
マッサージが終わるとどうやら三次試作が出来上がったらしい。
再度成型工場に向かう。
成型工場はチョット前の工業団地の中に有り 周囲は汚い。
道のあちこちにゴミが放置されていて 野良犬がうろうろしている。
中国の狂犬病患者や死者は 日本では考えられない位多いらしい
噛まれたらた大変だ。
三次試作品は全ての修正がされていたが 一部に凹みが有ったので
修正を依頼するとともに シボの選定をした。
これが出来れば完成なのだが 中国製品は品質の維持が難しいので
最初のサンプル(最初はきちんと作る)を基準にする事で
不良を判定する事にした。
中国では曖昧な表現は良くない ダメな物はダメとはっきり言わないと
しなくて良いと思われてしまうようだ。
ここで工場のオーナーが中国式のお茶を出してくれたのだが
湯呑程度の器に茶こしが入っており 茶葉が沢山入っている。
それに湯を入れ ふたをして わずかにずらしたふたの隙間から
小さな湯呑にお茶を入れた。
湯呑が小さい為 お茶はこぼれるのだが こぼれて良いように
すのこ上でお茶を注ぎ こぼれたお茶は下に溜まるような台を使用していた。
なにせ湯呑が小さいので 一口で飲んでしまう。
オーナーはお茶を飲み干すとすぐに注ぐので 話どころでは無い。
ケラーは喉が渇いていたので 5杯のお茶を飲んだが
その間オーナーはひたすらお茶を作り、注ぎ続けた。
3杯目で薄くなったので 茶葉を変えろと言ったので
うるさい日本人と思ったのだろうな~。
写真は成型工場を前にした中国の社長と商社の人。
工場を見学したが 凄い匂いで目がシバシバする。
従業員はそんな環境の中 ひたすら作業をしていた。
日本では考えられない。
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