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2014年01月12日
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きょう最後は、「高島屋」京都店のグランドホールに行きました。

今は「安野光雅が描いた『御所の花展』」をしています。
この画家の展覧会は、同じ会場でおととし(2012年)の3月に「安野光雅が描く洛中洛外展」を見ています。
さらっとした水彩がメインの画家のようです。

今回はタイトルのとおり、皇居の庭にある植物を描いた作品展でした。
「2011年1月から翌年4月にかけて御所を訪れ、草花を写生した」水彩画130点が展示されているということでした。

まず、「春」からで、「サクラのつぼみは希望という言葉を思わせる。レンゲも希望に似ている」という作家の言葉で始まりました。
・・・春が最も苦手な季節で、サクラはその象徴のように感じている私には共感できない言葉です。。。

ミツマタのような感じの花が咲いているアカバナマンサクや、ユキヤナギ、フキノトウといった日本的なものがほとんどでしたが、ブルーベリーのようにヨーロッパのものもありました。

「ツクシが花だということはあまり認識しないな」とか、「マンサクの花って、黄色だったっけ?」などと‘怪しげ’な知識を反芻しながら作品を次々と見て行きました。

セツブンソウやアマナなどは名前も知らなかったし、コブシアケビやラッパズイセンのようにアケビやスイセンより細かい分類がされている植物もありました。

ほとんどの作品は鉛筆でスケッチしたものに色を付けたのではなく、水彩絵具を油絵具のように直接使って描いていました。



カタクリ、シャガ、ゼンマイ、サクラ、ヤマツツジ、エビネなど、知っている植物が多いのも春の花の特徴かもしれません。
シャガは私の家にもあります。

作品は図鑑のように背景がなく植物だけのものと、庭のスケッチっぽいものがありました。

フジ、アヤメ、ヤマボウシ、カキツバタ・・・と見てきて、春の中でも早春から晩春へと順に進んでいることに気が付きました。
この4つは5月以降に咲きますよね。

ずいぶん昔のテレビで、何のコマーシャルだったか、「あなたは植物の名前(花の名前、だったかな)をいくつ言えますか?」という台詞がありましたが、確かに100ぐらいは言えるようでありたいと思ったことがあります。
今回の展覧会を見て、「展示されているうちのいくつを知っているだろう」という不安のような感覚もありました。

画家の名前は典型的な作風の作品を見れば、250人以上知っていて区別できる自信があります。
でも、植物はいくつぐらい知っていて、そして、区別できるかと言われると、100は大丈夫だと思いますが、画家の数より少ないのは確実だと思います。(^-^;)

「春」の最後には、「エンプレスミチコ」、「プリンセスミチコ」といった皇室のバラの絵がありました。

「夏」のコーナーには、「田舎の城山へ上るリフトの上で、しばらくぶりに草いきれという言葉を思い出した」という作家の言葉がありましたが、私もそれを読んで「草いきれ」という言葉を思い出しました。
都会に住んでいると感じることが少ないものかもしれません。
でも、私は草いきれは好きではありません。。。

季節としてはいちばん‘楽しい’ときで、極端に暑くなければ、外で過ごすのに億劫にならないので、私は好きな季節です。
海で泳ぐのは夏しかできません。

ノアザミ、ホタルブクロ、ハス、ヒマワリは知っている植物ですが、ミクリ、ガンピなどは聞いたこともありませんでした。
ネムノキは名前は知っていましたが、どんな木かは知りませんでした。

サクラが苦手な春を象徴していて嫌いな一方、ヒマワリは夏を象徴する植物で大好きです。
去年は初めて失敗してしまいましたが、毎年、巨大なヒマワリを手間隙かけて育てています。(^-^;)
ただ、今回展示されていた「ヒマワリ」はひょろひょろのが3本で、実際にそんなヒマワリだったのを‘脚色’せずに描いたんでしょうね。

『白樺林』というタイトルのものがありましたが、庭に林があるというのは、さすが皇居ですね。

「オミナエシ」に蝶が止まっている絵で夏の終わりを感じて、「秋」へと続きました。

「秋」のコーナーでは、「ワレモコウは葉のある時期も好きだが、秋が深まると、葉はどこかへ行って、枯れた花だけがまだ付いている。そのころの惜別の感じが好きだ」と書いてあったのですが、知らない植物を‘ネタ’に話をされると理解できず、当然、同感だとは思うことができません。
こういうときに常識レベルの‘知識’は必要だと認識します。

ノシラン、キキョウ、コルチカム、ススキ、ツユクサ、ラッキョウ(の花)、ヒガンバナ、ツワブキ、リンドウと続きましたが、秋は意外に庭に植えるものがなくて苦労した経験から、‘逆に’知っているものがほとんどでした。
コルチカムやリンドウは1回だけですが育てたことがあるし、ヒガンバナは本当に秋分の日の2~3日前に開花するのには驚かされているし、ツワブキに至ってはつぼみができたときから咲き終わって綿帽子ができるまで、毎日、仕事に行くときと帰ったときに‘声を掛ける’ほどかわいいと思っている植物です。(^-^;)

ツワブキに綿帽子ができると、12月です。

最後の「冬」のコーナーでは、「『雪が深くて大変でしょう』と私は負け惜しみで言った」という作家の言葉がありましたが、花をつける植物が少ないのは間違いありません。
ちなみに、うちの庭はむしろ冬がいちばん賑やかで、たくさん植えてあるサザンカが咲き乱れるし、花壇ではパンジーが頑張ってくれます。
そして、紅白の梅が咲くと、冬の終わりを感じます。

展示されている作品の数は圧倒的に少なくなり、ニホンスイセン、ロウバイ、クリスマスローズ、紅梅、白梅、フクジュソウなどがありました。
フクジュソウは1度買って鉢に植えましたが、芽も出ずに枯れさせてしまいました。。。
ロウバイはヒマワリ、サザンカと並んで、私の好きな花です。

最後は摘んだフキノトウでした。
刻んで味噌汁に浮かべて飲むと、ものすごい苦味で「立春」を実感します。

「よくこれだけ描いたな」と思う展覧会でした。(笑)
小難しさもない展覧会だったので、40分で一通り見終わりました。

きょうは内容はともかくあっさりした展覧会ばかり見ました。
そろそろ‘こってりした’作品も見たくなってきたということで(^-^;)、次回はターナー展に足を運ぶ予定にしています。





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最終更新日  2014年02月08日 12時57分09秒
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