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2010.08.17
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人生意気に感ず、功名誰れか復た(また)論ぜん。



魏徴(ぎちょう)(中国・唐の宰相)「唐詩選」第一集『述懐』



意訳:季布(漢代初の楚、侠士)は一度引き受けたことは必ず実行し、
   侯贏(えい)(戦国時代末の魏、侠士)は一言の約束を重んじて命すら投げ出した。

   事を成し遂げようとする気概、意気込みに感じ入り、行動するのが人生である。
   そうであれば金銭や名誉欲などというものは誰が問題にするあろうか、問題にはならない。




作者の魏徴は唐の太宗・李世民を補佐し宰相を務めた人物であり、
彼が亡くなった時、太宗に、
「人を鏡とすると、自分の行為の正誤がわかるものだが、私は鏡とすべき人物を失った。」

諫臣として知られているがその諫言は『貞観政要』にみえ、守成の難を説いた話は有名である。

詩のタイトル通り、功成り名遂げた彼が若かりし日を思い出し述懐したもの。



後には前記のように唐の「貞観の治」を支えた名臣となる魏徴も、
隋朝末期、当初は唐と敵対する群雄に仕えていた。
その群雄と共に唐の高祖・李淵に下り、まだ日が浅く微妙な立場の時に、
高祖にある献策をする。
その献策は、自分にまた別の群雄を唐に下るよう説得させてくれというものだった。
しかし、この策はせっかく唐に下った群雄と別の群雄を結びつけ、
協同して唐にはむかう勢力を作り上げてしまう危険性がある。
それまで君主に献策をすれどもなかなか取入れられなく不遇であった魏徴にすれば、
受け入れられるはずのない策だった。


高祖が信頼できるはずのない自分を信用してくれた事に感激した気持ちを述懐した言葉。



この背景を知ったときは、自分を信頼してくれた気持ちに感じ入った、ものと思い込んだ。
ところが意気とは物事をやり遂げようとする気持ちのことだった。汗

意気投合や意気消沈としか使われなくなっている「意気」とはYahoo!辞書で意気を検索すると


1.い‐き【意気】
1 事をやりとげようとする積極的な気持ち。気概。いきごみ。「その―で頑張れ」「人生―に感ず」
2 気だて。気性。気前。 「心のむさきを―のわるきなど言ふ」〈色道大鏡・一〉
3 意地。いきじ。 「張り少くて―も ...
2.意気(いき)相投・ず  互いに気持ちがよく合う。意気投合する。
3.意気(いき)が揚(あ)が・る  意気込みが盛んになる。「同点に追いついてチームの―・った」

この場合は、例題にずばり載っているように1.-1の意味。



人生は人との出会いで変わる。



出会った人の意気に感じ入り、手柄を立てて名をあげることなどは眼中にない。
そんな生き方が出来るなら素晴らしい!


でも、しかし・・
意気に感じる、その人はきちんと見極めなくてはいけない!
その場の勢いだけで判断することは避けたほうが無難。

こういうことを言うと折角の名言にケチつけてるように思う人もいるかもしれない。
だが、
物事を成し遂げようとする気概である「意気」に感じいることを人生そのものとするなら、
人生を掛けたその夢や計画が、例え潰えたとしても後悔しない肚ができなければならない。


壮大な夢を語り、成功を謳う熱気にあてられ、うまくいったつもりになる。
成功した時に手にするだろう金銭的な富や尊敬・名声に浮かれ一緒にやろうと盛り上がる。

これは決して意気に感じてるとはいわないだろう!








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Last updated  2010.08.19 23:54:45
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