コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

2009年12月21日
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カテゴリ: 感謝を伝える

日本人の心の教育.jpg


 賢ちゃんは世界に通用する(世界から尊敬される)日本人になるには、日本の良さ、素晴らしさをしっかり理解し、それを日本語で伝えられるようになることが大切だと教えられてきました。(日本語で表現できれば通訳に伝えてもらえる)

 日本には、茶道や華道、能、歌舞伎等の伝統文化、相撲や柔道、剣道などの国技や武道などの、外国にはない独特な誇るべき伝統を持っています。

 また日本人独特の、桜を愛し、わび・さびを大切にする感性をDNAの中に持っています。

 それにもまして、賢ちゃんが世界に誇れる日本の素晴らしい点と考えているのは、「神話の時代から現在に至るまで、連綿と絶えることなく続いている皇室(天皇)の存在」です。

 他の国にも王様や女王様がおられますが、125代も途切れることなく続いている国は、世界の中で唯一日本だけなのですから・・・

 しかも現在の天皇陛下は、日本の象徴として政治権力から離れ、ただひたすら「国民の幸せ」と「世界の平和」を祈り続けておられ、外国の要人を接待される場合にも、国によってもてなしの程度を変えるようなことはなさらず、どの国の要人に対しても、心を込めて同じ対応をなさっておられます。

 諸外国の要人が心から尊敬し、拝謁を賜ることを無上の誇りとされるような、素晴らしい陛下を天皇に持てていることに、ただただ感謝あるのみです。

 「天皇の政治利用」が話題になっている昨今、利用する価値を持っておられる素晴らしい天皇のおられる、日本に生きられる幸せを、痛感している今日この頃です。


 ところが「日本のこころの教育」という本を読んで、自分の日本の理解がいかに浅いかを思い知らされました。この本では次のような問いかけが出てくるのです。



 『あなたは「日本人とは何ですか?」「日本人の心とは、一体なんですか?」と聞かれたら、何と答えますか?』

 私は、答えに窮しました。

 外国人にこれを聞かれて、きちんと答えられなければ、きっと私個人だけではなく、私1人を通じて「日本人全体」が、「信頼に値しない国民」と思われてしまうかもしれないな・・・と、痛感してしまったのです。(汗)

 この本は致知出版から発行されている、境野勝悟著「日本のこころの教育」という本で、私の人生の師の一人から「是非読んでみて!」とプレゼントされたものなのです。

 この本は、境野勝悟氏が高校生に講演した内容(第一部)と、この講演を聴いた生徒たちの感想(第二部)で構成されております。

 第一部の一部分を紹介させて頂きます。

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『わたくしが勤めさせていただいた「栄光学園」という高等学校は、ミッション・スクールでした。

校長はドイツ人のグスタフ・フォスという神父さんでした。いつも青い目が美しく輝く、肩の張った遥(たくま)しい校長先生でした。

その校長先生が、ある卒業式の日に、長い訓話の最後にこんな話をしたのです。

「きょうは、諸君たちと、お別れしなくてはならない。だから、さようならと言わなければならないが、さようなら、といいたくない。


わたくしは、もう、30年も日本に滞在しています。日本に来たときから、さようならの意味を知りたくて、たくさんの日本人に、この意味をきいたのですが、だれ一人として、この意味を教えてくれません。

お父さんやお母さん、中学や高等学校の先生方にもお尋ねしたのです。が、だれも、答えてくれませんでした。

そこで、きみたちとの大事なお別れに、意味のわからない『さようなら』をいっては、無礼になるんじゃないのか、と思って、今日はさようならの代わりに、『グッド・パイ』という別れの言葉を差し上げましょう。

『グッド・バイ』とは、もとは『ゴッド・バイ』です。『ゴッド』とは神様で、『バイ』はそばにという意味です。
神様よ、諸君のそばにいて、諸君たちをよく守ってくれますように、『グッド・パイ』。


校長先生はこういう話を力強くされて、両手を高くかかげ、壇上から降りたのです。』

---

『「先生。『さようなら』の意味がわかったか?」

「……」

「わからないか。じや、人とあったときになぜ『今日は』というかもわからなかったか?」

「……」

「仕方ないなあ。日本は、明治以後ヨーロッパの真似ばかりして、日本人の心をすっかり失ってしまったんじゃないのかなあ。

いまヨーロッパの評論家がなんといっていると思いますか。日本人は、日本人としてのバックボーンを失ってしまった。バックボーンを失ってしまった国民は、いかに経済的に肥っても、いつかは、崩れてしまうと、いっているんだ。

もし君がイギリスヘ行ってイギリス人てなんですか、と学生たちに開けば、イギリス人とは、ジェントルマンシップを持っていることです。と答えますよ。

フランスに行って、フランス人とは何かと聞けば、学生たちは、フランス人とはボンサンス(良識)を持ち、フランスの文化や伝統について深い理解力を持っている、これがフランス人です、と答えますよ。

ドイツに行ってドイツ人とはなんですか、と聞けば、かれらは、ジャーマンスピリットを持つことです、と答えるでしょう。ジャーマンスピリットとはなんですかと聞けば、社会の善いことについては、喜んで賛同し、悪い面については力をあわせてこれを改革する、と答えるはずですよ。

そこであらためて先生にもお伺いします。先生、日本人とは、なんですか。日本人の心とは、いったいなんなのですか。一言で答えてください」

わたくしは、無言でした。

校長先生は興奮しながら、つづけざまに、「先生、あなたは、国語の先生なんですよ。もっと、日常の身の辺りの日本語について深い関心を持って研究してみてください。そうしているうちに、だんだん、日本人の心というものがわかってくると思います」

わたくしは、恥ずかしい思いの中で、しかし、強く心の底にコツンとひっかかるものがありました。「日本人って、何だろう?」』

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 面白いでしょう? 続きは次回に譲ります。




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最終更新日  2010年01月18日 09時58分59秒 コメントを書く
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