けんとまん

けんとまん

2007.10.14
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カテゴリ: 読書
字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ


いつの間にか、吹き替え版を択んでしまっている。

そんなことなども含め、字幕屋さんならではの視点で、いろいろ書かれていて面白い

考えてみると、字幕版をたまに観ると、俳優の生の声が聞こえる。
結構、えっと、印象が変わる時がある。

それにしても、限られた文字数の中で科白を字幕化するのは、本当にたいへんなことだ。
そして、その背景として、観る人たちに理解してもらうということがある。
解かりやすいとはどういうことなのか

簡単な言葉であればいいというものではない。

映画を観る人たちを想定して択ぶ必要がある。
その人たちの中で一般常識となっていれば、あえて言葉を帰る必要もない。
たしかにそうだ。


それにしても、今の日本語がおかれた状況が、いやでもでてしまうことになる。


著者の最後のほうで書かれていたことには、同意見。

日本語の表現がだんだん簡単になる、印象的になる。
それが一般化してくる。
レベルがだんだん下がってくる。

文化自体が廃れていく。


ひとりひとりの考え方。


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子どもには、人間になってほしい。(特定非営利活動法人 シャラプニール=市民による海外協力の会)





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Last updated  2007.10.15 06:05:28
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