ALSになっても仕事をやりたい

ALSになっても仕事をやりたい

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

希望1111

希望1111

Calendar

Comments

パラデイソス@ Re:みなさまのご意見をお聞かせください(10/28) 明けない夜男さん、お返事が遅くなりまし…
明けない夜男@ グループハウスに移動されました パラデイソスさん  グループハウスのホー…
626iwzih@ Re:幹細胞移植を受けます(04/01) 528248jhoccb着罪佐谆诅注6注g谆rx 大注…
questor@ Re:幹細胞移植を受けます(04/01) 私は脳出血後遺症の片麻痺者です。ちょう…
パラデイソス@ Re:みなさまのご意見をお聞かせください(10/28) 空けない夜男さん、希望さんの近況を教え…

Freepage List

2011.08.20
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


僕はやりたいことがあります。何人かの方には話しましたが、ブログに書くのは初めてです。それはALSのような神経難病患者が、安心して療養できるような街づくりをしたいのです。

現実は介護力や経済力がないという理由で呼吸器を付けずに死を選択している患者さんがいらっしゃいます。また呼吸器を付けている患者さんでも介護をしている家族になにかあれば大変なことになるということを不安に思っているのが現状です。
介護力や経済力がないという理由で死を選択しなくていいように、安心して長期療養できる住まいを確保したいのです。

ドイツのベーテルという町のことを聞いたことはありますか?町全体が障害者(てんかんが始まり)の町で、福祉政策のお手本として有名です。
できれば、関東地方に神経難病の患者が安心して暮らせて、しかも充実した気持ちになれるような環境の町が作れればいいなと思っています。
夢のような話ですが、その町では教育、福祉、生活、環境などをより自然と調和し、理想に近づけて、豊かな気持ちで暮らせるまちづくりができればなと思っています。
僕は、これらの考えを「難病タウン構想」と呼ぶことにしました。

以上のことを目標として、まず僕が始めているのは、患者や識者や福祉関係者との交流です。(千葉県患者会のHP作成も患者間の交流や情報の共有が大きな目的です)
患者さんの考え方、悩んでいることなど本心が知りたいのです。最も重要な問題は呼吸器装着をどうするかだと思います。呼吸器装着については介護負担を心配する患者、寝たきりになってまで生きたくないという患者、生きる目標がなくなったという患者など悩ましい問題があります。
介護力がないという理由で、呼吸器を付けずに死を選択することをなくしたいと思っています。
特に女性の30代~40代は呼吸器を付けない方が多いと言われています。(多分、家族による介護が困難のためと思われます)
また呼吸器を付けられている患者さんについても、安心して療養できる方策が必要と考えます。

そのために
医療や介護体制の心配がない住まいを確保することが大事だと思います。介護効率を高めるために集合住宅や地価が安いとこであれば平屋の住宅を確保して(数名の共同生活も可能)介護体制を構築することで家族の介護力がなくても患者は安心し呼吸器を付けて生きることを選択できるし、呼吸器を付けている患者さんもこのような住まいがあれば安心して療養が出来ると思います。
介護の制度や施設のレイアウトなどALSなどの神経難病患者の視点が入らないといいものはできないと思います。また、行政などに働きかけていく時は,患者・家族・支援者の知識や経験を総結集し、患者と家族を中心として、まとまって行動を起こすことが重要になります。身体的なハンディはありますが、患者自身の参加と連帯こそが上記のような制度の改善や障害者の支え合いや生きがいある生活の場を造り出してゆく要になるのだと思います。
僕はALS患者さんだけでなく、ほかの神経難病患者とも連携が必要であり、交流を始めています。

この「難病タウン構想」に賛同くださる方は一緒に取り組みませんか? また、「難病タウン構想」に対するご意見など、ぜひコメントやメールをいただけませんか?

ALS患者は移動することが困難で、なかなか集まって話し合う機会がありませんが、僕の場合は全くしゃべれなくなりましたが、まだ歩けますので患者さんを訪問して、連携をとって取り組みませんかということを呼びかけています。
千葉県の場合、患者さんは約400人いらっしゃるんですが、ALS協会加入は約150人で、加入されていない方は住所もわからない状況で、多くの患者さんは孤立されていると思います。患者さんは人それぞれですから押し付けはできませんが、この過酷な病気と闘っている患者さん同士の連携をとっていくため、行政や医療機関の協力を得て少しずつでもいいから前に進みたいと思っています。
8月18日は群馬県支部の患者さんと、このテーマについて意見交換を行いました。安心して療養できる施設は必要との意見でした。またネットもいいけどお互いのぬくもりを感じて話し合うこのような機会は大事だとの意見が多くありました。

今後も、皆様からご意見をお聞きできる機会を作っていきたいと思っています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.08.20 16:30:32
コメント(18) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: