。

 だから子どものために、子どもが失敗した時には、「○○を○○しておけば、こんな失敗しなくて済んだだろう? これからはちゃんと○○を○○して、失敗しないようにするんだぞ!」といった調子で、叱っていました。

 皆さんは、いかがでしょうか?

 私は子どもに対して「いいお父さんしてる」つもりでいました。

 ところが、コーチングを学んで、この方法は効果的な叱り方でなかったことに気付いたのです。

 コーチングでは、「相手に考える機会を提供し、気付いてもらい、自らより好ましい行動に変容していけるように」支援します。



 1つ目の質問は、「失敗の原因は何だと思う?」です。

 これで相手は、自分の失敗を責められていないと感じますので、自己防衛のための「言い訳モード」に入らずに済みます。
 そして、自分を責める「誤った反省」ではなく、失敗から学び別の方法を発見するために、原因を正しく理解しようとする「正しい反省」をしようと「探求モード」に心のスイッチが切り替わります。

 「○○をちゃんとしなかったことが原因だと思う」というような返事が返ってきたら、次の質問です。

 2つ目の質問は、「次に成功するためには、どうしたらいいと思う?」です。

 この質問で子どもは、将来(未来)を視野に入れた対策案を考え始めます。今回の「失敗」を「財産(宝)」に変える、貴重な機会を手に入れることになります。

 幼い子どもには、失敗の原因や今後の対策を考えられない場合がありますよね。
 このような時は、お父さんやお母さんが一緒に考えてあげましょう。

 この2つの質問で、子どもは成長の機会を手に入れ、親はヒステリックにならずに冷静にサポートができるようになります。

 以前の賢ちゃんは、正解を教えてしまうことで(本当はその答え以外にも、いい方法があるのかもしれないのに)、子どもから考える機会を奪っていたのです。

 「これが、いいお父さんであるわけないじゃ~ん」と思うと、自分の心の中で何かがガラガラと音を立てて崩れていくのを、感じないわけにはいきませんでした。



 この賢ちゃんの失敗を、一人でも多くの方に活かして頂けたら、こんなに嬉しいことはありません。






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最終更新日  2007年09月28日 23時22分13秒 コメントを書く
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