コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

2010年04月12日
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 お母さんが子どもに「何度言ったら分かるの!」と、上司が部下に「同じ事を何度も言わせるな!」と語気を荒げて言っている様子を見たことはないでしょうか?

 これは、「言った事が伝わっていない」ことを示していると言えましょう。相手にきちんと伝らなければ、何度言っても「伝える」という行為は完了したことにならないのです。


 では、人は他者の話を、どのように聞いているのでしょうか?


石楠花.jpg

                  我家の石楠花(しゃくなげ)


 人は「自分の聞きたいことだけを、自分の聞きたいように聞いている」のです。つまり、自分のパラダイム(物の見方、考え方)というフィルターを通して、取捨選択しながら、自分の興味・関心のあることだけを聞いています。

 脳科学者の養老猛さんが「馬鹿の壁」という本の中で、『日本には、「話せば分かる」と言う言葉があるが、これは大嘘です。聞く耳を持たない人間に、何度言っても伝わらないのです』と言っておられますように、その人にとって、興味・関心のないことは、聞き流されてしまうのです。

 逆に、人間の耳はすごい能力を持っていて、興味・関心のある「聞きたい情報」を無意識のうちに選択して聞いています。



 従って、人に自分の話を真剣に聞いてもらうためには、「相手に興味・関心を持たせ、聞く耳を作ってもらってから話す」ことが極めて大切になります。

 「この人の話をしっかり聞いておくと、何か役に立つことがありそう」「自分にプラスになる話しが聞けそう」という「幸せの予感」を感じてもらってから話せば、その後の話は相手の心にしっかり届くことでしょう。

 ですから賢ちゃんは、授業の最初に次のように語りかけ、生徒さんの聞く耳をつくってから授業に入るように心がけております。

 「今日のこの単元では、コミュニケーションの基本的なスキル○○について学びます。このスキルが身に付くと、クライアントとの信頼関係を速く、確実に、深く築けるようになります。今日の演習を楽しみにしていてくださいね。それでは、本題に入りましょう」

 わくわく、幸せの予感を感じながら授業に参加していただきたいと願っておりますので・・・









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最終更新日  2010年04月12日 10時52分51秒 コメント(4) | コメントを書く


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