わたしの目方

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2012.05.01
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カテゴリ: 読書
4月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:744ページ
ナイス数:16ナイス

ワイルド・スワン(下) ワイルド・スワン(下)
張守愚の実直さが歯がゆく、また美しく、悲しかった。妻・夏徳鴻へ謝罪するくだりは胸が熱くなった。文革の終焉まで生き延びてくれたら、そして生きて名誉の回復を得られたら、そんな悔しい思いが作品から滲み出ていた。この話を作品にしてくれた作者に感謝したい。
読了日:04月26日 著者: ユン・チアン
ワイルド・スワン(上) (講談社文庫) ワイルド・スワン(上) (講談社文庫)
共産党の一党支配がどのように成し遂げられてきたかが、筆者の祖母と父母の生涯、そして筆者自身の経験を通してわかる。そして何よりも当時の中国人の生活や思いや社会情勢などを「中国人」が語っていることが、この本の一番興味深く面白いところ。毛沢東の「大躍進」で多くの飢餓者(特に農民の飢餓者)が出たが、庶民は情報操作により政策の失敗から目隠しにされていた。戦時中の日本と同じことが起きていたわけだが(今も変わっていないのかもしれないが)、我々庶民は何を信じて暮らしていけばよいか不安になるばかり。
読了日:04月14日 著者: ユン チアン

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
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Last updated  2012.05.01 10:49:11
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